Wine Spectatorの年間トップ100、昨日の10位、9位に続いて、8位、7位が発表されました。

8位はナパのカベルネ・ソーヴィニヨン「Meyer」(メイヤー)。フライパンで有名なブランドのオーナーが作ったワイナリーで、ナパの南東の端ゴードン・ヴァレーというところにあります。ナパも、オークヴィルやラザフォードなど中心部分はほとんど開発しつくされているので、ナパ郡の中でも地理的なナパ・ヴァレーをはずれたクームズヴィルやチャイルズ・ヴァレーなどがこれからは面白そうです。

ワインメーカーはトーマス・リヴァース・ブラウン。さすがですね。

参考:
トーマス・リヴァース・ブラウンの凄さの一端に触れ、まさに「天才」だと思った話(前編)
トーマス・リヴァース・ブラウンの凄さの一端に触れ、まさに「天才」だと思った話(後編)

残念ながらこのワインは日本には輸入されていないようです。

10位から8位までカリフォルニアワインが続きました。例年3~5本くらいだと思うので、今年は多いですね。山火事の後で忖度があった? というのは冗談ですが。上位にも期待したいところです。

7位はフランスのサンテミリオンのワイン。シャトー・カノン・ラ・ガフリエール2014。これは日本にも入っています。


トーマス・リヴァース・ブラウン自身のブランド「リヴァース・マリー」のカベルネ・ソーヴィニヨンなどは日本にも入っています。ほかにレヴァーナ、プリド~ウォーカー、シュレーダーなどありますが、どれも高価です。