サクラアワードも受賞、コスパ高い秀逸ジンファンデル
Date: 2022/04/25
Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
ちょっと傷を入れてしまいましたが、印象に残るラベルのワインです。インポーター情報によると、ワイナリー名の由来は以下の伝説で、ラベルはそれを描いたもののようです。
「スペシャリストの伝説を知っている?ロダイの伝説的な古木ジンファンデルに登り夜遅くまで月明かりに照らされながら、ブドウにセレナーデを聞かせる姿を畑で見たと何人かが証言している。彼は錬金術師だ。元素を超自然的なワインに変換させる事が出来る。
ブドウ畑とジンファンデルのブドウに献身的に尽くし、その深い知識が真にジンファンデルに特化したワイン造りを後押しする。」
ブラックベリーやアメリカンチェリーの風味。タンニンは少なめでスムーズな飲み心地。甘やかさはありますが、濃すぎず、美味しいジンファンデルです。実売2000円程度のワインとしてはかなり秀逸といっていいでしょう。
後から知ったのですが、実は2021年のサクラアワードで、ダイヤモンド・トロフィーと特別賞(コストパフォーマンス賞)を受賞しているのだそうです。
これからの季節は10℃くらいまで冷やして飲むのもお薦めです。酸やタンニンが強い赤ワインは冷やすと渋さや酸っぱさが引き立ってしまいますが、これはひやしても大丈夫。温度が上がっての変化も楽しめます。