Wassy's渾身のカリフォルニアワインセール,終了まであと6時間くらい。買い物忘れはないですか? せっかくだから何か買いたいけど,何がいいか思いつかないという人は「Wassy'sのセールからお勧めPのPなど」を参照してくださいませ~
Wassy'sのカリフォルニアワイン一覧
Wassy'sのカリフォルニアワイン一覧
異常に寒い日が続いていますが,今週末は東京も桜が見頃になりそうです。花見でワインを飲む人ももちろんいるでしょうが,ガラスのグラスは割れたら危ないし,屋外ではちょっと使いにくいもの。そんなときにお勧めなのが,プラスチックでできた「割れないグラス」です。
写真のグラスは昨年紹介したもの。日本ではDean & Delucaで売ってます(どこでもあるかどうかは不明,品川にはありました)。私が昨年地引網で持っていったときも結構周りから注目を集めました。
もっと手軽に飲むならば缶入りのワインもあります。オーストラリア産のものが比較的入手しやすいですが,カリフォルニアならコッポラのスパークリング「ソフィア」の缶があります。中身は普通のソフィアと同じ。ストローも付いているので,これで飲んでいたらファッションモデルのようですね(笑)。
コメントでうえはらさんからお勧めいただいたPlaty Preserveは,当ブログで何回か紹介しているワインの保存袋。これに移し変えていけば,帰りはくるくる丸めて簡単に持ち帰れます。ビンを割ったり倒したりする心配もないのでこれもいいですね。
もう一つコメントでのりこさんからお勧めいただいたプラスチック製のフルートグラスはこれでしょうかねえ。組み立て式ということで持ち運びがかさばらないのがよさそうです。
写真のグラスは昨年紹介したもの。日本ではDean & Delucaで売ってます(どこでもあるかどうかは不明,品川にはありました)。私が昨年地引網で持っていったときも結構周りから注目を集めました。
もっと手軽に飲むならば缶入りのワインもあります。オーストラリア産のものが比較的入手しやすいですが,カリフォルニアならコッポラのスパークリング「ソフィア」の缶があります。中身は普通のソフィアと同じ。ストローも付いているので,これで飲んでいたらファッションモデルのようですね(笑)。
コメントでうえはらさんからお勧めいただいたPlaty Preserveは,当ブログで何回か紹介しているワインの保存袋。これに移し変えていけば,帰りはくるくる丸めて簡単に持ち帰れます。ビンを割ったり倒したりする心配もないのでこれもいいですね。
もう一つコメントでのりこさんからお勧めいただいたプラスチック製のフルートグラスはこれでしょうかねえ。組み立て式ということで持ち運びがかさばらないのがよさそうです。
Caleraの2006は最近ショップでずいぶん安く出ています。これまでこのヴィンテージではdancyuの5000円以下ピノでトップだったMt. Harlan Cuveeを何回も飲んでいますが,初めて単一畑ものに手を出してみました。
やや濃いめのしっかりとした味わい。香りもすみれ系。ちょっと甘苦いテイストがあって,もしかすると熱に当たったのかなあという感じもあります。ただ,この前に別のショップで買ったMt. Harlan Cuveeも似たような感じがあったので,もしかするとこのヴィンテージの今の状態がそういう味わいになっているのかもしれません。今回のボトルだけだとMt. Harlan Cuveeで十分だったかという気もしましたが,1本だけで判断するのは早計でしょう。カレラの単一畑はやはり10年経ってから飲むべきなのかも。
Napa StationのChardonnayはCostco(コストコ)で買ったもの。価格は多分1000円台前半です。
軽いトロピカルフルーツの味わい。するする飲めていいのですが,ちょっと酸が足りないかなあ。もう少し低い温度で飲んだ方がよかったかもしれません。
悪くはないのですが何かピンとこない。ワインのせいなのか自分のせいなのか。
こういうときもあります。
やや濃いめのしっかりとした味わい。香りもすみれ系。ちょっと甘苦いテイストがあって,もしかすると熱に当たったのかなあという感じもあります。ただ,この前に別のショップで買ったMt. Harlan Cuveeも似たような感じがあったので,もしかするとこのヴィンテージの今の状態がそういう味わいになっているのかもしれません。今回のボトルだけだとMt. Harlan Cuveeで十分だったかという気もしましたが,1本だけで判断するのは早計でしょう。カレラの単一畑はやはり10年経ってから飲むべきなのかも。
Napa StationのChardonnayはCostco(コストコ)で買ったもの。価格は多分1000円台前半です。
軽いトロピカルフルーツの味わい。するする飲めていいのですが,ちょっと酸が足りないかなあ。もう少し低い温度で飲んだ方がよかったかもしれません。
悪くはないのですが何かピンとこない。ワインのせいなのか自分のせいなのか。
こういうときもあります。
Evernote,最初に入れたときの印象があまりよくなかったので,ほとんど入れたきりになっていたのですが,絶賛する人が多いので,もう一回取り組んでみようと小暮さん,いしたにさんの本を買ってみました。
Google Analyticsでレポートをメール送信する機能を使って,EvernoteにAnalyticsレポートを保存していく方法など,なるほどと思い,いろいろ試そうという気になってきました。
iPhoneでAwesome Noteというメモアプリを使っているのですが,これまでサーバー連携をGoogle Docsとやっていてちょっと使いにくく感じていたのですが,これを機にEvernote連携に変えたらだいぶいい感じになりました。というわけで,Evernoteよくわかんないよという人は一度読んでみるといいかもしれません。
ところで,最近本をAmazonよりも楽天で買うことが増えました。ワインやら電化製品やらで楽天使うのでポイントを共通化したいというのもありますが,こっちの方が包装が簡易なのも理由の一つ。全品送料無料のときも多いので,特に1500円未満のものを買うときにはチェックした方がよいかも。以前は発送が遅いという問題があったのですが,最近はかなり早くなりました(一昨日注文した本は昨日ついてました)。
なので今回は楽天で紹介。今は送料無料です。
Google Analyticsでレポートをメール送信する機能を使って,EvernoteにAnalyticsレポートを保存していく方法など,なるほどと思い,いろいろ試そうという気になってきました。
iPhoneでAwesome Noteというメモアプリを使っているのですが,これまでサーバー連携をGoogle Docsとやっていてちょっと使いにくく感じていたのですが,これを機にEvernote連携に変えたらだいぶいい感じになりました。というわけで,Evernoteよくわかんないよという人は一度読んでみるといいかもしれません。
ところで,最近本をAmazonよりも楽天で買うことが増えました。ワインやら電化製品やらで楽天使うのでポイントを共通化したいというのもありますが,こっちの方が包装が簡易なのも理由の一つ。全品送料無料のときも多いので,特に1500円未満のものを買うときにはチェックした方がよいかも。以前は発送が遅いという問題があったのですが,最近はかなり早くなりました(一昨日注文した本は昨日ついてました)。
なので今回は楽天で紹介。今は送料無料です。
現ブログで検索しても見つからなかったので,多分先代ブログ(2006年1月まで)で紹介したことがある,ジョージ・ルーカスとフランシス・コッポラのコラボワイン「スカイウォーカー」が国内で発売になったようです。
ジョージ・ルーカスはワインとあまり関係なさそうですが,彼のスタジオLucasfilmや彼が居住するSkywalker Ranchというのがサンフランシスコの北,マリンカウンティのNicasioというところにあり,ナパやソノマにはすぐなのです。このワインのブドウもSkywalker Ranch産のもので醸造はコッポラで行っています。かなり海に近いエリアですから冷涼な気候だと思われます。実際,Marin Countyで一番作られているのはPinot Noirなのですが,SkywalkerのワインはMerlotとChardonnay。このあたりはルーカスの趣味なのでしょうか。
ジョージ・ルーカスはワインとあまり関係なさそうですが,彼のスタジオLucasfilmや彼が居住するSkywalker Ranchというのがサンフランシスコの北,マリンカウンティのNicasioというところにあり,ナパやソノマにはすぐなのです。このワインのブドウもSkywalker Ranch産のもので醸造はコッポラで行っています。かなり海に近いエリアですから冷涼な気候だと思われます。実際,Marin Countyで一番作られているのはPinot Noirなのですが,SkywalkerのワインはMerlotとChardonnay。このあたりはルーカスの趣味なのでしょうか。
"【とんかつ豚組5周年だよ】3月21日、西麻布豚組は5周年を迎えます。で、周年祝いの大盤振る舞いを勝手に決めました。3/21〜3/28の間、ご希望の方にはとんかつを厚さ約3cmの「超厚切り」に無料でアップグレードします!(但しロースのみ)"Twitter / 豚組(とんかつ・しゃぶ庵・やきや)
というのをTwitterで読み,とんかつ好きとしてこれまでも気になっておりながらなかなか行けなかった西麻布の豚組に,意を決して行ってきました。
頼んだのは1500円のランチ。ロースとんかつにキャベツ,お新香,味噌汁,ご飯がつくセットです。このロースカツが同じ値段で3cmの厚みの肉になってしまうというからびっくりです。ちなみにこの日のランチセットの肉は「琉香豚」(りゅうかとん)と書いてありました。沖縄県産の豚で,「那覇ミート」の紹介によると,旨みが多く,脂身が少ない豚のようです。
初対面の方も含めて,この日集まった5名(うち女性2名),もちろん全員これを注文です。しばらく待っていると,5周年記念だというサービスのコロッケが出てきました。
俵型に作られたこのコロッケ,よくこの形のまま揚げたなと思うほど柔らかく,ジャガイモの味がとてもよい,これだけでもかなりの逸品です。
そして20分ほど待ってようやく来ました,3cmとんかつ。
分厚いです。デンとしてます。断面はこんな感じ。
パソコンのブラウザで見たら,大体この写真が実物大だと考えていいと思います。他のメンバーは,100円玉と厚さを比べたり,iPhoneで定規ソフトをダウンロードして測ったり,となかなかユニークな行動に出ていました。ちなみに100円玉の直径は22.6mm,500円玉は26.5mmだそうです。1円玉は20.0mmちょうど。
さて,肝心のとんかつの味ですが,こんなのおいしいに決まっています。琉香豚の性質のせいか,脂っぽさは少なく,意外とあっさりしています。脂の旨みを味わうというより3cmの厚さでゆっくりと火を通された肉自身の旨みを楽しむタイプ。肉汁たっぷりで噛むごとに味が口中に広がるのが3cmの醍醐味でしょう。衣もサクサクで,おいしいです。それにしてもこれだけの厚みの肉を固くならず,中までしっかり火を通して揚げる技術もさすが。
あ,もちろん「とんかつは塩」派として塩でいただきました。他のメンバーも大体塩を使っていたようでした。
それとこの店はとんかつだけでなく,他のものも全部レベルが高かったです。お米や味噌汁の味もよかったし,キャベツにかけたフルーツポン酢も秀逸。キャベツはボウルに入ったのを取り分けて食べたのですが,個人的にはボウルからむしゃむしゃ食べたかったくらい。小皿に取って食べたので,ちょっと控えめにしてしまいました。そこだけちょっと後悔。また,ちょっとスモークの効いた沢庵も意外な美味。沢庵はほかではあまり食べないのですが,これはマジでおいしかったです。
というわけで大満足の3cmとんかつでした。またやってください。
Wassy'sのセール,膨大すぎてどれがお買い得か見極めるのも大変だと思いますので,いくつかお勧めを選んでみました。
まずはシャルドネでHeintzとPatz&HallのDutton Ranch。どちらもポイントを計算に入れると4000円台半ば。ほぼ現地価格に近いところです。特にHeintzは,同じブドウを使っているLittoraiのワインなどは60ドル程度するのが普通ですから,かなりお買い得。Dutton RanchはP&Hのシャルドネの中でもトロピカルフルーツの味わいの濃いもの。安心して飲めるおいしさがあります。
次はカベルネでスポッツウッドのEstate 2004とLyndenhurst 2005。2004はWine Advocate誌で91点とここにしてはそれほど高くない評価ではありますが,市価は140ドルくらいから。これがポイント入れたらほぼ8000円ですからばかみたいな値段です。LyndenhurstはSpottswoodeのセカンドワインです。2005年はWine Advocate誌で89点。米国では60ドル近くしますが,ポイントを入れたら4000円台という激安。
最後はピノでPisoni EstateのPisoni Vineyard。有名なPisoniの畑のワインですが,畑の持ち主のGary Pisoniのワイナリが作るもので,数あるPisoniのワインの中でも評価が高く入手も難しいワインです。ポイント計算に入れると1万円を切るというのは破格の値段。2005年はWA誌で94+,2006年は95+という高評価です。特にフルボディのピノが好きな人にはお勧め。
まずはシャルドネでHeintzとPatz&HallのDutton Ranch。どちらもポイントを計算に入れると4000円台半ば。ほぼ現地価格に近いところです。特にHeintzは,同じブドウを使っているLittoraiのワインなどは60ドル程度するのが普通ですから,かなりお買い得。Dutton RanchはP&Hのシャルドネの中でもトロピカルフルーツの味わいの濃いもの。安心して飲めるおいしさがあります。
次はカベルネでスポッツウッドのEstate 2004とLyndenhurst 2005。2004はWine Advocate誌で91点とここにしてはそれほど高くない評価ではありますが,市価は140ドルくらいから。これがポイント入れたらほぼ8000円ですからばかみたいな値段です。LyndenhurstはSpottswoodeのセカンドワインです。2005年はWine Advocate誌で89点。米国では60ドル近くしますが,ポイントを入れたら4000円台という激安。
最後はピノでPisoni EstateのPisoni Vineyard。有名なPisoniの畑のワインですが,畑の持ち主のGary Pisoniのワイナリが作るもので,数あるPisoniのワインの中でも評価が高く入手も難しいワインです。ポイント計算に入れると1万円を切るというのは破格の値段。2005年はWA誌で94+,2006年は95+という高評価です。特にフルボディのピノが好きな人にはお勧め。
オンラインWassy’sで決算セールをしており,カリフォルニアワインは全品ポイント10倍,すなわち表示価格よりも実質1割安で買えます。しかも,全品楽天最安価格(Wassy's調べ)。ついでに6本買うと送料無料。
メルマガによると
いやあ,立派です。立派というよりほかにいいようがありません。
Wassy'sのカリフォルニアワイン一覧
「ちなみに、その後、他店にもっと価格潜られる可能性も
あるわけです( ̄□ ̄;)!!」ということですから,もし最安じゃなかったらごめんなさいですが,とにかくそれだけ調べたというだけでも頭が下がります。
メルマガによると
先週、438種類のカリフォルニアワインの全てを
楽天最安値に合わせました。
↑超!手作業です。
・・・・これ、最安値ちゃうやんか!と言うのが
あったら、、、ゴメンナサイ。
手作業ですから、、、
人は、間違いをおかす生き物ですm(_ _)m
全部検索かけましたから、、、、
いやあ,立派です。立派というよりほかにいいようがありません。
Wassy'sのカリフォルニアワイン一覧
「ちなみに、その後、他店にもっと価格潜られる可能性も
あるわけです( ̄□ ̄;)!!」ということですから,もし最安じゃなかったらごめんなさいですが,とにかくそれだけ調べたというだけでも頭が下がります。
敬愛するshuzさんがYOMIURI ONLINEに書いているコラムで熱劣化の話がありました(これでわかる熱で劣化したワイン : 話飲徒然草)。
これに茶々を入れるわけではありませんが,「ワインは、温度や光、振動など、さまざまな要素に敏感な、いわば生鮮食品のような飲み物だといわれます」というところでちょっと考えてしまいました。
ワインの味にコンディションが占める要素というのがかなりあることは僕自身,shuzさんらにずいぶん教えていただきました。それはもちろん,分かるのですが,逆に考えて飲み物の中でワインほど時間をかけて飲むものって他にあるんでしょうか?
もちろん,ウイスキーやブランデー,あるいは泡盛など蒸留酒は数十年の熟成は珍しいことではありません。ポートのようにアルコール度が高いものも何十年の寿命があります。
一方で醸造酒ではどうでしょう? 日本酒は最近でこそ古酒も飲まれるようになってきましたが,基本的にはフレッシュな味わいを楽しむものだと思いますし,ビールなんて作ってから飲むまで短ければ短いほどおいしいのではないかと思います(工場やマイクロブルワリで飲むビールはおいしいですよね)。
アルコール類を除くと,お茶やジュースなども早く飲んだ方がいいし,置いておくことでおいしくなる飲み物ってほとんど思い当たりません。
そう考えるとワインって異常なほど長持ちする飲み物なのだなあという気がします。どうしてワインだけが長持ちするのかと思うとなんだか不思議です。状態を崩しやすい醸造酒だからこそ,大事に保存しないといけないのでしょうけど。
ネタなし戯れ言で失礼しました。
これに茶々を入れるわけではありませんが,「ワインは、温度や光、振動など、さまざまな要素に敏感な、いわば生鮮食品のような飲み物だといわれます」というところでちょっと考えてしまいました。
ワインの味にコンディションが占める要素というのがかなりあることは僕自身,shuzさんらにずいぶん教えていただきました。それはもちろん,分かるのですが,逆に考えて飲み物の中でワインほど時間をかけて飲むものって他にあるんでしょうか?
もちろん,ウイスキーやブランデー,あるいは泡盛など蒸留酒は数十年の熟成は珍しいことではありません。ポートのようにアルコール度が高いものも何十年の寿命があります。
一方で醸造酒ではどうでしょう? 日本酒は最近でこそ古酒も飲まれるようになってきましたが,基本的にはフレッシュな味わいを楽しむものだと思いますし,ビールなんて作ってから飲むまで短ければ短いほどおいしいのではないかと思います(工場やマイクロブルワリで飲むビールはおいしいですよね)。
アルコール類を除くと,お茶やジュースなども早く飲んだ方がいいし,置いておくことでおいしくなる飲み物ってほとんど思い当たりません。
そう考えるとワインって異常なほど長持ちする飲み物なのだなあという気がします。どうしてワインだけが長持ちするのかと思うとなんだか不思議です。状態を崩しやすい醸造酒だからこそ,大事に保存しないといけないのでしょうけど。
ネタなし戯れ言で失礼しました。
ダービース(Derbes)が作っている珍しいピノ・ノワールとピノ・ムニエの50%/50%混醸ワイン「Les Pinot」が輸入元終売で安くなっています。ワイナリ価格で45ドルが5600円。普通のピノも5200円とかなり安いです。
紹介しそこねたパーカー高評価のオレゴン泡などで紹介したトニー・ソーターがオレゴンで作る高評価のスパークリング・ワイン「ソーター・ブリュット・ロゼ」。今度はカリフォルニアワインあらかるとで税込み4000円台で出ています。米国でも50ドル近くするワインですから現地価格。パーカーも「one of best domestic bubbles ever tasted」とTwitterでつぶやいています。
Fess Parker WineryのFess Parkerさんが85歳で亡くなったそうです。
俳優として活躍し,その後不動産開発に乗り出し,1989年にワイン造りを始めました。
ご冥福をお祈りします。
"Actor, developer and vintner Fess E. Parker, Jr passed away March 18th, 2010, at his home in the Santa Ynez Valley. Mr. Parker was 85 years old."
Beloved American Icon, Fess Parker, Passes Away
俳優として活躍し,その後不動産開発に乗り出し,1989年にワイン造りを始めました。
ご冥福をお祈りします。
本が好き!で献本いただいた本です。
Twitterの本は数ありますが,本書は初心者というよりも初級者向け。Twitterを使いこなすためのノウハウに絞って書いているので,全くTwitterを使ったことがない人にとってはやや取っ付きにくそう。TwitterをWebサイトだけで使っている人が,専用クライアントにステップアップしたいときに読むのがベストではないかと思う。
特に力を入れて紹介しているのはTweetDeckとHootSuite。どちらもタイムラインを追うだけでなく,複数カラムを使ってさまざまな情報を流せるのが特徴です。iPhoneに関する肯定的あるいは否定的なTweetだけを表示するカラムを作ってみるなど,複数カラムの使いこなしについてはかなりマニアックなほど詳しく書いてあります。
フォローする人の見つけ方も,単に有名人をフォローするというやり方ではなく,自分の趣味に合う人をどう探すか,さまざまな方法を紹介していて参考になりました。
なお,タイトルのパワーユーザー100人というのは,どういったクライアントを使っているかのアンケートに答えた人数。使いこなし自体は筆者の経験によるものが中心です。
Twitter使いこなし術
書評
Twitterの本は数ありますが,本書は初心者というよりも初級者向け。Twitterを使いこなすためのノウハウに絞って書いているので,全くTwitterを使ったことがない人にとってはやや取っ付きにくそう。TwitterをWebサイトだけで使っている人が,専用クライアントにステップアップしたいときに読むのがベストではないかと思う。
特に力を入れて紹介しているのはTweetDeckとHootSuite。どちらもタイムラインを追うだけでなく,複数カラムを使ってさまざまな情報を流せるのが特徴です。iPhoneに関する肯定的あるいは否定的なTweetだけを表示するカラムを作ってみるなど,複数カラムの使いこなしについてはかなりマニアックなほど詳しく書いてあります。
フォローする人の見つけ方も,単に有名人をフォローするというやり方ではなく,自分の趣味に合う人をどう探すか,さまざまな方法を紹介していて参考になりました。
なお,タイトルのパワーユーザー100人というのは,どういったクライアントを使っているかのアンケートに答えた人数。使いこなし自体は筆者の経験によるものが中心です。
Twitter使いこなし術
- 根岸智幸
- アスキー・メディアワークス
- 780円
書評
最近Twitterでワイン関係の人が増えてきた感じがしますが,先日の質問にもあったようにテロワールってやっぱり話題になりやすいようです。
そもそもテロワールって何かという定義がはっきりしないという問題とか,結論がでなかったり噛みあわなかったりする部分が多いのですが,そもそも科学的アプローチを取りづらいこともあるような気がします。具体的には,ワイン造りに様々なパラメーターがある中で,畑の場所だけを変えて後は同じ条件でワインを作るというのがテロワールの違いを見るための唯一信頼できる方法だと思うのですが,現実にはそれは無理なわけです。醸造レベルで差をつけないというBrewer-Cliftonのようなアプローチはありますが,それにしてもクローンの違いといったものはどうしようもないわけです。
こういった手段が限定された状態で,テロワールをどう捉えたらいいのか。
個人的に一番嫌なのは,テロワールを他との壁を作る道具として使うことです。うえはらさんが言うところの「アンシャンレジーム維持装置」も同じような意味合いではないかと思います。
そうではなく,ここの土地だからこういうワインができたんだね,という個性を伸ばす方向に議論を持っていくのであれば,テロワールの意味があるような気がします。
「差別のためのテロワール」でなく「個性のためのテロワール」。子供の教育ではありませんが,その方がワインも楽しく飲めると思うのですが。
そもそもテロワールって何かという定義がはっきりしないという問題とか,結論がでなかったり噛みあわなかったりする部分が多いのですが,そもそも科学的アプローチを取りづらいこともあるような気がします。具体的には,ワイン造りに様々なパラメーターがある中で,畑の場所だけを変えて後は同じ条件でワインを作るというのがテロワールの違いを見るための唯一信頼できる方法だと思うのですが,現実にはそれは無理なわけです。醸造レベルで差をつけないというBrewer-Cliftonのようなアプローチはありますが,それにしてもクローンの違いといったものはどうしようもないわけです。
こういった手段が限定された状態で,テロワールをどう捉えたらいいのか。
個人的に一番嫌なのは,テロワールを他との壁を作る道具として使うことです。うえはらさんが言うところの「アンシャンレジーム維持装置」も同じような意味合いではないかと思います。
そうではなく,ここの土地だからこういうワインができたんだね,という個性を伸ばす方向に議論を持っていくのであれば,テロワールの意味があるような気がします。
「差別のためのテロワール」でなく「個性のためのテロワール」。子供の教育ではありませんが,その方がワインも楽しく飲めると思うのですが。
スポッツウッドのフラグシップであるエステート・カベルネの日本の価格はときとして安すぎるくらい安いのに,どうしてみんなもっと話題にしないのかと思ってしまうくらいなのですが,きっとみんなこれは大事に置いておいて早飲みしないからなんだろうね,なんてひとり納得している今日この頃です。これまで紹介してきたのは2005年のヴィンテージでしたが,そろそろ2006年に移行してきたようです。
2006年は当初Wine Advocate誌で91-93点というこのワインにしては低い評価だったのですが,2009年末の#186で95点と急激に評価が上がりました。2006年のナパのカベルネは2005年や2007年に比べると男性的で強いワインが多いようですが,反面単調になりがちなのがスポッツウッドでも当初のやや低評価につながったようなのですが,スポッツウッドでは通常よりもボトリングを遅くしたのがよかったのではないかとパーカーは書いています。さらに今回は「ワイン界におけるパリの最高のオートクチュールと考えられる」などとよく分からないコメントも残しています。飲み頃は2034年までと長熟です。米国での価格は110ドル~。これが税込でも1万円以下なのですから,ここはありがたく買っておきましょう。
なお,同ワインの2007年の評価はなんと99点。生産量は2006年の2900ケースから2000ケースに減ります。さすがに1万円以下での販売はないのではないかと思うので,そういう意味でも今年は買っておいた方がよさそうです。
2006年は当初Wine Advocate誌で91-93点というこのワインにしては低い評価だったのですが,2009年末の#186で95点と急激に評価が上がりました。2006年のナパのカベルネは2005年や2007年に比べると男性的で強いワインが多いようですが,反面単調になりがちなのがスポッツウッドでも当初のやや低評価につながったようなのですが,スポッツウッドでは通常よりもボトリングを遅くしたのがよかったのではないかとパーカーは書いています。さらに今回は「ワイン界におけるパリの最高のオートクチュールと考えられる」などとよく分からないコメントも残しています。飲み頃は2034年までと長熟です。米国での価格は110ドル~。これが税込でも1万円以下なのですから,ここはありがたく買っておきましょう。
なお,同ワインの2007年の評価はなんと99点。生産量は2006年の2900ケースから2000ケースに減ります。さすがに1万円以下での販売はないのではないかと思うので,そういう意味でも今年は買っておいた方がよさそうです。
以前にも紹介したカリフォルニアワインあらかるとの激安セットが復活しています。4本で税込み9996円ですから1本当たり2500円。この値段でLoringのGarys'が手にはいるのですから,Garys'は親の遺言で飲めないとかって人を除いたら,絶対お勧めです。残りの3本も値段からすれば十分なワインだと思います。
1本あたり2500円と,単価もそれほど高いわけではないので,Andyなんて信用ならないと思っている人も,ここは一つだまされて買ってみてはどうかと思う次第です。それで,おいしくなかったらご報告ください。もちろん返金はできませんが,「このセット買ったけどAndyにだまされた」,ということはブログで記しますので。
[お試し特価61%OFF]
[1セット購入で同梱12本迄送料無料(クール代込)]
【プレミアムセット-A】
1本あたり2500円と,単価もそれほど高いわけではないので,Andyなんて信用ならないと思っている人も,ここは一つだまされて買ってみてはどうかと思う次第です。それで,おいしくなかったらご報告ください。もちろん返金はできませんが,「このセット買ったけどAndyにだまされた」,ということはブログで記しますので。
[お試し特価61%OFF]
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【プレミアムセット-A】
W. Blake Gray氏が委員長を務めるカリフォルニアワインの名誉の殿堂の2010年授与式が行われ,Gray氏がパーティのレポートを書いています(The Gray Market Report: One great historic tasting)。
供されたワインは
1956 Louis M. Martini Pinot Noir
1970 Louis M. Martini Special Selection Cabernet Sauvignon
1978 Diamond Creek Vineyards Gravelly Meadow Diamond Mountain Cabernet Sauvignon
1985 Stag's Leap Wine Cellars SLV Vineyard Cabernet Sauvignon
1969 Mayacamas Vineyards Cabernet Sauvignon
1985 Heitz Martha's Vineyard Cabernet
1997 Joseph Phelps Insignia
の7本。HeitzのMartha'sだけブショネだったそうですが,あとは健全なワインだったとのこと。やはりカベルネが中心のラインナップですが,一番古いワインが1956年のピノというのが興味深いところ。
実はLouis M. Martiniが正式にワインを作り始めた(ワイナリとして最初に販売した)ヴィンテージは1957年。これはその前のワインであり,もうワイナリにも1本しか残っていないという貴重なものだったそうです。きれいに熟成し,すばらしく複雑なアインだったとか。このワインの元になったMartiniクローンはカリフォルニアピノの1/3を占めているといいます。これだけ古い,カリフォルニアのピノ,飲んでみたいです。
さて,紹介が遅れましたが,今年殿堂入りしたのはLeon Adams,Andy Beckstoffer,Al Brounstein,Randall Grahm,Zelma Longの5人。Leon AdamsはWine Instituteの創設者,Andy Beckstofferはナパ最大の畑の持ち主,Al Brounstein氏は今回ワインも提供したDiamond Creekの創設者。2006年に亡くなっています。Randall GrahmはBonny Doonの創設者,Zalma Longは元Robert Mondaviのワインメーカーで,その後Simiを創設しました。
供されたワインは
1956 Louis M. Martini Pinot Noir
1970 Louis M. Martini Special Selection Cabernet Sauvignon
1978 Diamond Creek Vineyards Gravelly Meadow Diamond Mountain Cabernet Sauvignon
1985 Stag's Leap Wine Cellars SLV Vineyard Cabernet Sauvignon
1969 Mayacamas Vineyards Cabernet Sauvignon
1985 Heitz Martha's Vineyard Cabernet
1997 Joseph Phelps Insignia
の7本。HeitzのMartha'sだけブショネだったそうですが,あとは健全なワインだったとのこと。やはりカベルネが中心のラインナップですが,一番古いワインが1956年のピノというのが興味深いところ。
実はLouis M. Martiniが正式にワインを作り始めた(ワイナリとして最初に販売した)ヴィンテージは1957年。これはその前のワインであり,もうワイナリにも1本しか残っていないという貴重なものだったそうです。きれいに熟成し,すばらしく複雑なアインだったとか。このワインの元になったMartiniクローンはカリフォルニアピノの1/3を占めているといいます。これだけ古い,カリフォルニアのピノ,飲んでみたいです。
さて,紹介が遅れましたが,今年殿堂入りしたのはLeon Adams,Andy Beckstoffer,Al Brounstein,Randall Grahm,Zelma Longの5人。Leon AdamsはWine Instituteの創設者,Andy Beckstofferはナパ最大の畑の持ち主,Al Brounstein氏は今回ワインも提供したDiamond Creekの創設者。2006年に亡くなっています。Randall GrahmはBonny Doonの創設者,Zalma Longは元Robert Mondaviのワインメーカーで,その後Simiを創設しました。
15日16日と,ネット上の誹謗中傷についていくつかの「事件」が起きました。これらに関連して思うところを書いておきたいと思います。長いし,鬱陶しい記述もあるかもしれないので,ご注意ください。
まずは2回ほどiPhoneアプリの記事を寄稿したAppBankでAppleStoreのレビュー欄でのポケットベガスに対する事実無根の書き込み行為をおやめください。という記事が15日に掲載されました。AppBankのポケットベガスというゲームのレビュー欄の内容に抗議するものです。
まずは2回ほどiPhoneアプリの記事を寄稿したAppBankでAppleStoreのレビュー欄でのポケットベガスに対する事実無根の書き込み行為をおやめください。という記事が15日に掲載されました。AppBankのポケットベガスというゲームのレビュー欄の内容に抗議するものです。
» 続きを読む
マクドナルドのBig Americaシリーズ,大評判ですね。僕もすぐに終わってしまったニューヨークバーガーを除いた3種類を食べました。個人的には今やっているカリフォルニアバーガーが一番気に入り。ロコモコ好きな妻はハワイアンが良かったそうです。
さて,マクドナルドの「おいしさのヒミツ」のページにカリフォルニアバーガーの一番のポイントと書かれているのが「カリフォルニア産赤ワインを使用した特製ソース」。ちょっとスパイスが利いていて,僕もおいしいと思いました。ではこの「赤ワインて何?」と疑問を投げかけたのがのりこさんです。
僕はなんとなく1~3ではないような気がして「メルロー」なんて答えてみたのですが,答えは分かりません。のりこさんが今朝マクドナルドに電凸したところ,「カリフォルニア・バーガーに使ってるワインの品種は、情報がなくわからないとのことでした~」と残念な答え。「佐賀福岡問題」では即答し,樋口さんに「おそるべし」と書かれたマクドナルドのコールセンターですが,カリフォルニアワインはカバー範囲に入っていなかったようです。
せっかくだから調べておいてね>マクドナルド様
さて,マクドナルドの「おいしさのヒミツ」のページにカリフォルニアバーガーの一番のポイントと書かれているのが「カリフォルニア産赤ワインを使用した特製ソース」。ちょっとスパイスが利いていて,僕もおいしいと思いました。ではこの「赤ワインて何?」と疑問を投げかけたのがのりこさんです。
さてここで問題です。カリフォルニアバーガーに使われているカリフォルニアワインのセパージュは次のどれでしょう? 1.カベルネ・ソーヴィニオン 2.ピノ・ノワール 3.ジンファンデル 4.その他
僕はなんとなく1~3ではないような気がして「メルロー」なんて答えてみたのですが,答えは分かりません。のりこさんが今朝マクドナルドに電凸したところ,「カリフォルニア・バーガーに使ってるワインの品種は、情報がなくわからないとのことでした~」と残念な答え。「佐賀福岡問題」では即答し,樋口さんに「おそるべし」と書かれたマクドナルドのコールセンターですが,カリフォルニアワインはカバー範囲に入っていなかったようです。
せっかくだから調べておいてね>マクドナルド様
August Westなどのワインメーカーとして知られているEd Kurtzman氏が新しいプロジェクトを公開しました。Tres Vinicultores(3つのワイン造りといった意味)というこのプロジェクト,Ed Kurtzmanに加え,A.P. VinのAndrew Vingiello,Pali WineのTim Perrが参加してThe Treat,The Industrial,The Centralという3種のワインを作ります。
2010年4月にリリースする最初のワインはThe Treat。醸造したA.P. VinのあるサンフランシスコのTreat Avenueから名前を取ったようです。参加する3ワイナリがいずれもピノを主力とするのでてっきりそれ系かと思いきや,このワインはなんと100% Cabernet Sauvignon。名前は明かせないもののRutherfordの畑からブドウを得ているそうです。150ケースという少量で75ドル。次のようなテイスティング・ノートが書かれています。
残りの2種は10月リリース。The IndustrialがZinfandelでThe Centralがシャルドネのデザートワイン。おそらくThe IndustrialがEd Kurtzman作(名前はAugust Westのワイナリがある地域からでしょう)で,The CentralがTim Perr(名前はCentral Coastからでしょうか)。それぞれ70ケース,120ケース(ハーフボトルで)という少量です。
興味がある方はメーリングリストに登録してみてはいかがでしょうか。
2010年4月にリリースする最初のワインはThe Treat。醸造したA.P. VinのあるサンフランシスコのTreat Avenueから名前を取ったようです。参加する3ワイナリがいずれもピノを主力とするのでてっきりそれ系かと思いきや,このワインはなんと100% Cabernet Sauvignon。名前は明かせないもののRutherfordの畑からブドウを得ているそうです。150ケースという少量で75ドル。次のようなテイスティング・ノートが書かれています。
The first thing you'll notice about the 2007 Treat is the gorgeous, dark velvet color. After swirling the glass and smelling the wine, you'll find aromas of blackberries, chocolate, coffee, anise, and toast. The palate is exquisite with tons of berry fruit and a very lush and substantial texture. There are definitely the tannins for extended aging, but the abundance of ripe fruit doesn't allow them to get in the way of immediate enjoyment.
残りの2種は10月リリース。The IndustrialがZinfandelでThe Centralがシャルドネのデザートワイン。おそらくThe IndustrialがEd Kurtzman作(名前はAugust Westのワイナリがある地域からでしょう)で,The CentralがTim Perr(名前はCentral Coastからでしょうか)。それぞれ70ケース,120ケース(ハーフボトルで)という少量です。
興味がある方はメーリングリストに登録してみてはいかがでしょうか。
Crushpadの日本法人クラッシュパッドが2010年のぶどう畑一覧を公表しました(PDF)。
パッと見やっぱりピノが充実しているような気がします。Alma RosaのLa Encantadaなんかも入っていてちょっとびっくり。
パッと見やっぱりピノが充実しているような気がします。Alma RosaのLa Encantadaなんかも入っていてちょっとびっくり。
Jancis Robinsonが50周年を迎えたRidgeを訪問した記事を書いています(Ridge - a California exception | Tasting Notes & Wine Reviews from Jancis Robinson)。
話の中心になっているテーマの一つがアルコールの度数。ご存知のように多くのカリフォルニアワインは14%を超えていますが,Ridgeは今も13%台の下のほうでとどめています。Jancisはそれを好ましいものとして書いています。RidgeのワインメーカーであるPaul Draperは「high alcohol is the choice of the proprietor. It is not dictated by global warming.」とコメントしています。
Ridgeの良さが分かるのは大人って感じがします。
ところで,記事の下にワインの大まかな価格が出ているのですが,たとえばLytton Springsの英国の価格は23.49ポンドと書かれています。日本円に換算すると3200円台。これって日本の価格と比べて安すぎないですか? 何度も書いてますが,リッジの日本の価格は高すぎます。送料うんぬんという話もありますが,英国に運ぶのに比べて日本への送料がそんなに高いということはないでしょう。オーナーである大塚製薬さんにはこのあたりの努力,もっとしてほしいものです。
話の中心になっているテーマの一つがアルコールの度数。ご存知のように多くのカリフォルニアワインは14%を超えていますが,Ridgeは今も13%台の下のほうでとどめています。Jancisはそれを好ましいものとして書いています。RidgeのワインメーカーであるPaul Draperは「high alcohol is the choice of the proprietor. It is not dictated by global warming.」とコメントしています。
Ridgeの良さが分かるのは大人って感じがします。
ところで,記事の下にワインの大まかな価格が出ているのですが,たとえばLytton Springsの英国の価格は23.49ポンドと書かれています。日本円に換算すると3200円台。これって日本の価格と比べて安すぎないですか? 何度も書いてますが,リッジの日本の価格は高すぎます。送料うんぬんという話もありますが,英国に運ぶのに比べて日本への送料がそんなに高いということはないでしょう。オーナーである大塚製薬さんにはこのあたりの努力,もっとしてほしいものです。
Twitterで受けた質問と,それへの回答を紹介します。
のっけから難しい質問でした。僕の書いた回答は
ところがうえはらさんから「ちょっとネガティブな印象を受ける。確かに方便で「テロワール」という単語を使う人もいるが(そっちの方が多いかも知れんが)、真摯に追求してる人もいて、その辺の人の存在が読み取りにくいと思いました」とダメ出しが出ます。
確かに,「テロワール」という言葉がともすればマーケティング的に便利に使われすぎているような気がしている(米国でということではなく,日本や欧州を含めて)ので,ややネガティブな物言いになってしまっていたかもしれません。こういうあたり,Twitterでは短い時間に判断して書く力が必要ですね。
そこで改めて
と追記しました。
最初に質問された方からは
と返信いただいたので,まあよかったのかな,と思います。
質問はこれからも随時どうぞ。もっと簡単に答えられるのがいいなあ(笑)。
@Sunrise_Bacchus: カリフォルニア・ワイナリーが「テロワール」を語るのは流行りなんでしょうか?それとも変化なんでしょうか?それとも「そんなことない」んでしょうか?
のっけから難しい質問でした。僕の書いた回答は
はやりでしょうね。2000年ころから単一畑ワインが増えた動きと呼応していると思います。
おそらく90年代末のカルトワイン・ブームとも関連していると思うのですが,AVA名を付けるワインを作るよりも,多数の単一畑ワインを作る方向に多くの(特に上位の)ワイナリが動きました。
小ロットでも高品質なものを作ることで名を上げることや,優良顧客に多くのワインを買ってもらうのが目的だったと思います。そのときに単一畑のワインを語るためにテロワールを言い出すところが増えた,というのが僕の理解です。
ところがうえはらさんから「ちょっとネガティブな印象を受ける。確かに方便で「テロワール」という単語を使う人もいるが(そっちの方が多いかも知れんが)、真摯に追求してる人もいて、その辺の人の存在が読み取りにくいと思いました」とダメ出しが出ます。
確かに,「テロワール」という言葉がともすればマーケティング的に便利に使われすぎているような気がしている(米国でということではなく,日本や欧州を含めて)ので,ややネガティブな物言いになってしまっていたかもしれません。こういうあたり,Twitterでは短い時間に判断して書く力が必要ですね。
そこで改めて
あと,ピノやシャルドネをメインとするワイナリの場合,土地の差がワインに現れやすいため,趣味的なほどにさまざまな畑の個性を引き出すことに専念しているケースもあると思います。
で,実はそれを実践した先駆者はRidgeで品種はジンファンデルだったりします。
と追記しました。
最初に質問された方からは
ふむふむ。。面白いですね。カリフォルニア行きたくなってきました!見たい!話したい!
と返信いただいたので,まあよかったのかな,と思います。
質問はこれからも随時どうぞ。もっと簡単に答えられるのがいいなあ(笑)。
ワインショップ フィッチでカレラのミルズとセレックが安いです。ミルズは税抜き4000円,セレックは7500円。ついでに日本独自のブレンド「キュベV」も2500円というリーズナブルさ。
ミルズは米国で44ドルくらい,セレックは75ドルくらいなのでまさに現地価格になってしまいました。キュベV6本買うと送料無料になるので,この際まとめ買いもいいかもしれません。
ミルズは米国で44ドルくらい,セレックは75ドルくらいなのでまさに現地価格になってしまいました。キュベV6本買うと送料無料になるので,この際まとめ買いもいいかもしれません。
今のキッチンのスケールはアナログで最大500gまでしか計れないもの。ボールに何か入れて計るときなど,すぐ振りきれてしまうという難点がありました。
それでも特に今すぐ必要というわけではないのですが,たまたまデジタルのスケールを見て「どうせ高いんでしょ」と思ったらまさかのサブ1000円。思わず衝動買いしてしまいました。
ボールを置いた状態で0にアジャストできるようなので,重宝しそうです。
それでも特に今すぐ必要というわけではないのですが,たまたまデジタルのスケールを見て「どうせ高いんでしょ」と思ったらまさかのサブ1000円。思わず衝動買いしてしまいました。
ボールを置いた状態で0にアジャストできるようなので,重宝しそうです。
オンラインWassy's店長,波田紀子(ハダノリ)さんが3月9日誕生日ということで今日から10日までセールをやっています。サンキューセールで値段は390円,3900円,3万9000円のいずれか。
ここでTurleyのZinfandel Juvenileが3900円で出ています。米国でも平均50ドルするワイン。これは安すぎるほどです。
Turleyについて簡単に紹介しておきます。Turley Wine CellarsのオーナーはLarry Turley。有名なHelen Turleyのお兄さんです。Larryは当初,ナパのFrog’s Leapに出資していましたが,ジンファンデルに専念するためにTurleyを設立しました。ワインメーカーはFailaでも活躍するEhren Jordan。ターリーのジンファンデルは,カリフォルニアでも特異なほど濃く,重いタイプで,それでいて意外なほどバランスが取れていることでマニアが多くいます。
NZワイン11本で3万9000円というのもなかなか興味深い。パリサー,アタランギ,フェルトン・ロード,ドッグポイント,ペガサスベイなど有名所がたっぷりはいってます。
ここでTurleyのZinfandel Juvenileが3900円で出ています。米国でも平均50ドルするワイン。これは安すぎるほどです。
Turleyについて簡単に紹介しておきます。Turley Wine CellarsのオーナーはLarry Turley。有名なHelen Turleyのお兄さんです。Larryは当初,ナパのFrog’s Leapに出資していましたが,ジンファンデルに専念するためにTurleyを設立しました。ワインメーカーはFailaでも活躍するEhren Jordan。ターリーのジンファンデルは,カリフォルニアでも特異なほど濃く,重いタイプで,それでいて意外なほどバランスが取れていることでマニアが多くいます。
NZワイン11本で3万9000円というのもなかなか興味深い。パリサー,アタランギ,フェルトン・ロード,ドッグポイント,ペガサスベイなど有名所がたっぷりはいってます。
カリフォルニアワインの自称エバンジェリストとして,Twitter上で質問を受けることにしました。「@andyma」あてにつぶやいてください。すぐに返信できない場合もありますが,そのあたりはご容赦を。
気持ち的には,先日の記事に書いたような,よく知らないけどネガティブなイメージを持っている人などがもっとよく理解してくれたらなあというところがあります。なので,「えーこんなの聞いて恥ずかしいかも」と思うような質問も大歓迎です。
土曜日の晩に「質問受付ます」とつぶやいたところ早速来たのは「テロワール」というこれまたかなり難物な質問。答える方も力が入ってかえってネガティブになってしまったのではとおしかりを受けました。
質問や回答はここでも紹介させてもらうことがあります。よろしく。
気持ち的には,先日の記事に書いたような,よく知らないけどネガティブなイメージを持っている人などがもっとよく理解してくれたらなあというところがあります。なので,「えーこんなの聞いて恥ずかしいかも」と思うような質問も大歓迎です。
土曜日の晩に「質問受付ます」とつぶやいたところ早速来たのは「テロワール」というこれまたかなり難物な質問。答える方も力が入ってかえってネガティブになってしまったのではとおしかりを受けました。
質問や回答はここでも紹介させてもらうことがあります。よろしく。
メルヴィルはサンタ・バーバラ地区を代表するワイナリの一つ。特に2000年ころから台頭してきた新勢力の旗手とも言えるワイナリです。Wine Advocate誌など評論家の評価も高く,同誌では最高96点のレイティングが付いています。ワインメーカーはGreg Brewer。これも高評価ワインを連発しているBrewer-Cliftonのワインメーカーでもあります。
Brewer-CliftonとMelvilleを比べると,Brewer-Cliftonはやや実験的な面があり,ときに外したようなワインを作ってしまうこともあるのに対し,Melvilleはより馴染みやすい安心して飲める性格のワインが多いように感じています。
それが端的に現れているのがスタンダード・ワインのEstate。安定している上に値段もそこそこなので人気が高く,今やへたをすると上位の単一畑ものよりも入手しにくいワインになってしまっています。
前置きが長くなってしまいましたが,このMelvilleのEstateがカリフォルニアワインあらかるとに入荷しています。ヴィンテージは最新の2008。まだWine Advocate誌でのレイティングは出ていません(2007は94)。入手はお早めにどうぞ。
Brewer-CliftonとMelvilleを比べると,Brewer-Cliftonはやや実験的な面があり,ときに外したようなワインを作ってしまうこともあるのに対し,Melvilleはより馴染みやすい安心して飲める性格のワインが多いように感じています。
それが端的に現れているのがスタンダード・ワインのEstate。安定している上に値段もそこそこなので人気が高く,今やへたをすると上位の単一畑ものよりも入手しにくいワインになってしまっています。
前置きが長くなってしまいましたが,このMelvilleのEstateがカリフォルニアワインあらかるとに入荷しています。ヴィンテージは最新の2008。まだWine Advocate誌でのレイティングは出ていません(2007は94)。入手はお早めにどうぞ。
オンライン・セラー管理の最大手であるCellarTrackerが,オークション結果をデータベース化しているWine Market Journalと提携しました(Cellartracker! Partners with Wine Market Journal for Cellar Valuation - Wine Business News)。
Wine Market Journalは1997年以降の世界のワイン・オークションの結果を全部保存しているそうで,CellarTrackerのユーザーは自身の在庫の価値を簡単に見積もることができるようになるとのこと。
CellarTrackerみたいなサービスを日本で流行らすためにはどうしたらいいかなど,よく考えるのですが,なかなか決め手がありません。ワインセラーが普及して平均保有本数が上がることが大前提になるような気がします。難しいなあ。
Wine Market Journalは1997年以降の世界のワイン・オークションの結果を全部保存しているそうで,CellarTrackerのユーザーは自身の在庫の価値を簡単に見積もることができるようになるとのこと。
CellarTrackerみたいなサービスを日本で流行らすためにはどうしたらいいかなど,よく考えるのですが,なかなか決め手がありません。ワインセラーが普及して平均保有本数が上がることが大前提になるような気がします。難しいなあ。
パリ16区で「希少オールド・ヴィンテージ特集」というのをやっていて,紹介するチャンスをうかがっていたのですが,今日そのなかでvon Strasserを発見。
von Strasserはあまり知っている人がいないと思いますが,ナパのスプリングマウンテンにあるワイナリです。Diamond Creekなんかのご近所さん。いわゆる「山カベ」(山地系の畑のブドウで作られたカベルネ)なので,若いときは固いですが,そろそろいい感じじゃないでしょうか。1998年のカベルネは実は僕も持っていますが,購入価格は50ドルくらいだったはず。10年経って6800円というのはお買い得でしょう。
ついでにもう一つ紹介するのは柳屋の「希少レアワイン特集」に出ていたQuilceda Creekのカベルネ2004。Quilceda Creekといえば,Wine Advocate誌において2002年から2006年の5ビンテージで3回100点を取った化物ワイン。2004年は2006年と並んでわずか99点しか取れなかった年です。なお,Quilceda Creekが位置するワシントン州のワインはロバート・パーカーではなく,現在はJay Miller(以前はPierre Rovani)がレイティングを付けています。日本にはわずかしか入荷されませんし,入荷されても一瞬でなくなるのが普通のワインです。今も残り1本ですが,記事書くときに残っていること自体が少ないので挙げておきます。
von Strasserはあまり知っている人がいないと思いますが,ナパのスプリングマウンテンにあるワイナリです。Diamond Creekなんかのご近所さん。いわゆる「山カベ」(山地系の畑のブドウで作られたカベルネ)なので,若いときは固いですが,そろそろいい感じじゃないでしょうか。1998年のカベルネは実は僕も持っていますが,購入価格は50ドルくらいだったはず。10年経って6800円というのはお買い得でしょう。
ついでにもう一つ紹介するのは柳屋の「希少レアワイン特集」に出ていたQuilceda Creekのカベルネ2004。Quilceda Creekといえば,Wine Advocate誌において2002年から2006年の5ビンテージで3回100点を取った化物ワイン。2004年は2006年と並んでわずか99点しか取れなかった年です。なお,Quilceda Creekが位置するワシントン州のワインはロバート・パーカーではなく,現在はJay Miller(以前はPierre Rovani)がレイティングを付けています。日本にはわずかしか入荷されませんし,入荷されても一瞬でなくなるのが普通のワインです。今も残り1本ですが,記事書くときに残っていること自体が少ないので挙げておきます。
タカムラ ワイン ハウスのメルマガで「カリフォルニアワインへの偏見って、ありますか?」という話が載っていました。ちょっと長いですが引用しますと
前に書いた「今週も「神の雫」 « カリフォルニアワインのお勝手口」という記事でもカルトワインの拝金主義をかなり偏見を持ってあげつらっていましたが,こういったのが影響しているのでしょう。もちろん,ワイナリといえども営利企業であり商業的であるのは当然のことですが,それは米国に限ったことではないと思います。
きっと逆にフランスワインは歴史があって商業よりも伝統や味わいを重視している,みたいな幻想もあるのでしょうね。サイトをやって10年過ぎてますが,カリフォルニアワインへの偏見は一向に変わりません。無力さを感じます。
なお,このタカムラのお客さんが「旨くて安い」と評したのはハーンのカベルネ。これは,安定していて良いワインです。
個人的に、カリフォルニア・ワインって、すごく好きなのですが、フランス・ワインや、スペイン・ワインに比べると、売れてる本数は、断然少ないです(涙)
手頃な価格でも、結構美味しいワインがあるのに、なんでかなぁーと思っていたら、お客様から、こんなコメントを頂戴しました!
┌─────────────────────────────
│『偏見が解消しました。』(red16様)
├─────────────────────────────
│
│カリフォルニアは初めてかも
│
│フランス中心、たまにスペイン・イタリアという私は、
│アメリカワインを飲んでいませんでした。
│
│旨安に紹介されたので購入し飲んでみましたが、カリフォルニア
│ワインへの偏見が解消しました。
│
│旨いものは高い(カルトのように)印象、利益優先、
│そんな偏見でした。
│
│旨くて安いカリフォルニアがあった!
│
└─────────────────────────────
なるほど~!
カリフォルニア・ワイン自体に、悪いイメージがあったんですね(涙)
もしかしたら、こんな風に思っているお客様って、結構いらっしゃるのでしょうか?
(後略)
前に書いた「今週も「神の雫」 « カリフォルニアワインのお勝手口」という記事でもカルトワインの拝金主義をかなり偏見を持ってあげつらっていましたが,こういったのが影響しているのでしょう。もちろん,ワイナリといえども営利企業であり商業的であるのは当然のことですが,それは米国に限ったことではないと思います。
きっと逆にフランスワインは歴史があって商業よりも伝統や味わいを重視している,みたいな幻想もあるのでしょうね。サイトをやって10年過ぎてますが,カリフォルニアワインへの偏見は一向に変わりません。無力さを感じます。
なお,このタカムラのお客さんが「旨くて安い」と評したのはハーンのカベルネ。これは,安定していて良いワインです。
ナパでイタリア系品種を中心に,なかなかよいワインを作っているLunaがジム・マクマーンをワインメーカーに昇進させました(Luna Vineyards Promotes Jim McMahon to Winemaker)。
というニュースを読んでびっくりしたのですが,このジム・マクマーン,シカゴ・ベアーズの元QBとは同姓同名の別人です。1998年からKenwoodで働いており,2006年にLunaのアシスタント・ワインメーカーになっています。前ワインメーカーのMike Drashが自分のブランド立ち上げに専念するために今回の昇格となったようです。
というニュースを読んでびっくりしたのですが,このジム・マクマーン,シカゴ・ベアーズの元QBとは同姓同名の別人です。1998年からKenwoodで働いており,2006年にLunaのアシスタント・ワインメーカーになっています。前ワインメーカーのMike Drashが自分のブランド立ち上げに専念するために今回の昇格となったようです。
Wine Advocate誌の#187が発表されています。Northern CaliforniaのNo.2ということで前号に続いてカリフォルニアの特集も含まれています。
98点超の高得点では,まずVeriteのLa Joie 2007が100点,同じくVeriteのLa Muse 2007が99点。Veriteでは同年のLe Desirも98点を付けています。
次に目立つのはMarcassin。Chardonnay Marcassinの2005,2007,Pinot Noir Marcassinの2006,2007が99点,2004年が98点。ちなみにBlue Slide Ridge 2006は97点(最近だれか飲んでたけど)。
このほかPeter Michaelのシャルドネ,AubertのシャルドネとReulling Pinot,Morlet Familyのシャルドネ,Aghartaのシラーが98点組。
また,Ridge Monte Bello 2005が97+で,同ワインの過去最高のレイティングでした。
唯一の100点を取ったVeriteはKendall-Jacksonのトップブランドでワインメーカーはピエール・セランという人。これまでも高得点を付けていましたが,今回は一皮むけたような感じです。
98点超の高得点では,まずVeriteのLa Joie 2007が100点,同じくVeriteのLa Muse 2007が99点。Veriteでは同年のLe Desirも98点を付けています。
次に目立つのはMarcassin。Chardonnay Marcassinの2005,2007,Pinot Noir Marcassinの2006,2007が99点,2004年が98点。ちなみにBlue Slide Ridge 2006は97点(最近だれか飲んでたけど)。
このほかPeter Michaelのシャルドネ,AubertのシャルドネとReulling Pinot,Morlet Familyのシャルドネ,Aghartaのシラーが98点組。
また,Ridge Monte Bello 2005が97+で,同ワインの過去最高のレイティングでした。
唯一の100点を取ったVeriteはKendall-Jacksonのトップブランドでワインメーカーはピエール・セランという人。これまでも高得点を付けていましたが,今回は一皮むけたような感じです。
特にこれっていうほど急激な動きがあるわけではありませんが,1万円台で売る店が増えました。今日本で流通しているのは2006が中心で,ごく一部2005年も残っています。Wine-Searcherによる平均価格だと2005年が201ドル,2006年が181ドルですからようやく世界レベルの価格になったと言っていいのではないでしょうか。
2005年の方が高いのはおそらくWine Advocate誌のレイティングが高いから。2005年は95+,2006年は93点となっています。ただ,パーカーのコメントを読むと2006年は2005年よりも酸が少なめでより力強いワインになっているとか。かなり男性的なイメージのワインのようなので,そういったタイプが好きな人はレイティングと関係なく2006年を選んだ方がいいのではないかと思います。2005年がほしい人は残り少ないので急いだ方がよさそう。
今はMondavi一族とは無縁になってしまいましたが,元々はムートンとMondaviがフィフティ・フィフティで協力しあって作ったワイナリであり,ラベルにもそれが表現されているのは周知の通り。ホワイトデーなどにプレゼントするのもありでしょうね。
2005年の方が高いのはおそらくWine Advocate誌のレイティングが高いから。2005年は95+,2006年は93点となっています。ただ,パーカーのコメントを読むと2006年は2005年よりも酸が少なめでより力強いワインになっているとか。かなり男性的なイメージのワインのようなので,そういったタイプが好きな人はレイティングと関係なく2006年を選んだ方がいいのではないかと思います。2005年がほしい人は残り少ないので急いだ方がよさそう。
今はMondavi一族とは無縁になってしまいましたが,元々はムートンとMondaviがフィフティ・フィフティで協力しあって作ったワイナリであり,ラベルにもそれが表現されているのは周知の通り。ホワイトデーなどにプレゼントするのもありでしょうね。
何でも10%引きは終わってしまいましたが,パリ16区でLaurel GlenのOld Vines Zinfandelが1980円と安いです。米国の平均価格が18ドル。ブドウはロウダイのものを使っています。
コストコ(Costco)安ワイン第2弾として700円台で売っているMirassouのピノを飲んでみました。これも米国の平均価格は9ドルということなので,かなりお買い得なワインです。
若干ジャミーなところもありますが,安ピノにありがちな人工的な感じではなく,自然な味わい。酸もしっかり乗っていてなかなかいける味です。デイリーには十分な感じ。さすが,コストコの安ワインは侮れません。
後は売り切れないことを望むのみ。
若干ジャミーなところもありますが,安ピノにありがちな人工的な感じではなく,自然な味わい。酸もしっかり乗っていてなかなかいける味です。デイリーには十分な感じ。さすが,コストコの安ワインは侮れません。
後は売り切れないことを望むのみ。