昨年夏に、ソノマなどで「ワイン産業改善地区計画」が検討されている話を書きました。
参考:
物議を醸すソノマの「ワイン産業改善地区計画」
賛否渦巻く「ワイン産業改善地区計画」
これは、ワイナリーのテイスティング・ルームでの売り上げの一部(1~2%)を地域のマーケティング費用に充て、ワイン産業の底上げを図ろうというもの。

ソノマの計画は一回ペンディングになったようですが、ローダイは2025年11月にローダイ・ワイナリー事業改善地区(Lodi Winery Business Improvement District=LWBID)が設立されています。ローダイはこれまで栽培家がローダイ・ワイングレープ・コミッションを通じて地域をサポートしてきましたが、今回のLWBIDはワイナリーの出費になります。ローダイ・ワイングレープ・コミッションとは互いに補完しあうような関係をめざしています。ローダイではワイナリーは1.5%支払うことになっています。この1.5%を消費者から徴収するか、消費者の負担は変えずにワイナリーが出すかは自由とされています。
この基金を使って、以下のようなことを予定しています。
・統合広告とアウトリーチキャンペーン
・ビデオ、印刷物、デジタルコンテンツの作成
・メディア、インフルエンサー、旅行ライターとの関わりを拡大
・顧客基盤を拡大するために、ロディと主要市場で特色あるイベントを開催
・貿易および産業アウトリーチ
・地域の標識と観光情報
・ローダイワイングレープコミッションと連携したマーケティング
・あらゆるコミュニケーションチャネルを通じてローダイワインのアイデンティティを強化する
例えば、この基金の前に実施したものでは「予約不要」のキャンペーンで、ワイナリーを訪問する人のしきいを下げるプロモーションを行っています。
これからの時代、消費者に選んでもらえるようにするためには、地域としての情報発信などが重要になってきます。ローダイのプロモーションがどのように成果を上げるのかが注目されています。
参考:
物議を醸すソノマの「ワイン産業改善地区計画」
賛否渦巻く「ワイン産業改善地区計画」
これは、ワイナリーのテイスティング・ルームでの売り上げの一部(1~2%)を地域のマーケティング費用に充て、ワイン産業の底上げを図ろうというもの。

ソノマの計画は一回ペンディングになったようですが、ローダイは2025年11月にローダイ・ワイナリー事業改善地区(Lodi Winery Business Improvement District=LWBID)が設立されています。ローダイはこれまで栽培家がローダイ・ワイングレープ・コミッションを通じて地域をサポートしてきましたが、今回のLWBIDはワイナリーの出費になります。ローダイ・ワイングレープ・コミッションとは互いに補完しあうような関係をめざしています。ローダイではワイナリーは1.5%支払うことになっています。この1.5%を消費者から徴収するか、消費者の負担は変えずにワイナリーが出すかは自由とされています。
この基金を使って、以下のようなことを予定しています。
・統合広告とアウトリーチキャンペーン
・ビデオ、印刷物、デジタルコンテンツの作成
・メディア、インフルエンサー、旅行ライターとの関わりを拡大
・顧客基盤を拡大するために、ロディと主要市場で特色あるイベントを開催
・貿易および産業アウトリーチ
・地域の標識と観光情報
・ローダイワイングレープコミッションと連携したマーケティング
・あらゆるコミュニケーションチャネルを通じてローダイワインのアイデンティティを強化する
例えば、この基金の前に実施したものでは「予約不要」のキャンペーンで、ワイナリーを訪問する人のしきいを下げるプロモーションを行っています。
これからの時代、消費者に選んでもらえるようにするためには、地域としての情報発信などが重要になってきます。ローダイのプロモーションがどのように成果を上げるのかが注目されています。
米国農務省が「Dietary Guidelines for Americans」を5年ぶりに更新しました。従来のガイドラインは164ページもありましたが、今回は表紙を除いて9ページと、極めてシンプルな形になりました。

今回一番強調しているのは「本物の食べ物を食べましょう」というシンプルなメッセージ。具体的には「適切な量を食べる」「毎食においてタンパク質摂取を優先する」、「一日を通して野菜や果物を摂取する」、「高度に加工された食品、添加糖、精製炭水化物を制限する」といったことです。
アルコールについては最後に登場し「アルコールを制限すること」としています。より具体的には
実は、このガイドラインは2024年のバイデン政権時代に内容の検討が始まっていたのですが、そこでは「アルコール摂取に安全な量はない」といった表現が入る方針になっていました。アルコール業界にとってはかなりの逆風になることが予想されており、また科学的なエビデンスから見て、強すぎる表現であることが懸念されていました。
トランプ政権になったことで、これらの検討はリセットされ、今回の内容に落ち着いたようです。アルコールについては付けたし的な感じであり、これまでのガイドラインと比べてもマイナス面はほとんどないのではないかと考えられています。
とはいえ、「Dry January」として1月は禁酒するといった動きもますます広がっており、ガイドラインとは別にアルコール摂取量が減り続けている状況は変わりません。先日もノンアルをテイスティングメニューに入れたワイナリーの記事を書きましたが、ワイン業界として「No-Lo」(ノーアルコールまたはローアルコール)に対応していくことは一層大事になってくるでしょう。

今回一番強調しているのは「本物の食べ物を食べましょう」というシンプルなメッセージ。具体的には「適切な量を食べる」「毎食においてタンパク質摂取を優先する」、「一日を通して野菜や果物を摂取する」、「高度に加工された食品、添加糖、精製炭水化物を制限する」といったことです。
アルコールについては最後に登場し「アルコールを制限すること」としています。より具体的には
・より良い健康状態のためにアルコール摂取量を減らしましょう。という表現になりました。
・アルコールを完全に避けるべき人々は妊婦、アルコール依存症からの回復期にある人、飲酒量を制御できない人、アルコールと相互作用する可能性のある薬を服用中または持病がある人です。アルコール依存症の家族歴がある人は、アルコール摂取量と関連する依存行動に注意を払ってください。
実は、このガイドラインは2024年のバイデン政権時代に内容の検討が始まっていたのですが、そこでは「アルコール摂取に安全な量はない」といった表現が入る方針になっていました。アルコール業界にとってはかなりの逆風になることが予想されており、また科学的なエビデンスから見て、強すぎる表現であることが懸念されていました。
トランプ政権になったことで、これらの検討はリセットされ、今回の内容に落ち着いたようです。アルコールについては付けたし的な感じであり、これまでのガイドラインと比べてもマイナス面はほとんどないのではないかと考えられています。
とはいえ、「Dry January」として1月は禁酒するといった動きもますます広がっており、ガイドラインとは別にアルコール摂取量が減り続けている状況は変わりません。先日もノンアルをテイスティングメニューに入れたワイナリーの記事を書きましたが、ワイン業界として「No-Lo」(ノーアルコールまたはローアルコール)に対応していくことは一層大事になってくるでしょう。
ワイン・エンスージアストに、米国のマルベックについての記事が出ていました(American Malbec Producers Are Onto Something)。
正直言って、マルベックのバラエタル・ワインはほとんど飲んだことないです。昔ワイナリーで買ったことがありますが、遠い昔過ぎてよく覚えていません。近年だとソノマの注目ワインメーカー「ジェシー・カッツ」がデヴィル・プルーフ(Devil Proof)でマルベックとして初の100点をとったことくらいしか記憶に残っていません。
記事によると「西海岸産のアメリカ産マルベックは、力強さと精密さ、構造と飲みやすさを兼ね備えており、そしておそらく最も重要なのは、本格的な品質と、それでもかなりお財布に優しい価格を兼ね備えている」とのこと。
地域ではナパやパソ・ロブレスで広がっており、アルゼンチンやフランスとは異なるスタイルになってきているとか。
日本では飲む機会があまりないかもしれませんが、気になりますね。
正直言って、マルベックのバラエタル・ワインはほとんど飲んだことないです。昔ワイナリーで買ったことがありますが、遠い昔過ぎてよく覚えていません。近年だとソノマの注目ワインメーカー「ジェシー・カッツ」がデヴィル・プルーフ(Devil Proof)でマルベックとして初の100点をとったことくらいしか記憶に残っていません。
記事によると「西海岸産のアメリカ産マルベックは、力強さと精密さ、構造と飲みやすさを兼ね備えており、そしておそらく最も重要なのは、本格的な品質と、それでもかなりお財布に優しい価格を兼ね備えている」とのこと。
地域ではナパやパソ・ロブレスで広がっており、アルゼンチンやフランスとは異なるスタイルになってきているとか。
日本では飲む機会があまりないかもしれませんが、気になりますね。
ナパのラザフォードにあるベラ・オークス(Bella Oaks)と、同じオーナーでセント・ヘレナでワイナリー兼カスタム・クラッシュなどを営むウィーラー・ファームズ(Wheeler Farms)がノンアルコールのテイスティングを始めました。

ベラ・オークスのツアーでは、オーガニックの畑や、ワイナリーのアート・コレクション(草間彌生さんの作品など)を楽しみ、ウィーラー・ファームズのホスピタリティ・センターでワインの試飲あるいはスパークリング・ティーの試飲ができます。スパークリング・ティーはSUSURRUS(ススラス)というナパの会社のもので、ベラ・オークスの元社員が手掛けています。

ウィーラーファームは「ゼロ・プルーフ・エクスペリエンス」という名前で季節限定のシェフ特製ドリンク4種類を提供します。いずれも敷地内の菜園と果樹園で採れた食材を使用しています。1月に始まった初回のフライトは、エステート・ソーヴィニヨン・スプリッツ(ノンアルコールのソーヴィニヨン・ブラン果汁、ハーブ、レモン果汁、炭酸水)、オーチャード・ペア・スパイス(洋梨のシュラブの漬け込み、シナモン、ライム果汁、炭酸水)、ジンジャー・タンジェリン・ツイスト(搾りたてのガーデン・タンジェリンとライム果汁、オレンジビターズ、シロップ、ジンジャービール)、そしてキュウリ・フィズ(泡立てたキュウリ果汁、マイヤーレモンとライム果汁、卵白、塩)です。これらの特注ドリンクは、エグゼクティブ シェフのトム ハーダーによる季節の料理とペアリングしています。

ベラ・オークスのツアーでは、オーガニックの畑や、ワイナリーのアート・コレクション(草間彌生さんの作品など)を楽しみ、ウィーラー・ファームズのホスピタリティ・センターでワインの試飲あるいはスパークリング・ティーの試飲ができます。スパークリング・ティーはSUSURRUS(ススラス)というナパの会社のもので、ベラ・オークスの元社員が手掛けています。

ウィーラーファームは「ゼロ・プルーフ・エクスペリエンス」という名前で季節限定のシェフ特製ドリンク4種類を提供します。いずれも敷地内の菜園と果樹園で採れた食材を使用しています。1月に始まった初回のフライトは、エステート・ソーヴィニヨン・スプリッツ(ノンアルコールのソーヴィニヨン・ブラン果汁、ハーブ、レモン果汁、炭酸水)、オーチャード・ペア・スパイス(洋梨のシュラブの漬け込み、シナモン、ライム果汁、炭酸水)、ジンジャー・タンジェリン・ツイスト(搾りたてのガーデン・タンジェリンとライム果汁、オレンジビターズ、シロップ、ジンジャービール)、そしてキュウリ・フィズ(泡立てたキュウリ果汁、マイヤーレモンとライム果汁、卵白、塩)です。これらの特注ドリンクは、エグゼクティブ シェフのトム ハーダーによる季節の料理とペアリングしています。