年末にびっくりです。マリリン・モンローのラベルで知られるマリリン・ワインズがオーナーが変わったことにより、日本への輸出が停止になるとのこと。柳屋ではメルロー「ノーマ・ジーン(マリリン・モンローの本名)」の垂直12本セットを2種類在庫放出で売っています。どちらもワイナリー価格よりも3割ほど安いというお買い得になっています。
かつては「色物」と思われていたマリリンのワインですが、メルローとしてかなりいい出来のワインです。インポーターさんも地道にワインの味で売ってきていたのに残念なことです。
かつては「色物」と思われていたマリリンのワインですが、メルローとしてかなりいい出来のワインです。インポーターさんも地道にワインの味で売ってきていたのに残念なことです。
ワイン・サーチャーが恒例?の「最高のワイントップ10」のリストを発表しています(The World's Best Wines)。「?」を付けたのはまだ2018年に続いて2回めだからですが、おそらく年末恒例になっていくのでしょう。
評論家の得点を独自のアルゴリズムで平均して決めたとのことですが、結果はやっぱりね、という感じではあります。
1 Domaine Leroy Chambertin Grand Cru 97 $8966
2 Domaine de la Romanée-Conti Romanée-Conti Grand Cru 97 $20,571
3 Domaine Leroy Romanée-Saint-Vivant Grand Cru 97 $5275
4 Domaine Leroy Musigny Grand Cru 97 $17,831
5 Leroy Domaine d'Auvenay Chevalier-Montrachet Grand Cru 97 $7137
6 Château d'Yquem, Sauternes 96 $451
7 Screaming Eagle Cabernet Sauvignon, Napa Valley 96 $3522
8 Schrader Cellars Old Sparky Beckstoffer To Kalon Vineyard Cabernet 96 $615
9 Domaine de la Romanée-Conti La Tache Grand Cru Monopole 96 $4804
10 Harlan Estate, Napa Valley 96 $1074
カリフォルニアワインでは昨年10位に入っていたエイブリューのトレヴィロスが落ちて、シュレーダーのオールド・スパーキーとハーラン・エステートが入っています。
こうやって世界の(といってもフランスとカリフォルニアだけですが)トップを見ると、高いと思うカリフォルニアワインもそうでもないですね。オールド・スパーキーなんて安い方から2番目ですし、これでマグナム(オールド・スパーキーはマグナムしか作られない)であることを考えたら一番安いといってもいいくらいです。
スクリーミング・イーグルもこの中では価格7番目。ハーランは8番目です。
ちなみに1月から開講するアカデミー・デュ・ヴァンの「カリフォルニアの超一流ワイナリー」ではハーランとシュレーダーどちらも飲めます。シュレーダーのオールド・スパーキーはマグナムしかないので出せませんが、同じベクストファー・ト・カロンのCCS(クローン4のみ)とRBS(クローン337のみ)を飲み比べます。ソノマのボアズ・ビューとアストンも!
ハーランの回はハーランもボンドもプロモントリーも並べて飲めるという超贅沢をします。
あと1回はコルギンでこれもエイブリューの畑と自社畑と両方飲めます。
と、とにかく出し惜しみしないセミナーです。
まだ数席空いてますのでぜひご参加ください。
カリフォルニアの超一流ワイナリー | ワイン初心者からソムリエ資格取得まで - ワインスクール アカデミー・デュ・ヴァン
評論家の得点を独自のアルゴリズムで平均して決めたとのことですが、結果はやっぱりね、という感じではあります。
1 Domaine Leroy Chambertin Grand Cru 97 $8966
2 Domaine de la Romanée-Conti Romanée-Conti Grand Cru 97 $20,571
3 Domaine Leroy Romanée-Saint-Vivant Grand Cru 97 $5275
4 Domaine Leroy Musigny Grand Cru 97 $17,831
5 Leroy Domaine d'Auvenay Chevalier-Montrachet Grand Cru 97 $7137
6 Château d'Yquem, Sauternes 96 $451
7 Screaming Eagle Cabernet Sauvignon, Napa Valley 96 $3522
8 Schrader Cellars Old Sparky Beckstoffer To Kalon Vineyard Cabernet 96 $615
9 Domaine de la Romanée-Conti La Tache Grand Cru Monopole 96 $4804
10 Harlan Estate, Napa Valley 96 $1074
カリフォルニアワインでは昨年10位に入っていたエイブリューのトレヴィロスが落ちて、シュレーダーのオールド・スパーキーとハーラン・エステートが入っています。
こうやって世界の(といってもフランスとカリフォルニアだけですが)トップを見ると、高いと思うカリフォルニアワインもそうでもないですね。オールド・スパーキーなんて安い方から2番目ですし、これでマグナム(オールド・スパーキーはマグナムしか作られない)であることを考えたら一番安いといってもいいくらいです。
スクリーミング・イーグルもこの中では価格7番目。ハーランは8番目です。
ちなみに1月から開講するアカデミー・デュ・ヴァンの「カリフォルニアの超一流ワイナリー」ではハーランとシュレーダーどちらも飲めます。シュレーダーのオールド・スパーキーはマグナムしかないので出せませんが、同じベクストファー・ト・カロンのCCS(クローン4のみ)とRBS(クローン337のみ)を飲み比べます。ソノマのボアズ・ビューとアストンも!
ハーランの回はハーランもボンドもプロモントリーも並べて飲めるという超贅沢をします。
あと1回はコルギンでこれもエイブリューの畑と自社畑と両方飲めます。
と、とにかく出し惜しみしないセミナーです。
まだ数席空いてますのでぜひご参加ください。
カリフォルニアの超一流ワイナリー | ワイン初心者からソムリエ資格取得まで - ワインスクール アカデミー・デュ・ヴァン
米ブルームバーグでワインの記事を書いており、ロバート・パーカーの本を書いたことでも知られているジャーナリストのエリン・マッコイが今年飲んだワインのトップ10を書いています(The Top 10 Wines of 2019 Hail from France, Germany, Even Japan)。
あくまで今年飲んだワインなので、オークション価格で2万ドル以上する1959年のラフィットなんかも入っていますが、カリフォルニアから2本、そして何と日本からも1本選ばれています。
カリフォルニアはキスラーとスミス・マドローン。キスラーは未リリースの2017キスラー・ヴィンヤード シャルドネ。ソノマのムーン・マウンテンの自社畑のワインです。
2017年は大火事で知られていますが、それ以外にも9月に熱波があり、なかなか難しかった年。それでもこれだけ評価されるのはさすがです(収穫が熱波の前だったのか知りたいところ)。
スミス・マドローンは2ヴィンテージめとなる1979年のカベルネ・ソーヴィニヨン。もちろん市販品ではなくワイナリーに保管してあったものです。
そして日本ワインとしてはグレイスワイン(中央葡萄酒)のブラン・ド・ブラン エキストラ・ブリュット2014。焼き立てのブリオッシュに柑橘の風味、繊細なミネラル感で、素晴らしいグロワー・シャンパーニュのようだと評しています。7000円という価格は選ばれたワインの中で安い方から2番目。
日本ワインが選ばれたのは快挙といっていいでしょう。
あくまで今年飲んだワインなので、オークション価格で2万ドル以上する1959年のラフィットなんかも入っていますが、カリフォルニアから2本、そして何と日本からも1本選ばれています。
カリフォルニアはキスラーとスミス・マドローン。キスラーは未リリースの2017キスラー・ヴィンヤード シャルドネ。ソノマのムーン・マウンテンの自社畑のワインです。
2017年は大火事で知られていますが、それ以外にも9月に熱波があり、なかなか難しかった年。それでもこれだけ評価されるのはさすがです(収穫が熱波の前だったのか知りたいところ)。
スミス・マドローンは2ヴィンテージめとなる1979年のカベルネ・ソーヴィニヨン。もちろん市販品ではなくワイナリーに保管してあったものです。
そして日本ワインとしてはグレイスワイン(中央葡萄酒)のブラン・ド・ブラン エキストラ・ブリュット2014。焼き立てのブリオッシュに柑橘の風味、繊細なミネラル感で、素晴らしいグロワー・シャンパーニュのようだと評しています。7000円という価格は選ばれたワインの中で安い方から2番目。
日本ワインが選ばれたのは快挙といっていいでしょう。
オーパス・ワン2016が国内に入り始めています。「オーパス・ワン2016年の出荷が始まる」という記事で書いているように、フランスのネゴシアンへの出荷は9月初頭に始まっているので、3ヵ月半ほど経っています。例年は11月終わりくらいに入ってきていたと思うので、ちょっと遅めな気がします。船便のスケジュールの関係でしょうか。
他の多くのワインと異なり、オーパス・ワンは決まったインポーターはありません。おそらく10社くらいが入れていると思います。なので、国内入荷の価格も時期もインポーターによって変わってくることになります。ちょっとわかりにくいところです。
ただ、ネゴシアンへの出荷価格自体が2015年のものより値上げしているので、基本的に2015年より安くなることはないと思っていいでしょう。
また、ワインの評価もヴィナスで96+、ワイン・アドヴォケイトは98(昨年は97+ですが今年上方修正されました)。ジェームズ・サックリングは99点と非常に高いです。
2017年は9月に猛烈な暑さがあり、やや難しいヴィンテージという評判ですので、2016年は「買い」でしょう。
他の多くのワインと異なり、オーパス・ワンは決まったインポーターはありません。おそらく10社くらいが入れていると思います。なので、国内入荷の価格も時期もインポーターによって変わってくることになります。ちょっとわかりにくいところです。
ただ、ネゴシアンへの出荷価格自体が2015年のものより値上げしているので、基本的に2015年より安くなることはないと思っていいでしょう。
また、ワインの評価もヴィナスで96+、ワイン・アドヴォケイトは98(昨年は97+ですが今年上方修正されました)。ジェームズ・サックリングは99点と非常に高いです。
2017年は9月に猛烈な暑さがあり、やや難しいヴィンテージという評判ですので、2016年は「買い」でしょう。
ワインスペクテーターの2019年ベスト100で2位(カリフォルニアではトップ)となったマヤカマスのカベルネ・ソーヴィニヨン2015が国内入荷しています。
このワインが年間2位というのはかなりエポックメイキングなことです。
マヤカマスといえば、ナパのいわゆる「山カベ」として、クラシックな作りで有名なワイナリー。「パリスの審判」にも出たナパでは伝統あるワイナリーです。これまでワインスペクテーターで高評価を得てきたようなモダンな作りのカベルネ・ソーヴィニヨンは対極の位置にあります。これが96点を得て年間2位というのは、ワインスペクテーターも変わりつつあるのかもしれません。
ちなみに、ヴィナスでは97+とさらに高い評価になっています。ヴィナスでは2014年は98と過去最高評価、2016は97-100と、高評価が続いています。2013年からコンサルティングにアンディ・エリクソンが入ったおり、そのあたりも関係するのかもしれません。
ちなみに今期絶好調のNBAスター、レブロン・ジェームズもマヤカマスのファンとして知られており、誕生祝いをここでしたこともあります。
このワインが年間2位というのはかなりエポックメイキングなことです。
マヤカマスといえば、ナパのいわゆる「山カベ」として、クラシックな作りで有名なワイナリー。「パリスの審判」にも出たナパでは伝統あるワイナリーです。これまでワインスペクテーターで高評価を得てきたようなモダンな作りのカベルネ・ソーヴィニヨンは対極の位置にあります。これが96点を得て年間2位というのは、ワインスペクテーターも変わりつつあるのかもしれません。
ちなみに、ヴィナスでは97+とさらに高い評価になっています。ヴィナスでは2014年は98と過去最高評価、2016は97-100と、高評価が続いています。2013年からコンサルティングにアンディ・エリクソンが入ったおり、そのあたりも関係するのかもしれません。
ちなみに今期絶好調のNBAスター、レブロン・ジェームズもマヤカマスのファンとして知られており、誕生祝いをここでしたこともあります。
ヴィナスのアントニオ・ガッローニがサンタ・クルーズ・マウンテンズのマウント・エデンでピノ・ノワールの垂直試飲結果を公開しています。
1984年から2016年までという幅広いヴィンテージの試飲。91年が96点など初期のものも高い評価でしたが、近年のヴィンテージにもかなり高い点が付いています。
一番評価がよかったのは1996年と2005年、2011年の97点。2011年は冷涼な年で、ブドウの完熟に多くのワイナリーが苦労しましたが、その中での97点は貴重です。
96点は91年、2000年、2006年、2010年、2012年、2014年。一般的な好ヴィンテージとはずれているのが面白いところです。
クオリティからすると、まだこのワインは知られておらず、お買い得だとガッローニは言っています。
1984年から2016年までという幅広いヴィンテージの試飲。91年が96点など初期のものも高い評価でしたが、近年のヴィンテージにもかなり高い点が付いています。
一番評価がよかったのは1996年と2005年、2011年の97点。2011年は冷涼な年で、ブドウの完熟に多くのワイナリーが苦労しましたが、その中での97点は貴重です。
96点は91年、2000年、2006年、2010年、2012年、2014年。一般的な好ヴィンテージとはずれているのが面白いところです。
クオリティからすると、まだこのワインは知られておらず、お買い得だとガッローニは言っています。
英デカンター誌のテイスティング・パネルが2019年のトップ・ワインを選びました(Decanter’s top panel tasting wines of 2019)。ブラインド・テイスティングで95点以上を付けた64本のワインが選ばれています。
テイスティングした月順で並んでいるので、順位は特についていません。新世界のワインが数多く選ばれており、フランスはシャンパーニュ以外ほとんど選ばれていないあたりが面白いところ。
カリフォルニアで選ばれたのは以下のワイン。
Barnett, Cabernet Sauvignon, Napa Valley, Spring Mountain 2015
Corley, State Lane Vineyard Cabernet Sauvignon, Napa Valley, 2015
Lobo, Wulff Vineyards Cabernet Sauvignon, Napa Valley, Oak Knoll 2015
Michael Mondavi Family, Emblem Cabernet Sauvignon 2015
Miner Family Vineyards, Cabernet Sauvignon, Napa Valley 2015
Nellcôte, Chevaux 500 Cabernet Sauvignon, Napa Valley, 2015
Paradigm, Cabernet Sauvignon, Napa Valley, Oakville, 2015
Ridge Vineyards, Monte Bello, San Francisco Bay, Santa Cruz Mountains, 2010
Ridge Vineyards, Monte Bello, San Francisco Bay, Santa Cruz Mountains 2015
Ridge Vineyards, Estate Cabernet Sauvignon, 2015
Ulysses, Napa Valley, California, USA, 2015
11本のうち3本がリッジです。以前からデカンター誌ではリッジのワインの評価は高いですが、それにしても1ワイナリーで3本はリッジだけです。2015年のモンテベロはジェームズ・サックリングも100点を付けていて、同氏の昨年のトップ100に選んでいます。
マイケル・モンダヴィのエンブレムは、実はかなりお買い得なワイン。米国40ドルで日本では税込み4000円台売っているところもあります。それでこの評価は「買い」ですね。
テイスティングした月順で並んでいるので、順位は特についていません。新世界のワインが数多く選ばれており、フランスはシャンパーニュ以外ほとんど選ばれていないあたりが面白いところ。
カリフォルニアで選ばれたのは以下のワイン。
Barnett, Cabernet Sauvignon, Napa Valley, Spring Mountain 2015
Corley, State Lane Vineyard Cabernet Sauvignon, Napa Valley, 2015
Lobo, Wulff Vineyards Cabernet Sauvignon, Napa Valley, Oak Knoll 2015
Michael Mondavi Family, Emblem Cabernet Sauvignon 2015
Miner Family Vineyards, Cabernet Sauvignon, Napa Valley 2015
Nellcôte, Chevaux 500 Cabernet Sauvignon, Napa Valley, 2015
Paradigm, Cabernet Sauvignon, Napa Valley, Oakville, 2015
Ridge Vineyards, Monte Bello, San Francisco Bay, Santa Cruz Mountains, 2010
Ridge Vineyards, Monte Bello, San Francisco Bay, Santa Cruz Mountains 2015
Ridge Vineyards, Estate Cabernet Sauvignon, 2015
Ulysses, Napa Valley, California, USA, 2015
11本のうち3本がリッジです。以前からデカンター誌ではリッジのワインの評価は高いですが、それにしても1ワイナリーで3本はリッジだけです。2015年のモンテベロはジェームズ・サックリングも100点を付けていて、同氏の昨年のトップ100に選んでいます。
マイケル・モンダヴィのエンブレムは、実はかなりお買い得なワイン。米国40ドルで日本では税込み4000円台売っているところもあります。それでこの評価は「買い」ですね。
ソノマ郡のスーパーバイザーが、マリファナ栽培の申請の認証手続きを簡略化することにOKを出しました(Sonoma County supervisors OK changes to speed up cannabis farm reviews)。
マリファナの合法化はアンダーグラウンドでのマリファナ流通をなくし、ちゃんと税金などを払って他の農産物と同じような扱いにするというのが目的でしたが、栽培申請があまりにも大変なため、アンダーグラウンドでのマーケットが続く事態になっています。
そこで、手続きを簡略化することで非合法な栽培をなくそうというのが目的のようです。
以前に報じたように、サンタ・バーバラではマリファナ農園が増えすぎての問題も起こっています。なかなか折り合いを付けるのが難しいところではあります。
マリファナの合法化はアンダーグラウンドでのマリファナ流通をなくし、ちゃんと税金などを払って他の農産物と同じような扱いにするというのが目的でしたが、栽培申請があまりにも大変なため、アンダーグラウンドでのマーケットが続く事態になっています。
そこで、手続きを簡略化することで非合法な栽培をなくそうというのが目的のようです。
以前に報じたように、サンタ・バーバラではマリファナ農園が増えすぎての問題も起こっています。なかなか折り合いを付けるのが難しいところではあります。
インポーターのオルカ・インターナショナルがワシントンのチャールズスミスのワインラベルと同じ柄のエコバッグをノベルティにしています。
対象はワインショップ、レストラン、ワインバーですが、お店によってはワインを買った人へのプレゼントもあるでしょう。
チャールズスミスのラインアップはこの5本。一番左のカンフーガールがリースリング。以下、順にシャルドネのイブ、メルローのベルベット・デビル、シラーのブーン・ブーン、カベルネ・ソーヴィニヨンのシャトー・スミスとなっています。どれも希望小売価格で2000円台というのはさすがワシントンのコスト・パフォーマンスです。
この機会にぜひ。
対象はワインショップ、レストラン、ワインバーですが、お店によってはワインを買った人へのプレゼントもあるでしょう。
チャールズスミスのラインアップはこの5本。一番左のカンフーガールがリースリング。以下、順にシャルドネのイブ、メルローのベルベット・デビル、シラーのブーン・ブーン、カベルネ・ソーヴィニヨンのシャトー・スミスとなっています。どれも希望小売価格で2000円台というのはさすがワシントンのコスト・パフォーマンスです。
この機会にぜひ。
柳屋にアイアン・ホースの「ウェディング・キュベ」「ロシアン・キュベ」「クラシック・ヴィンテージ・ブリュット」の3つが入っています。以前はカリフォルニア泡の定番的ワインでしたが、最近はあまり入荷がなくちょっとさびしかったところ、3つまとめては驚きでした。
ウェディング・キュベはいわゆるブラン・ド・ノワールでピノ・ノワールの比率が高く、薄いピンク色をしています。今回の2014年は今年のワイン・エンスージアストで年間トップ100の28位。95点がついています。
ロシアン・キュベはレーガン元米大統領とゴルバチョフ元ロシア書記長の首脳会議時に供されたことから名付けられたワインで、ピノ・ノワール75%とウェディング・キュベより高い比率。ドサージュも多く、甘いとまではいきませんがリッチな味わいが特徴のスパークリング。
クラシック・ヴィンテージ・ブリュットは4年間の瓶塾後に販売される長期熟成もの。ワイン・アドヴォケイトで90点。
泡ついでにもう一つ載せておきます。
今、一番手に入らないカリフォルニアワインの一つが「ウルトラマリン」。マイケル・クルーズがチャールズ・ハインツのブドウで作るスパークリングです。レアなのでお薦めしたいところではありますが、ちょっと値段は高すぎると思います。それでもほしい人には。
ウェディング・キュベはいわゆるブラン・ド・ノワールでピノ・ノワールの比率が高く、薄いピンク色をしています。今回の2014年は今年のワイン・エンスージアストで年間トップ100の28位。95点がついています。
ロシアン・キュベはレーガン元米大統領とゴルバチョフ元ロシア書記長の首脳会議時に供されたことから名付けられたワインで、ピノ・ノワール75%とウェディング・キュベより高い比率。ドサージュも多く、甘いとまではいきませんがリッチな味わいが特徴のスパークリング。
クラシック・ヴィンテージ・ブリュットは4年間の瓶塾後に販売される長期熟成もの。ワイン・アドヴォケイトで90点。
泡ついでにもう一つ載せておきます。
今、一番手に入らないカリフォルニアワインの一つが「ウルトラマリン」。マイケル・クルーズがチャールズ・ハインツのブドウで作るスパークリングです。レアなのでお薦めしたいところではありますが、ちょっと値段は高すぎると思います。それでもほしい人には。
2019年4月に発表されたコンステレーション・ブランズからガロへのブランド売却で、一部に差し戻しの命令がくだされました。
差し戻しになったのはスパークリング・ワイン、ブランデー、デザート・ワインそして濃縮液(?、concentrate)の分野。スパークリング・ワインではクックス、Jロジェ、ブランデーではポール・マソンがその対象となり、ブランド売却の対象外となりました。金額にすると11億ドルに相当するそうです。
これとは別に、コンステレーションはニュージーランドのノビロをガロに売却すると決めました。
いずれも日本ではメジャーなブランドではないのでピンと来ない感じはありますが、あんまりブランドへの愛が感じられないやり取りで、なんだかなあと思います。
差し戻しになったのはスパークリング・ワイン、ブランデー、デザート・ワインそして濃縮液(?、concentrate)の分野。スパークリング・ワインではクックス、Jロジェ、ブランデーではポール・マソンがその対象となり、ブランド売却の対象外となりました。金額にすると11億ドルに相当するそうです。
これとは別に、コンステレーションはニュージーランドのノビロをガロに売却すると決めました。
いずれも日本ではメジャーなブランドではないのでピンと来ない感じはありますが、あんまりブランドへの愛が感じられないやり取りで、なんだかなあと思います。
リトライ(Littorai)やニュージーランドのクスダ・ワインなどで修行した平林園枝さんのワイナリー「シックス・クローヴズ(Six Cloves)」の2ヴィンテージ目となるワインが登場し、平林さん自ら日本でセミナーを開催しました。
既にインポーターの布袋ワインズの試飲会で試飲しており「これはお薦め、平林園枝さんシックス・クローヴズの第2作」という記事を書いていますが、改めて前ヴィンテージも含め、じっくり試飲させていただきました。
最初の2017年のヴィンテージについては「リトライなどで修行した日本人の造るワインデビュー作」という記事で取り上げていますが、この年は9月初頭に気温40度を超えるような熱波が到来したため、それより前に収穫すべきか、あとに収穫すべきかはシャルドネやピノ・ノワールの生産者にとっては重要な問題でした。平林さんはエレガントさを求め、先に収穫したため、かなり酸が強い仕上がりになっていました。
今回、改めて試飲したところ、昨年よりも酸が落ち着き、よりこなれた味わいになっていました。
そして、新ヴィンテージの2018年は、シャルドネがナパのスティーブ・マサイアソンのオーガニックの畑「リンダ・ヴィスタ」になり、新たに始めたピノ・ノワールがソノマのペタルマ・ギャップ(AVA表記はソノマ・コースト)のものになっています。
スティーブ・マサイアソンはナパでは近年有名になったカリスマ的人気を持つ生産者です。平林さんは以前マサイアソンのところで働いたことがあり、その縁もあって今回ブドウの供給を受けました。
2018年のシャルドネは、2017年よりもバランスの取れた味わいで、柔らかさと繊細さのあるワイン。オレンジやマーマレード、ナッツやミネラルの風味があります。今飲んでも美味しいし、数年熟成させてもいいと思います。
ペタルマ・ギャップはとても風が強いところで、平林さんが最初に働いたニュージーランドのクスダさんのところも風が強く、その共通感から選んだとのことでした。20%全房発酵しているとのこと。
ミディアム・ボディでラズベリーなどの赤系果実、クローヴやバニラの風味など。ペタルマ・ギャップのワインは、かなり強い味わいになる傾向があるそうですが、これは押し出しの強すぎない、柔らかな味わい。食事によく合うワインだと思います。
今回、ラベルも一新。よりエレガントでやわらかさがあるデザインになりました。赤がシャルドネで青がピノ・ノワールというところがちょっと取り違えそうになるところではありますが。
ラベルをデザインした鐘江美沙紀さん(右)と平林さん。
2018年のシックス・クローヴズのワイン、大人気のようです。生産量はかなり少ないので、お早めに。次年度以降のさらなる進化も期待させる今回のワインです。
既にインポーターの布袋ワインズの試飲会で試飲しており「これはお薦め、平林園枝さんシックス・クローヴズの第2作」という記事を書いていますが、改めて前ヴィンテージも含め、じっくり試飲させていただきました。
最初の2017年のヴィンテージについては「リトライなどで修行した日本人の造るワインデビュー作」という記事で取り上げていますが、この年は9月初頭に気温40度を超えるような熱波が到来したため、それより前に収穫すべきか、あとに収穫すべきかはシャルドネやピノ・ノワールの生産者にとっては重要な問題でした。平林さんはエレガントさを求め、先に収穫したため、かなり酸が強い仕上がりになっていました。
今回、改めて試飲したところ、昨年よりも酸が落ち着き、よりこなれた味わいになっていました。
そして、新ヴィンテージの2018年は、シャルドネがナパのスティーブ・マサイアソンのオーガニックの畑「リンダ・ヴィスタ」になり、新たに始めたピノ・ノワールがソノマのペタルマ・ギャップ(AVA表記はソノマ・コースト)のものになっています。
スティーブ・マサイアソンはナパでは近年有名になったカリスマ的人気を持つ生産者です。平林さんは以前マサイアソンのところで働いたことがあり、その縁もあって今回ブドウの供給を受けました。
2018年のシャルドネは、2017年よりもバランスの取れた味わいで、柔らかさと繊細さのあるワイン。オレンジやマーマレード、ナッツやミネラルの風味があります。今飲んでも美味しいし、数年熟成させてもいいと思います。
ペタルマ・ギャップはとても風が強いところで、平林さんが最初に働いたニュージーランドのクスダさんのところも風が強く、その共通感から選んだとのことでした。20%全房発酵しているとのこと。
ミディアム・ボディでラズベリーなどの赤系果実、クローヴやバニラの風味など。ペタルマ・ギャップのワインは、かなり強い味わいになる傾向があるそうですが、これは押し出しの強すぎない、柔らかな味わい。食事によく合うワインだと思います。
今回、ラベルも一新。よりエレガントでやわらかさがあるデザインになりました。赤がシャルドネで青がピノ・ノワールというところがちょっと取り違えそうになるところではありますが。
ラベルをデザインした鐘江美沙紀さん(右)と平林さん。
2018年のシックス・クローヴズのワイン、大人気のようです。生産量はかなり少ないので、お早めに。次年度以降のさらなる進化も期待させる今回のワインです。
ソノマのロシアン・リバー・ヴァレーをピノ・ノワールの名産地として有名にした立役者がウイリアムズ・セリエム(Williams-Selyem)。その共同創設者の一人で初代ワインメーカーだったバート・ウイリアムズが亡くなりました。79歳。パーキンソン病だったということです。
バート・ウイリアムズはソノマの生まれ。1979年から近隣に住むエド・セリエムと自宅のガレージでワインを作り始めます。マルティネリ(Martinelli)やロキオリ(Rochioli)といった、ロシアン・リバー・ヴァレーの優秀な畑のオーナーと緊密な関係を築き、ブドウの供給を受けました。特にピノ・ノワールではロキオリやアレンなどの畑のワインが高い評価を受け、カリフォルニアのピノ・ノワールの生産者としては最初のカルト的存在になりました。
しかし、絶頂期の1998年にワイナリーを売却(といっても、畑も生産設備も持っていなかったため、実質的にはブランドの売却といえます)。その後はアンダーソン・ヴァレーでブドウを栽培していました。
2015年には畑も売却、その後病気が判明して闘病していましたが、亡き人になってしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。
バート・ウイリアムズはソノマの生まれ。1979年から近隣に住むエド・セリエムと自宅のガレージでワインを作り始めます。マルティネリ(Martinelli)やロキオリ(Rochioli)といった、ロシアン・リバー・ヴァレーの優秀な畑のオーナーと緊密な関係を築き、ブドウの供給を受けました。特にピノ・ノワールではロキオリやアレンなどの畑のワインが高い評価を受け、カリフォルニアのピノ・ノワールの生産者としては最初のカルト的存在になりました。
しかし、絶頂期の1998年にワイナリーを売却(といっても、畑も生産設備も持っていなかったため、実質的にはブランドの売却といえます)。その後はアンダーソン・ヴァレーでブドウを栽培していました。
2015年には畑も売却、その後病気が判明して闘病していましたが、亡き人になってしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。
クリスマスから年末年始は泡を開ける機会も増える季節。泡だけはシャンパーニュだよ、という人も目にはしますが、今年はやっぱりワイン・スペクテーターで世界年間5位になった。ロデレール・エステートのブリュット・エルミタージュ2012を飲みたいところです。
シャルドネとピノ・ノワールはほぼ半々。マロラクティック発酵を行い、オークの大樽で熟成させて風味を与えています。さらにディスゴージメントまで5年間澱と接触した形で味わいを深めています。また2007年のリザーブのワインを4パーセントほど加えています。
エルミタージュが付かないブリュットは一つランクが下、カルテットと名前が付いたのは、2つランクが下になるのでお気をつけてください。
また、エルミタージュのロゼもあり、フラッグシップはそちらになります。現行ヴィンテージは2011 でスペクテーターでは93点と、今回5位になったワインの95点と比べるとちょっと下。
ただ、米国ではエルミタージュとエルミタージュ・ロゼは30ドルくらい価格差があるのに対し、日本はわずか2000円弱。お買い得さで言えばロゼの圧勝です。
シャルドネとピノ・ノワールはほぼ半々。マロラクティック発酵を行い、オークの大樽で熟成させて風味を与えています。さらにディスゴージメントまで5年間澱と接触した形で味わいを深めています。また2007年のリザーブのワインを4パーセントほど加えています。
エルミタージュが付かないブリュットは一つランクが下、カルテットと名前が付いたのは、2つランクが下になるのでお気をつけてください。
また、エルミタージュのロゼもあり、フラッグシップはそちらになります。現行ヴィンテージは2011 でスペクテーターでは93点と、今回5位になったワインの95点と比べるとちょっと下。
ただ、米国ではエルミタージュとエルミタージュ・ロゼは30ドルくらい価格差があるのに対し、日本はわずか2000円弱。お買い得さで言えばロゼの圧勝です。
2017年の大火事で焼失してしまったソノマのパラダイス・リッジ(Paradise Ridge)のサンタローザのロケーションが再オープンしました(Santa Rosa’s Paradise Ridge Winery reopens from ashes of the 2017 wildfires)。
火災後もケンウッドにあるテイスティング・ルームはオープンしていましたが、本拠地が復活したことで復興にもはずみがつきそうです。幸い、自社畑は火災の被害を逃れたため、この2年間は設備を借りてワインを作ってきました。それも、ここに戻るかとになります。
また、ここは有名な「LOVE」の字のサインがあり、これも焼失を免れました。これもあって年間70件もの結婚式の会場となっていましたが、それも再開するとのことです。
パラダイス・リッジの場所は、19世紀末から20世紀初頭にかけて「グレープ・キング」と呼ばれた長沢鼎(ながさわ・かなえ)のワイナリー「ファウンテングローブ」があったところ。唯一残っていた「ラウンドバーン」という建物は火事で焼け落ち、長沢の記念館も焼けてしまいました。記念館の焼け跡から見つかった長沢の刀は今回も展示されているそうです。
ソノマに行かれた際は、ぜひ立ち寄ってほしいワイナリーです。長沢の名前の付いたワインもあります。
火災後もケンウッドにあるテイスティング・ルームはオープンしていましたが、本拠地が復活したことで復興にもはずみがつきそうです。幸い、自社畑は火災の被害を逃れたため、この2年間は設備を借りてワインを作ってきました。それも、ここに戻るかとになります。
また、ここは有名な「LOVE」の字のサインがあり、これも焼失を免れました。これもあって年間70件もの結婚式の会場となっていましたが、それも再開するとのことです。
パラダイス・リッジの場所は、19世紀末から20世紀初頭にかけて「グレープ・キング」と呼ばれた長沢鼎(ながさわ・かなえ)のワイナリー「ファウンテングローブ」があったところ。唯一残っていた「ラウンドバーン」という建物は火事で焼け落ち、長沢の記念館も焼けてしまいました。記念館の焼け跡から見つかった長沢の刀は今回も展示されているそうです。
ソノマに行かれた際は、ぜひ立ち寄ってほしいワイナリーです。長沢の名前の付いたワインもあります。
昨日のワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに続き、注目のワインメーカー6人を紹介します。例年のように、かなり尖ったセレクションになっています。
一人目はオレゴンのブライアンヌ・デイ(Brianne Day)。ウィラメット・ヴァレーのデイ・ワインズ(Day Wines)でプリミティーボのペットナットやタナとマルベックのロゼといったかなりオタクなワインを作っています。もちろんそれだけではなく、ピノ・ノワールは究極の目標だと言っており、オレゴンの南部の畑からはシラーを作っています。親しみやすいところでは24ドルの「ヴァン・ドゥ・デイズ・ルージュ(Vin de Days Rouge)というピノ・ノワールとピノ・ムニエとピノ・グリのブレンドもあります。
次はマーティ・ウインターズ(Marty Winters)とアレックス・ピッツ(Alex Pitts)の二人、カリフォルニアのバークレーで「メートル・ド・チャイ」というワイナリーをやっています。二人はシェフで、ウインターズはヒールズバーグのレストラン「サイラス(Cyrus)」で働き、ピッツはフレンチ・ランドリーで働いた後、スコリウム・プロジェクトでアシスタント・ワインメーカーを務めています。いわゆるニュー・カリフォルニアに属する彼らですが、ワインはマイナー品種ではなく、古い畑に向かっています。
4人目はシャリーニ・セカー(Shalini Sekhar)。サンフランシスコで優秀なピノ・ノワールを作っています。ウイリアムズ・セリエムやロアーなどの著名なワイナリーで働き、現在はウエイツ・マスト(Waits-Mast)やニーリー(Neely)でワインメーカーをしています。
5人目はニコール・ベロッティ・ポープ(Nicole Bertotti Pope)。カンブリアにあるストーロ(Stolo)ヴィンヤーズでワインを作っています。特に得意とするのはシラーです。海に近い涼しい畑で取れたシラーを作っています。
最後はバイロン・エルメンドルフ(Byron Elmendorf)。シエラフット・ヒルズのベーガー(Boeger)とクライム・ワインズ(Clime Wines)でワインを作っています。イタリア品種などにこだわりをもっています。
一人目はオレゴンのブライアンヌ・デイ(Brianne Day)。ウィラメット・ヴァレーのデイ・ワインズ(Day Wines)でプリミティーボのペットナットやタナとマルベックのロゼといったかなりオタクなワインを作っています。もちろんそれだけではなく、ピノ・ノワールは究極の目標だと言っており、オレゴンの南部の畑からはシラーを作っています。親しみやすいところでは24ドルの「ヴァン・ドゥ・デイズ・ルージュ(Vin de Days Rouge)というピノ・ノワールとピノ・ムニエとピノ・グリのブレンドもあります。
次はマーティ・ウインターズ(Marty Winters)とアレックス・ピッツ(Alex Pitts)の二人、カリフォルニアのバークレーで「メートル・ド・チャイ」というワイナリーをやっています。二人はシェフで、ウインターズはヒールズバーグのレストラン「サイラス(Cyrus)」で働き、ピッツはフレンチ・ランドリーで働いた後、スコリウム・プロジェクトでアシスタント・ワインメーカーを務めています。いわゆるニュー・カリフォルニアに属する彼らですが、ワインはマイナー品種ではなく、古い畑に向かっています。
4人目はシャリーニ・セカー(Shalini Sekhar)。サンフランシスコで優秀なピノ・ノワールを作っています。ウイリアムズ・セリエムやロアーなどの著名なワイナリーで働き、現在はウエイツ・マスト(Waits-Mast)やニーリー(Neely)でワインメーカーをしています。
5人目はニコール・ベロッティ・ポープ(Nicole Bertotti Pope)。カンブリアにあるストーロ(Stolo)ヴィンヤーズでワインを作っています。特に得意とするのはシラーです。海に近い涼しい畑で取れたシラーを作っています。
最後はバイロン・エルメンドルフ(Byron Elmendorf)。シエラフット・ヒルズのベーガー(Boeger)とクライム・ワインズ(Clime Wines)でワインを作っています。イタリア品種などにこだわりをもっています。
SFクロニクル紙が2019年のワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを発表しました(2019 Winemaker of the Year: Francoise Peschon - San Francisco Chronicle)。
今年はフランソワーズ・ペション(Francoise Peschon)。ヴァインヒルランチ(Vine Hill Ranch)などでコンサルティング・ワインメーカーをしています。今年はVine Hill Ranchがヴィナスで100点を取って話題になりました(ついに満点、しかもガッローニが付けたヴァインヒルランチ)。フランソワーズ・ペションはフランスの生まれ。アラウホのワインメーカーを経て、現在の地位につきました。
今年はフランソワーズ・ペション(Francoise Peschon)。ヴァインヒルランチ(Vine Hill Ranch)などでコンサルティング・ワインメーカーをしています。今年はVine Hill Ranchがヴィナスで100点を取って話題になりました(ついに満点、しかもガッローニが付けたヴァインヒルランチ)。フランソワーズ・ペションはフランスの生まれ。アラウホのワインメーカーを経て、現在の地位につきました。
2019年はワイナリーの在庫発掘など掘り出し物で安くなっているワインが例年になく数多く登場しました。熟成ものや現地よりもずっと安いものなど、在庫限定ですが、お買い得度はかなり高いです。
コスパで選ぶ高級ナパワイン4選でも、アリルのカベルネ・ソーヴィニヨンとコン・クリークのカベルネ・ソーヴィニヨンがそのタイプでした。
まずは熟成ものの発掘で「トロワ・ヴォワイエル」。カベルネ・ソーヴィニヨンなどは売り切れ、いまはソーヴィニヨン・ブランとシラーがわずかに残っているようです。
2012年や2015年など少しだけ前のヴィンテージで、かなり安いのがアルタ・マリア。シャルドネとソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワールが入ってきていますが、どれも素直に美味しくコスパは抜群。私も今年何回かこのワイン飲みましたが、いずれも良かったです。
ペタルマ・ギャップの優良生産者、ケラー・エステートのシャルドネとピノ・ノワールも大特価。これも超絶お薦めで、シャルドネやピノ・ノワールファンにとっては嬉しい1年となりました。
さらにピノ・ノワールとシャルドネが続きます。ダックホーン傘下のマイグレーション。AVAものは3000円台で普通に売っており、これもコスパは相当なものですが、普通は入荷しない自社の単一畑ものが現地価格より安く入荷しています。ピノ・ノワールは現地80ドル台ですから超お買い得。普段は買えないことも含めて貴重です。
コスパで選ぶ高級ナパワイン4選でも、アリルのカベルネ・ソーヴィニヨンとコン・クリークのカベルネ・ソーヴィニヨンがそのタイプでした。
まずは熟成ものの発掘で「トロワ・ヴォワイエル」。カベルネ・ソーヴィニヨンなどは売り切れ、いまはソーヴィニヨン・ブランとシラーがわずかに残っているようです。
2012年や2015年など少しだけ前のヴィンテージで、かなり安いのがアルタ・マリア。シャルドネとソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワールが入ってきていますが、どれも素直に美味しくコスパは抜群。私も今年何回かこのワイン飲みましたが、いずれも良かったです。
ペタルマ・ギャップの優良生産者、ケラー・エステートのシャルドネとピノ・ノワールも大特価。これも超絶お薦めで、シャルドネやピノ・ノワールファンにとっては嬉しい1年となりました。
さらにピノ・ノワールとシャルドネが続きます。ダックホーン傘下のマイグレーション。AVAものは3000円台で普通に売っており、これもコスパは相当なものですが、普通は入荷しない自社の単一畑ものが現地価格より安く入荷しています。ピノ・ノワールは現地80ドル台ですから超お買い得。普段は買えないことも含めて貴重です。
ソノマの著名ワインメーカーであるリチャード・アローウッドが、自身のワイナリーであるアマポラ・クリーク(Amapola Creek)を売却、引退することが判明しました(B. Wise Vineyards of Sonoma Valley buys Amapola Creek from legendary vintner)。
リチャード・アローウッドは73歳。今後はアイダホに引っ越し、釣りや狩猟を楽しみたいとのこと。
リチャード・アローウッドはソノマのサンタ・ローザの生まれ。コーベルのワインメーカーとしてワインを作り始め、その後はシャトー・セント・ジーンで当時は珍しかった単一畑のシャルドネなどを作りました。1985年に自身のアローウッド・ワイナリーをソノマ・ヴァレーに設立。カベルネ・ソーヴィニヨンなどが高く評価されました。
2000年にワイナリーをモンダヴィに売却。現在はジャクソン・ファミリー傘下になっています。2005年にムーン・マウンテンにアマポラを設立しました。
購入したのは同じムーン・マウンテンでBワイズ・ワイナリーを営むブライオン・ワイズ。家族経営のワイナリーでカベルネ・ソーヴィニヨンなどを作っています。リチャード・アローウッドと食事をしたのをきっかけに今回の購入にいたりました。
近年、ワイナリーをジャクソン・ファミリーなど大手に売却するケースが目立っていました。こういった家族経営のワイナリーに売るのは珍しいとおもいます。
リチャード・アローウッドは73歳。今後はアイダホに引っ越し、釣りや狩猟を楽しみたいとのこと。
リチャード・アローウッドはソノマのサンタ・ローザの生まれ。コーベルのワインメーカーとしてワインを作り始め、その後はシャトー・セント・ジーンで当時は珍しかった単一畑のシャルドネなどを作りました。1985年に自身のアローウッド・ワイナリーをソノマ・ヴァレーに設立。カベルネ・ソーヴィニヨンなどが高く評価されました。
2000年にワイナリーをモンダヴィに売却。現在はジャクソン・ファミリー傘下になっています。2005年にムーン・マウンテンにアマポラを設立しました。
購入したのは同じムーン・マウンテンでBワイズ・ワイナリーを営むブライオン・ワイズ。家族経営のワイナリーでカベルネ・ソーヴィニヨンなどを作っています。リチャード・アローウッドと食事をしたのをきっかけに今回の購入にいたりました。
近年、ワイナリーをジャクソン・ファミリーなど大手に売却するケースが目立っていました。こういった家族経営のワイナリーに売るのは珍しいとおもいます。
アントニオ・ガッローニが主宰するワイン・レビュー・サイト「ヴィナス(Vinous)」が、ワインのセカンダリー・マーケット情報を扱うライブEX(Liv-ex)から、ワインの在庫の価値管理を行うセラーウォッチを買い取りました。
セラーウォッチは、自分の在庫を登録して、その市場価格を調べたり、ワインの価格を調べるなどの機能を提供しています。Liv-exが提供するセカンダリー・マーケットの情報とも連携しており、それは今後も続きます。
ヴィナスは、アントニオ・ガッローニのほか、ステファン・タンザーやニール・マーティンといった著名なレビュアーを抱えるワイン・レビュー・サイト。こういったプロのレビュアーによる評価のほか、一般ユーザーの集合知による評価を行うDelectableというアプリも運営しています。
セラーウォッチは、自分の在庫を登録して、その市場価格を調べたり、ワインの価格を調べるなどの機能を提供しています。Liv-exが提供するセカンダリー・マーケットの情報とも連携しており、それは今後も続きます。
ヴィナスは、アントニオ・ガッローニのほか、ステファン・タンザーやニール・マーティンといった著名なレビュアーを抱えるワイン・レビュー・サイト。こういったプロのレビュアーによる評価のほか、一般ユーザーの集合知による評価を行うDelectableというアプリも運営しています。
オンラインワインショップwine.comが30ドル以下のワインの売上トップ10を発表しています(Top 10 Favorite Wines Under $30)。
1位はワシントンの「Intrinsic Red Blend 2017」。ジェームズ・サックリングが93点を付けているワインですが、価格は22ドル(現在は17.99ドルでセール中)。ワシントン州はコスパワインの宝庫です。特にカベルネ系はいいものが多いと思います。日本では未発売。
2位はイーラス(Erath)のピノ・ノワール2017。オレゴンのワインです。19ドルですが、日本でも3000円程度と安く売っています。これはお薦め。
カリフォルニアでは唯一9位にエクスペリエンスのカベルネ・ソーヴィニヨンが入りました。これも日本で売っています。数年前にナパ・ハイランズをテレビで明石家さんまさんが褒めたことでブームになり、ナパ・ハイランズが枯渇した際、ナパ・ハイランズと同等の価格帯で味わい的にも負けていないものとしてラインアップに加わった一つです。日本ではさすがに3000円以下にはなりませんが、コスパは素晴らしいワインの一つです。
1位はワシントンの「Intrinsic Red Blend 2017」。ジェームズ・サックリングが93点を付けているワインですが、価格は22ドル(現在は17.99ドルでセール中)。ワシントン州はコスパワインの宝庫です。特にカベルネ系はいいものが多いと思います。日本では未発売。
2位はイーラス(Erath)のピノ・ノワール2017。オレゴンのワインです。19ドルですが、日本でも3000円程度と安く売っています。これはお薦め。
カリフォルニアでは唯一9位にエクスペリエンスのカベルネ・ソーヴィニヨンが入りました。これも日本で売っています。数年前にナパ・ハイランズをテレビで明石家さんまさんが褒めたことでブームになり、ナパ・ハイランズが枯渇した際、ナパ・ハイランズと同等の価格帯で味わい的にも負けていないものとしてラインアップに加わった一つです。日本ではさすがに3000円以下にはなりませんが、コスパは素晴らしいワインの一つです。
ウメムラでも恒例の福袋の販売が始まっています。ここは柳屋の福袋とは異なり、最初から内容が決まっているのではなく、顧客のリクエストでワインを選ぶというもの。例えば「カリフォルニアのピノ・ノワールだけ」とか「●●の●●は必ず入れてください」といった中身のお願いができます(もちろん、1万円の福袋に2万円のワインを入れてもらうといった無理なものは除きます)。
ということは実質的に何割引かでワインを買っているのと似たような感じで注文できるので、損になることは絶対にありません。この期間にウメムラで買うならこれを使わない手はありません。
価格は4本で1万1000円(税込み)から6本で55万円まで。
今なら3万円以上で2000円引き、1万円以上で500円引きなどのクーポンも利用できます。
ウメムラの福袋一覧
6本で2万2000円あたりが使い勝手がよさそうな感じがします。
ということは実質的に何割引かでワインを買っているのと似たような感じで注文できるので、損になることは絶対にありません。この期間にウメムラで買うならこれを使わない手はありません。
価格は4本で1万1000円(税込み)から6本で55万円まで。
今なら3万円以上で2000円引き、1万円以上で500円引きなどのクーポンも利用できます。
ウメムラの福袋一覧
6本で2万2000円あたりが使い勝手がよさそうな感じがします。
カリフォルニア大学デーヴィス校(UCデーヴィス)はカリフォルニア州食糧農業局(CDFA)にピアス病(ピアス氏病)に耐性を持つブドウ品種5つを開発したと報告しました(New PD-Resistant Wine Grape Varieties Named and Released)。5つの品種は特許を申請中で、それが認められて正式に名前が付いたらCDFA Grapevine Registration and Certification Programに参加しているナーサリーに卸して販売されるようになります。
ピアス病はブドウを枯れ死させる病気で、シャープシューターと呼ばれるヨコバイ科の昆虫によって媒介されて伝染ります。特効薬はなく、テメキュラ・ヴァレーでは60%のブドウが死ぬなど多くの被害があり2000年ころから対策が研究されています。現在はナーサリーでシャープシューター(特に飛翔力が高いガラス羽シャープシューター)の卵が付いていないかを1本1本厳しくチェックして蔓延を防いでいます。
今回開発されたブドウは、ヴィティス・アンゾニカというブドウ品種と、ワインで一般に使われているヴィティス・ヴィニフィラ種をかけ合わせて作られています。何世代もの掛け合わせによって、ヴィティス・ヴィニフィラを97%にまで高めて、ワイン用として優れたものにしました。
赤ワインのブドウが3種と白ワインのブドウが2種あり、それぞれ以下のような比率となっています。
Camminare Noir—50% Petite Sirah, 25% Cabernet Sauvignon
Paseante Noir—50% Zinfandel, 25% Petite Sirah, 12.5% Cabernet Sauvignon
Errante Noir—50% Sylvaner, 12.5% Cabernet Sauvignon, 12.5% Carignane, 12.5% Chardonnay
Ambulo Blanc—62.5% Cabernet Sauvignon, 12.5% Carignane, 12.5% Chardonnay
Caminante Blanc—62.5% Cabernet Sauvignon, 12.5% Chardonnay, 12.5% Carignane
ピアス病はブドウを枯れ死させる病気で、シャープシューターと呼ばれるヨコバイ科の昆虫によって媒介されて伝染ります。特効薬はなく、テメキュラ・ヴァレーでは60%のブドウが死ぬなど多くの被害があり2000年ころから対策が研究されています。現在はナーサリーでシャープシューター(特に飛翔力が高いガラス羽シャープシューター)の卵が付いていないかを1本1本厳しくチェックして蔓延を防いでいます。
今回開発されたブドウは、ヴィティス・アンゾニカというブドウ品種と、ワインで一般に使われているヴィティス・ヴィニフィラ種をかけ合わせて作られています。何世代もの掛け合わせによって、ヴィティス・ヴィニフィラを97%にまで高めて、ワイン用として優れたものにしました。
赤ワインのブドウが3種と白ワインのブドウが2種あり、それぞれ以下のような比率となっています。
Camminare Noir—50% Petite Sirah, 25% Cabernet Sauvignon
Paseante Noir—50% Zinfandel, 25% Petite Sirah, 12.5% Cabernet Sauvignon
Errante Noir—50% Sylvaner, 12.5% Cabernet Sauvignon, 12.5% Carignane, 12.5% Chardonnay
Ambulo Blanc—62.5% Cabernet Sauvignon, 12.5% Carignane, 12.5% Chardonnay
Caminante Blanc—62.5% Cabernet Sauvignon, 12.5% Chardonnay, 12.5% Carignane
ワインを飲む機会も増える年末年始、ちょっと高級なワインに手を出したくなる時期でもあります。ナパの高級カベルネとなると2万円を超えるのが当たり前のような感じになりつつありますが、今回は訳ありで安く売っているカベルネ2つと、王道だけど安いカベルネ2つを紹介します。
今年は訳あり系ワインの当たり年でもありますが、中でもこりゃ安いわと思ったのがアリル(Aril)のカベルネ・ソーヴィニヨン。ワイナリーを売却するとかしないとか、真偽ははっきりしませんが、とにかくワイナリー価格150ドルがほぼ半額になっているという安さです。
次のコン・クリークは定価1万1000円だったのが6000円と、これもほぼ半額に。
掘り出し物系ではナパ・ハイランズのリザーブというのもありましたが、これはもう売り切れてしまったようです。
次は王道系2本ですが、まずはシャトー・モンテリーナのエステート・カベルネ・ソーヴィニヨン。
モンテリーナというとパリスの審判で買ったシャルドネのイメージがあるかもしれませんが、カベルネ・ソーヴィニヨンでは古くからナパの一流です。エステートと普通のカベルネ・ソーヴィニヨンがありますが、品質はエステートがずっと上です。アカデミー・デュ・ヴァンの講座でも毎期試飲していますが、クラシックな味わいでカベルネ・ソーヴィニヨンらしいカベルネ・ソーヴィニヨン。最新の2015年ならワイナリー価格で175ドルしますが、日本での価格(2014年ヴィンテージ)だと1万5000円程度。実は日本の方が安いくらいの価格設定になっています。
最後に紹介するのは王道中の王道。ロバート・モンダヴィのト・カロン・リザーブ カベルネ・ソーヴィニヨンです。ワイナリー価格は175ドル程度。日本では税込みで1万7000円台とワイナリー価格より安くなっています。おそらく「ト・カロン」の名を冠したカベルネとしても最安でしょう。このワインもアカデミー・デュ・ヴァンの講座で毎期試飲していますが、ナパのカベルネとしてはとても酸が豊かでエレガントな作り。ガツンとしたナパのイメージとはちょっと違うかもしれませんが、非常に良質なカベルネ・ソーヴィニヨンです。2014年はワイン・アドヴォケイトで95点。
モンテリーナやモンダヴィなどは20年前と比べても、価格はそれほど大きく変わっていません(ベリンジャーあたりもそうですね)。かといって品質が落ちたわけではないので、すごく狙い目になっていると思います。
モンダヴィとかモンテリーナ、有名すぎて見過ごしているかもしれませんが、実はこのように日本の価格がすごく安いので狙い目なのです。お薦めです。
今年は訳あり系ワインの当たり年でもありますが、中でもこりゃ安いわと思ったのがアリル(Aril)のカベルネ・ソーヴィニヨン。ワイナリーを売却するとかしないとか、真偽ははっきりしませんが、とにかくワイナリー価格150ドルがほぼ半額になっているという安さです。
次のコン・クリークは定価1万1000円だったのが6000円と、これもほぼ半額に。
掘り出し物系ではナパ・ハイランズのリザーブというのもありましたが、これはもう売り切れてしまったようです。
次は王道系2本ですが、まずはシャトー・モンテリーナのエステート・カベルネ・ソーヴィニヨン。
モンテリーナというとパリスの審判で買ったシャルドネのイメージがあるかもしれませんが、カベルネ・ソーヴィニヨンでは古くからナパの一流です。エステートと普通のカベルネ・ソーヴィニヨンがありますが、品質はエステートがずっと上です。アカデミー・デュ・ヴァンの講座でも毎期試飲していますが、クラシックな味わいでカベルネ・ソーヴィニヨンらしいカベルネ・ソーヴィニヨン。最新の2015年ならワイナリー価格で175ドルしますが、日本での価格(2014年ヴィンテージ)だと1万5000円程度。実は日本の方が安いくらいの価格設定になっています。
最後に紹介するのは王道中の王道。ロバート・モンダヴィのト・カロン・リザーブ カベルネ・ソーヴィニヨンです。ワイナリー価格は175ドル程度。日本では税込みで1万7000円台とワイナリー価格より安くなっています。おそらく「ト・カロン」の名を冠したカベルネとしても最安でしょう。このワインもアカデミー・デュ・ヴァンの講座で毎期試飲していますが、ナパのカベルネとしてはとても酸が豊かでエレガントな作り。ガツンとしたナパのイメージとはちょっと違うかもしれませんが、非常に良質なカベルネ・ソーヴィニヨンです。2014年はワイン・アドヴォケイトで95点。
モンテリーナやモンダヴィなどは20年前と比べても、価格はそれほど大きく変わっていません(ベリンジャーあたりもそうですね)。かといって品質が落ちたわけではないので、すごく狙い目になっていると思います。
モンダヴィとかモンテリーナ、有名すぎて見過ごしているかもしれませんが、実はこのように日本の価格がすごく安いので狙い目なのです。お薦めです。
柳屋で毎年恒例の福袋が始まっています。税抜き9999円で5本。実質平均2000円です。
そのうち2本は定価2000円弱の南アフリカのカベルネブレンドとニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランですが、残り3本はカリフォルニアで2000円を大きく上回る価格のものです。
目玉は定価5500円のナパのカベルネ。今年の秋に出合ったワインで、柳屋では店頭でもネットでも扱っていません。
次は3000円のシャルドネ。有名ブランドだけどスペシャルなワインとのこと。
最後は3000円弱のピノ・ノワール。有名なワイナリーのものだそうです。
カベルネはあのへんかなあという想像はしていますが正解かどうかは分かりません。定価ベースでは合計1万5000円になるとのことで、損した感はないだろうと思います。
そのうち2本は定価2000円弱の南アフリカのカベルネブレンドとニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランですが、残り3本はカリフォルニアで2000円を大きく上回る価格のものです。
目玉は定価5500円のナパのカベルネ。今年の秋に出合ったワインで、柳屋では店頭でもネットでも扱っていません。
次は3000円のシャルドネ。有名ブランドだけどスペシャルなワインとのこと。
最後は3000円弱のピノ・ノワール。有名なワイナリーのものだそうです。
カベルネはあのへんかなあという想像はしていますが正解かどうかは分かりません。定価ベースでは合計1万5000円になるとのことで、損した感はないだろうと思います。