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Date: 2009/0530 Category: 技術系
Posted by: Andy
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家人のリクエストに応じて川崎ローズ(2週前に折った方)をもっと小さい折り紙で折ってみました。左から15cm四方の普通の折り紙,10cm四方の和紙(先週紹介したもの),7.5cm四方,5cm四方,4cm四方のサイズです。

バラ1
バラ2

一番右は小指の先くらいの大きさ。ちょっとピントが甘いですが,これだけ拡大してみました。

小サイズ
小サイズ上から

爪楊枝も使って仕上げました。

ところで,下記の本を借りたのですが,結局これに載っているバラは「折り紙夢WORLD 花と動物編」と同じものだけでした。ただ,数学的な話などが結構載っていてそこは面白そうなので読んでみようと思っています。


Date: 2009/0530 Category: 技術系
Posted by: Andy
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先週試した2種類の川崎ローズのうち,片方は本を見なくても作れるようになったのですが,もう一方が途中でどうしても分からなくなってしまうので,再挑戦しました。

まずは20cm四方の折り紙で挑戦。これだけ大きいと分からなくなっていたところの「あるべき姿」が分かるので,ここでこんがらがる場所の形を頭に叩きこみました。その上で15cm四方(いわゆる普通の折り紙のサイズです)で挑戦。途中一工程省略(紙のたるみを取るところですが,このサイズだとほとんどたるみもでないので)しましたが,20分かからないで折れました。仕上がりはあまりきれいじゃないですが,花びら自体にはあまり力を入れなかったので…

成功例表

裏がこのように四角くなるのが特徴で,こうなれば成功です。

成功例裏

調子に乗って10cm四方の和紙でもやってみましたが,さすがに小さすぎて失敗しました。裏がぐちゃぐちゃ。
失敗例表
失敗例裏
Date: 2009/0529 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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柳屋にSea SmokeのフラグシップTenが入っています。日本で見かけることは減りましたが,値段はさほど変わっていないのがありがたいところ。Wine-Searcherによる平均価格は126ドルということなので,1万3800円はまあまあでしょう。

基本的にSea Smokeは濃い,甘い系ピノです。Tenはその特徴も強いです。みずみずしさを味わうなら一番下のBotellaがベスト。Tenは4~5年寝かすくらいがいいと思います。

Date: 2009/0528 Category: 技術系
Posted by: Andy
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iPhoneのAppStoreでLonely Planet San Francisco City Guideが無料になっているそうです。
"an Fransicoにお出かけの予定がある方は、1,800円のはずがなぜか無料のこのアプリをポチっておくことをおすすめします。"

Twitter / iPhone・iPod touch ラボ: どうやら特定のアプリのせいではないようです。というこ ...

確認してみましたが,確かに無料です。容量54.5Mバイトと大きいですが,その代わりオフラインの地図も入っているので,現地で通信しなくても利用できるという大きなメリットがあります。Lonely Planetは米国の旅行ガイドでは定評があるシリーズの一つ。

サンフランシスコに行く予定があるiPhone/iPod touchユーザーはダウンロードしておくのがお勧めです。
Date: 2009/0528 Category: 技術系
Posted by: Andy
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閑話休題。New York Timesの記事によると米国のティーンエイジャーは1日70通を超えるショート・メッセージ(SMS)を送受信しているとのこと。
American teenagers sent and received an average of 2,272 text messages per month in the fourth quarter of 2008, according to the Nielsen Company

これは1年前の倍以上ということですが,平均これだけってすごいですねえ。ティーンエイジャーといっても日本で言うと中学生から大学生1,2年生まで含むわけなのですが,満遍なくそうなのでしょうか? 日本では携帯中毒で学校への持込禁止といった話が上がっていますが,米国ではそういう話はないのでしょうか?

子供たちに限らず,携帯電話は便利なツールであることに異論はないですが,それにしがみついて離れられなくなるような状態は健全とは言えないと思います。このような状況がどこまで進むのか,あるいはストップすることはあるのか,日本も含めて気になります。

PS. Twitterも最初は依存性が少ない軽いコミュニケーションのためだったような気がしますが,フォローする人が増えるにつれ,一日何千ものタイムラインが流れるようになり,ほとんど流し読みとはいえ,だんだん依存性が強くなってくるのは危険な兆候かもしれません。
Date: 2009/0528 Category: 読書感想
Posted by: Andy
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珍しくカリフォルニアワイン。ハワイのレストランで飲んでます(遠峰一青親子)。

Kongsgaard Chardonnay The Judge 2004

Marcassin Pinot Noir 畑名不明(多分Marcassin Vineyard) 1996

Hess Collection The Lion 2004


レストラン価格でいくらくらいでしょう? 3000ドルくらい?
ええワイン飲んでますなあ。
三つ目にヘス・コレクションを持ってきたのはなかなかかと思ってしまいました。
Date: 2009/0527 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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1カ月ほど前に,ブロガーがWine Advocate誌のレビュアの倫理性についてパーカーに質すという記事を書きましたが,この問題をWall Street Journalが取り上げています

といっても特に新たに明らかになったことがあるわけではなく,後追い記事なわけですが,権威ある新聞が取り上げたことで方々で話題になっているようです(読売新聞も取り上げていましたが,発端となるブログについて言及していないのは意図的なものでしょうか)。

パーカーはこの問題への対応として,これまでパーカー自身についてしかかかれていなかったWine Advocate誌の他の評論家についてWriter Standardsの中に追記しています。かなり長いので,要約した部分だけ引用しておきます。

All writers hired as independent contractors must certify that they maintain rigid standards of independence and integrity, writing about what is in the bottle, free of external pressure. Infrequently, I do permit these writers to accept free airline travel and related but limited hospitality, but only for the purposes of education involving geography, geology, and lay of the vineyards in their areas of responsibility, or to speak at wine conferences. All tastings, other than expressly noted, are done either stateside in peer groups, or in author-organized tastings in the country where the wines are produced. They are done under both blind and non-blind conditions, at specific domaines, at centralized locations, and on occasion, with importers. I routinely purchase and taste some of their highly rated wines to verify and monitor their reviews for accuracy
Date: 2009/0526 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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マーフィー・グッドの「理想の仕事」について百式で書かれていたのでアップデート情報。

応募者から4人の候補を選ぶのですが,既に二人は内定しています。Hardy Wallace氏とRick Bakas氏。Rick Bakas氏はかなり有名人でTwitterでは1万7000人以上もフォロワがいます。

応募ビデオは


この二人だったらHardy Wallaceのユーモアに乗りたい感じです。募集は6月19日までなので,まだ間に合います。ビデオを見て投票するので,ここがカギですね。もっと面白いビデオを作れば意外と一発逆転があるかもしれません。
Date: 2009/0525 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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Opus One 2005,またいろいろなショップに入っています。安いところは消費税や送料入れても2万円を切ります(下記参照)。米国では安いところで140ドルくらいですが,平均は190ドルくらいなので,あまり変わらない水準に達したと言えるのかもしれません。数年前までの「日本は倍」といった状況よりは大分改善しているのが確かだと思います。思い入れのあるヴィンテージだったら,一本買っておいても,と思ってしまいそうな値段です。

Opus Oneの評価については以前の記事に書いているので,そちらを見てください。Wine Advocate誌のレイティング,いわゆるパーカー・ポイントでは過去最高の95点となっています。

そういえばRobert Mondaviが亡くなってから1年経ってしまいました

Date: 2009/0525 Category: 技術系
Posted by: Andy
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日本ではワイン業界とWebとの間はオンライン・ショッピングを除くとかなり距離が離れている感じがしますが,米国では随分それが近付いてきたように思います。急上昇中のサービスTwitterで見ると,Wine Library TVのGary Vaynerchuk(@garyvee)が現在フォロワー・ランキング84位で41万4526人。最近ではJancis Robinson(http://twitter.com/JancisRobinson)なんかも登録しています。Bonny DoonのRandall Grahm(@RandallGrahm)などワインを作る方も登録しているし,「偽ロバート・パーカー」(@101points)も登場しています。

Twitterに入ったけど誰を登録したらいいか分からないという場合はwefollow.comが役に立ちます。例えばワイン関係なら#wineで。

ちなみに僕は あっとandyma で。とはいえワイン関係では全然つぶやいていないのでご了承のほどを。あと,フォローいただいてもフォローするとは限らないのでそれもご了承を。
Date: 2009/0525 Category: 技術系
Posted by: Andy
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みかみかが福山ローズを折っていたからというわけではありませんが,再び川崎ローズ。今度は和紙で折ってみました。10cm四方と小さいサイズなのでちょっと折りにくかったですが,和紙は曲線を出しやすいので出来上がった作品は大分やわらかい感じになりました。

和紙バージョン

ちなみに昨日からの写真は全部iPhoneで撮っていて,TiltShiftというソフトで周りにボケ味を出しています。ただ,元のカメラがシンプルすぎるので,色味が大分変わってしまっている写真が結構あります。ということで,これだけはデジカメ(とはいってもコンパクトだけど)でも撮っておきました。

同じバラ

もう一つの川崎ローズにも同じサイズの和紙で挑戦しましたが,これは紙が小さいと最後の方が難しくなりすぎてしまいます。挫折中。

ところでいろいろあるバラの折り方ですが,mixiでいただいたコメントによると川崎ローズといっても6種類くらいあるそうです。そのあたりは下記の本がくわしいということです。福山ローズも最後の方の花びらの表現の付け方は違いますが,それ以外はほとんど川崎ローズと同じようでした。

Date: 2009/0524 Category: 技術系
Posted by: Andy
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土曜日は炊事くらいしか家事もせず(あー,洗濯もしたか),折り紙ばっかりしていました。先週バラの折り紙のことを書きましたが,発端はそれ。川崎ローズという有名なバラの折り紙を博士の折り紙夢BOOKという本を見ながら折っていたのですが,同じ作者の「折り紙夢WORLD 花と動物編」に載っている川崎ローズは折り方が大分違うのです。平日の朝にやってみたら会社に遅刻しそうになってしまったためで週末まで保留にしていた次第です。

川崎ローズ

なんとかバラっぽく仕上げましたが,後半が難しく,よく分かりませんでした。次は調子に乗って同じ本からあじさいを折りました。

あじさい

次に川崎ローズに再挑戦。本に練習は20cm四方,本番は30cm四方と書いてあったので,大きな紙を使っての挑戦です。今度は大分できるようになりました。

川崎ローズ再挑戦

細かいところを見ると,最後裏面が正方形になるところがちょっと崩れていたりして,完璧ではありませんが,大分進歩しました。

あじさい
カエル

これは川崎さんの本ではありませんが,折ったのでついでに載せておきます。カエルは妻作。

次は蝶とひまわり。どちらも博士の折り紙夢BOOKからです。

蝶
ひまわり

最後はパイナップル。妻のリクエストで作ったのですが,小さいユニットを組み合わせて作るタイプの作品です。ここでは4cm四方の折り紙を71枚(本当は63枚なのですが,ちょっと背を高くするために一段増やしました)も使って折っています。さすがに疲れたので最後の方は妻に手伝ってもらいました。

パイナップル




Date: 2009/0522 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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これは売れるだろうと思いましたが予想以上のスピードで各ショップ売れきれています。今はWassy'sに10本入っています。

Date: 2009/0522 Category: イベント
Posted by: Andy
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サンフランシスコのCrushpadが今年もオープンハウスを開きます。6月20日14時~18時。予約はこちらからどうぞ

それから,Crushpadの顧客は他の顧客とのワイン交換会も同時開催です。顧客の方はこちらから
Date: 2009/0521 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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この記事の内容はもしかすると将来ワイン業界に大きな影響を与えるかもしれない,という感じがします。タイプは違うけどCrushpadに匹敵するくらいの意味があるかもしれません。

ワイン販売やコミュニティ・サービスを手がけるVinfolioが,ワイン・セラー管理サービスの最大手CellarTrackerと協力することになりました(発表記事)。Vinfolioは5月20日に「Vinfolio Marketplace」というコンシューマーがワインを売買できる場を7月に開始すると発表しましたが,そのシステムとCellarTrackerを連携させるということです。具体的に言うと,CellarTrackerのユーザーは,CellarTrackerのユーザー・インタフェース上でVinfolio Marketplaceを使った売買ができるようになります。

CellarTrackerは13万5000のユーザーが1200万本以上のワイン管理に使っています。僕もワインのレビューが見つからないときなどはCellarTrackerを見ることがよくあります。また,Vinfolioにとっては,実は既に販売するワインの7割はユーザーからの委託販売なのだといいます。つまりマーケットプレースが成り立つ土俵は十分に整っているといっていいと思います。Vinfolioのコミュニティ・サービスは先日紹介した記事でも高く評価されています。

CellarTrackerとVinfolioはコミュニティ・サービスという面ではライバルでもあるわけですが,どちらにとってもメリットがあるということで今回の提携に踏み切ったことも英断だと思います。

【追記】VinographyのAlder氏も「Today, the world, or more accurately, the market of fine wine has changed fundamentally with the announcement of the Vinfolio Marketplace.」と,今回の提携について書いています
Date: 2009/0521 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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エサキホンテンにおいて5月21日午前10時までの限定でShafer Hillside Select 2003が税込み送料込みで2万4570円です。米国で200ドルを切るところもありますが,平均250ドルくらい(もちろん税抜き送料含まず)なので,かなり割安です。Wine Advocateでのレイティングは95点とHillside Selectにしては低めですがパーカーはほとんど手放しで褒めています。
Cabernet Sauvignon Hillside Select shows some graphite and pain grille notes intermixed with creme de cassis, licorice, camphor, and some spice box. Full-bodied, powerful, with fabulous fruit, silky tannins, and an intense mouthfeel, this is a gorgeous wine to drink over the next 20-25 years.

ちなみに下でも紹介していますが,このワインショップではBondのMatriarchが残っています。現時点で残り4本。カベルネ・ファンでお金があったら両方買っておくべきでしょう。メイトリアーク,高価なカリフォルニアのカベルネには厳しい意見が多いパーカーの掲示板でも「これは買い」という人が珍しく主流です。
Date: 2009/0520 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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サイドウェイズ日本版の予告編が公開されているといのをCalifornia Wine Gardenのブログで知りました。

サイトはこちら(いきなり予告編始まります。音が大きいので注意)。music by ジェイク・シマブクロなんですね。ナパさんの差し金?

予告編を見る限り小日向文世さん生瀬勝久さんのだめっぷりが面白そうです。公開は今年秋とのこと。

過去記事はこちらとかこちらとかこちらとか。
Date: 2009/0520 Category: 技術系
Posted by: Andy
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スクリューキャップのワインが増えてきたとはいえ,いまだ主流はコルク栓。うちでは抜いたコルクはなぜだか捨てずに貯めているのですが,意外とそういう人は多いのではないでしょうか?

Dr. Vinoのブログにコルクの有効に使う10の方法という記事が出ていました。芸術作品にしてしまったり,壁にしてしまったり,いろいろあってなかなか面白いです。個人的にはミニチュアモデルが結構気になりました。

リサイクルという項目ではiPhoneのケースも。もちろん自分のコルクで作れるわけではありませんが,実際にこのケースは市販されています。私が使っているケースと同じGriffin Technologyの製品。Amazon.comのレビューではなかなか好評。Amazonでは現在品切れですが,eBayでは購入可能です。ショック・アブゾーバーとしてはいいでしょうね。

下の写真はうちの子が作った鉛筆立て。
鉛筆立て
Date: 2009/0519 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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2008年のWine Spectator誌Top100で10位にランクインしたSeghesioのSonoma County Zinfandel 2007が柳屋に入荷しています。前年より値段が下がって税抜き2700円。米国の平均価格が26ドルくらいなので,ほぼ現地価格相当です。2000円台ならかなりお買い得な感じがします。

Wassy'sも同価格。タカムラはちょっとだけ高いですが5月21日までは8000円以上購入で送料無料です。

Date: 2009/0518 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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以前に中川ワイン販売がボンドの扱いを始めたという記事を書きましたが,カリフォルニアワインあらかるとで入荷しています。多分一番お買い得なのはMatriarch(メイトリアーク)。米国の実勢価格が125ドルくらいからなのが1万800円(税抜き)です。前にも書いたようにBondはメーリング・リストに入っていてもセットでないと購入できないので,バラでこの価格はかなりメリットがあると思います。

ほかの単一畑物も絶対額は高いですが,それでも米国の実勢価格は300ドルを超えているので,それより安いです。

なお,ボンドはHarlan EstateのBill Harlanが始めたプロジェクトで,ナパの様々なテロワールを表現する畑からの購入ブドウでワインを作っています。Matriarchはそれらのブレンド物。ボンドは生産量の1/3をバルクで売り払っているため,Matriarchといえども単なるセカンドワインというよりは,もっとまじめに取り組んだワインであるとパーカーは書いています。



Matriarchはハーラン・ファミリーのワインとしては,過去最安だと思います。ハーランというブランドは今でも人気なので,かなり早く売り切れるだろうと思います。買いたい人はお早めに。

【追記】やっぱりメイトリアークは出足早いですね。別のショップのリンクも貼っておきます。
Date: 2009/0518 Category: グルメ
Posted by: Andy
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土曜日は午前中は下の子が理科実験教室。午後はベランダで野菜を育てたいというのでホームセンターで苗(ミニキュウリとサツマイモなど)を購入して植えました。

夕食に,何年か前に買ったきりになっていた「たこ焼き器」をついに登場させました。
たこ焼き
これだけだと失敗の危険がかなり高いので,隣ではホットプレートで「チヂミ」を焼いています。最初は全く丸になりませんでしたが,途中からは段々たこ焼きっぽくできるようになりました。ただ,生地をもっとゆるくした方がよかったようです。それからこのプレートは「火加減」がなかなか難しい。ちょっと油断すると回すのが遅れてしまうので,一度にあまり多く焼かないように作りました。途中で電源をこまめにオンオフするなど,技術をみがく必要がありそうです。

日曜日は天気が悪いので,珍しく家で割とのんびり。最近,下の子がずっと折り紙をやっているので,僕もちょっと作ってみました。
川崎ローズ
川崎さんという,折り紙で博士号を取った人の考案した「川崎ローズ」です。折っていてかなり面白いです。完成品の写真を見ると,もっと中を広げないといけないみたいですね。

夕食は新じゃがと豚肉のみそ合え。例によって小林カツ代さんのレシピ。うまいです。



Date: 2009/0517 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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Dominus Winery
Originally uploaded by ianxharris

DesignCraveというブログに世界のワイナリの建築トップ10という記事が出ていました。

カリフォルニアから選ばれているのはDominus(写真),Merus,Artesaの三つ。Dominusは一見,無骨な石組みに見えますが,実は石の隙間から風が通るように工夫されていたりして,面白い作りのようです。

Merusはテイスティング・ルームを紹介しています。

Artesaは行ったことがありますが,確かにおしゃれです。

ナパではキホーテなんかもデザイン的に気になるところです。
Date: 2009/0515 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Sonoma Valley Vintners & Growers Allianceは5月11日,初のワイン・コンペティションをLodge at Sonomaで開催しました(元記事)。「2006年のCabernet Sauvignon,小売価格30~49ドル」などとかなり細かいカテゴリー分けがされています。

各カテゴリーでのトップのワインのほか,Double GoldからBronzeまでの評価も出ています。Double Goldに輝いたのは以下の3本。

Category: Cabernet Sauvignon, Vintage 2005, retail price, $30 and up
Arrowood Vineyards & Winery
2005
Cabernet Sauvignon
Monte Rosso
Sonoma Valley
DOUBLE GOLD

Category: Syrah, Vintage 2006, retail price, $30 and up
Nicholson Ranch
2006
Syrah
Las Madres
Sonoma Carneros
DOUBLE GOLD

Category: Chardonnay, Non-Barrel Fermented, Vintage 2007 , retail price, $15 and up
Roche Carneros Estate Winery
2007
Chardonnay
Estate
Sonoma Carneros
DOUBLE GOLD

ちなみにSonoma Valleyではこの週末「Passport Weekend」が開催されます。今頃はブドウが花を付けていて,まだのんびりできるいい季節だと思います。
Date: 2009/0514 Category: 技術系
Posted by: Andy
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しづきさんのご協力を得て,iPhoneでブラウズしやすくしてみました。コメント入力が動いていないようですが,ブラウズはできると思います。

iPhone対応

不具合などあったらご連絡ください。
Date: 2009/0514 Category: 読書感想
Posted by: Andy
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カリフォルニアワインの入門本が出版されました。といっても英語です。黄色と黒の装丁で有名な「for Dummys」シリーズの一冊です。

目次はこんな感じ。
* California wine 101 — understand the range of California wines, what makes them unique, and what a varietal wine is
* Review the regions — explore the major wine regions of California and what makes each one special, from the soil to the climate
* Open the bottle — become fluent in the Big Six: Chardonnay, Sauvignon Blanc, Cabernet Sauvignon, Merlot, Pinot Noir, and Zinfandel
* Go beyond the basics — appreciate Pinot Grigio, Viognier, Syrah, sparkling wines, and more
* Round out your wine experience — pair and share wines, learn about the proper glassware and serving temperatures, and prepare for a winery visit

それと,次のようなことが分かるとのこと。
* An overview of California wine today
* Wine recommendations for all budgets
* Explanations of wine label language
* A map of wine regions
* Tips for aging and collecting California wines
* Winery tasting etiquette
* The ins and outs of recent vintages
* Top wine country travel destinations
(以上Amazon.comによる)

Amazon.comでは中の検索もできます。日本のAmazonでは中は見られませんが本は買えます。1763円ということなので日本のワイン雑誌と変わらない値段。送料も無料ですから,一冊持っておいても良さそうです。特に,これから旅行の予定がある人などはワイン英語の勉強にもなると思います。ちなみにこのシリーズの英語はかなり平易なので,日本で大学に受かるくらいの英語力があれば結構すらすら(知らない単語以外は)読めるのではないかと思います。

Date: 2009/0513 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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かじわら酒店でPatz & HallのDutton Ranch Chardonnayが税抜き4500円で出ています。ヴィンテージは2000。Wine-Searcherによると現地価格で平均54ドルとのことなので,それよりも安いです。
Wine Advocate誌の評価は91点。

ただ,懸念材料はもうピークは過ぎているであろうこと。Dutton Ranchはどちらかというと早飲み型のワインなので,味わいがどうなっているか気になるところです。特に一回開けたらその場で飲み切る必要があるでしょう。

Date: 2009/0512 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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元女子プロゴルファーのアニカ・ソレンスタムが自身の名の付いたAnnikaワインを発売しました。ワインを作っているのはゴルフ・コースを持つことでも知られているWente Vineyards。シラー75%,カベルネ・ソヴィニョン25%のブレンドだそうです。

価格は75ドル。生産量はわずは611ケースなので,ファンの方は上記サイトからメールして購入するのが吉ではないかと思います。

Date: 2009/0511 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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zoukさんのところで知った話です。サンタ・バーバラで山火事が続いており,その影響でSanta Barbara Wine Futures Tastingもキャンセルになってしまったようです。どうも今年はSanta Barbaraにとっては厄年のような感じです。せめてブドウの生育はうまくいっていいワインができますように。
Date: 2009/0511 Category: 技術系
Posted by: Andy
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ユーロカーブのワインセラーを長持ちさせる方法という記事で紹介した,注意点の2番目であるコンデンサーの埃払いをしました。本体の上に上半身を乗っけて手を伸ばして雑巾で拭ったのですが,残念ながら全体には手が届きませんでした。

・柄の付いた埃取りを使う
・掃除機の先に細い筒を付けて吸う

などしないと,全体の掃除は難しそうです。また,鉄格子と壁との間が5cmくらいだったのですが,このような作業を考えると10cmくらい幅がないとやりにくそうです。これから設置する人はその辺りも気を配るとよろしいのでは。

それでもかなりの埃が取れて,やっただけの甲斐はあっただろうと思います。
Date: 2009/0509 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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VinTankというワイナリ関連のコンサルタント会社(でいいのかな?)がワイン関係のソーシャル・メディアについてのホワイト・ペーパー(リンク先はPDF)を公表しました。

85ページもあるので流し読みしただけですが,最初のパートではFecebook,Twitter,LinkedIn,WineLibrary.tvといったソーシャル・メディアの位置付けと使い方,その効果の測定といったことが書かれており,次のパートではその他新しいワイン専門のソーシャル・メディアが取り扱われています。最後にブログの影響に付いて考察しており,巻末にはこのレポートに取り上げてもらいたいソーシャル・メディアのためのフォームが載っています。

今後,伸びる可能性が強いソーシャル・メディアとして一押しされていたのはVinCellar。先日ちらっと言及したVinfolioが運営するソーシャル・メディアです。
Social Media Chart
日本だと,ソーシャル・メディアといってもmixiなどSNSとブログくらいしかありませんし,ワイナリによる利用はまだ少ないですが,きっとこれから増えてくるでしょう。
Date: 2009/0508 Category: 技術系
Posted by: Andy
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ぐんま昆虫の森でのロケでした。しょこたんがロケに参加していなかったところがもう一つでしたが,「顔に止まる蝶」などそれでもなかなかみごたえありました。

飼育室などでの撮影もありましたが,こういうのはテレビ専用なのだろうなあと思っていたら,ここはすごくプログラムが豊富で「飼育室探検ツアー」なども無料で開催しているようです。

サイトをよく見たらここの園長は矢島稔さんではないですか。多摩動物園の昆虫館などを作った人です。この人の書いた「黒いトノサマバッタ」はトノサマバッタを育てているときのバイブル的な本でした。子供向けですが,大人が読んでも面白い本です。

ぐんま昆虫の森,急に行ってみたくなりましたが,うちからだと結構遠そうです。日帰りだと半分以上車の中で過ごすような感じかな?

Date: 2009/0508 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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読売新聞の記事によるとソノマのワイナリMurphy-Goodeがワイン好きにとって「理想の仕事」をオファーしているとのこと。

仕事の内容はFacebookやYouTube,その他ソーシャル・メディアを使って,ここのワインや土地を世界に紹介するというもの。報酬は月1万ドルでHealdsburgの美邸に住めるそうです。

募集はこちらから。1分以内のビデオを作って提出する必要があります。ビデオが一覧できるページを見ると既に40人が募集しているようです。

応募してみようかと,ちょっと思ってしまいました(就労ビザがないので募集要項を満たせませんが)。
Date: 2009/0507 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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Sine Qua Nonのシラー,グルナッシュのRaven(ヴィンテージは2006)がタカムラで税抜き2万5000円で出ています。しかも5月8日の午前9時59分まで楽天ポイントが最大で10倍つきます。2万2500円となると米国での最安価格とほとんど変わらないレベル。安いです。このワインについての詳細は過去記事を参照してください。

ファイン・ワイン・クラブでも同価格ながら,ポイントは通常付与通り。明日朝以降なら,本数が残っているこちらがお勧めです。

Date: 2009/0506 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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かわばた酒店で5月10日までの限定でCaleraの単一畑(リード,ミルズ,ライアン)とAu Bon Climatのイザベルが割引になっています。イザベルやカレラのライアンは5000円台ですから10年くらい前の水準(Ryanはなかったですが)からすると半額くらいの感じです。そのころは日本で知られているカリフォルニアのピノといったらこの二つのワイナリくらいしかありませんでしたが,今とは隔世の感があります。

Date: 2009/0505 Category: グルメ
Posted by: Andy
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先日,三崎港の朝市に行ったことを書きましたが,そのときに買ったマグロのカマを食べました。全長20cmくらいある大きなカマを親は1個ずつ,子供は二人で1個にしたので全部で三つ。塩とオリーブオイルで1時間くらいマリネしてからオーブンで30分強焼きました。隙間にタマネギとジャガイモ,エリンギを並べて焼いたものが付け合わせ。

マグロカマ

身が分厚くて味が染みないので,醤油やポン酢を付けながら食べましたが,さすが本マグロ。脂が乗っていてジューシー。とてもおいしく,また思った以上に身が多くて食べ応えありました。ちょっとぜいたくですが,これで1本600円は安いです。またすぐにでも買いに行きたくなりました。

ちなみに合わせて飲んだワインはCargasacchiのピノ。最近はNZのピノとかこういうピュアなピノがおいしく感じます。
Date: 2009/0503 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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お誘いを受け,久しぶりにワイン会に出席しました。なんだかすごいワインばかりで,堪能させていただきました。

最初のワインはAubertのChardonnay Ritchie 2007。この日唯一の白。さわやかなんだけど,ゴージャスなワイン。「酸味がちょっと強いのでは」という意見もありましたが,個人的には全く問題なし。ただ,時間がたったら温度のせいかちょっと樽が気にならなくもなかったです。ちなみにWAでは94-96点。

次は,一部で話題のピノ・プロデューサ,ニュージーランドのMuddy Waterです。Slowhand 2007 Pinot Noir。これはおいしいです。ニュージーランドらしい素直でピュアな味わい。うまうま。65ニュージーランド・ドルというから日本円に換算すると4000円弱です。

3番目のワインはKistlerの新しいキュベNatalie Silver Belt。これもWAでは94-96という高得点を得ています。takuyaさんによると2008年に資本参加したDurellのBill Price氏の娘さんの名前を取ったものだそうです。このワインはまだちょっと生固。収斂性のあるタンニンがややとげとげしい感じです。ただし,しばらく冷やしたらかえっておいしくなりました。ただ,まだ実力を発揮していたとは言えない感じ。Kistlerはいつ飲むのがおいしいのか,という問題はあるようですが,もうちょっと待った方がよさそうなワインでした。

次はAuteurのShea Pinot Noir 2007と3本続いて2007のピノです。Vinfolioというワインショップとワインセラー管理ツールのサイトで2年連続100点を取っているそうです。ワイナリはカリフォルニアですが,Sheaは言うまでもなくオレゴンの畑。AuteurはEast HillのBack Blockという,丘の上のブロックを使っているそうです。これはオレゴンらしい,抑制の効いたワイン。100点というのはちょっと,という感じもしますが,いいワインだと思いました。ただ,オレゴンのワインは自己主張が激しくないので,こういうワイン会だとちょっとおとなしく感じられてしまうところはあるかもしれません。

最後のワインはRidgeのMonte Bello 1985です。WAで94点を取っているこのワイン,さすがです。まだまだ若いし,うまみもたっぷり。ピノもいいですが,こういうカベルネはやはり存在感もあるし,いいですね。ご馳走様でした。

ワイン

この日は5人でワイン5本。久々のワイン会なのでつぶれてしまうのではないかとちょっと心配だったのですが,それほど飲み過ぎることもなく無事に帰宅できました。
Date: 2009/0501 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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とある方から教えていただいた,ソノマはセバストポールの学校の寄付金集め用オークション。よく見てみたら,オバマ米大統領就任の昼食会で供されたKorbelのSpecial Cuveeが出展されています(昼食会の過去記事はこちら)。

25ケースしか生産されていないマグナムボトルで中身はKorbel Natural 2004だそうですが,昼食会のシールが貼られており,裏面のラベルも特別なものだということです。
Presidential Seal

当然,このボトルは市販されたことはなく,世間にお目見えするのはこれだけになるでしょう。提供元はもちろんKorbel自身です。今のところ「1ドル」のビッドが付いています。落札できたらお宝ものですが…
Date: 2009/0501 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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ナパのワイナリConn Creekがユニークな体験・実践プログラムを開始しました。「AVA Barrel and Blending Experience」とよぶこのプログラムはナパの14個のAVAのブドウでできたワインをバレル・サンプリングの形で体験でき,さらにそれらのブレンドを自分でしてワインを持ち帰れます。

ワインメーカーのMike McGrath氏が自ら指導してくれるというこの体験プログラム。参加費は95ドルとそれなりにしますが,ワインを持ち帰れることを考えたら高くないでしょう。

プログラムは1日2回(10時半と2時開始),最大10人まで。水曜日以外の曜日に開催します。もちろん要予約です。

同じような体験プログラム,前に記事で書いたなあと思って,このサイトの中を検索してみたらありました。開催場所がCopiaということで既になくなってしまっています。