1つはリヴァース・マリーのピノ・ノワール「カンツラー・ヴィンヤード」2014。米国で70ドルくらいするワインが税抜きでは5780円という安さ。アントニオ・ガッローニは91点を付けています。リヴァース・マリーのピノ・ノワールの中ではかなりボールドなスタイル。コスタ・ブラウンのカンツラーと比べてみるのも面白いかもしれません。リヴァース・マリーのピノ・ノワールはトーマス・リヴァース・ブラウンが造るワインの中では圧倒的に安く(例えばアストンなら2万円、ボアズビューなら3万円超です)、品質も高いので、普通でもかなりお買い得だと思いますが、これは特にお得です。
![]() リヴァース・マリー ピノ・ノワール カンツラー・ヴィンヤード[2014] |
もう1つはドミナスのセカンドワイン「ナパヌック」。先日の記事「カリフォルニアのカベルネ系でパーカー評価が一番高いワインは?」で紹介したワインの中にはセカンドワインを作っているところもかなりありますが、その中でもナパヌックは評価が高く価格が安いのでお買い得です。
おそらく、これらのセカンドワインの中で実売1万円を切るのはナパヌックだけだと思います。米国でも税抜き70ドルくらいからなので、日本の値段はかなり安いです。今回は2013年が税込みで7800円と現地価格以下。Wine Advocateで93点、アントニオ・ガッローニのヴィナスで94点、ジェームズ・サックリングが94点と評論家の評価もこぞって高いです。パーカーはナパヌックは、ただセカンドというだけでなく、それ自体魅力的だとしており、ファーストのドミナスよりも早飲みできる(それでも飲みごろは15年くらい続きます)としています。特に、初期のレビュー(1回めのレビューでは94-96を付けており、2回めに93になった)では、過去最高のナパヌックで、出荷されたら買い占めるべきだとまで書いていました。この価格帯のカベルネの中でも相当魅力的でお買い得なワインと言えるでしょう。
![]() 【セール価格】ドミナス・エステート ナパヌック [2013] 750ml※お届けするワインのヴィンテージが画像と異なる場合がございます。※ヴィンテージについては、ご注文前にお問い合わせ下さい。 |
そんな「パーカー100点」を4ヴィンテージ続けているのがRealm(レアム)のAbsurd(アブサード、アブソード)。同誌でのレビューは2005年(93点)以降とだえていましたが、2012年から最新の2015年まで、いきなり4ヴィンテージ連続の満点です。
レアムの歴史などについては、こちらをご覧ください
ナパの最注目ワイナリー「レアム」の旧ヴィンテージが現行の半額以下
レアムのワインはベクストファー・トカロンをはじめとした単一畑のものと、ブレンドのものとがありますが、このワイン「Absurd」はブレンドのもの。ルールは単純で、とにかく一番おいしいものをブレンドするとのこと。結果として単一畑になることもありえるし、品種構成も毎年変わります。2005年に最初にこのワインを作ったときはプティ・ヴェルドが38%も入り、あまりにも馬鹿げていると思ったことからこの名前が付いたとのこと。
このブレンドは日本には入ってきていないのかと思っていましたが、実はごく少量だけ入っているようです。価格はもちろん高いですがレア度は格別です。生産量はわずか250ケース。
![]() レアムセラーズ ジ・アブソード レッドワイン ナパヴァレー[2014]The Absurd Red Wine Realm Cellars |
赤3本、白1本で税抜き9999円。内容は4500円のナパ・カベ、4900円のプティ・シラー、オレゴン・ピノ、3200円のシャルドネです。定常的に販売しているワインは入れないというポリシーなので、ヒントはありますが、なんだか想像しながら注文するのが楽しいと思います。
個人的には最近、試飲会で美味しいプティ・シラーに何回か当たったので、温故知新という感じですが、今後また注目される品種になる可能性もあるかもと思っています。
![]() ヤナギヤ年末年始恒例 ワイン福袋2017 [赤3白1セット] (正規品) Wine Fukubukuro #16400 |
ほかにも福袋を探したところ「銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA」では1万円のカリフォルニアワイン2本が入って5本で2万円というのがありました。カリフォルニア以外はシャンパーニュが2本とムートンが造るワインが1本(これは安そう、笑)となっています。
![]() ワイン福袋 5本入 2万円税別 送料無料 |
あと、注文したことはないのですが「ウメムラ」の福袋はいつも気になっています。ここはセットが決まっているのではなくて、リクエストに答えてくれるのが特徴です。つまり「カリフォルニアだけで」とリクエストすれば、それで作ってくれるとのこと。口コミの評価は非常に高いようです。1万円から30万円までいろいろあります。
![]() 2018年 新春福袋(そ) 4本 |
![]() 2018年 新春福袋(あ) 6本 |
Twiceのライブチケットがはずれたら買ってみようかな(笑)。
![]() ダックホーン・スリーパームズ・メルロー 2014アメリカ 赤ワイン 750ml フルボディ 辛口 |内祝い 還暦祝い フルボディワイン ギフト プレゼント お酒 |
ワインもワイナリーにあったものはもちろんダメになってしまいましたが、別の倉庫に保管されているワインもありました。「長沢鼎」の名前をつけたシャルドネもその1つ。このほど再入荷しています。
再建を誓うパラダイス・リッジ応援のためにもぜひよろしくお願いします。
![]() パラダイスリッジ カナエ ザ・グレープ・キング シャルドネ 14 |
![]() パラダイス・リッジ・シャルドネ・カナエ・ザ・グレープ・キング2015 |
ジンファンデルもあります。
![]() パラダイス・リッジ カナエ・ザ・グレープ・キング ジンファンデル [2013]赤ワイン アメリカ カリフォルニア |
ふるさと納税では故郷の鹿児島にあるいちき串木野市が返礼品にしています。
![]() 【ふるさと納税】鼎(カナエ)・ザ・グレープキング 赤・白 ワイン 2本セット |
スクリーミング・イーグルのセカンドワインが7万円台。セカンドとしては破格の高さではありますが、普段は15万円台という…
![]() 【タイムセール★特別価格】[2013] スクリーミング・イーグル セカンド・フライト |
ハーランの新プロジェクト「プロモントリー」が税抜き7万円台。普段は9万円台だから安いです。
![]() 【タイムセール★特別価格】[2011] プロモントリー プロプライエタリー・レッド |
スケアクロウも特価。ナパで一番古いと言われているカベルネ・ソーヴィニヨンの畑から作られる貴重なワインです。
![]() 【タイムセール★特別価格】[2013] スケアクロウ カベルネ・ソーヴィニヨン |
マーカッシンのマーカッシン・ヴィンヤード・ピノ・ノワールが税抜き3万円台です。
![]() 【タイムセール★特別価格】[2010] マーカッシン ピノ・ノワール マーカッシン・ヴィンヤード |
オーパス・ワンは2002年が特価。
![]() 【タイムセール★特別価格】[2002] オーパス・ワン |
オーパス・ワンの「セカンド」オーバチュアも2000円ですが安くなっています。
![]() 【タイムセール★特別価格】オーバーチュア【オーヴァーチュア】 1本Overture NV |
モルレ・ファミリーは2017年10月のWine Advocateでも100点のワインを2本出し、これまで4本が100点。98点以上となると19本にもなります。なんだかいつの間にか超一流ワイナリーの仲間入りをしています。
ワインメーカーは元ピーター・マイケルのルーク・モルレ。シャンパーニュ地方出身のフランス人です。現在のピーター・マイケルのワインメーカーは兄のニック・モルレですから兄弟合わせるとさらにすごいワインだらけになります。ただ、ピーター・マイケルほど知名度がないせいか、まだワインは比較的安め。狙い目になっています。
今回のワインもWine Advocate誌では98点。フルボディのシャルドネです。
![]() モルレ マ・プリンセス シャルドネ ソノマカウンティ [2013]750ml |
安い方から5万円の赤白、10万円の赤白、20万円(WAで100点ワインばかり)の5種類です。
白の5万円は
[2012] キスラー シャルドネ キスラー・ヴィンヤード 750ml 通常販売価格 22,800円(税込24,624円)
[2013] コングスガード シャルドネ 750ml 通常販売価格 17,800円(税込19,224円)
[2009] ピーター・マイケル シャルドネ モン・プレジール 750ml 通常販売価格 24,800円(税込26,784円)
の約7万円相当。WAのレイティングは上から95+、96、93です。
![]() カリフォルニア白3本 5万円福袋 |
赤の5万円は
[2010] コングスガード カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml 通常販売価格 32,800円(税込35,424円)
[2008] ピーター・マイケル レ・パヴォ 750ml 通常販売価格 24,800円(税込26,784円)
[2014] ケイマス カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml 通常販売価格 10,000円(税込10,800円)
約7万3000円相当。WAではそれぞれ94+、95、94です。
![]() カリフォルニア赤3本 5万円福袋 |
白の10万円は
[2008] コングスガード シャルドネ ザ・ジャッジ 750ml 通常販売価格 64,800円(税込69,984円)
[2013] シン・クア・ノン レジステ 750ml 通常販売価格 42,800円(税込46,224円)
[2011] ピーター・マイケル シャルドネ ラ・キャリエール 750ml 通常販売価格 22,800円(税込24,624円)
約14万円相当です。シン・クア・ノンと「ジャッジ」が両方入るというのはレア度でもすごいですね。ちなみにシン・クア・ノンはルーサンヌやシャルドネなどのブレンドです。WAではそれぞれ97、97、93。
![]() カリフォルニア白3本 10万円福袋 |
赤の10万円は
[2005] ダラ・ヴァレ マヤ 750ml 通常販売価格 88,000円(税込95,040円)
[2012] ケイマス スペシャル・セレクション カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml 通常販売価格 24,500円(税込26,460円)
[2013] ジョセフ・フェルプス インシグニア 【正規品】 750ml 通常販売価格 22,980円(税込24,818円)
約14万6000円。WAでは96、96、98+です。
![]() カリフォルニア赤3本 10万円福袋 |
最後の20万円福袋は
[2013] スケアクロウ 750ml 通常販売価格 128,000円(税込138,240円)
[2006] コルギン ナンバー・ナイン エステート 750ml 通常販売価格 88,000円(税込95,040円)
[2010] シェーファー カベルネ・ソーヴィニョン ヒルサイドセレクト 750ml 通常販売価格 59,800円(税込64,584円)
約30万円相当です。前述のように3本ともWAで100点。なんといっても極めてレアなスケアクロウが入っているのがすごいですね。ちなみに米国で買ったとしても3本合わせたら20万円を超えるのは確実です。また、KatsudaではボルドーでもWA100点のワイン2本(マルゴー2000年とラ・トゥール2010年)の福袋がありますが、そちらは30万円!
![]() パーカー100点 カリフォルニア赤3本 20万円福袋 |
初夢にでもこんなワイン飲みたいものですね。
シルバーオークといえば、カリフォルニアのカベルネの中でもユニークな存在。カベルネ・ソーヴィニヨンしか作っておらず「Life is Cabernet」を標榜しています(現在は他の品種はTwomeyで手がけています)。アメリカンオークで熟成させ、そのフレーバーも特徴の1つとしています。アメリカンオークを使っているワイナリーには、先日レポートを書いたリッジもありますが、リッジがアメリカンオークであることを思わせない作りなのに対し、こちらはアメリカンオークらしさをむしろ強調しています。
そのあたりで好き嫌いが分かれるワイナリーではありますが、その飲みやすさやわかりやすいおいしさは、多くの人を捉えています。個人的にも最初に好きになったワイナリーの1つで非常に思い入れのあるところです。そういう人は結構いるんじゃないでしょうか。
シルバーオークのカベルネ・ソーヴィニヨンにはナパ・ヴァレーとアレキサンダー・ヴァレーの2つがありますが、アレキサンダー・ヴァレーの方が若いころから飲みやすいワイン。9年熟成してちょうどいいころではないかと思います。
シャルドネとピノ・ノワールの専業で、今後はマーカッサン(Marcassin 、マーカッシン)やキスラー(オキシデンタル)、ピーター・マイケルなどと並んで、ピノ・ノワールのビッグネームになる可能性があると思います。
2017年11月頭に発表されたWine Advocateの最新号では、編集長のリサ・ペロッティ・ブラウンがウェイフェアラー単独の記事を書いています。
リサが今年一番感激した畑だというその畑は、フォートレス・シーヴューにあり、標高12007フィート、太平洋からも近い涼しいところ。マーカッサンの畑から道を上がって行ったところにあるそうです。実はこの場所を発見したのも当時はパルメイヤーのワインメーカーだったマーカッサンのヘレン・ターリー。畑作りはデイビッド・エイブリューが担当しています。
当初はパルメイヤーのワインとして作られましたが、2008年以降独立したブランドに。2012年に新しいワインメーカーを迎えて品質に磨きがかかっています。
例えば同誌の評価だと、2015年のウェイフェアラー、ヴィンヤードのピノ・ノワールが96点。同じくシャルドネは96+。
近隣だとマーカッサンをライバル視するシュレーダー傘下のボアズ・ヴュー(Boar's View)、マイケル・ブラウンのサーク(Cirq)なども注目ですね。エレガント系ではモンダヴィ系のレイン(Raen)などもあります。ピノ・ノワール・ファンにとっては見逃せない地域です。
2012年は94点。
![]() ウェイフェアラー ヴィンヤード ピノノワール フォート ロス シーヴュー[2012] Wayfarer Vineyard PinotNoir Fort Ross Seaview[2012]△ |
2013年のトラベラーも94点,
![]() ■ウェイフェアラー ピノ ノワール マザー ロック[2013] 750ml WAYFARER Pinot Noir Mother Rock[2013]【出荷:7〜10日後】 |
2013年のマザーロックも94点。
![]() ■ウェイフェアラー ピノ ノワール マザー ロック[2013] 750ml WAYFARER Pinot Noir Mother Rock[2013]【出荷:7〜10日後】 |
トーマス・リヴァース・ブラウンについては、このあたりをご参考に。
トーマス・リヴァース・ブラウンの凄さの一端に触れ、まさに「天才」だと思った話(前編)
トーマス・リヴァース・ブラウンの凄さの一端に触れ、まさに「天才」だと思った話(後編)
今年のWine Spectator年間7位もトーマス・リヴァース・ブラウン作でした。
Wine Spectator年間7位はトーマス・リヴァース・ブラウン作
ウォリス・ファミリーはナパのダイアモンド・マウンテンのワイナリー。いわゆる山カベですね。かなりタニックな作りのようです。リトル・シスターはそこのセカンド的なワインですが、ヴィナスのアントニオ・ガッローニがWine Advocate時代に今回のワインをレビューしています。レイティングは89と決して高くないのですが、悪い評価をしたというよりも、試飲をした2012年の段階ではあまりにもタニックで閉じていて、「ほとんど評価不可能」だったとのこと。飲み頃は2016~2025年としていますから、もしかしたら今はすごくおいしくなってきているかもしれません。
いずれにしろ、トーマス・リヴァース・ブラウン作のカベルネで1万円切るのは滅多にないこと、というか初めて見るような気がします。
![]() ウォリス・ファミリー カベルネ・ソーヴィニヨン "リトル・シスター" ダイヤモンドマウンテン(ナパ・ヴァレー) [2010] (正規品) Wallis Family Estate Little Sister |
ちなみに、トーマス・リヴァース・ブラウンのリヴァース・マリーのピノ・ノワールは1万円切るものもかなりあります。個人的にはかなりおすすめ。自社単一畑のスーマでも税別なら6000円台。
![]() 【よりどり6本以上送料無料】 リヴァース マリー ピノ ノワール スーマ ヴィンヤード 2012 750ml アメリカ カリフォルニア 赤ワイン |
ソノマ・コーストなら5000円台。これも相当おいしいです。
![]() 【よりどり6本以上送料無料】 リヴァース マリー ピノ ノワール ソノマ コースト 2013 750ml アメリカ カリフォルニア 赤ワイン |
レッド・カーは2000年にロスアンゼルスで設立。当初は趣味のワイン作りで、派手なラベルにワインも濃い味付けだったのが、ソノマ・コーストに畑を購入し、バランス重視派になっていきました。
今のレッド・カーのワインもおいしいのですが、昔のケレン味のあるワインも捨てがたい、というか、それはそれで良かったと思うんですよね。特にワインごとに違っていたラベルも統一してしまったので、なんだか普通のワイナリーみたい、と思ってしまうのです。
アントニオ・ガッローニはWine Advocate時代に、ファンシーな名前やラベルをやめるのは、今の真摯なワイン造りにあっていると書いていますが、そこは違うんじゃないかと。「そのセリフ、マンフレッド・クランクル(シネ・クア・ノンのオーナー)にも言えるのか?」と小一時間問い詰めたい所存です。
もう、市場に出回っているレッド・カーのワインはほとんどが新ラベルのものになっていますが、まだ「トロリー」シリーズなど少しは残っています。買うなら今のうち、のワインです。
![]() レッド・カー トロリー シャルドネ [2012] Red Car Trolley Chardonnay [2012] |
![]() レッド カー ワイナリー キュヴェ 22 シラー 2009 |
価格はWine-Searcher.comで調べても76ドル~(平均86ドル)するのが日本では5000~6000円台。ナパでエステートの単一畑ものでこの価格となると、もう比較の対象になるワインもないくらいです。ちなみにワイナリー価格は100ドルですから約半額。
あの「シャネル」が所有するワイナリーということで、ブランドとしても価値は十分。
ワインのタイプはビッグでフルボディーな、いかにもカベルネ・ソーヴィニヨンというタイプ。そういうタイプのワインを飲みたい人にはぜひ候補に入れて欲しいワインです。
![]() サン・スペリー ダラーハイド ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン 2013 750ml (ワイン) 【wineday】 【楽ギフ_包装】 【楽ギフ_のし】 |
![]() サン スペリー ダラーハイド カベルネ ソーヴィニヨン 750ml [アメリカ/赤ワイン] |
セラー・セレクションというのはワインセラーに置いておきたい、熟成を楽しめる価値のあるワインのリスト。
ちなみに、これより上位にランクインしているカリフォルニアワインだと4位にスポッツウッドのカベルネ・ソーヴィニヨン2013、9位にシュラムスバーグのJシュラム・ロゼ2008、13位にジョセフ・フェルプスのインシグニア2014といったそうそうたるワインが入っています。50ドルという定価は、25位までの最安。日本でもほとんど同じ価格、というかむしろ安いくらいで買えるのがありがたいワインです。
以前からたびたび書いていますが、オー・ボン・クリマは今の日本ではすごく過小評価されていると思います。価格も安すぎるくらい。カリフォルニアのシャルドネやピノ・ノワール飲むなら買わないともったいないワイナリーです。
しあわせワイン倶楽部では、現在このワインのセール中(今回の情報もここのメルマガで知りました)。
![]() オー・ボン・クリマ ピノノワール ”ノックス・アレキサンダー” サンタマリアヴァレー |
ミッション種というのは、スペインの宣教師がキリスト教の布教のために伝道所「ミッション」をカリフォルニアに次々と建てていったのですが(南はサンディエゴ、北はソノマまで21のミッションが作られ、それをつなぐ道が「エルカミノ・リアル」でした)、そこでワインを作るために植えられた品種が「ミッション」です。
いわば、カリフォルニアで一番古いワイン用ブドウの品種ともいえるわけですが、現在ではミッションはほとんど残っていません。このサマーズ・ヴィンヤードのブドウもいつ植えられたものだかはっきりしないのですが、最低でも60年は経っているものとみなされています。
ミッション種は赤ワインようのブドウですが、色がさほど濃くならないため、このワインではボージョレ・ヌーボーと同じマセラシオン・カルボニックで色を抽出しています。比較的淡い味わいで、一般的なカリフォルニアワインとは大きく異なりますが、カリフォルニアワインの歴史を感じられるワインとなっています。
で、タイトルに戻りますが、このミッション種はチリでも同様に布教とともに広がり(カリフォルニアより古く16世紀のことです)、「パイス」と呼ばれています。パイスは庶民用のワイン(酸化した味わいで決しておいしいものではないらしいです)を作るために使われたため、今でも広く作られていますが、近年ではより洗練されたワインを作るために使う生産者も増えています。
カリフォルニアワインのインポーターである布袋ワインズもそういった歴史に共鳴してパイスのワインを輸入しています。これも軽い味わいでおいしいワインです。Wine Advocate誌で92点。濃いワインに高い点を付けると言われている同誌ですが、こういったワインもちゃんと評価しているのはさすがだなあと思います。
このほか、色が濃くないことをいかしてロゼのスパークリングを作っている生産者もいます。エノテカが輸入しているミゲル・トーレス・チリのものは試飲したことがありますが、チャーミングで予想以上においしいスパークリングでした。
古くて新しいワイン、パッションとパイス。ある意味、「ネオクラシカル」などといわれる流行の最先端のワインです。
![]() 《ブロック・セラーズ》 ミッション “サマーズ・ヴィンヤード” ロダイ [2016] Broc Cellars Mission Somers Vineyard, Lodi 750ml [カリフォルニアワイン ロウダイ/ローダイ赤ワイン] |
![]() ■ヴィーニャ・マイティア アウパ ピペーニョ[2014](750ml)赤 Vina Maitia Aupa Pipeno [2014]【出荷:7〜10日後】 |
![]() [NV] サンタ・ディグナ・エステラード・ブリュット・ロゼ / ミゲル・トーレス・チリ チリ マウレ・ヴァレー / 750ml / 発泡・ロゼ |
9位はパルメイヤーのシャルドネ2015。パルメイヤーのシャルドネというと映画「ディスクロージャー」を思い出してしまうのですが、この映画は1995年。もう20年以上前ですね。最近はあまり話題に上がらなくなってしまったパルメイヤーですが、実はいいワイン作っています。ただ、私としては、パルメイヤーがソノマ・コーストで作る「ウェイフェアラー」に結構気を取られていたので、パルメイヤー自身のワインはちょっと盲点になっていました(ちなみにウェイフェアラーのピノはおいしいですよ、要注目です)。
日本には今のところ前のヴィンテージまでしか入っていないようですね。
![]() ■パルメイヤー シャルドネ ナパヴァレー[2014] PAHLMEYER Chardonnay Napa Valley[2014]【出荷:7〜10日後】 |
コングスガードといえば、シラーなどもむちゃくちゃ美味しいですが、やっぱり白眉はシャルドネですね。2013年にWine Advocateで100点を取ったフラッグシップの「ザ・ジャッジ」は個人的にもカリフォルニアで最高のシャルドネだと思っている一品で本ヴィンテージも98-100という点数が付いています。ただし、今回は単体販売はなさそう。ナパ・シャルドネも96-98という高評価。
![]() コングスガード・ナパ・ヴァレー・シャルドネ [2015]年 750ml【白ワイン】【辛口】 |
![]() コングスガード シャルドネ(ハイド×ハドソン・ヴィンヤード) ナパ・ヴァレー [2015] (正規品) Kongsgaard |
ジャッジ入りは、今は12本のアソート(うち1本だけジャッジ)しかないようです。
![]() コングスガード・ナパ・ヴァレー・シャルドネ[2015]年 750ml 11本&ジャッジ [2015]年 750ml 1本の12本セット【白ワイン】【辛口】 |
別ヴィンテージならジャッジ単体もあります。2009年は98+の評価。
![]() 【新入荷★特別価格】[2009] コングスガード シャルドネ ザ・ジャッジ |
2014年は98点。
![]() 【新入荷★特別価格】[2014] コングスガード シャルドネ ザ・ジャッジ |
前回はハーランなどがかなり安くなっていましたが、今回の目玉はオーパス・ワンの1980年代や1990年代のもの、それからダラ・ヴァレのフラッグシップ「マヤ」です。
オーパス・ワンは1984年が4万9800円、1985年が5万9800円など、税抜き価格ですが4万円台から5万円台で多くのヴィンテージが出ています。古いヴィンテージは保存状態などが気になるところですが、このショップはフランスの銘醸ワインのオールド・ヴィンテージものなども数多く扱っているので信頼はできるでしょう。キャップシールの腐食や、ラベル破損などについてはサイトに写真付きで載っています。全部で10ヴィンテージほど出ています。
オーパス・ワンのセール品一覧
マヤはWine Advocate誌で100点がついた2013年が7万9800円、98+点だった2010年が4万9800円、96点だった2008年が4万4800円(いずれも税抜き)など。マヤが税込みでも4万円台というのは、これまで見たことあるかどうか…1990年代末のカルトワインブームのときにサンフランシスコのワインショップで300ドル台で売っているのを見て、値段の高さにびっくりしたものですが、当時から日本では7万円くらいしましたから、高級ワインが全般に当時の2~3倍程度に値上がりしていることを考えると、相対的にはずいぶん安くなった感じがあります。スクリーミング・イーグルやハーラン、コルギンあたりに比べると話題に上ることは少なくなりましたが、おそらくそれはワイナリー側があえて積極的なマーケティングをしていないだけだと思います。評価は相変わらず高いです。
![]() 【新入荷★特別価格】[2008] ダラ・ヴァレ マヤ |
![]() 【新入荷★特別価格】[2010] ダラ・ヴァレ マヤ |
![]() 【新入荷★特別価格】[2013] ダラ・ヴァレ マヤ |
というかマヤをこれだけのヴィンテージそろえて売っているだけでもかなりすごいです。
マヤの一覧

ロバート・モンダヴィの醸造責任者として知られているジェヌヴィエーヴ・ジャンセンスのプライベート・ブランド「ポートフォリオ」(Portfolio)を扱うミライズさんの試飲会に行ってきました。といってもワインはポートフォリオと、ソーヴィニヨン・ブランの「トカド」(Toquade)の2つだけです。
参考
ワインとの“出会い”を大事に――ミライズ 清家純社長
エレガンス系カベルネの究極? 「ポートフォリオ」にうなる(2012年の試飲です)
トカドは、クリスティーン・バーベ(Christine Barbe)さんが作るソーヴィニヨン・ブラン専業のワイナリー。クリスティーンは以前モンダヴィでジェネヴィエーヌさんの下で働いていたことがあり、その縁で紹介されたワインだとのことです。ナパのヨントヴィルで無灌漑のオーガニックの畑で栽培されているブドウを使っています。ステンレス・スティールのタンクで発酵。シュール・リーでそのまま半年澱の上で熟成してボトル詰めされています。今回試飲した2015年は収穫量が少なく、非常に収穫時期が早かったヴィンテージです。希望小売価格は4200円。
ライチや白桃などの甘いフルーツの香りがすばらしいワイン。酸味はソーヴィニヨン・ブランとしては比較的おだやかですが、次第にオレンジなどの柑橘の風味もでてきます。やわらかい味わいで、ワンランク上のソーヴィニヨン・ブランという感じです。高級ソーヴィニヨン・ブランとしては価格も安いと思います。
ポートフォリオの新ヴィンテージ2013年は、近年でも特に品質が高いと評判のヴィンテージです。畑はヘンドリーのブロック8のカベルネ・ソーヴィニヨンが83%とオークヴィルにあるデタート・イーストのカベルネ・フランが17%。きちんと確認していませんが、デタートの畑は元々のトカロンに含まれるところだと思います。ヘンドリーの畑はオークノール。ナパでもかなり古いカベルネ・ソーヴィニヨンが植わっている畑です。希望小売価格は3万5000円。
ブルーベリーやカシスの香り、鉛筆の芯のような香りもあります。口にふくむとブルーベリー、ブラックベリーなど青系の果実の風味が広がりますが、あとから甘草やなめし革のような味わいもやってきます。とても上品。ポートフォリオとしては凝縮感があるヴィンテージとのことですが、ナパのカベルネでよく見られる爆発的な濃厚さではなく、上品さの中での濃厚さになっています。
似た雰囲気のワインとしては、コルギンのIX(ナンバー・ナイン)エステートを思い起こします。コルギンはプリチャード・ヒルの丘、こちらはヴァレー・フロアと大分畑の場所は違いますが、イメージは共通します。なんてことを思っていたら前インテージのときも「カルト系のワインだと、コルギンが「女性的」とよく言われ、実際にそういう印象もありますが、コルギンの女性らしさは米国の女性に似たゴージャスさと明るさ。それに対してポートフォリオには日本女性のようなしなやかさと芯の強さがあるような気がします」と書いていました。
価格帯で言えばオーパス・ワンの現行ヴィンテージと同等か少し安いくらい。オーパス・ワンもナパのカベルネ・ソーヴィニヨン系としては比較的上品ですが、ポートフォリオよりは男性的なイメージがあります。生産量も輸入量も大きく違いますので、直接比べる意味はあまりありませんが、ポートフォリオの方がラベルも含めて芸術肌。ひと味違うものが好きな方への贈答などにもいいと思います。
まだ新ヴィンテージは入っていませんが…

この画像はナパ・ヴァレー・ヴィントナーズの小枝さん若下さんがナパを応援するために作ったものです。お店で募金箱に貼ったり、空きボトルに貼って一輪挿しに使ってくださいとのこと。業務用にはステッカーも作ってくださっているので問い合わせはナパ・ヴァレー・ヴィントナーズさんへ。
ユーザーができる一番の応援はワインを買って、飲むことなので、被災地のワインを中心に、しばらく紹介していきたいと思います。
まずは、しあわせワイン倶楽部で期間限定価格になっているロバート・モンダヴィのナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨン2013/2014。モンダヴィのナパ・カベといえばナパのカベルネの一番のスタンダードと言っても過言ではないワイン。2013年のものでWine Spectator90点など、評価も安定しています。今回の火事では、ソノマのケンウッドなどからナパのマウント・ヴィーダ―などに広がったナンズ・ファイアーがロバート・モンダヴィの所有地の近くにまで迫りましたが、到達はしなかったようです。
次はモンダヴィはモンダヴィでも故ロバート・モンダヴィの長男であるマイケル・モンダヴィのワイナリー(ちなみに孫の一人の名前はロバート・モンダヴィ・ジュニアです)。ここのフラッグシップは「M」というワインですが、その次に位置づけられている「アニモ(Animo)」というワイン、これの2017年のものが今回の火事で作れなくなってしまったそうです。アトラスピークにあるオーガニックの畑のブドウを使っていたのですが、火事で畑自体がだいぶ焼けてしまった上、残ったブドウを摘んでみたものの、醸造しようとしたら、やはり煙の汚染がひどく使い物にならなかったとのこと。
最後は、火事でワイナリーが焼けてしまったシニョレッロ関係のワイン。ここのお値打価格ワインのシリーズに「トリム」「エッジ」「フューズ」というカベルネ・ソーヴィニヨン系の3つのワインがあります。その中から「エッジ」を紹介します。4000円前後の価格帯は、今ナパのカベルネではかなりホットな領域。各インポーターさんがかなり戦略的にこのゾーンを狙ってきており、コスト・パフォーマンスが高いワインが多いです。エッジもその1つといっていいでしょう。
ベッドロック(Bedrock)のオークヴィル ファームハウス ヘリテージレッド2015がごく少量、日本に入荷しています。このワインのブドウの供給元であるオークヴィル ファームハウスというのがナパの19世紀を再現するような、びっくりする畑なのです。
場所はオークヴィルの中でも超一等地であるトカロンのすぐ南。南といってもハイウェイ29側ではなくマウント・ヴィーダ―に向かう丘の方です。ハーランやハイツのマーサズともすぐ近く、ハーランが所有するプロモントリーの下あたりに位置する非常に小さな畑です。
こんなところですが、植わっているブドウはカベルネ・ソーヴィニヨンではなくネグレット、モンデュース、ジンファンデル、プティ・シラー、カリニャン、シュナン・ブラン、セミヨン、などなど。赤だけでなく白の品種も混ざったいわゆるフィールド・ブレンドとなっています。
トカロンを作ったハミルトン・クラブという人が当時作っていた「ブラック・バーガンディ」というワインがあるのですが、これが主にはモンデュースを使ったものだったことがわかっています。そして、オークヴィル ファームハウスにはオークヴィルで最古のモンデュースがあり、また畑自体がオークヴィルで一番古く植えられたものとなっています。まさに、ハミルトン・クラブ時代のトカロンのワインに一番近いワインと言えるでしょう。
これにはロバート・パーカーでさえも「A real discovery by Peterson that’s almost hard to believe」であり「This is an amazing lost story of Napa’s history brought to life in a dramatic and flamboyant way by Morgan Twain-Peterson. 」と驚嘆しています。
【追記】あとりえに再入荷していたので追加しました。
通常価格が14万5000円のところが5万9800円(税別)。Wine-Searcherによる海外の平均価格603ドルよりも安くなっています。国内の他の店よりは大体2万~3万円以上安いといっていいでしょう。
安くなっているといっても、むちゃくちゃ高いし、セカンドワインにそんなに出すのかというのもわかりますが、本家のスクリーミング・イーグルと比べたら3分の1とか4分の1くらいの価格です。それよりも、ここまでくるとブランドですからブランドの価格をうんぬんするのは野暮なのかもしれません。
なお、畑はスクリーミング・イーグルと全く同じですが、セパージュはメルローが多めとなっています。
ロバート・モンダヴィの次男で、現在ナパのプリチャード・ヒルにコンティニュウム(Continuum)を持っているティムの息子二人がソノマで作っているピノ・ノワール専業のワイナリーです。2013年にオープンした、まだ新しいワイナリーですが、すでに高い評価を得ており、今回紹介する2015年のワインは「ロイヤル・セント・ロバート・キュヴェ」がヴィナスで94点、「ホーム・フィールド・ヴィンヤード」が同じくヴィナスで95点となっています。ちなみにロイヤル・セント・ロバート・キュヴェの方は複数の畑のブドウをブレンドしたもので、ワインの名前は祖父のロバート・モンダヴィにあやかっています。2014年のものは以前飲んだことがありますが、とても上品でおいしいピノ・ノワールでした。
ワイナリー全体で年間400ケースほどしか作っていない小さなワイナリーで、現地では売り切れですから、日本に入ってきているのはありがたいことです。
先日、ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズの試飲会でストーンヘッジのメリタージュ2013(2980円、価格はオンラインショップでの税抜き価格)を紹介しましたが、このワインはヴィノスやまざきの赤ワインの一番人気だとのこと。
今回も改めて試飲しましたが、若干甘めではありますが、果実味豊かで骨格もしっかりしています。2000円台としては傑出しているといってもいいと思います。
同じワイナリーのリザーブのメリタージュはNo.506とNo.616の2種類(どちらも6800円)。506はフレンチオークを使っているそうで、やわらかい香りとまろやかな味わい。アメリカンオークを使っているという616はかなりタニックで酸もしっかりしており、熟成が必要なタイプ。
レンウッドのジンファンデル(2480円)はプラムなどの果実味たっぷりで、酸やタンニンもしっかり。やや素朴な味わい。
ウォーターストーンのスタディ・イン・ブルー(3980円)はオークション用に作ったワインを再現したものとのこと。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローとシラーのブレンド。タニックだが果実味もくっきり。
ウォーターストーンのアンサンブル・カベルネ・ソーヴィニヨン(2980円)は酸がしっかり、ストラクチャーがあり、個人的には上のスタディ・イン・ブルーよりも好きな味わい。これはコスパ高いです。

39ノース・カベルネ・ソーヴィニヨン2010(5800円)はこの日のラインアップでは随一といっていい冷涼感のあるカベルネ・ソーヴィニヨンのメンドシーノの北向けの畑で有機栽培されているブドウを使っています。醸造はストーンヘッジ。

白は2種類だけでしたが、比較的よかったのはストーンヘッジのメリタージュ・ブラン2015(2980円)。ソーヴィニヨン・ブランにセミヨン、ミュスカデのブレンドで、酸味はおだやか。いちじくや白桃のようなとろっとした果実味が特徴です。
試飲会の最後には特別なピノ・ノワールが登場。「K」とだけラベルに書かれたこのワイン。ソノマ・コーストのものですが、ワイナリー名は明かさないとのこと(ワイナリーか人名の頭文字がKらしいです)。これまでも同じように「D」「H」、「C」「S」といったワインを出してきたそうです。

味わいは一昔前のRRVのピノ・ノワールっぽい感じです。ブルーベリーなどの青系の果実味が濃厚で、酸は低め。ピノ・ノワール好きな人よりも、ふだんピノ・ノワールをあまり飲まない人に向きそうなワインです。Kはどこでしょうね。Kanzler?、Keller?。ワインのイメージからするとちょっとKanzlerっぽいかも。価格は5800円です。
カリフォルニアだけを紹介しましたが、今回は他国のワインも試飲しています。南アフリカのソーヴィニヨン・ブランなど、ちょっといいかなと思ったのもありましたが、これはどうしても紹介したいというほどのものには残念ながら出会えず。やっぱり舌がカリフォルニアなのですね。
カリフォルニアも、今回はカベルネ系がほとんどだったので、もう少し他の種類も欲しかったなと思いました。
一般向けの試飲会はあまり行ったことなかったので、面白かったです。
現行ヴィンテージの実売価格では税抜き28ドルするのが税込み2786円とかなりの安さ。品種はシラーが中心で73%。あとはムールヴェードル24%、グルナッシュ3%。
ラセター・ファミリーは、ピクサーでトイ・ストーリーなどの監督をつとめ、現在はディズニーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーでもあるジョン・ラセターのワイナリー。設立は2002年と意外と古く、単なる金持ちの趣味以上に力を入れています。ワイン作りは息子さんが見ているようで、ブドウ栽培はオーガニック。シラーのブロックの隣にはみつばちの巣をいくつか持っているとか。サスティナブルであることをかなり強く意識しています。
このロゼはWine Spectatorでは88点。近年の同ワインは91点などを取っているので、ちょっとだけ見劣りしますが、ロゼとしては十分な品質だと思います。
まず一押しはプティ・シラー
![]() 《ワンス&フューチャー》 プティシラー “パリセーズ・ヴィンヤード” カリストガ, ナパ・ヴァレー [2015] Once & Future Wine Petite Sirah Palisades Vineyard, Calistoga, Napa Valley 750ml [ナパバレー赤ワイン カリフォルニアワイン] |
次に、やっぱり息子のベッドロックの畑のジンファンデル。
![]() 《ワンス&フューチャー》 オールドヴァイン ジンファンデル “ベッドロック・ヴィンヤード” ソノマ・ヴァレー [2015] Once & Future Wine Old Vine Zinfandel Bedrock Vineyard, Sonoma Valley 750ml [赤ワイン カリフォルニアワイン] |
やっぱりこれは同じ畑のブドウを使った息子のワインと飲み比べたいところ。
これも前記事からのコメント。
ワンス&フューチャーのベッドロックがジンファンデル85%なのに対し、こちらは同じ畑ですがジンファンデル55%。父親のワインよりもバランスや複雑さを出すことを中心にしているように感じました。ここのワイン作りは極めてクラシカルな手法を使っていますが、味わいの出し方はやはりモダン。同じ畑でありながら、父親との方向性の違いもまた面白いところです。
次に、もう一つのジンファンデル「テルデスキ」。
ベッドロックでこれに相当するのは「ロレンツォ」。ベッドロックの畑より少し上品な気がします。
![]() ベッドロック ロレンツォズ ヘリテージレッドワイン[2014] (750ml)赤 ロレンゾ Bedrock Lorenzo's Heritage Red Wine[2014] |
最後にマタロ(ムールヴェードル)。
![]() 《ワンス&フューチャー》 マタロ “オークレイ・ロード・ヴィンヤード” コントラ・コスタ・カウンティ [2015] Once & Future Wine Mataro Oakley Road Vineayard, Contra Costa County 750ml [赤ワイン カリフォルニアワイン] |
どれもわずか数本ですのでお早めに!
楽天のスーパーセールでウメムラがカレラのリードとミルズの2…14年を通常より1000円程度、安く出しています。2014年のレビューはまだ出ていないようですが、セントラルコーストのピノとしてはいいヴィンテージだと思います。
![]() カレラ リード ピノ・ノワール マウント・ハーラン [2014]750ml |
![]() 【12本限定スーパーセール特別価格】カレラ ミルズ ピノ・ノワール マウント・ハーラン [2014]750ml |
ハーランぽさ、ボンドぽさとはちょっとベクトルが違うかもしれませんが、バランス良い優秀なカベルネが2万円そこそこということで、やっぱりいいワインだと思います。
2013年は輸入元在庫はもうないとのことで、各ショップにある分が最終となりそうです。
目玉はハーラン・エステートなどの「半額」セール。とはいっても、この店の普段の価格の半額なので、普通安い店で10万円前後するハーランが5万円になる、とまではいきませんが、税込み6万円台からと、相当安いのは間違いありません。
このほか福袋でもハーラン+メイデンで約10万円など、4割以上の割引です。オーパス・ワンとオーバチュアのセットなどもあります。
楽天のセールのときはポイントの倍率を上げやすいので、高いものを買うにはチャンスですね。
![]() 【スーパーセール★特別価格】[2000] ハーラン・エステート |
2003年はWine Advocate誌で98+
ジェームス・サックリング、オーパス・ワン2013に100点献上
年間トップなど、高評価続くオーパス・ワン2013
価格は3万9800円(税別)ですが、楽天のポイントが11940ポイントつきます。
ショップが10倍を付けているのに加え、ショップ限定ポイント20倍のキャンペーンにエントリーする必要があります。
なお、期間は8月28日(月)9時59分までなのでお早めに
エントリーはこちら
![]() [2013] オーパス・ワン 【オーパスワン】 |
ソーター・ヴィンヤーズのトニー・ソーターといえば、1990年台にはスポッツウッドやダッラ・ヴァッレ、アラウホなどのワインメーカーとして一世を風靡した人。自身のブランド「エチュード」ではピノ・ノワールやすばらしいカベルネ・ソーヴィニヨンを作っていましたが、2000年代に入ったころからはオレゴンでのワイン作りに専念するようになりました。
参考
ワインメーカーの系譜(3)――トニー・ソーター&ミア・クライン「最強コンビ」
ミネラル・スプリングス・ランチは自社畑で2012年のピノ・ノワールはWine Spectatorで95点、2014年の年間トップ100で17位という高い評価。Wine Advocateでも92点です。
リリース価格は60ドルだったようですが、現在の流通価格は80ドル台。それが税込みで6458円ですから、流通価格はおろか、リリース価格よりも大分安くなっています。これはかなりのお買い得です。
![]() 【わけありワイン】ソーター ”ミネラル・スプリングス・ランチ” ピノノワール ウィラメットヴァレー |
このショップでは今、インポーター協賛セールとしてロバート・ビアーレ(ビアレ)のジンファンデルも安くなっています。今では少なくなってしまったジンファンデルをメインとするワイナリー。中でも高品質で知られたところの1つです。
![]() 【わけありワイン】ロバート・ビアレ ジンファンデル "ファウンディング・ファーマーズ" ナパヴァレー |
![]() 【わけありワイン】ロバート・ビアレ ジンファンデル "ブラック・チキン" ナパヴァレー |
![]() 【わけありワイン】ロバート・ビアレ プティシラー ”ロイヤル・パニシャー” ラザフォード ナパヴァレー |
![]() リヴァース マリー シャルドネ シエリオット ヴィンヤード [2014] ティエリオット (750ml) 白 RIVERS-MARIE Chardonnay Thieriot Vineyard [2014] |
トーマス・リヴァース・ブラウンについては、以下の記事をご覧ください。
トーマス・リヴァース・ブラウンの凄さの一端に触れ、まさに「天才」だと思った話(前編)
トーマス・リヴァース・ブラウンの凄さの一端に触れ、まさに「天才」だと思った話(後編)
リヴァース・マリーの「マリー」の方は奥さんのジュヌビエーブ・マリー・ウェルシュさんの名前から取っていますが、シャルドネにはより奥さんの意向が入っているとのこと。
ティエリオット(あるいはBティエリオット、シエリオット、B Thieriot)はかのリトライもシャルドネを作っている銘醸畑。ロバート・パーカーは、2014年のシャルドネについて「グラン・クリュのシャブリのよう」として94点を付けています。
米国の価格も80ドル~とほぼ同等。生産量はわずか125ケース。日本に正式輸入されているだけでもありがたいワインです。
![]() リヴァース マリー シャルドネ シエリオット ヴィンヤード [2014]ティエリオット RIVERS-MARIE Chardonnay Thieriot Vineyard 750ml |
Wine Advocate誌では91点、Wine Enthusiast誌では93点という高い評価がついています。樽発酵し、ニュートラルな樽で8カ月熟成した「ピュアでクリーンなスタイル」(WA誌のジェブ・ダナック(当時))とのこと。ヴィンテージ的にはまだグレッグ・ブリュワーがワインメーカーだった時代のワインです。
![]() メルヴィル ”エステート” シャルドネ サンタリタヒルズ |
そんなロゼの1つがカレラの「ヴァン・グリ・オブ・ピノ・ノワール」。年産800ケースあまりとジェンセンよりも少ない生産量です。日本にも毎年は入ってきませんが、2016年ものはわずかに入荷しています。ただし、追加入荷はないワインだとのことなので、売り切れごめん状態です。見つけたら買っておかないとすぐ売り切れる可能性が高いです。
![]() 8月初旬入荷予定!カレラ セントラル・コースト ヴァン・グリ・オブ・ピノノワール[2016]【アメリカ】【カリフォルニア】【ロゼワイン】【wine】 |
これが売り切れたときのために、いくつかお薦めのロゼも紹介しておきます。
味ではピゾーニのロゼも負けていないと思います。
![]() ピゾーニ ルーシー サクラ・ロゼ ピノ・ノワール [2014] 【あす楽対応_関東】 |
ポール・ラトーもロゼを作っています。これは値段からしても別格な感じです。
![]() 2015 ポール・ラト 心 ロゼ オブ ピノ・ノワール 【送料無料】 |
ピノ・ノワールのロゼが好きですが、ロゼといえばグルナッシュも捨てがたいものがあります。
![]() 2015 シャトー・イガイタカハ ジ ユン ロゼ |
カリフォルニアの最先端を走るワイナリーの1つブロック・セラーズも、いいロゼを作ります。これはヴァルディギエが中心。
![]() ラブ・ロゼ[2016]ブロック・セラーズ【カリフォルニア ロゼワイン】 |
![]() クルーズ ワイン カンパニー モンキー ジャケット レッド ブレンド ノース コースト[2016] CRUSE WINE CO. MONKEY JACKET RED BLEND NORTH COAST[2016] |
メンドシーノ(今、変換したら「面℃の」となってちょっと笑った)のイーグルポイントのシラー、プティ・シラーにナパのランチョ・キミレス産ヴァルディギエ、もう一つメンドシーノの有名畑アルダースプリングスのタナをブレンドしているというちょっと味の想像が難しいワイン。
ヴァルディギエについては以下の記事をご参考に。
SFクロニクルのワインメーカー・オブ・ザ・イヤーは「泡」だけじゃないマイケル・クルーズ
ナパ・ガメイ? ヴァルディギエ?
さて、今回は何時間もつでしょうか。
脂がありますから、白よりは赤ですね。そして、甘辛いタレや山椒のスパイシーさと相性がいいものと考えるとやっぱりジンファンデルかスパイシーなシラー、プチ・シラーあたりが思いつきます。
ここではあえてお薦めを2択にしぼりました。
1つはマイケル・デイヴィッドのプチ・シラー「プティ・プティ」。ボリューム感があるので、スーパーで売っている中国産のうなぎとかにも合いそう。価格も3000円台です。
もう1つはベッドロックのオールド・ヴァイン・ジンファンデル。昨今はジンファンデルもそれなりのものと思うと大体4000円台になってしまいますね。その中でも上位クラスに負けない複雑さとスパイス感があるのがこのワインだと思います。これならば高級うなぎでも引けを取らないでしょう。
カリフォルニアワインあとりえに入荷した「リチャード・G. ピーターソン」によるスパークリング・ロゼです。
リチャード・G. ピーターソンとは、ハイジ・ピーターソン・バレットの父。ハイジ・ピーターソン・バレットはロバート・パーカーが「ワインのファーストレディー」と異名を付けたワインメーカー。マーカッシンのヘレン・ターリーと並んで女性ワインメーカーの双璧と言っても過言ではないでしょう。リチャード自身もワインメーカーのパイオニアとして、数々のテクニックを生み出して、今でもその多くが使われているというとんでもない才人です。
参考:
ワインメーカーの系譜(2)――ハイジ・バレット「ワインのファーストレディー」
ハイジが手がける超高級メルローを作るワイナリー「アミューズ・ブーシュ」(Amuse Bouche)から出ているこのスパークリング・ロゼ。リチャード・G・ピーターソンが作っているという以外にもいろいろ驚くところがあるのですが、まずヴィンテージが2005年であること。2006年に瓶詰めして、それから瓶内二次発酵と熟成に最低7年かけて作られています。実は、最新のヴィンテージとしては2012年のものが出ているのですが、その前のヴィンテージがこの2005年。7年間も作られていなかったのもまたびっくり。
畑も驚きで、ナパのヨントヴィルの南方にあるピノ・ノワールの畑3エーカー。この畑もリチャードのものだそうです。
ヴィナスのアントニオ・ガッローニはこのスパークリングに94点をつけています。単なるレア物ではなく、ワインとしても素晴らしいものです。わずか480ケースの生産量。ほとんどがメーリング・リスト向けに売られる中で、ごくわずかだけ日本向けに出荷されたようです。
ちなみに、近年、「The Winemaker」という本も書いたそうで、これも読んでみたいです。
参考:
「神の雫」の「波紋」登場まで
しかし2013年を最後にダイアトムとしてワインを作るのはやめ、漢字ラベルワインは杉本さんのシャトー・イガイタカハに移管して継続することになりました。
ところがさらにまた2016年からはダイアトムを復活させることに。
参考:
ダイアトム復活、ブリュワー・クリフトンからはクリフトンが去る――グレッグ・ブリュワー・インタビュー前編
その新生ダイアトムのワインが入荷しています。ワインはもちろんシャルドネのみ。畑はヒリアード・ブルース(Hilliard Bruce)とスピア(Spear)。
ヒリアード・ブルースは有名醸造家ポール・ラトーも契約する人気かつ実力の高い畑。グレッグ・ブリュワーはヒリアード・ブルース・ワイナリーのコンサルタントも務めています。
もう1つのスピアは2014年に植樹されたまだ新しい畑。ディアバーグのすぐ近くとのことで、サンタ・リタ・ヒルズでは比較的東寄り(同地区は東に行くほど温暖)。ただ標高が900フィートとこの地区では最も高いところにあるので冷涼さを保っているのではないかと思います。オーガニックの認証を受けている畑です。
その後、「ヴァーナーと契約切ったニーリー、自らワイナリー始める」といったことが判明し、とにもかくにもヴァーナーのサンタ・クルーズ・マウンテンのワインは最終章に入りました。
ピノ・ノワールは2013ヴィンテージ、シャルドネは2014ヴィンテージが最終で、そのシャルドネの2014が入ってきています。2014年については3つのブロックをブレンドした「ニーリー」ホーリーズ・キュベは作られなかったとのこと。いろいろな気持ちがそこにはあったのでしょう。
ヴァーナーのシャルドネは、私がこれまで飲んだカリフォルニアのシャルドネの中で、1万円以下ではベストの1つと言い切ってしまいます。また、個人的にはボブ・ヴァーナーさんは今までインタビューしたワインメーカーの中でも不思議に親近感を持った人であり、勝手にすごく親しみを感じていました。
ピノ・ノワールの最終ヴィンテージ2013は、昨年入荷。ごくわずかだけ残っています。通常はピノ・ノワールの単一ブロックはニーリーの名がつくのですが、この年に限ってはすべてヴァーナーとして作られました。
そのウルトラマリンの別形態といえるのがチャールズ・ハインツ(Charles Heintz)のサブリナ・マリー(Sabrina Marie)スパークリング。
ウルトラマリンのブドウ供給元であるチャールズ・ハインツのブドウを使い、これもマイケル・クルーズが作っています。違いとしては、こちらは澱との接触期間が長いそう。
ウルトラマリン以上にレアなスパークリング。
リンク先も残り1本だけです。
わざわざ記事書く意味あるのかという気もしましたが、こちらのスパークリングについては、書いていなかったので記録のためも含めて。
2013年はナパのカベルネ・ソーヴィニョンとしては、史上最高と言っても過言ではないほどのレベルの高さ。このワインもWine Advocateで95点、Vinousで94点と評価されています。
なお、フラッグシップのCask23の2013年はWine Advocateで99点と、ここのワインとしては過去最高の評価となっています。
Wine Advocateの評価では、1993年が93、1996年が92。どちらも飲み頃は2025年までとなっていましたから、保存状態に問題がなければ今がかなりいいときではないでしょうか。
![]() ロバート・モンダヴィ・カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ[1993] |
![]() ロバート・モンダヴィ・カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ[1996] |
ラベルはもちろん、マリリン・モンローですが、セクシーすぎず素敵です。
もう一つ紹介するのは日本酒ですが、例のリスト漏れ疑惑のWine Advocate日本酒レビューで最高の98点を取った「亀の翁 3年熟成」です。
ほかの店では2万円くらいするので、安いです。本当の定価は5000円弱のようですが、5月にのみ発売で、限定数しかないので、価格はすぐに上がってしまうようですね。
ナパ全体が良ヴィンテージの2013年は単一畑に選ばれなかったものの品質もやはり高くなり、パーカーは95点をつけるでき。「選ぶのが厳しすぎたんじゃないか?」とボンドのワイン作りのチームに冗談を言ったそうです。
その評価の高さもあって、米国では2013年のメイトリアークは200ドルを超えるところがほとんどですが(実際にはそれに10%近くの州税がかかります)、国内の価格は税込みで2万円前後。米国よりも安く買える状態になっています。
ところで、昨日ナパのワインの値上がりの話を書きましたが、ちょっと調べてみたところ、8年前の2009年には、日本におけるメイトリアークの価格は1万円程度でした。20年で4倍ですから8年で倍というのはまあ、そんなもんだろうという数字ではありますが、やはりこれだけ安かったんだからもっと買っておくんだったと思ってしまうのは人情ですね。
さて、8年後にこの記事を読んだらどう思うでしょうね。
2013年はWine Advocate誌で2010年に続く2回目の満点。パーカーは「クリスチャン・ムエックスが作ったワインの中で、フランスも含めて一番深みのあるワインかもしれない」と書いています。
このヴィンテージはここ10年間くらいをみても、ナパではおそらく最高のヴィンテージといっていいでしょう。高評価のワインは非常に多いですが、中でもこのワインはパーカーだけでなく、ヴィナスのアントニオ・ガッローニも満点を付けていますし、ジェームス・サックリングも満点を付けています。ラベルもワイナリーの30周年で、久しぶりにクリスチャン・ムエックスの顔が復活しています。
さすがに2013年は4万円台とかなりの高価格ですが、パーカーもガッローニも満点ということを考えたら、むしろ安い方かもしれません。
なお、パーカーが「ドミナスで最強のバックツーバックのヴィンテージ」と称した2012、2013年の2012年の方だと2万円台。こちらの98+というのも十分すぎるくらい高い評価です。
話はちょっとずれますが、ちょうどWine Spectatorに、ムエックスが昨年初リリースして話題になったワイン「ユリシーズ(Ulysses)」の話が出ています(Christian Moueix's Newest Napa Winery Ulysses | Stirring the Lees with James Molesworth | Blogs | Wine Spectator)。僕も知らなかったのですが、ここの畑、ムエックスがスワンソン(Swanson)から買い取ったところで、スワンソンが得意とするメルローが植わっていたのを、カベルネ・ソーヴィニヨン中心に植え替えたそうです。2011年まではまだ若すぎるということで、ブドウは売却し、2012年からワインを作り始めました。ワイン作りはドミナスとほとんど同じ方法を取っていますが、味わいはだいぶ違うとのこと。ドミナスはダーク・チョコレートの風味が強いといわれますが、ユリシーズはもっと明るくヴィヴィッドな味わいだそうです。
ただ、まだ樹の若さは否めないところで、本領を発揮してくるのは2015ヴィンテージくらいからになりそうです。
2012年も少し再入荷したようです。
ユリシーズのデビュー・ヴィンテージ。味を重視するなら、ドミナス2012買う方がいいと思いますが、最初のヴィンテージの希少性も捨てがたいものがあります。
ただ、ウルトラマリン以外のスパークリングや、スティル・ワインもいくつか入荷しています。「ニュー・カリフォルニア」と言われるような、マイナー品種のワインが中心です。
これは「タナ」
唯一のブレンドもの
ヴァルディギエ。ヴィナスでは92点。
ペティアン・ナチュレルによる微発泡もの。品種はヴァルディギエです。
マイケル・クルーズに興味がある人はこちらもお薦めです。
「ニューカリフォルニア」の注目株、ブロック・セラーズの魅力
ということで、つなぎのネタで注目のワインメーカーです。マイク・スミスというどこにでもいそうな名前の人ですが、実力は折り紙付き。
かのトーマス・リヴァース・ブラウンの元で修行し、メイバック(Maybach)やアウトポスト(Outpost)、リヴァース・マリーなどを手伝いました。現在はカーター・セラーズなどでワインメーカーを務め、自身のワイナリー「ミリアド(Myriad)」や「キベット(Quivet)」も持っています。
カーターでは既にWine Advocateでの満点も取得済み。今後は大物ワインメーカーの1人になっていく可能性が高いでしょう。
残念ながら、日本に入っているワインはまだ少ないようです。
その中で見つけたのがスカーレット(Scarlett)。実は以前紹介したことのあるワインでした。その後、試飲会で何度か試飲しましたが、すごく安定して美味しいワインです。
![]() スカーレット ワインズ スカーレット ソーヴィニヨンブラン[2014]白(旧マガーファミリーセラーズ)(750ml) Scarlett Wines Scarlett Sauvignon Blanc [2014] |
![]() スカーレット ワインズ スカーレット リザーブ カベルネソーヴィニヨン[2014]赤(旧マガーファミリーセラーズ)(750ml) Scarlett Wines Scarlett Reserve Cabernet Sauvignon[2014] |
カーターはビッグボトルがわずかにあります。
![]() [2009] カーター・セラーズ カベルネ・ソーヴィニヨン コロシアム・ブロック マグナム 1500ml |
生産量2500ケースという家族経営の小さなワイナリーで、ワインメーカーのボブ・ミューラーはモンダヴィで醸造責任者を務めた後、1989年に奥さんのカレン・マッケンジーとこのワイナリーをオープンしました。カーネロスとオーク・ノールに自社畑があり、すべて自社畑からの生産。2000年にはワイン&スピリッツ誌でエステート・ワイナリー・オブザイヤーを受賞したとのこと。
このワイン、ナパ・ジャズはカベルネ・フランが44%というフラン中心のブレンド。カベルネ・ソーヴィニヨンは28%。これまで2006年と2009年に作られているようですが、日本でだけ売られているようです。日本用に特別に作ってもらったのでしょうか?
カベルネ・フラン好きとしても気になるワインです。
![]() 【マッケンジー ミューラー】 ナパ ジャズ [2009] 750ml・赤 【McKenzie-Mueller】 Napa JAZZ |
![]() マッケンジー・ミューラー ”ナパ・ジャズ” ナパヴァレー |
2004年にそのワイナリーを売却。2006年まではワインメーカーとして在籍しましたが、それもやめて始めたのがアリシアン(Alysian)でした。
少量生産でのワイン作りを行っていましたが、2012年を最後にワインメーカーを引退してしまいました。
アリシアンのワインは当初日本にも入荷していましたが、ここ5年ほどはそれもなくなり、もう彼の名前を知っているのも、もしかすると古いファンだけなのかもしれません。
そのアリシアンで、ゲイリー・ファレルが最後の時期に作ったワインが今になって日本に入荷しています。
柳屋のページの説明によると、日本の代理店が決まった後、最近のヴィンテージのものがもう売り切れているため、ライブラリーストックにあったワインを出荷してくれることになったそうです。柳屋では今回のワイン、「この半期のMVP」と称しています。
ソノマのパイアニアが作ったワイン、入手できるのはこれが最後かもしれません。
2000年代に2003年、2005年、2007年とWine Advocate誌で100点を取り、米国のカベルネ・ソーヴィニヨンでは最高峰の1つとみなされているワインです。入手が大変なことでも知られているワインですが、今回は2万円台という破格の価格で出ています。Wine Advocate誌で98点以上のものを紹介します。
2002年は当初ピエール・ロヴァーニが100点を付けましたが、その後ジェブ・ダナックが98点に修正しています。
2004年は99点から98点に修正。
2009年は99点
2012年は98点
2010年は98+
リストを見ていて気付いたのですが、いつのまにかカレラのジェンセンや、セレックも出てますね。
セレック2010は95点。
【春のカリフォルニアワインフェア2017】カレラ ピノ・ノワール "セレック" [2010] |
2006年のジェンセンは89点。
【春のカリフォルニアワインフェア2017】カレラ ピノ・ノワール ジャンセン[2006] |
2009年は97点。これはかなりお買い得。米国では200ドル超えています。
![]() 【春のカリフォルニアワインフェア2017】カレラ ピノ・ノワール ジャンセン[2009] |
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Scarecrow Wine: Inglenookの遺産を継ぐもう1つのプレミアム・ワイナリ
ナパで一番古いカベルネ・ソーヴィニヨンと言われている1945年に植えられた畑というだけでもワクワクするものがありますが、評価もそれに見合ったものになり、セカンダリー・マーケット(オークション)でも人気。Liv-exのインデックスに、オーパス・ワン、スクリーミング・イーグルと並んで取り入れられています。
数年前は国内価格7万円くらいからありましたが、今や10万円前後。ほかのワインの値上がりを考えると特別に高くなっているわけではありませんが、庶民にはなかなか手の出ないワインです。
セカンドのMエタンなら3万円強。こちらも2014年はWine Advocate誌で94点。こちらも評価は高く、セカンドではなく「セカンド的」な位置づけと言われています。同じような立場のワインだと、ハーランのメイデンがありますが、メイデンは最近のものは4万円台。評価はMエタンの方がやや上(2014年はメイデンも94点と高評価ですが、それ以前は92、93点くらい。Mエタンはだいたい94、95点)。ファーストの価格もどっこいどっこいですから、Mエタンはお買い得感がありますね。オーパスより安いですし。
ちなみにスケアクロウという名前は創設者が映画『オズの魔法使い』のプロデューサーだったことから付けた名前。Mエタンは、登場人物である「ブリキ男」のフランス語表記です。

例えば、今回紹介するナパのシャルドネ2014はWine Spectator で95点、実はワイン・オブ・ザ・イヤーの2013カベルネと同じ得点です(このワインもトップ10くらいに入る可能性ありそうです)。このヴィンテージに限らず、同誌の評価はずっと90点台。キスラーあたりと比べても遜色ない評価です。
しかも価格はずっと安いのに、なぜかあまり気にされていない感じがするんですよね。
理由をいくつか考えてみました。
ルイスのイメージがシャルドネと合わない(ラベルはやや野暮ったさを感じるし、全体に重々しいイメージがある。オーナーがレーサーだった、そこまで気にする人はレアだろうけど)。
ナパのシャルドネというのが時代遅れのイメージ(ハイドやハドソンもあるし、コンガスガードもナパなんですけどね)。
畑名ではなくAVAというのがランク下に見える(自社畑を持っていないので、購入ブドウで畑についても細かい情報が出ていないのは確かに気になるところではあります。ただ、単一畑よりブレンドの方が美味しくなるというのも珍しくない話)。
樽もしっかり使って濃い系の作りが時代遅れ(トップクラスのシャルドネはどこもしっかりした作りだし、そういうのが好きな人の方が普通でしょ)。
Wine Spectator以外ではあまり評価されていない(Wine Advocateにはほとんどレビュー載ってないんですよねえ。パーカーが嫌いなのかな?)
と、いつくつか考えてみましたが、AVAのところ以外は根拠薄弱ですね。
まあ、与太話はさておき、このワインはお買い得だと思います。IPOBじゃなきゃ飲まないって人でなければおすすめ。
![]() 《ルイス》 シャルドネ ナパ・ヴァレー [2014] Lewis Chardonnay Napa Valley 2014 750ml [ナパバレー白ワイン カリフォルニアワイン] |
![]() ルイス シャルドネ ナパ・ヴァレー [2014] (正規品) Lewis |
なんと2007年は100点(商品ページには98+とありますが、2014年に100点に上方修正されています)なのに税込みで2万円台という超お買い得になっています。
1997年(96)
【春のカリフォルニアワインフェア2017】シェーファーカベルネ・ソーヴィニヨン ヒルサイド・セレクト[1997] |
1998年(95)
【春のカリフォルニアワインフェア2017】シェーファーカベルネ・ソーヴィニヨン ヒルサイド・セレクト[1998] |
2000年(94)
【春のカリフォルニアワインフェア2017】シェーファーカベルネ・ソーヴィニヨン ヒルサイド・セレクト[2000] |
2003年(95)
【春のカリフォルニアワインフェア2017】シェーファーカベルネ・ソーヴィニヨン ヒルサイド・セレクト[2003] 3000ml |
2004年(99)
![]() 【春のカリフォルニアワインフェア2017】シェーファーカベルネ・ソーヴィニヨン ヒルサイド・セレクト[2004] |
![]() 【春のカリフォルニアワインフェア2017】シェーファーカベルネ・ソーヴィニヨン ヒルサイド・セレクト[2004] 1500ml |
2005年(99)
![]() 【春のカリフォルニアワインフェア2017】《PP97点》 シェーファー カベルネ・ソーヴィニヨン ヒルサイド・セレクト[2005] |
![]() 【春のカリフォルニアワインフェア2017】《RP97点》 シェーファーカベルネ・ソーヴィニヨン ヒルサイド・セレクト[2005] 1500ml |
2006年(92)
![]() 【春のカリフォルニアワインフェア2017】≪PP97点≫シェーファー カベルネ・ソーヴィニヨン ヒルサイド・セレクト[2006] |
2007年(100)
![]() 【春のカリフォルニアワインフェア2017】≪PP98+≫シェーファー カベルネソーヴィニヨン "ヒルサイド・セレクト" スタッグスリープディストリクト [2007] |
2008年(93)
【春のカリフォルニアワインフェア2017】シェーファーカベルネ・ソーヴィニヨン ヒルサイド・セレクト[2008] |
2009年(94)
![]() 【春のカリフォルニアワインフェア2017】≪RP98点≫シェーファー カベルネ・ソーヴィニヨン “ヒルサイド・セレクト ”[2009] |
リンク先で、ブートレッガーズ・ヒルもトゥリーハウスも両方購入できます。
![]() サーク ピノ・ノワール "ツリーハウス/ブートレッガーズ・ヒル" ルシアンリバーヴァレー [2013] (正規品) CIRQ. Treehouse/Bootlegger's Hill |
グルナッシュとシラーで同じ名前を付けたり、昨年の♂と♀のように対になる名前を付けたりすることが多いのですが、2014年はグルナッシュがシャクティ、シラーがピラニア・ウォーターダンスと、全く関係のない名前がついています。
シャクティの方は、ヒンドゥー教における女性的な面を象徴する神様の名前。オーナーのマンフレッド・クランクルはグルナッシュに女性的な面を感じていることから名付けたそうです。
一方、ピラニア・ウォーターダンスはマンフレッド・クランクルがアマゾンに釣りに行ったときの経験から付けた名前で、グルナッシュもシラーもそのときの写真がラベルになっています。
あと、面白いのは今回ボトルの形が違うこと。下の写真で青いラベルの上がグルナッシュ、下がシラーです。シラーの方は普通のサイズのボトルですが、グルナッシュの方は寸詰まりのような形になっています。
ちなみに、Wine Advocateのジェブ・ダナックの評価によるとシラーが97-100、グルナッシュが96-98となっています。2013年はどちらも98点でした。
どのショップも入荷は数本ですので、お早めに。
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今回の目玉はリース(Rhys)。セールはおろか、入手自体が困難なワインです。
ワシントンのグラマシーセラーズのカベルネもあります。ワシントンのカベルネはカリフォルニアと比べると抑制が効いて、よりボルドー的な印象。グラマシーはレベルの高いカベルネやシラー、ヴィオニエなどを使っています。
ほかにはシミのシャルドネ。これはコスパの高さで定番ですね。
すべて現品限りです。
![]() 【アウトレット】 リーズ(リース) シャルドネ "ホースシュー・ヴィンヤード" サンタクルーズマウンテンズ [2012] (正規品) Rhys Horseshoe |
![]() 【アウトレット】 リーズ(リース) ピノ・ノワール "ベアワロウ・ヴィンヤード" アンダーソンヴァレー [2012] (正規品) Rhys Bearwallow |
![]() 【アウトレット】 グラマシー・セラーズ カベルネ・ソーヴィニヨン "ロウワー・イースト" コロンビアヴァレー [2012] (正規品) Gramercy Cellars Lower East |
![]() 【アウトレット】 シミ シャルドネ ソノマカウンティ [2015] (正規品) Simi |
参考:パーカー95点で、限定超お買い得のサン・スペリー単一畑
このほどヴィンテージが2012年に変わりましたが価格は据え置きで税抜き6000円弱で売られています。
個人的にはソーヴィニヨンブランも大のお薦め。
実際、近年までピノ・ノワールは作っていなかったようなのですが、2007年くらいからアトラス・ピークのアンティノリの畑のピノ・ノワールを作り始めたようです。
2014年のピノ・ノワールはパーカーが91点、アントニオ・ガッローニが92点という高得点をつけています。ガッローニによると、これまでは酒質が弱かったが2014年は初めてよくなったとのこと。パーカーのレビューによるとチェリーやストロベリーなどの柔らかい果実味を中心としたソフトなピノ・ノワールのようです。
本来は5500円だそうですが、柳屋は決算セールで3480円(税抜き)。かなりお買い得だと思います。
ピノ・ノワールついでにもう1つ気になっているワインを紹介。カリフォルニアではなくブルゴーニュです。日本人醸造家の栗山朋子さんが作るシャントレーヴのAOCブルゴーニュ。
敬愛する立花峰夫さんが「シャントレーヴのAOCブルゴーニュは、全房発酵なのにそうしたイガイガ、青さがまったくない絹のタンニン。その質感は、最高の造り手の長期熟成を経たグラン・クリュ並です。抽出をせずに抽出するという、とてもカッコイイことをされています」と褒めるワイン。そういえば、これで思い出しましたが、前述のロッシ・ワレスは全房は全く使っていないそうです。
これでお店によっては2000円台で売っているので、良さそうだなあと思っています。ブルゴーニュのピノ・ノワールなんて20年くらい買ったことありませんが、悩み中。ついでにもう1つ余談を書いておくと、友人の娘さんが、この醸造家さんと同姓同名。漢字も同じ。これも気になる(笑)。
インポーターさんもショップさんも、売れるかどうかドキドキされているような…
まあ、ワインに罪はありませんから。なお、ワイナリーはトランプ大統領の次男が運営しているとのことです。
また、トランプ大統領自身はアルコールを全く飲みません。4人兄弟の一番上の兄がアルコール中毒で亡くなっており、その兄が「アルコールは飲むな」といったのを守っているそうです。
20年を超えたワインということで、まだ飲めるかどうか心配になるところですが、2016年7月に同ショップのワイン会でオルネライア1992、ソシアンド・マレ1996/1990と飲み比べたときは、これが一番人気だったとのこと。
ちなみに、Wine Advocate誌によると評価は93点で飲み頃は2025年くらいまで。まだ十分に飲み頃に入っています。
昨今、ナパのカベルネで1万円台はもはや当たり前の感じもありますが、これだけ熟成したワインが1万円台で飲めるなら、新しいワインを探すよりもいいかもしれません。
【3000円以下】
比較的高額なワインの多い中川ワインさんですが、この価格帯にもいいものはあります。
◎ルナティック(Lunatic) ホワイト・ワイン「セット・ユアセルフ・フリー」2014 3000円
ゲヴェルツトラミネール36%、マスカット・カネリ28%、ルーサンヌ25%、ヴィオニエ11%のワイン。ルナティックはイタリア品種を特異とする「ルナ」のバリューライン。ほの甘な感じがほっとするワイン。最近はこういうのもいいなあと思うようになりました。

◎ペドロンチェリ(Pedroncelli)ドライ・ロゼ ジンファンデル2014 2400円
「毎日飲んでも裏切らない」というのが中川ワインのつけた謳い文句ですが、どの品種も裏切らない味わい。全部紹介したいくらいですが、中でもこれはフレッシュで美味しい。
◎ペドロンチェリ ジンファンデル「マザー・クローン」2014 2700円
といいながらもう1つ紹介しますが、これもまさに裏切らない味。おいしいです。
【5000円以下】
◎ナカムラ・セラーズ ノリア(Noria) ソーヴィニヨンブラン 2015 4500円
ゲヴェルツトラミネールが5%入って、かすかに甘みがあります。酸が主張するワインも好きですが、日本食にはこっちの方が合わせやすそう。
◎ジャム・セラーズ(JaM) シャルドネ「バター」2015 4000円
しっかり樽も使ってバニラのフレーバーやリッチなフレーバーがあるワイン。ただ、バターという名前だけど、バターっぽくはなく、やり過ぎ感はないです。エレガントなシャルドネもいいですが、こういうはっきりした味のシャルドネも美味しいです。
◎マウント・エデン(Mount Eden) シャルドネ エドナ・ヴァレー 2014 4600円
さわやかで複雑味があるいいシャルドネです。
◎マイグレーション(Migration)シャルドネ 2014 5000円
バランスよくとても美味しい。
◎ベッドロック(Bedrock) ジンファンデル オールド・ヴァイン 2014 4800円
先日も紹介したおすすめワイン。複雑でワンランク上の味わい。
◎キュペ(Qupe) シラー「ミッション・ラベル」2012 3800円
ビオディナミで作られているワイン。複雑味のあるシラーです。
◎ナパ・ハイランズ カベルネ・ソーヴィニヨン2013 4800円
新ヴィンテージはカベルネ・ソーヴィニヨン100%になりました。ナパらしい味わいですが、バランスもよく、とてもいいカベルネ・ソーヴィニヨンです。
【1万円以下】
◎ナカムラ・セラーズ ノリア サンジャコモ ピノ・ノワール 2014 5800円
バランス良く、飲みやすいピノ・ノワール。酸はおだやか。

◎ドメーヌ・エデン(Domaine Eden) ピノ・ノワール 2013 6000円
旨味があっておいしいピノ・ノワール
◎ホーニッグ(Honig) カベルネ・ソーヴィニヨン 2014 7000円
ナパらしい芳醇でおいしいカベルネ・ソーヴィニヨン
◎JCB by ジャン・シャルル・ボワセ 「パッション」ナパ・ヴァレー レッド・ワイン 2014 1万円
華やかでおいしい。カベルネ・ソーヴィニヨン73%でマルベック27%。
【1万円超】
◎ウェイフェアラー(Wayfarer)ウェイフェアラー・ヴィンヤード ピノ・ノワール 2013 1万5500円
口の中で広がりを感じるワイン。酸と果実味、旨味、どれもハイレベルでバランス良い。すばらしい。
◎コングスガード シャルドネ ナパ・ヴァレー 2014 1万7500円
香りから圧倒的。バランスよい
◎ダックホーン メルロー スリーパームス・ヴィンヤード 2013 1万4000円
スムーズでシルキー。むちゃくちゃ美味しいメルロー
ワイナリー価格60ドルでこの値段は確かに安いです。Wine Spectatorで93点というのもかなりの高得点。以前、この銘柄を飲んだときは「フラグシップにしては…」という感もあったのですが、品質を取り戻してきたのでしょうか。
ただ、個人的にはこの価格だったら息子のモーガンのワインにより魅力を感じてしまうところもあるんですよね。
ベッドロックといえばWine Advocate誌で99点、100点を取ったシラーが超限定ながら出てますよ。売れ残っているのが不思議くらいのワイン。しかもセットではなくばら売りです。
あと、柳屋のセールでカレラのヴィオニエも出ているのですが、それよりだいぶ安く売っている店があります。
写真がマウント・ハーランなのは、まず間違いだと思いますが、セントラル・コーストといえど、アントニオ・ガッローニが91点を付けているので、かなりのお買い得だと思います。
その対象の1つがナパのコセンティーノがロウダイ(Lodi)で作るザ・キャブ、ザ・ダーク、ザ・ジンの3つの赤ワイン。それぞれ単価は1480円(税抜き)ですが、3本セットだと4167円(税込み4500円)でさらに送料無料となります。
実はこれらのワイン、ワイナリー価格だと22ドルとずっと高くなっています。市場価格はさすがにもっと安いですが、Wine-Searcher.comによると平均14ドルですから、やはり日本の価格の方が安いです。特にセットはかなりの安さです。
ロウダイというと最近はマイケル・デイヴィッドが人気ですが、コセンティーノはかなり古くからここのワインを作っています。
![]() ローダイ 3種 3本セット |
![]() ザ・ジン ジンファンデル ローダイ |
![]() ザ・キャブ カベルネ・ソーヴィニヨン ローダイ |
![]() ザ・ダーク ローダイ |
その後、シラー/グルナッシュやロゼ、ソーヴィニョンブランとラインアップが拡充しましたが、最近出荷が始まったものが最終ヴィンテージとなります。
理由は、ポール・ラトーが作るもう1つのワインに集約するため。杉本さんのシャトー・イガイタカハでは、グレッグ・ブリュワーなど何人かのワインメーカーがワインを作っていますが、ポール・ラトーもその一人に加わっているのです。ポール・ラトーのワインは「Tokimeki」という名前で、現在シャルドネとピノ・ノワールがあります。
心ワインは今後は「Tokimeki」に収斂することになります。いわばそのための発展的解消ではありますが、心ワインがなくなるのもちょっとさびしい感じはいなめません。
アウトレットセール
目玉はリース(Rhys)とリヴァース・マリー(Rivers-Marie)でしょう。
Simiなども安いです。
ワイン造りも原始的。天然酵母で基本的には放っておくだけといっても過言ではないような方法を使っています。酸化防止剤もボトル詰め時に最小限使うだけです。
ラブ・ホワイトは有名な国立公園ヨセミテから100kmくらい南に行ったところにある畑のブドウを使っています。と聞くと、暑いセントラル・ヴァレーを想像しますが、標高400mあまりで昼と夜の温度差が大きく、斜面を上がったり下がったりする風が吹くところだそうです。ブドウの葉を多く残して、糖度が上がりすぎないようにし、収穫は8月中。これでアルコール度13度で仕上げています。
品種はマルサンヌが85%、ルーサンヌが12%、ヴィオニエが3%。ルーサンヌだけは果汁と果皮を少し接触させているとのこと。

色は黄色からややオレンジにかかった感じ。オレンジワインというほどではないですが、普通の白ワインよりは色が濃いです。香り、味わいともかんきつ系を強く感じますが、レモンのような鮮烈な味ではなく、オレンジなど酸味のおだやかな味わいです。かんきつ系の果皮のような軽い苦みも感じます。鉱物系のニュアンスも少しあります。
アルコール度数が低いためもあってか、飲みやすく、どんどんなくなってしまいます。
ハートをあしらったラベルはバレンタインに向くと思いましたが、飲んだ印象では、これから恋人になる人と飲むというよりも、夫婦でしみじみ飲む方が似合うかなあと思いました。とはいえ、このような「New California」ワインは米国では30代前半より下のミレニアル世代に特に受け入れられているようなので、先入観を持ってはいけないのでしょうね。
ちなみに、インポーターの担当者によると、ブロック・セラーズではジンファンデルもオススメとのこと。また機会を見て試したいと思います。
![]() ラブ・ホワイト [2014] ブロック・セラーズ【あす楽対応_関東】【あす楽対応_東北】【あす楽対応_甲信越】【あす楽対応_北陸】【あす楽対応_東海】【あす楽対応_近畿】【あす楽対応_中国】 |
![]() ラブ・レッド [2014] ブロック・セラーズ【あす楽対応_関東】【あす楽対応_東北】【あす楽対応_甲信越】【あす楽対応_北陸】【あす楽対応_東海】【あす楽対応_近畿】【あす楽対応_中国】 |
![]() ラブ・ロゼ [2015] ブロック・セラーズ【あす楽対応_関東】【あす楽対応_東北】【あす楽対応_甲信越】【あす楽対応_北陸】【あす楽対応_東海】【あす楽対応_近畿】【あす楽対応_中国】 |
![]() ブロック・セラーズ ヴァインスター・ジンファンデル[2014] broc cellars Vine Starr Zinfandel[2014] |
久々の紹介なので、改めて説明すると、ヴァレンタイン・ヴィンヤーズというのはメンドシーノでヴァレンタインさんがやっていたワイナリー。残念ながらオーナーが亡くなったことによってワイナリーは廃業。ワイナリーのセラーに残っていた10年以上前のワインを布袋ワインが発掘して日本に輸入したものです。
ワイナリー蔵出しですからコンディションには問題なく、価格もリリース当時のレベル。10年以上熟成したカリフォルニアの良質なカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローが3000円台という価格で手に入ることになったのです。
ただ、こういう事情のあるワインですから、ワイナリーの在庫がなくなってしまえばそれきりで終了。4種類輸入されているうち、やや値段の高い「トリーズ・ブロック」のカベルネ・ソーヴィニヨンを除いてはインポーターの在庫はもうほとんどなくなってしまいました。各ショップの在庫がなくなったら補充はありません。
何かなかったかなと思ったらありました。

レックス・ゴライアスです。
かつてはハーンの廉価版ブランドとして一世を風靡したレックス・ゴライアス。私も当時はよく飲みました。特にピノ・ノワールは1000円程度のワインとしては秀逸でした。
その後、ハーンはレックス・ゴライアスをコンステレーション・ブランズに売却し、新たにサイクルズ・グラディエーターを立ち上げ、そちらも成功して今日にいたります。
一方、レックス・ゴライアスは一時日本の市場であまり見なくなりましたが、最近はまた入荷しているようです。果実味たっぷりのワインとして人気があるようです。
レッド・ロック・テラスも99点、グレヴリー・メドゥ―も98点とどれも非常に高得点。これまでの最高が96点だったのから大きな飛躍です。
日本での価格はまだプレミアムがついておらず、ほぼ3万円ですから同誌で100点のカベルネ・ソーヴィニヨンとしてはかなり割安感があります。
ヴォルカニック・ヒルの飲み頃は2016~2046、レッド・ロック・テラスは2021~2054、グレヴリー・メドゥーは2016~2046となっています。意外と若い時期から飲めそうですね。もちろん熟成させればさらに格別だろうと思いますが。
今回はエノテカ。
1万円の福袋は20個に1個の割合で「当たり」があり、当たりの場合のワインにキスラーのピノ・ノワール「キスラー・ヴィンヤード」が含まれることがあります。「当たり」ワインは2種類あり、キスラーのほかはシャトー・ランシュ・バージュ。通常は1万5900円以上のワインが含まれますが、当たりだと2万3900円以上となります。
5万円の福袋も同様に20個に1個あたりがあり、通常7万1800円以上のものが9万円に達します。「当たり」ワインはシャトー・デュクリュ・ボーカイユ1986またはオーパス・ワン2012です。
「個別銘柄指定」や「ヴィンテージ指定」や「すべて飲み頃ワイン」
などは、ご希望に添えませんのでご了承下さい。
備考欄に「こんなの欲しいな~!」の希望をお書き下さい。
銘柄名ではなく産地やスタイルがありがたいです。
とのことです。
セットは税別、送料別で1万円、2万円、3万円(以上3本以上)、5万円、10万円(以上4本以上)。
カリフォルニアワインをそれほど多く持っているお店ではありませんが、キスラーやカレラなどがあるので、高額のセットであれば、そのあたりが期待できるかもしれません。
セラー専科の3万8000円(税込み、送料込み)のセットには通常価格7万9200円分のワインが入っているとのこと。「ナパの次世代を担うシンデレラワイン」も含まれているとのことで、何なんだか気になります。
安いもので6本2万円、高いものは6本で50万円!。
ここの福袋の特徴はセットの内容が固定されていないこと。例えば「カリフォルニア中心で」といったリクエストを書くと、それを尊重したセレクションをしてくれます。また、レビューを見ると、購入履歴から判断しているのではないかといったコメントもしばしば見られるので、かなり購入者に寄ったセレクションが期待できます。
5万円の福袋で8万円相当のワインが入っていたといったコメントもあるので、かなりの割引率が期待できそうです。
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