リカーショップ ヒラオカで「訳あり特価」としてハーラン・エステートが5万円前半で売られています。国内の価格としては破格。「訳あり」の訳とは、ボトルキャップがなくなってしまっていること。ラベルはきれいなままです。
ヴィンテージは2000年。残念ながらこの年は、あまり評価の高くない年で、Wine Advocate誌では91点(Spectatorは93点)。ただ、ハーランは得点よりもその個性を味わうワインだと思うので、他の年よりいくらか軽いとはいえエレガントなワインを好む人なら、全く問題ないでしょう。パーカーも「他のハーラン・エステートと比較されないといけないことが問題だ」と言っています。
オークションでは、実質的にもっと安いのもあります。ワインスタイルのオークションでは2003年のHarlan Estateが現在の価格で59999円。今のところ入札ゼロです。「もっと安い」というのは、落札するとおまけとして「1万5000円相当」のカベルネが付くということ。この価格のまま落札できれば、実質4万円台ということ。ちなみに、この年の評価はWine Advocateで95、Spectatorで94。
オークションページはこちら
ヴィンテージは2000年。残念ながらこの年は、あまり評価の高くない年で、Wine Advocate誌では91点(Spectatorは93点)。ただ、ハーランは得点よりもその個性を味わうワインだと思うので、他の年よりいくらか軽いとはいえエレガントなワインを好む人なら、全く問題ないでしょう。パーカーも「他のハーラン・エステートと比較されないといけないことが問題だ」と言っています。
オークションでは、実質的にもっと安いのもあります。ワインスタイルのオークションでは2003年のHarlan Estateが現在の価格で59999円。今のところ入札ゼロです。「もっと安い」というのは、落札するとおまけとして「1万5000円相当」のカベルネが付くということ。この価格のまま落札できれば、実質4万円台ということ。ちなみに、この年の評価はWine Advocateで95、Spectatorで94。
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旅行代理店として有名なH.I.S.が航空券予約のiPhoneアプリ「H.I.S.海外航空券予約」を出しています。無料。
まず出発地や目的地、出発日などを入れます。成田空港と羽田空港はまとめて「東京」と設定できます。検索をすると一覧が表示されます。
膨大な数です。価格順に並んでいますので、選びやすいです。
また、これ以上にお薦めなのがカレンダーでその日の最安値の一覧を出せる「最安値カレンダー」の機能。
まずはこれを使って、いつ出発するのが賢明か調べるのがいいと思います。
便が決まったら、その便を選ぶと(往復でチョイスできます)詳しい条件が出て、予約に移ったり、電話で問い合わせできます。
予約画面からはSafariに移ります。H.I.S.の会員になる必要があります。
これはかなりいいですね。ツアーでなく航空券の手配だけしたいという人は取り敢えず入れておくといいと思います。
ただ、ちょっと難儀したのが目的地を入れるところでアプリが落ちやすいこと。何回かやり直すうちに一歩ずつ進んでいって入力できるようになりましたが、ちょっと辛抱が必要でした。
あと、ステルスマーケティングにならないようにディスクローズしておきますが、昨日のAppBankオフ会、H.I.S.さんがスポンサーになり、会費無料で飲み食いさせていただいています。H.I.S.さんありがとうございました。まあ、それとは別に、本サイトの読者は海外旅行に行くことも多いと思うので紹介した次第です。よろしく。
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まずはこれを使って、いつ出発するのが賢明か調べるのがいいと思います。
便が決まったら、その便を選ぶと(往復でチョイスできます)詳しい条件が出て、予約に移ったり、電話で問い合わせできます。
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これはかなりいいですね。ツアーでなく航空券の手配だけしたいという人は取り敢えず入れておくといいと思います。
ただ、ちょっと難儀したのが目的地を入れるところでアプリが落ちやすいこと。何回かやり直すうちに一歩ずつ進んでいって入力できるようになりましたが、ちょっと辛抱が必要でした。
あと、ステルスマーケティングにならないようにディスクローズしておきますが、昨日のAppBankオフ会、H.I.S.さんがスポンサーになり、会費無料で飲み食いさせていただいています。H.I.S.さんありがとうございました。まあ、それとは別に、本サイトの読者は海外旅行に行くことも多いと思うので紹介した次第です。よろしく。
かわばた酒店でカレラのド・ヴィリエとライアンの2009年がいずれも税込み3000円台で出ています。米国の価格と比べても遜色ないところ。数年前までブレンドものでも3000円台でしたから、単一畑でこれは安いです。近年はカレラの評価は高値安定傾向ですから、買って損はないワインでしょう。このほかミルズも4980円と悪くない値段。
ちなみに、どれか一つ選ぶとしたら、すぐ飲むならライアン、1年以上置いてから飲むならド・ヴィリエを私は選びます。ミルズもいいですが、1000円価格差を払うほどではないような。理由はライアンは一番若い樹でカレラの中では早飲み傾向にあること。ド・ヴィリエは一番最後に登場した単一畑ですが、樹齢はライアンより上で、リリースが遅かったのはタンニンがきつかったから。2008年ものの飲み頃をWine Advocate誌で見てもライアンは2011年~、ド・ヴィリエは2012年~となっています。
ちなみに、どれか一つ選ぶとしたら、すぐ飲むならライアン、1年以上置いてから飲むならド・ヴィリエを私は選びます。ミルズもいいですが、1000円価格差を払うほどではないような。理由はライアンは一番若い樹でカレラの中では早飲み傾向にあること。ド・ヴィリエは一番最後に登場した単一畑ですが、樹齢はライアンより上で、リリースが遅かったのはタンニンがきつかったから。2008年ものの飲み頃をWine Advocate誌で見てもライアンは2011年~、ド・ヴィリエは2012年~となっています。
Robert Mondaviの妻だったMargrit Mondaviが回顧録を7月に出すことが分かりました(Margrit Mondavi to publish 'frank' memoirs)。
詳しい内容はまだ分からないものの、ゴーストライターを務めたJanet Fletcherによると、彼女は非常にフランクに、これまで公開されていないような様々な話をしたとのことです。
例えば、Napa Valley Auctionに出品し、5万6000ドルで落札された「ローマの乱痴気騒ぎ」の話が載るそうです。落札者を含む12人のゲストはMondavi邸で、ローマ帝国を彷彿とさせるような服装になり、朝まで騒いだとか。
まあ、現在のRobert MondaviオーナーであるConstellation Brandsのお墨付きなので、そんなにむちゃくちゃな話は出てこないのではないかとも思いますが、30年近く連れ添った(Margritは後妻)のですから、どんな話が載っているのか楽しみです。
詳しい内容はまだ分からないものの、ゴーストライターを務めたJanet Fletcherによると、彼女は非常にフランクに、これまで公開されていないような様々な話をしたとのことです。
例えば、Napa Valley Auctionに出品し、5万6000ドルで落札された「ローマの乱痴気騒ぎ」の話が載るそうです。落札者を含む12人のゲストはMondavi邸で、ローマ帝国を彷彿とさせるような服装になり、朝まで騒いだとか。
まあ、現在のRobert MondaviオーナーであるConstellation Brandsのお墨付きなので、そんなにむちゃくちゃな話は出てこないのではないかとも思いますが、30年近く連れ添った(Margritは後妻)のですから、どんな話が載っているのか楽しみです。
2009年に明るみに出たフランスからPinot Noirとして輸入したブドウが違う品種だったという事件で、GalloとConstellation Brandsが消費者に返金することが決まりました(Fake pinot noir settlement tentatively approved - latimes.com)。
対象となるワインは
Farallon Pinot Noir 2006
Red Bicyclette Pinot Noir 2005
Redwood Creek Pinot Noir 2005-2007
Rex Goliath Pinot Noir 2005-2008
Talus Pinot Noir 2005-2007
Turning Leaf Pinot Noir 2006
Woodbridge by Robert Mondavi Pinot Noir 2005-2008
消費者は、レシートなど購入の証拠となる書類を3月24日までに提出することで返金を受けられます。また、レシートがない場合でも1本あたり3.5ドル、合計で10.5ドルの返金を認めるといいます。つまり、誰でも申し出れば10.5ドルはもらえることになります(返金方法など詳しいことはこちら)。
返金を受けられるのは、米国で購入した人だけですが、これらのワインのうち、日本で売っているものもあります。レッドウッド・クリーク、タラス、ターニング・リーフ、ウッドブリッジの4ブランドです。レックス・ゴライアスはかつて日本でも売っており、私もよく飲みましたが、それはHahn傘下にあったときのもの。Constellation Brandsに移ってフランスのブドウになってからは輸入されていないと思います。
日本のメーカーや輸入業者が返金するのか、それよりもまずこの事実を公表するのかどうか、気になるところです。
ちなみに過去記事によると、Galloが偽ピノ問題を認めた後も、Constellation Brandsはかなり頑なに事実を認めなかったようです。日本では、さらに隠そうとするような感じがします。
対象となるワインは
Farallon Pinot Noir 2006
Red Bicyclette Pinot Noir 2005
Redwood Creek Pinot Noir 2005-2007
Rex Goliath Pinot Noir 2005-2008
Talus Pinot Noir 2005-2007
Turning Leaf Pinot Noir 2006
Woodbridge by Robert Mondavi Pinot Noir 2005-2008
消費者は、レシートなど購入の証拠となる書類を3月24日までに提出することで返金を受けられます。また、レシートがない場合でも1本あたり3.5ドル、合計で10.5ドルの返金を認めるといいます。つまり、誰でも申し出れば10.5ドルはもらえることになります(返金方法など詳しいことはこちら)。
返金を受けられるのは、米国で購入した人だけですが、これらのワインのうち、日本で売っているものもあります。レッドウッド・クリーク、タラス、ターニング・リーフ、ウッドブリッジの4ブランドです。レックス・ゴライアスはかつて日本でも売っており、私もよく飲みましたが、それはHahn傘下にあったときのもの。Constellation Brandsに移ってフランスのブドウになってからは輸入されていないと思います。
日本のメーカーや輸入業者が返金するのか、それよりもまずこの事実を公表するのかどうか、気になるところです。
ちなみに過去記事によると、Galloが偽ピノ問題を認めた後も、Constellation Brandsはかなり頑なに事実を認めなかったようです。日本では、さらに隠そうとするような感じがします。
先日は、NBAを引退したヤオ・ミンのワインといった話題もありましたが、NFLを引退してワイン作りをする人もいます(Former NFL greats serve up wine with a kick)。
元記事で取り上げている3人の元選手・コーチのうちマイク・ディトカは以前の記事で書いたことがあります。ジョー・モンタナはカリストガの自宅を売却してしまいましたが、元BeringerのEd Sbragiaとのワイン作りは続けているようです。「Montagia」というカベルネはSbragiaのサイトによると149ドルと、なかなか強気の値段。
3人目のディック・バーミールは元フィラデルフィア・イーグルスやロスアンゼルス・ラムズのヘッドコーチとしてスーパーボウルにも出たことがある人。元々カリストガの出身だとのことで、ラムズをスーパーボウル優勝に導いた後、2001年からワイン作りを手伝っており、2009年にバーミール・ワインというブランドでワイナリを持つようになったようです。バーミール本人もトラクターに乗って畑仕事をしているそうですが、意外にも気がつかない人が結構多いとか。
この記事のほかには、元ニューイングランド・ペイトリオッツのQBドリュー・ブレッドソーが自身のワイナリを持っています(過去記事)。ワシントン州のDoubleBackというワイナリで2008年のカベルネ・ソヴィニョンはWine Advocate誌で94点を取っています。また2007年はWine Spectatorで95点、2010年トップ100の54位に選ばれていますから、この中では一歩抜け出た存在と言ってもよさそうです。
元記事で取り上げている3人の元選手・コーチのうちマイク・ディトカは以前の記事で書いたことがあります。ジョー・モンタナはカリストガの自宅を売却してしまいましたが、元BeringerのEd Sbragiaとのワイン作りは続けているようです。「Montagia」というカベルネはSbragiaのサイトによると149ドルと、なかなか強気の値段。
3人目のディック・バーミールは元フィラデルフィア・イーグルスやロスアンゼルス・ラムズのヘッドコーチとしてスーパーボウルにも出たことがある人。元々カリストガの出身だとのことで、ラムズをスーパーボウル優勝に導いた後、2001年からワイン作りを手伝っており、2009年にバーミール・ワインというブランドでワイナリを持つようになったようです。バーミール本人もトラクターに乗って畑仕事をしているそうですが、意外にも気がつかない人が結構多いとか。
この記事のほかには、元ニューイングランド・ペイトリオッツのQBドリュー・ブレッドソーが自身のワイナリを持っています(過去記事)。ワシントン州のDoubleBackというワイナリで2008年のカベルネ・ソヴィニョンはWine Advocate誌で94点を取っています。また2007年はWine Spectatorで95点、2010年トップ100の54位に選ばれていますから、この中では一歩抜け出た存在と言ってもよさそうです。
最近の更新は、このブログとワイナリのページと半々くらいな感じになっています。こちらでワイナリの更新情報を全部載せるのも大変なのですが、TwitterやFacebookではワイナリの更新情報も流しているので、そちらもチェックいただけるとうれしいです。
Twitterは@andyma。ただ、ワインと関係ないくだらないこともたくさんつぶやいています。
Facebookでは私自身を購読いただくか、カリフォルニアワインのFacebookページを「いいね」していただくか。Facebookページの方は、こちらのブログからは「業界ニュース」のカテゴリーだけを流しています。お買い得ワインなどは含まれません。
なお、Facebookのお友達申請は、リアルでつながりがある(間接的でも構いませんが)の方を中心にさせていただいています。よろしくお願いします。
Twitterは@andyma。ただ、ワインと関係ないくだらないこともたくさんつぶやいています。
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Wines & Vinesによると20ドル超の高額ワインの消費が米国で急激に伸びているそうです(Wines & Vines - Wine Industry News Headlines - High-Priced Wines Hottest in December)。
2011年12月の同価格帯のワインの売上は247億ドル。前年より26%伸びているとのこと。元記事のグラフを見ると2008年を底に2011年まで順調に成長していますが、中でも2010年から2011年にかけては急成長しています。いわゆるリーマン・ショック後の不況で高額ワインが売れない時期が続いていましたが、完全にそれが去ったと言ってもいいでしょう。
成長率が一番高い品種はPinot Noir。売上高ではCabernet Sauvignon、Chardonnayの順です。Syrahはほかの価格帯では減っているものの20ドル超では伸びており、沈み気味のMerlotも12%伸びています。
2011年12月の同価格帯のワインの売上は247億ドル。前年より26%伸びているとのこと。元記事のグラフを見ると2008年を底に2011年まで順調に成長していますが、中でも2010年から2011年にかけては急成長しています。いわゆるリーマン・ショック後の不況で高額ワインが売れない時期が続いていましたが、完全にそれが去ったと言ってもいいでしょう。
成長率が一番高い品種はPinot Noir。売上高ではCabernet Sauvignon、Chardonnayの順です。Syrahはほかの価格帯では減っているものの20ドル超では伸びており、沈み気味のMerlotも12%伸びています。
SFクロニクル紙が選ぶ、注目のワインメーカーが発表されています。これまでにもまして、様々な地域だったり、アルコール度が低いなど今風でないワインを作るワインメーカーが選ばれているような感じがします。知っているワイナリは一つだけでした。
唯一知っていたのはJoseph PhelpsがソノマコーストでPinot NoirやChardonnayなどを作るプロジェクトとして始めたFreestone。ワインメーカーはTheresa Herediaという人です。果実味をあまり出しすぎないために、わずかに緑のところが残っている状態で収穫するなど、ユニークな試みをしています。
Enrico Bertoz, Letizia Paulettoの夫妻はソノマで白ワイン専門のArbe Garbeというワイナリを始めました。イタリアのフリウリ出身で、Pinot BiancoやMalvasiaといったフリウリで作られている品種を中心にしています。また、カリフォルニアでのワイン作りに触れるきっかけとなったSine Qua NonのManfred Krankleからも影響を受けています。
Michael McCayはLodiのMcCay Cellarsのオーナー。天然酵母を使ってZinfandelを作るというのはおそらくLodiではここだけでしょう。
Chris BrockwayはバークレーのBroc Cellarsのオーナー。ここも天然酵母を使ったり古い発酵槽を使うといった試みをしており、アルコール度が低いワインを目指しています。例えば、Santa Ynez ValleyのHappy Canyonの畑から作るCabernet Francでは11.9%のアルコール度数になっています。
25歳と一番若いGavin Chaninはサンタ・バーバラでChanin Cellarsを営みます。Au Bon ClimatのJim Clendenenとは家族ぐるみの付き合いがあり、QupéのBob Lindquistからもワイン作りを教わっているとのこと。有名なBien Nacidoからブドウの提供を受けていますが、アルコール度が高いワインを嫌うため、他の顧客より5週間も早く収穫したりするそうです。また、新樽のフレーバーを避けるために古い樽を使い、シャルドネの瓶詰めまで14カ月かけるなど、こだわったワイン作りをしています。
これらのワイナリやワインメーカーが、これからどう成長していくのか楽しみです。
唯一知っていたのはJoseph PhelpsがソノマコーストでPinot NoirやChardonnayなどを作るプロジェクトとして始めたFreestone。ワインメーカーはTheresa Herediaという人です。果実味をあまり出しすぎないために、わずかに緑のところが残っている状態で収穫するなど、ユニークな試みをしています。
Enrico Bertoz, Letizia Paulettoの夫妻はソノマで白ワイン専門のArbe Garbeというワイナリを始めました。イタリアのフリウリ出身で、Pinot BiancoやMalvasiaといったフリウリで作られている品種を中心にしています。また、カリフォルニアでのワイン作りに触れるきっかけとなったSine Qua NonのManfred Krankleからも影響を受けています。
Michael McCayはLodiのMcCay Cellarsのオーナー。天然酵母を使ってZinfandelを作るというのはおそらくLodiではここだけでしょう。
Chris BrockwayはバークレーのBroc Cellarsのオーナー。ここも天然酵母を使ったり古い発酵槽を使うといった試みをしており、アルコール度が低いワインを目指しています。例えば、Santa Ynez ValleyのHappy Canyonの畑から作るCabernet Francでは11.9%のアルコール度数になっています。
25歳と一番若いGavin Chaninはサンタ・バーバラでChanin Cellarsを営みます。Au Bon ClimatのJim Clendenenとは家族ぐるみの付き合いがあり、QupéのBob Lindquistからもワイン作りを教わっているとのこと。有名なBien Nacidoからブドウの提供を受けていますが、アルコール度が高いワインを嫌うため、他の顧客より5週間も早く収穫したりするそうです。また、新樽のフレーバーを避けるために古い樽を使い、シャルドネの瓶詰めまで14カ月かけるなど、こだわったワイン作りをしています。
これらのワイナリやワインメーカーが、これからどう成長していくのか楽しみです。
今年はSan Francisco 49ersが9年振りにプレーオフに進出です。それどころかディビジョナル・プレーオフでは残り4分ちょっとから4回の逆転劇という、心臓に悪すぎる戦いを制してチャンピオンシップに進出。しかも相手はレギュラーシーズン15勝1敗のパッカーズを打ち破ったNYジャイアンツ。
NYジャイアンツといえばプレーオフだけで何回対戦したか分からないほどのライバル。チャンピオンシップでも1990年シーズンに対戦しています。この年は49ersが3連覇を成し遂げるかどうかが注目されていたのですが、レギュラーシーズンでは7-3という珍しいロースコアゲームで49ersが勝利(個人的にはこの試合が今まで見た中で最高のディフェンシブ・ゲームでした)。そしてチャンピオンシップではジョー・モンタナが後半に怪我をして、ジャイアンツが15-13で勝利。スーパーボウルも制したのでした。
実はそのときはジャイアンツ推しだったのですが、今回は100%49ersを応援します! 90年はオフェンスの49ersに対してディフェンスのジャイアンツでしたが、今回は立場は逆。49ersのディフェンスが好調なイーライ・マニングをどう止めるかが鍵になるでしょう。リアルタイムで見られないのが残念ですが楽しみです。
NYジャイアンツといえばプレーオフだけで何回対戦したか分からないほどのライバル。チャンピオンシップでも1990年シーズンに対戦しています。この年は49ersが3連覇を成し遂げるかどうかが注目されていたのですが、レギュラーシーズンでは7-3という珍しいロースコアゲームで49ersが勝利(個人的にはこの試合が今まで見た中で最高のディフェンシブ・ゲームでした)。そしてチャンピオンシップではジョー・モンタナが後半に怪我をして、ジャイアンツが15-13で勝利。スーパーボウルも制したのでした。
実はそのときはジャイアンツ推しだったのですが、今回は100%49ersを応援します! 90年はオフェンスの49ersに対してディフェンスのジャイアンツでしたが、今回は立場は逆。49ersのディフェンスが好調なイーライ・マニングをどう止めるかが鍵になるでしょう。リアルタイムで見られないのが残念ですが楽しみです。
ナパ最新のAVAに認定されたCoombsville。Highway29沿いのワイナリに代表されるような、大規模で洗練された雰囲気とは大きく異なっており、ワイナリに落ち着きを求めたい人にとっては「アットホーム」な体験ができる、いいエリアなようです(Coombsville: Slow down in Napa’s newest AVA)。
まず、この地域のワイナリの大部分は予約のみの受付になっています。慣れない人にとってはしきいが高いかもしれませんが、その分ゆっくりと話を聞きながらテイスティングできます。
さらに、ここからナパのダウンタウンまでは車で5分くらいと非常に近く、レストランやホテルには事欠きません。また、サンフランシスコやシリコンバレーからはナパの一番手前に当たるので、移動も楽です。
最後に、ここには「Napa Valley Country Club」というゴルフ場もあります。これまでのナパとは一味違った体験ができるかもしれませんね。
まず、この地域のワイナリの大部分は予約のみの受付になっています。慣れない人にとってはしきいが高いかもしれませんが、その分ゆっくりと話を聞きながらテイスティングできます。
さらに、ここからナパのダウンタウンまでは車で5分くらいと非常に近く、レストランやホテルには事欠きません。また、サンフランシスコやシリコンバレーからはナパの一番手前に当たるので、移動も楽です。
最後に、ここには「Napa Valley Country Club」というゴルフ場もあります。これまでのナパとは一味違った体験ができるかもしれませんね。
VinexpoとInternational Wine and Spirit Research (IWSR)の調査によると、2011年にワインの消費が一番多い国は米国でした。中国が英国に代わってトップ5に初めて入りました(AFP: US is biggest wine consumer, China joins top five)。
2位~4位はイタリア、フランス、ドイツの欧州勢。欧州は合計で全体の62%を占めましたが、量は減少傾向。一方で米国は2011年の37億ボトルから2015年には10%増加する見込みであり、中国は2011年の19億ボトルから2015年までに54.3%もの伸びを見込んでいます。
また、興味深いのは飲まれたワインの価格が上がる傾向にあること。2006年から2010年にかけて5ドル未満のワインの消費は0.95%減ったのに対し、5ドル以上10ドル未満では10.7%の上昇、さらに10ドル以上では14.7%の上昇になっています。
2位~4位はイタリア、フランス、ドイツの欧州勢。欧州は合計で全体の62%を占めましたが、量は減少傾向。一方で米国は2011年の37億ボトルから2015年には10%増加する見込みであり、中国は2011年の19億ボトルから2015年までに54.3%もの伸びを見込んでいます。
また、興味深いのは飲まれたワインの価格が上がる傾向にあること。2006年から2010年にかけて5ドル未満のワインの消費は0.95%減ったのに対し、5ドル以上10ドル未満では10.7%の上昇、さらに10ドル以上では14.7%の上昇になっています。
いろいろなブロガーの方が書いているので便乗して。
といっても毎日となるとどうしても限られますね。写真とか毎日撮るわけじゃないし。ということで「ほぼ」あるいは「かなり頻繁に」くらいで挙げてみます(趣旨に外れていたらごめんなさい)。
1.
Twittelator Pro - Twitter Client 4.9(¥450)
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, ライフスタイル
販売元: Big Stone Phone - Stone Design Corp(サイズ: 10 MB)
有料のTwitterクライアントだけでも10個近く入っていますが、結局使い続けているのはこれ。Twitterクライアントに望むことは、「TLは古い方から読みたい」「Maxの読み込みは200で」「途中でリプライとか見てからTLに戻っても未読数をクリアしない」とかくらいなのですが、意外とこれを満たしてくれるのがなくて。ただ、最近よく見るリストが複数になってきて、Twittelatorはリストに関してはあまり使い勝手がよくないので、別のを使ってもいいかな、とは思っています。まあ、でも今のところ一番不満がないクライアントがこれです。
2.
Facebook 4.1(無料)
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
販売元: Facebook, Inc. - Facebook, Inc.(サイズ: 10.6 MB)
まあ、これは他にないですからね。ただ最近、これの牙城を崩しかけているのがあります。何かというとFacebookのWeb(Safari)アプリ。こっちの方が使い勝手がよかったりバグがなかったりするときがあるんですよね。速度は若干アプリ版の方が速い気がしますが。
3.
mixia 1.9.3.2(¥170)
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, ライフスタイル
販売元: kazagulma inc. - kazagulma inc.(サイズ: 5.1 MB)
mixiもそれなりにチェックしています。mixi-mini browserを長らく使っていましたが、UIがかっこ悪いのが難点で。mixiaは以前のバージョンより随分よくなった感じがします。お気に入りのトピックなどをブックマークできるのがうれしい機能。それにしてもmixiはまともなiPhoneアプリ一つ作れないのでしょうか。
4.
ポケットべガス 5.62(無料)
カテゴリ: ゲーム, カード, カジノ, エンターテインメント
販売元: AppBank - GT-Agency(サイズ: 19.1 MB)
最近、「ナンプレ」が加わったので立ち上げる頻度が上がりました。でも1分台なんてどうひっくり返っても出ないよ。
5.
AppBank for iPhone 1.8.3(無料)
カテゴリ: 仕事効率化, ニュース
販売元: AppBank - theM LLC(サイズ: 3.1 MB)
AppBankは毎日チェックしますからね。特に朝の通勤時に必ず1回は立ち上げてます。
6.
駅.Locky (カウントダウン型時刻表) 2.51(無料)
カテゴリ: ナビゲーション, 旅行
販売元: Ubigraph Inc. - Ubigraph Inc.(サイズ: 1.1 MB)
会社出るときに電車の時間を調べます。
ここから下が「頻繁」系。
7.
OneCam[連写,静音,ジオタグ] 2.6.0(¥170)
カテゴリ: 写真/ビデオ
販売元: Walker Software - masahiro seto(サイズ: 3.8 MB)
カメラで一番使うのはこれ。パッと撮れるので起動しやすいよう、ドックに入れています。
8.
Pixlr-o-matic 1.3.1(無料)
カテゴリ: 写真/ビデオ, エンターテインメント
販売元: Autodesk Inc. - Autodesk(サイズ: 12.8 MB)
写真編集で最近頻度が高いのはこれ。ただ、写真アプリをかなり大量にインストールしたので、ちょっと分散しそうです。
9.
SugarSync 2.5(無料)
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: SugarSync, Inc. - SugarSync, Inc.(サイズ: 8.9 MB)
オンラインストレージ系ではSugarSyncを一番使います。写真転送専用の機能があるのが一番の理由。そのうちiCloudに移行するかもしれませんが。
10.
日本一のレシピ検索!レシピサーチ for iPhone 2.02(無料)
カテゴリ: ライフスタイル, 辞書/辞典/その他
販売元: Media Circuit Co., Ltd. - Media Circuit Inc.(サイズ: 8.7 MB)
週末専用ですが、レシピ検索で一番使うのはこれ。さまざまなレシピサイトを串刺しで調べられます。
意外とたくさんになってしまいました。
といっても毎日となるとどうしても限られますね。写真とか毎日撮るわけじゃないし。ということで「ほぼ」あるいは「かなり頻繁に」くらいで挙げてみます(趣旨に外れていたらごめんなさい)。
1.
Twittelator Pro - Twitter Client 4.9(¥450)
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, ライフスタイル
販売元: Big Stone Phone - Stone Design Corp(サイズ: 10 MB)
有料のTwitterクライアントだけでも10個近く入っていますが、結局使い続けているのはこれ。Twitterクライアントに望むことは、「TLは古い方から読みたい」「Maxの読み込みは200で」「途中でリプライとか見てからTLに戻っても未読数をクリアしない」とかくらいなのですが、意外とこれを満たしてくれるのがなくて。ただ、最近よく見るリストが複数になってきて、Twittelatorはリストに関してはあまり使い勝手がよくないので、別のを使ってもいいかな、とは思っています。まあ、でも今のところ一番不満がないクライアントがこれです。
2.
Facebook 4.1(無料)
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
販売元: Facebook, Inc. - Facebook, Inc.(サイズ: 10.6 MB)
まあ、これは他にないですからね。ただ最近、これの牙城を崩しかけているのがあります。何かというとFacebookのWeb(Safari)アプリ。こっちの方が使い勝手がよかったりバグがなかったりするときがあるんですよね。速度は若干アプリ版の方が速い気がしますが。
3.
mixia 1.9.3.2(¥170)
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, ライフスタイル
販売元: kazagulma inc. - kazagulma inc.(サイズ: 5.1 MB)
mixiもそれなりにチェックしています。mixi-mini browserを長らく使っていましたが、UIがかっこ悪いのが難点で。mixiaは以前のバージョンより随分よくなった感じがします。お気に入りのトピックなどをブックマークできるのがうれしい機能。それにしてもmixiはまともなiPhoneアプリ一つ作れないのでしょうか。
4.
ポケットべガス 5.62(無料)
カテゴリ: ゲーム, カード, カジノ, エンターテインメント
販売元: AppBank - GT-Agency(サイズ: 19.1 MB)
最近、「ナンプレ」が加わったので立ち上げる頻度が上がりました。でも1分台なんてどうひっくり返っても出ないよ。
5.
AppBank for iPhone 1.8.3(無料)
カテゴリ: 仕事効率化, ニュース
販売元: AppBank - theM LLC(サイズ: 3.1 MB)
AppBankは毎日チェックしますからね。特に朝の通勤時に必ず1回は立ち上げてます。
6.
駅.Locky (カウントダウン型時刻表) 2.51(無料)
カテゴリ: ナビゲーション, 旅行
販売元: Ubigraph Inc. - Ubigraph Inc.(サイズ: 1.1 MB)
会社出るときに電車の時間を調べます。
ここから下が「頻繁」系。
7.
OneCam[連写,静音,ジオタグ] 2.6.0(¥170)
カテゴリ: 写真/ビデオ
販売元: Walker Software - masahiro seto(サイズ: 3.8 MB)
カメラで一番使うのはこれ。パッと撮れるので起動しやすいよう、ドックに入れています。
8.
Pixlr-o-matic 1.3.1(無料)
カテゴリ: 写真/ビデオ, エンターテインメント
販売元: Autodesk Inc. - Autodesk(サイズ: 12.8 MB)
写真編集で最近頻度が高いのはこれ。ただ、写真アプリをかなり大量にインストールしたので、ちょっと分散しそうです。
9.
SugarSync 2.5(無料)
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: SugarSync, Inc. - SugarSync, Inc.(サイズ: 8.9 MB)
オンラインストレージ系ではSugarSyncを一番使います。写真転送専用の機能があるのが一番の理由。そのうちiCloudに移行するかもしれませんが。
10.
日本一のレシピ検索!レシピサーチ for iPhone 2.02(無料)
カテゴリ: ライフスタイル, 辞書/辞典/その他
販売元: Media Circuit Co., Ltd. - Media Circuit Inc.(サイズ: 8.7 MB)
週末専用ですが、レシピ検索で一番使うのはこれ。さまざまなレシピサイトを串刺しで調べられます。
意外とたくさんになってしまいました。
本当は3連休にワインを開けたかったのですが、風邪ひきで薬を飲んでいたので自重。誕生日である火曜日に最初のワインを開けました。
飲んだのはLuli(ルリ) Pinot Noir。なんでこれにしたのかは分かる人には分かるかなということで割愛します。
このピノ、サンタルチアハイランズで購入したブドウで作られています。しかしPisoniのような濃厚な感じではなく、何かしら冷たさを感じられるワインでした。
飲んだのはLuli(ルリ) Pinot Noir。なんでこれにしたのかは分かる人には分かるかなということで割愛します。
このピノ、サンタルチアハイランズで購入したブドウで作られています。しかしPisoniのような濃厚な感じではなく、何かしら冷たさを感じられるワインでした。
毎年恒例のMartinelli Zinfandel Giuseppe & Luisaが今年も無事に入荷されたようです。Martinelliの単一畑ジンファンデルの中で唯一国内に入ってくるこのワイン。米国とほとんど変わらない価格に加え、Wine Advocate誌では、ラインナップ上では上位になるJackassやJackass Hillと比べても遜色ない評価を得ています。
カリフォルニアのZinfandelは様々なスタイルがありますが、フルボディ系の代表がMartinelliとTurleyではないかと思っています。年中飲みたいタイプのワインではありませんが、たまに飲むとおいしいなあと思います。以前はTurleyも日本に入ってきていましたが、ここ数年は見かけなくなってしまいました。その点でも、このワインはお勧めです。
カリフォルニアのZinfandelは様々なスタイルがありますが、フルボディ系の代表がMartinelliとTurleyではないかと思っています。年中飲みたいタイプのワインではありませんが、たまに飲むとおいしいなあと思います。以前はTurleyも日本に入ってきていましたが、ここ数年は見かけなくなってしまいました。その点でも、このワインはお勧めです。
Copia(The American Center for Wine, Food and the Arts)がナパにオープンして10年が過ぎました。クローズしてからも既に3年の月日が流れています。この建物を再利用しようという計画が動き始めました(Planning under way for Copia)。
現在の所有者であるACA Financial Guarantyが再利用計画の提出を求めていることが明るみに出たわけですが、具体的なことは何一つ決まっていないようです。フロアごとにテナントを分けるようなこともあり得るとか。
CopiaはRobert Mondavi凋落の一因でもあり、バブル時代の重い遺産でもあります。そろそろ暗い思い出を吹き飛ばしてほしいものです。
現在の所有者であるACA Financial Guarantyが再利用計画の提出を求めていることが明るみに出たわけですが、具体的なことは何一つ決まっていないようです。フロアごとにテナントを分けるようなこともあり得るとか。
CopiaはRobert Mondavi凋落の一因でもあり、バブル時代の重い遺産でもあります。そろそろ暗い思い出を吹き飛ばしてほしいものです。
柳屋で「新春おたのしみワイン3本セット」という福袋が出ています。第1弾はあっという間に売り切れたようで、現在は第2弾。RRV製のピノとナパのボルドーブレンド、シャルドネの3本で6000円強という価格です。2セット買えば送料無料になります。
中身が何か想像したくなりますが、どれも普段楽天に出していないものだということなので、なかなか予想は困難です。1本当たり2000円ちょっとですから、モノは試しで買ってみてもいいかもしれませんね。
中身が何か想像したくなりますが、どれも普段楽天に出していないものだということなので、なかなか予想は困難です。1本当たり2000円ちょっとですから、モノは試しで買ってみてもいいかもしれませんね。
珍しく体調不良で伏せっております。なので、お手軽エントリーで失礼します。
品種別で2011年のベストワインを紹介します。まずは白から。
昨年は、ここ数年よく飲んでいたソヴィニョン・ブランをあまり飲まない年でした。ただ、年末に飲んだSpottswoodeのSauvignon Blanc 2009はやっぱりおいしかった。近年流行りのソヴィニョン・ムスクを先んじて取り入れており、芳醇な香りが他と一線を画しています。
シャルドネは激戦でしたが、昨年新春に飲んだKongsgaard Judgeに軍配を上げましょう。ヴィンテージは2008?だったでしょうか。香りの強さで群を抜いていました。
ピノ・ノワールではKanzler 2007。カリピノのお手本みたいなワイン。
最後にカベルネ系ではBondのQuella。Bondの美味しさってよく分かっていなかったのですが、このセミナーで少し感じることができました。
ほかの品種は飲んだ回数がかなり少なかったので割愛。今年はどんなワインと出会うでしょうか。
品種別で2011年のベストワインを紹介します。まずは白から。
昨年は、ここ数年よく飲んでいたソヴィニョン・ブランをあまり飲まない年でした。ただ、年末に飲んだSpottswoodeのSauvignon Blanc 2009はやっぱりおいしかった。近年流行りのソヴィニョン・ムスクを先んじて取り入れており、芳醇な香りが他と一線を画しています。
シャルドネは激戦でしたが、昨年新春に飲んだKongsgaard Judgeに軍配を上げましょう。ヴィンテージは2008?だったでしょうか。香りの強さで群を抜いていました。
ピノ・ノワールではKanzler 2007。カリピノのお手本みたいなワイン。
最後にカベルネ系ではBondのQuella。Bondの美味しさってよく分かっていなかったのですが、このセミナーで少し感じることができました。
ほかの品種は飲んだ回数がかなり少なかったので割愛。今年はどんなワインと出会うでしょうか。
最新号のリアルワインガイドに「今、カリフォルニアのシャルドネがお洒落だね…」という記事が出ているのですが、2011年のトップ10にも挙げたように、カリフォルニアのシャルドネは、改めて「来ている」感じがします。何よりトップキュベでも5000円~6000円程度で飲めるものが多いのが嬉しいところです。
カリフォルニアワインあらかるとで紹介されている4本のシャルドネMelville Clone 76 Inox 2009、Diatom Clos Pepe 2009、Talbot Sleepy Hollow 2010、Flowers Moon Select 2008。いずれ劣らぬカリフォルニア・シャルドネのトップクラスです。MelvilleとDiatomはどちらもGreg Brewerがワインメーカーで樽を使っていない作り。どちらも4000円台は安い。酸が強いのが好きならDiatom、そうでないならMelvilleを選ぶのがいいでしょう。
Talbotは古くからのシャルドネ名門。入手しにくいワインです。
Flowers Moon Selectは先日前ヴィンテージを飲んで、むちゃくちゃおいしかったもの。この中ではやや値が張りますが、その価値はあります。
カリフォルニアワインあらかるとで紹介されている4本のシャルドネMelville Clone 76 Inox 2009、Diatom Clos Pepe 2009、Talbot Sleepy Hollow 2010、Flowers Moon Select 2008。いずれ劣らぬカリフォルニア・シャルドネのトップクラスです。MelvilleとDiatomはどちらもGreg Brewerがワインメーカーで樽を使っていない作り。どちらも4000円台は安い。酸が強いのが好きならDiatom、そうでないならMelvilleを選ぶのがいいでしょう。
Talbotは古くからのシャルドネ名門。入手しにくいワインです。
Flowers Moon Selectは先日前ヴィンテージを飲んで、むちゃくちゃおいしかったもの。この中ではやや値が張りますが、その価値はあります。
SFクロニクル紙が選ぶ2011年のWinemaker of the YearにナパのCorison Wineryのキャシー・コリソンが選ばれました(Cathy Corison - Chronicle's Winemaker of the Year 2011)。
キャシー・コリソンは1980年代にはChappelletのワインメーカーとして活躍。Pritchard Hillの名を高めるのに貢献した後、1987年に自身の名のついたワイナリをSt. Helenaに設立しました。
彼女は、以前からナパでは濃いワインを作ることよりもバランスの取れたワインを作る方が重要だと考え、エレガントなカベルネを作って来ました。
今回、Winemaker of the Yearに選ばれたのも、彼女自身が変わったというより、時代が彼女に近づいてきたといった方がいいような気がします。
国内では近年のヴィンテージは入ってきていませんが、古いものが比較的格安で入手できます。
キャシー・コリソンは1980年代にはChappelletのワインメーカーとして活躍。Pritchard Hillの名を高めるのに貢献した後、1987年に自身の名のついたワイナリをSt. Helenaに設立しました。
彼女は、以前からナパでは濃いワインを作ることよりもバランスの取れたワインを作る方が重要だと考え、エレガントなカベルネを作って来ました。
今回、Winemaker of the Yearに選ばれたのも、彼女自身が変わったというより、時代が彼女に近づいてきたといった方がいいような気がします。
国内では近年のヴィンテージは入ってきていませんが、古いものが比較的格安で入手できます。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今さらですが、お勝手口的に10大ニュースをまとめてみました。
10位:ワイナリも地震寄付
東日本大震災では米国でも赤十字への寄付活動が盛んに行われました。JALの訓練学校があったナパは仙台の空港がある岩沼市と姉妹都市であり、チャリティ・イベントが開かれました。ワイナリでも寄付の動きがありました。
参考:ナパ市が姉妹都市の岩沼のためにチャリティ・イベント5万5000ドルを集める
9位:Gary Vaynerchuk、ワインビデオから引退
今後については今年発表される予定ですが、ワインだけでなくソーシャルメディアをからませたコンサルタント的なことをやっていきそうな感じです。
参考:衝撃!Gary Vaynerchukがワインビデオから引退
8位:Bill Harlan氏来日
セミナーに参加させていただき、HarlanやBondのワインを並行して味わうという貴重な機会が得られました。完璧を求める努力を見ると、高評価も当たり前だなあと思いました。
参考:Harlan EstateオーナーBill Harlan氏来日記念セミナー
7位:Jess Jackson亡くなる
Robert Mondaviほどの影響力はありませんが、ソノマのKendall-Jacksonの創設者であるJess Jacksonが亡くなりました。パーカーがソノマ初の100点を付けたVeriteなどもJackson Familyの傘下であり、優良なワイナリを数多く育てた功績は大きいと思います。
参考:Kendall-Jacksonの創設者Jess Jacksonが亡くなる,81歳
6位:CoppolaがInglenookブランドを取得
Coppolaが創設以来の悲願だったInglenookの名称を取得しました。年末にはワイナリ名も正式にInglenookに戻したそうです。
参考:Coppola悲願のInglenook名称を取得,マルゴーのワインメーカーを採用
5位:2011年は難しいヴィンテージ
天候不順が続いて、2011年はなかなか難しいヴィンテージになったようです。ただ、1990年代に難しいヴィンテージだった1998年のワインが近年むしろ好ヴィンテージとされていた1997年よりも魅力を発揮している場合があるなど、ヴィンテージの評価もあまりあてにならないのかも、と思うところもあり…
参考:ソノマの収穫に雨の被害
4位:神の雫
ワイン漫画「神の雫」でDiatomの漢字ラベルのワイン「波紋」などが複数号にわたって取り上げられました。「使徒」ではありませんが、ある意味「使徒」より大きな扱いといっても過言ではないでしょう。
このほか、神の雫の後ろに掲載されている葉山考太郎さんのコラムでAugust Westが激賞されるというのもありました。
参考:今週の「神の雫」にDiatomの「波紋」が登場
3位:シャルドネおいしいよ
今年は、年初のKongsgaard Judge、その後のMarcassin、Neely、Diatomの波紋、「サムライ・ビューティ」、そして年末のMoon Selectなどおいしいシャルドネをいろいろいただきました。カリフォルニアのシャルドネは近年品質が上がっており、一方で価格はほとんど変わっていないので、随分お買い得感が増しています。濃くて甘いだけのシャルドネの時代はもう遠くなりました。シャルドネ敬遠している人にも飲んでほしいものです。
2位:Wine Advocateで大変革
ワイン評論家の代名詞といってもいいほど有名なロバート・パーカーがカリフォルニアワインのレビューから手を引くことになりました。12月には新担当のAngonio Galloniによるナパのレビューが初めて登場しています。急激な変化はなさそうですが、徐々にGalloni色が出てきそうな感じもあります。
とはいえパーカーはMarcassinのシャルドネに白ワインとしては歴代2本目となる100点をつけたり、企画ものでVeriteやTallyに高得点を付けるなど、まだまだ存在感があります。
一方で、暮れにはワイナリ訪問で金銭を要求した疑いを提示されたJay MillerがWine Advocate誌を離れることになりました。こちらの解決はまだかかりそうです。
参考:Wine Advocate誌に大変革,カリフォルニアとコート・ドールはAntonio Galloniの担当に
1位:電子書籍でワイン本書き始めました
電子書籍のブームが来るのはまだまだですが、自分で作る分には簡単にできる時代がやってきています。そこで、カリフォルニアワインの本を書くことにしました。掲載ワイナリ200以上を目標に作業していますが、なかなか進まないのが悩ましいところです。春に出せたらいいなあと。
10位:ワイナリも地震寄付
東日本大震災では米国でも赤十字への寄付活動が盛んに行われました。JALの訓練学校があったナパは仙台の空港がある岩沼市と姉妹都市であり、チャリティ・イベントが開かれました。ワイナリでも寄付の動きがありました。
参考:ナパ市が姉妹都市の岩沼のためにチャリティ・イベント5万5000ドルを集める
9位:Gary Vaynerchuk、ワインビデオから引退
今後については今年発表される予定ですが、ワインだけでなくソーシャルメディアをからませたコンサルタント的なことをやっていきそうな感じです。
参考:衝撃!Gary Vaynerchukがワインビデオから引退
8位:Bill Harlan氏来日
セミナーに参加させていただき、HarlanやBondのワインを並行して味わうという貴重な機会が得られました。完璧を求める努力を見ると、高評価も当たり前だなあと思いました。
参考:Harlan EstateオーナーBill Harlan氏来日記念セミナー
7位:Jess Jackson亡くなる
Robert Mondaviほどの影響力はありませんが、ソノマのKendall-Jacksonの創設者であるJess Jacksonが亡くなりました。パーカーがソノマ初の100点を付けたVeriteなどもJackson Familyの傘下であり、優良なワイナリを数多く育てた功績は大きいと思います。
参考:Kendall-Jacksonの創設者Jess Jacksonが亡くなる,81歳
6位:CoppolaがInglenookブランドを取得
Coppolaが創設以来の悲願だったInglenookの名称を取得しました。年末にはワイナリ名も正式にInglenookに戻したそうです。
参考:Coppola悲願のInglenook名称を取得,マルゴーのワインメーカーを採用
5位:2011年は難しいヴィンテージ
天候不順が続いて、2011年はなかなか難しいヴィンテージになったようです。ただ、1990年代に難しいヴィンテージだった1998年のワインが近年むしろ好ヴィンテージとされていた1997年よりも魅力を発揮している場合があるなど、ヴィンテージの評価もあまりあてにならないのかも、と思うところもあり…
参考:ソノマの収穫に雨の被害
4位:神の雫
ワイン漫画「神の雫」でDiatomの漢字ラベルのワイン「波紋」などが複数号にわたって取り上げられました。「使徒」ではありませんが、ある意味「使徒」より大きな扱いといっても過言ではないでしょう。
このほか、神の雫の後ろに掲載されている葉山考太郎さんのコラムでAugust Westが激賞されるというのもありました。
参考:今週の「神の雫」にDiatomの「波紋」が登場
3位:シャルドネおいしいよ
今年は、年初のKongsgaard Judge、その後のMarcassin、Neely、Diatomの波紋、「サムライ・ビューティ」、そして年末のMoon Selectなどおいしいシャルドネをいろいろいただきました。カリフォルニアのシャルドネは近年品質が上がっており、一方で価格はほとんど変わっていないので、随分お買い得感が増しています。濃くて甘いだけのシャルドネの時代はもう遠くなりました。シャルドネ敬遠している人にも飲んでほしいものです。
2位:Wine Advocateで大変革
ワイン評論家の代名詞といってもいいほど有名なロバート・パーカーがカリフォルニアワインのレビューから手を引くことになりました。12月には新担当のAngonio Galloniによるナパのレビューが初めて登場しています。急激な変化はなさそうですが、徐々にGalloni色が出てきそうな感じもあります。
とはいえパーカーはMarcassinのシャルドネに白ワインとしては歴代2本目となる100点をつけたり、企画ものでVeriteやTallyに高得点を付けるなど、まだまだ存在感があります。
一方で、暮れにはワイナリ訪問で金銭を要求した疑いを提示されたJay MillerがWine Advocate誌を離れることになりました。こちらの解決はまだかかりそうです。
参考:Wine Advocate誌に大変革,カリフォルニアとコート・ドールはAntonio Galloniの担当に
1位:電子書籍でワイン本書き始めました
電子書籍のブームが来るのはまだまだですが、自分で作る分には簡単にできる時代がやってきています。そこで、カリフォルニアワインの本を書くことにしました。掲載ワイナリ200以上を目標に作業していますが、なかなか進まないのが悩ましいところです。春に出せたらいいなあと。