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Date: 2020/1230 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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最初は3選にしようと思っていたのですが、柳屋の福袋は今年は早々に売り切れていました。コロナ禍で宅飲みが増えているからでしょうか。

しあわせワイン倶楽部も初の福袋発売です。定価総額3万3000円以上が1万9800円(税別)と4割以上の割引となっています。中身は伏せられていますが、基本的には普段のラインアップに入っていないワインを使うという柳屋スタイル(一部、売っているワインの大幅値引きもあるそうです)。8種類の中から6本を店側が選ぶ形ですが、白ワイン多めか赤ワイン多めを選べます。


もうひとつのお薦めは、定番のウメムラ。ここは内容が決まっておらず、リクエストに応じて店が選ぶというスタイル。価格帯や本数はかなりたくさん用意されています。もちろんカリフォルニアワインだけというのも可能です。値段的に問題がなければリクエストを具体的に入れることもできます。例えば6本8万8000円の福袋を選んで、1本は3万円台のダイヤモンドクリークにしてもらうといったこともできるはず。2万円の福袋に5万円のワインをリクエストみたいなのはもちろんだめですが。買いたいワインに福袋でおまけが付いてくると考えて頼んでみるのもありでしょう。6本で3万3000円とか2万2000円あたりが最初に試すならよさそうな気がします。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

2021年 新春 ワイン福袋(い) 6本
価格:33000円(税込、送料別) (2020/12/30時点)


Date: 2020/1228 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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UCデーヴィスでワイン造りを学んだ平林園枝さんがカリフォルニアで作るワイン「シックス・クローヴズ」。3ヴィンテージ目の2019年は、前ヴィンテージに続いてのスティーブ・マサイアソンの畑「リンダ・ヴィスタ」のシャルドネに加えて、プリミティーボ(ジンファンデル)とレッド・ブレンドという構成。どれもきれいな酸が特徴のエレガントなワイン。一般的なカリフォルニアワインをイメージして飲むと驚くようなワインです。

シャルドネは柑橘系の風味に酸がきれいに伸びてくる印象のワイン。白い花の香り。たおやかでしなやかなワインです。濃厚系でないシャルドネを求めているなら、非常にオススメです。

プリミティーボは個人的にはこのヴィンテージのイチオシ。全房発酵というのはジンファンデルではかなり珍しいのではないでしょうか。ふくよかで赤系のピュアな果実味があり、酸がしっかりしているのと同時に、味に深みもありバランスもいいです。一般的なジンファンデルの味わいとは大きく異なりますが、非常にレベルの高いワイン。ピノ・ノワール好きな人に飲んでほしい。

レッド・ブレンドはカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローという、いわゆるボルドーブレンドの構成です。なんと畑はソノマとナパの南端に当たるロス・カーネロス(ソノマ側)にあります。海に近く冷涼なため、ブドウの糖度はあまり上がりません。糖度が22度とカリフォルニアにしては低い状態で収穫しています。冷涼感あふれる味わい。ブラインドで飲んだらカベルネ・ソーヴィニヨンが入っているとは思わないような気がします。むしろ上質なバローロに似ているような気がしました。

どれも園枝さんらしさがしっかりでたワイン。カリフォルニアワインの濃いイメージとは対極的ですが、和食にも合わせやすいですし、おせちにも合いそうです。




Date: 2020/1224 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ワイン・エンスージアスト誌でお買い得な「ベストバイ100」が発表されています(Top 100 Best Buys of 2020 | Wine Enthusiast)。

日本に入っているカリフォルニアワインで最上位は13位に入ったボーグルのオールド・ヴァイン・ジンファンデル2017。個人的にもボーグルならこれか「ファントム」が一押しなので、わかります。レイティングは91点。



ハーンのローヌ系赤ブレンド「GSM」。ハーンもコスパ系で間違いのないブランドです。


ケンダル・ジャクソンのヴィントナーズ・リザーブ・ソーヴィニヨン・ブラン。


クライン・ヴィオニエ2019。クラインもコスパいいワインたくさん作っています。


オレゴンのソーコル・ブロッサーのNo.9というワイン。ラベルもちょっとおしゃれです。


Date: 2020/1223 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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しあわせワイン倶楽部にオーベール(Aubert)のピノ・ノワールUVヴィンヤード2018が入荷しています。

今年のワインスペクテーター年間トップ100で2位に入ったワインそのものです。スペクテーターでのレイティングは95ですが、ワイン・アドヴォケイトでは98+とさらに高い評価。オーベールのピノ・ノワールの中でもストラクチャーがあり、しっかりした味わいのようです。

輸入元は完売で、輸入量も少ないので、お早めに。

オーベールにはUV-SLというピノ・ノワールもありますが、こちらは別の畑。どちらもUV(故ユリシス・ヴァルデス)の作った畑でヴァルデス家が管理していますが、UV-SLの方がより冷涼なところにあります。ヴィナスではUV-SLの方が高い評価になっています。

Date: 2020/1222 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ソノマのペタルマ・ギャップはギャップという名前が付いているように谷間を通じて太平洋からの強い風が年中吹き付けるところ。そのため、冷涼な地域でありながら、ストラクチャーのしっかりしたワインができます。

CASA(カーサ)は、ケラー・エステートのややカジュアル・ライン。ケラーの現在日本に入ってきているのはオールド・ヴィンテージで、良質なワインで非常に格安ですが、ペタルマ・ギャップらしさというよりはエレガントさが出ています。それに対してCASAはペタルマ・ギャップらしさがしっかりと出たワイン。

2019年のシャルドネは青りんごや洋梨など爽やか系の果実味にクリーム・ブリュレのようなリッチさもある味わい。2018年のピノ・ノワールはレッド・チェリーやレッド・プラム、ストロベリーのきれいな味わい。果実味だけでなくしっかりとしたストラクチャーもあり美味しいです。お薦めです。




Date: 2020/1221 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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今年話題になったカリフォルニアワインの一つがアルタ・マリア(Alta Maria)。全房発酵をしているということで「ロマネ・コンティと同じ作り方」とWeb記事で取り上げられて爆発的に売れました。

まあ、間違ったことは言っていないのですし、アルタ・マリアが美味しいのは確かで私も何度も飲んでいるワインではあり、売れてくれるのは嬉しいのですが、ちょっと微妙な気持ちになったところもないとは言えず……。

ともかく売れたおかげか、リザーブ(レゼルヴァ)版も国内に入ってきています。

アルタ・マリアは元々オンティヴェロス・ヴィンヤードのオーナーであるジェームズ・オンティヴェロスが始めたワイナリーですが、リザーブは、オンティヴェロス・ヴィンヤードの中のマルティニ・クローンを使った「クラーク・アンド・テレフォン・ブロック」のブドウだけを使ったもの。彼のもうひとつのワイナリーがネイティヴ9(カリフォルニアで9世代目になることから付けた名前)で、ここはかつてのIPOB(イン・パースート・オブ・バランス=バランス追求派)に所属していた実力のあるワイナリー。その畑の中でも特定のブロックだけを使っているわけですから位置づけ的にはネイティブ9のピノ・ノワールよりもさらに高級版といってもいいのかもしれません(価格はこちらの方が安いですが)。

こちらは全房発酵していないとのことですが、非常に複雑味がある味わいで、リザーブの名に恥じないワインです。


こちらは通常版。ショップはどちらも「しあわせワイン倶楽部」です。

Date: 2020/1218 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ワイン・スペクテーターで昨年2位、今年も4位と2年連続上位の快挙をなしとげたマヤカマス(Mayacamas)のカベルネ・ソーヴィニヨン。今年4位に入った2016ヴィンテージが入荷しています。昨年2位の2015年もまだありますから、両方買って比べてみるのもいいかもしれいません。

ちなみにどちらも評価は96点。ちなみにヴィナスでは2015が97+で、2016はなんと99点! ヴィナスの2016年のカリフォルニアの評価では100点が10本、99点が9本。アイズリーやプロモントリー、エイブリュー・マドローナ・ランチ、ダラ・ヴァッレ・マヤといったそうそうたるワインと同レベルですが、このなかでは圧倒的に低価格です。

マヤカマスのワインは典型的な「山カベ」のスタイル。タニックで酸が高く、長熟に耐える作りです。ワイン・スペクテーターでは以前はこのタイプはあまり高く評価されておらず、2010年以前のヴィンテージでは90点を超えたのは2回しかありません(どちらも1970年代のワインが1990年代に評価されたもの)。現在のカリフォルニアワイン担当のジェームズ・モールズワースに変わってから高評価が連発するようになりました。ここのスタイルは以前から変わっていないので、ワインがよくなったというよりも担当者による違いの面が大きそうです。

また、ユーザーの好みも変わってきているといいます。以前のようにビッグなワインばかりがもてはやされるのではなく、酸がしっかりしたようなワインも若者などが好むようになってきているのが評価を押し上げている要素の一つかもしれません。

2013年にオーナーが変わり、以前よりも投資ができるようになったことも全体のレベルを上げています。注目のワイナリーといっていいだろうと思います。

ショップはどちらもカリフォルニアワインあとりえです。


Date: 2020/1217 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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セインツベリー(Saintsbury)の10年以上熟成した単一畑ものが、現行のAVAものと変わらないくらいの格安で出ています。

シャルドネとピノ・ノワール、シラーの3種あります。

一番の目玉はシャルドネでしょう。2006年のブラウンランチです。ブラウンランチはセインツベリーのフラッグシップの畑。それが7000円台は安いです。試飲しましたが、洋梨の風味に、濡れた石、熟成によるナッツの風味が加わり、非常に美味しいです。



ピノ・ノワールは2008年のリー・ヴィンヤード。キノコや土、タバコなど熟成による風味が支配的です。非常に複雑な味わい。好き嫌いは分かれると思いますが熟成好きの人にはお薦めです。


シラーは2007年のロジャーズ・クリーク・ヴィンヤード。個人的には3種の中でこれが一番お薦めです。ホワイトペッパーなどのスパイス、皮革、ブルーベリー、ブラックベリー、非常に複雑な味わい。北ローヌ系のシラーです。これ、4000円台はすごくお買い得です。


Date: 2020/1216 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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カリフォルニアのスパークリング・ワイン、なぜか日本での実売価格が米国よりも安いものがいろいろあります。プレステージなシャンパーニュより美味しいとはいいませんが、普通のシャンパーニュと比べたらカリフォルニアのスパークリング・ワインも十分イケてると思います。泡が欲しくなる季節、どうせ買うならお得に買いたいですね。なお、米国での実売価格はワイン・サーチャーでの平均価格を参照しています。また、これは税抜きですが、国内価格は税込みです。


フランスのルイ・ロデレールがアンダーソン・ヴァレーに作ったロデレール・エステート(Roederer Estate)。
ここの最高峰「エルミタージュ」は米国での実売価格が52ドルに対し、国内では5700円台から。安いです。ロゼも米国72ドルについて国内では7400円台から。こちらのほうがさらに格安になっています。




テタンジェがナパに作ったドメーヌ・カーネロス。ここのロゼ・キュベ・ポンパドールは米国40ドルに対して国内では4500円台から。ほぼ同等価格です。
ここで一番お買い得なのはフラッグシップの「ル・レーヴ」。米国では100ドルを超える高級スパークリングワインなのになぜか国内は7000円台と全然安くなっています。お買い得度ではこれが一番。



グロリア・フェラーのブラン・ド・ブランは米国21ドルが2300円台。ブラン・ド・ノワールも同価格です。個人的にはブラン・ド・ノワールが好きです。さらにここのフラッグシップのロイヤルキュベは米国32ドルが3300円。かなり安いです。




Date: 2020/1214 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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タコのラベルで話題を呼んだ「カーボニスト(Carboniste)」から今度はサバのスパークリング(ペットナット)が登場しました(タコラベルは「ゴージャスなピゾーニ・ピゾーニ、華麗なゲイリーズなどを試飲」で紹介しています)。

タコの方がアルバリーニョで、瓶詰め時に糖分と酵母を足して瓶内二次発酵も行っているのに対し、サバはピノ・グリジオで一次発酵の途中で瓶詰めして瓶内で発酵が続くことによって炭酸ガスが生まれる「ペットナット」の方式で作っています。タコも3.5気圧と普通のスパークリングワインと比べると低くなっていましたが、おそらくサバはもっと低いのではないかと思います(実はサバの方が高く4.5気圧だそうです)。どちらもアルコール度数11%台と低いのですっきり飲みやすいワインでしょう。山本昭彦氏はタコのスパークリングを「最高の寿司ワイン」と評しています。




Date: 2020/1209 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ト・カロンと聞くとつい熱くなってしまうアンディです。

銘醸畑ひしめくナパの中でも、もしグラン・クリュの畑を選ぶとしたら100%確実にその中に入るのがオークヴィルのト・カロン・ヴィンヤード。ト・カロンの話を始めると大変なことになる(アカデミー・デュ・ヴァンのクラスでも30分くらいト・カロンについて喋り倒したこともありました)ので、細かいことは「トカロン・ヴィンヤードの謎を解く【保存版】」を読んでいただくとして、ものすごく端折って言うと、今はト・カロンと名の付く畑はコンステレーション・ブランズがオーナーで、ロバート・モンダヴィやオーパス・ワンが使っているト・カロンと、ベクストファー家が管理するベクストファー・ト・カロンの2つだけとなっています。

ベクストファー・ト・カロンは、これまでワイン・アドヴォケイトで28本もの満点ワインを輩出した畑。ここを有名にした立役者といっても過言ではないのが、シュレーダーです。シュレーダーはベクストファー・ト・カロンの中でもカベルネ・ソーヴィニヨンのクローンごとに醸造するなど何種類ものワインを作っていずれも超高評価となっていました。

コンステレーションの方のト・カロンはベクストファー・ト・カロンの何倍もの面積がありますが、これまでモンダヴィとオーパス・ワン(オーパス・ワンには専用のブロックがあります)しか使っていませんでした。

しかし、その状況が変わりました。シュレーダーの創設者フレッド・シュレーダーが2017年にワイナリーをコンステレーション・ブランズに売却し、シュレーダーもモンダヴィと同じコンステレーション傘下のワイナリーとなったのです。これでシュレーダーも従来のベクストファー・ト・カロンだけでなく、モンダヴィのト・カロンからもワインを造れるようになったのです。

さらに、コンステレーション・ブランズはト・カロン・ヴィンヤード・カンパニーというブランドを設立、著名ワインメーカーのアンディ・エリクソンを迎えてト・カロン最高のワインを作ることを狙います。2016年が最初のヴィンテージとなります。

おそらく、コンステレーションとしてはモンダヴィのト・カロンで100点ワインが一つもないのを気にし100点を取りに来た、そんな感じではないかと思います。


長い長い前置きでしたが、この12月、ついにシュレーダーの「モンダヴィ・ト・カロン」を使ったワインと、アンディ・エリクソンのト・カロン・ヴィンヤード・カンパニーのワイン両方が日本に入ってきたのです。

シュレーダーは「モナスタリー・ブロック」というト・カロンの中でも最上と言われるブロック。2017年が最初のヴィンテージでワイン・アドヴォケイトで97+。ト・カロン・ヴィンヤード・カンパニーはワイン・スペクテーターで96。これは2017年のナパのカベルネ・ソーヴィニヨンの中ではトップになります。こちらは私も試飲をしましたが、濃厚でありながら非常にバランスのいいワイン。舌を巻きました。ちなみにワイン名の「Highest Beauty」は「To Kalon」を英語にしたものです。

ナパ・カベを極めるなら、これはどちらも飲んでおきたいワインでしょう。特にト・カロン・ヴィンヤード・カンパニーはデザインもいいし、値段もオーパスワンより安い。お薦めです。

以下2つ、ショップはどちらもカリフォルニアワインあとりえです。



ついでにもう一つご紹介。シュレーダーのセカンド格である「ダブル・ダイヤモンド」も今回日本上陸です。1万円台でシュレーダーの片鱗が味わえるかなりお得なワイン。こちらも今回、ベクストファー・ト・カロンだけでなくモンダヴィ・ト・カロンのブドウが加わっています。こちらも試飲しましたが、リッチで深みのある味わい。価格以上の満足度があります。ショップは柳屋です。

Date: 2020/1206 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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「葡萄畑ココス」でケラー・エステートの熟成ピノ・ノワールが2割引のセールになっています。期間は12月11日の1時59分まで。

ケラー・エステートは強風で知られるペタルマ・ギャップで冷涼感あるワインを造るワイナリーです。ピノ・ノワールやシャルドネの掘り出し物が2019年から国内市場に出回っています。冷涼系ピノ・ノワールの中では最もお買い得なワインの一つです。

今回はクローン115とクローン777に限定したワイン。クローン115は香りとストラクチャーに特徴があり、クローン777はフィネスとパワーを併せ持ったクローンだとのこと(ソース:A Wine Geek’s Guide to Pinot Noir Clones Around the World | Wine Enthusiast Magazine)。

ヴィンテージはどちらも2005年。15年熟成したワインがこの価格というのも貴重です。




また、同じく限定セール品にヴィジョン・セラーズのロゼラズ・ピノ・ノワール2002も出ています。ロゼラズのここまで熟成したものは飲んだことありませんが、少なくとも10年くらいは非常にきれいに熟成するワインだと思います。サンタ・ルシア・ハイランズの中でもピゾーニ、ゲイリーズと並ぶ人気の畑。


なお、いずれも数は非常に少ないので売り切れていたらごめんなさい。
こちらはレギュラー版のケラーです。


Date: 2020/1204 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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X JapanのYoshikiがプロデュースする「Y by Yoshiki」のニューリリースが3日、解禁になりました。

カリフォルニア名のカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネは引き続きありますが、今回はそれにロシアン・リバー・ヴァレーのピノ・ノワールとシャルドネが加わっています。また、ナパのオークヴィルのカベルネ・ソーヴィニョンもあります。ピノ・ノワールは楽天ではすべて売り切れのようですが…

こちらは、記事執筆時点ではまだ在庫あります。
2017 ( Y by YOSHIKI )ワイ・バイ・ヨシキ ピノ・ノワール ロシアンリヴァーヴァレー|ワイン通販のワイン蔵オンラインストア|カリフォルニアワイン専門店

RRVのシャルドネはまだあるようですが、ショップごとの割当がかなり少ないので、お早めに。





Date: 2020/1203 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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柳屋で毎年恒例の年末福袋の販売が始まっています。
・余り物は入れない
・銘柄は非公開
でニューワールド5本で9999円のセット。希望小売価格合計は1万6800円ですから、約4割引きとかなり頑張った価格です。

もちろん内容は毎年変わりますが、今回は
4500円のナパ・カベ
4000円のソノマ・ピノ
3500円のアルゼンチンマルベック
2300円のジンファンデル
2500円の新樽100%シャルドネ
となっています。マルベック以外はすべてカリフォルニアからです。かなりいい感じのセレクションですね。個人的には普段飲まないマルベックが惹かれます。



ちなみに、こちらのワインを2本買うと全部で12本まで送料無料。福袋2セット買って、これ2本というのもありかも。

Date: 2020/1127 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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今やサンタ・バーバラのワインの中でも超一流の域に入っているのがポール・ラトー。ポーランド出身のポール・ラトーはレストランでの経験も長く、極めて上品でしかも畑の良さを生かしたワインを作っています。

彼が唯一コンサルティング・ワインメーカーとしてワイン造りに携わったのがヒリアード・ブルース。サンタ・リタ・ヒルズに畑を持つ栽培家でもあり、ポール・ラトー自身のブランドでもヒリアード・ブルースのブドウを使ったワインを作っています。

そのヒリアード・ブルースの廃業によって2009年や2010年のピノ・ノワールがしあわせワイン倶楽部において輸入元協賛で1万円を切る価格になっています。

ポール・ラトーではレストラン向けに早飲みスタイルで作っている「マティネ」だけが1万円を切りますが、単一畑もので万円切りはありません。そういう意味でも貴重なワインです。

2009年のムーンがワイン・アドヴォケイトで92点、2010年のムーンとサンはどちらも91点です。サンの方がエレガントなスタイルでムーンの方がリッチな味わいですが、品質的な差ではなくスタイルの違いだとのことです。畑はかつて「Ashley's」という名前だったところ(今もFess Parkerはその名前で作っています)。ブリュワー・クリフトンのAshley'sは非常に高い評価を得ていました。




Date: 2020/1125 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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しあわせワイン倶楽部に「モンターニュ・ルース(Montagne Russe)」のソノマコースト・ピノ・ノワールが入荷しています。税込みで4000円そこそこという価格はワイナリー価格の32ドル(税抜き)とほとんど変わらない安さ。

ソノマコーストらしいきれいな味わいのピノ・ノワールがこの価格で入手できることはめったにありません。ちなみに先日はここのシャルドネを紹介しましたが、もう完売のようです。



ソノマコーストのお得ピノ・ノワールでこれと張れるものというとこちら(ショップは別です)。

Date: 2020/1124 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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コストコはいつも座間店に行っていますが、今年ワイン売り場が広がって、平置きの島が一つから二つになりました。その分1000円から5000円くらいのワインがだいぶ充実、カリフォルニアワインも増えています。
コストコ
今回買ったのはこの3本。目玉はヘス・コレクションのライオンテイマー。4998円は現地価格とほぼ同じ。国内の普通の価格の半額近いです。
カベルネ・ソーヴィニヨンにプティシラーとマルベックをブレンドしたパワフルなワイン。

セブンデッドリージンは期間限定で1200円台になっていました。このブランドはマイケル・デイビッドが売却してしまったので、もしかしたら今後は入ってこないかもしれません。コストコにはマイケル・デイビッドのジンファンデルも入っているので飲み比べも面白いでしょう。

中央はそのマイケル・デイビッドのプティシラー「プティプティ」。あまりメジャーではないプティシラーを手軽に美味しく味わえる良品です。コストコにはとぎとき入ってくるので見かけるとつい買ってしまいます。
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ちなみにこちらは、前回買ったワイン。どちらもマイケル・デイビッド。コスパ良いのでついつい買ってしまうんてすよね。
Date: 2020/1120 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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カリフォルニアワインあとりえでフラワーズのソノマ・コースト・シャルドネとピノ・ノワールが2割引になっています。

ただ、価格もさることながら、今回の注目はワインの解説をワインライターの立花峰夫さんが書いていること。立花さんといえば、最近ではワイナートのカリピノ特集の執筆で名を馳せましたが、それ以外にも布袋ワインズのFacebookでコラムを書いていたり、カリフォルニアワイン協会のインスタグラムでコラムを書いていたりと、大活躍してます。

一方カリフォルニアワインあとりえのワイン紹介はこれまで代表の野村さんが書いていましたが、これもかなりマニアックな視点で面白いので、それが読めないのはそれはそれでちょっと残念でもあり。

で、実際紹介文を読んでみるとやっぱり上手ですね。
ところがですな、ゼンゼン違ってたんですよ。今回の取材訪問で試飲したワインの数々は。端的に言って「カッコいい〜」。激ウマいなんて、わざわざ言わなくてもいいぐらいのカッコよさ。
どれぐらい前と違うかというと、ジャクソン・ファイブだった頃のマイコーと、ビート・イットの頃の彼ぐらいの差です。
こんな感じの峰夫節です。テイスティングコメントもいいです。
シャンタルのワイン造りは、実にキレキレです。スタイルとしては、IPOB/ニュー・カリフォルニアの流れに沿ったものなのですが、シャルドネもピノもアルコールは控えめ、酸がキリっ、電気ショックがビリビリ系の強烈なテンションとミネラル感がとにかく印象的で、細身なんですが出るところはしっかり出ていて、余韻がうっとりするほど美しいのであります。
問題があるとしたら、文章の面白さでお腹いっぱいになってワインを買うのを忘れてしまいそうになることですね。
次回作も期待です。





あとりえと言えば、この激安チャールズハインツもお薦めです。併せてどうぞ。

Date: 2020/1116 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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スタッグス・リープ・ワイン・セラーズのフラッグシップ「カスク23(Cask23)」。ワイン・アドヴォケイトで過去最高の99点の評価がついた2013年のワインが国内再入荷しています。

スタッグス・リープ・ワイン・セラーズといえば1976年の「パリスの審判」でカベルネ・ソーヴィニヨンの1位となったことで知られています。そのときのワインの畑がSLV(Stags Leap Vineyard)。創設者のウォーレン・ウィニアルスキがこの土地を買ったのは、隣の畑で作られたカベルネ・ソーヴィニヨンが素晴らしかったからだったのですが、その隣の畑フェイ(Fay)も後にオーナーの引退時に購入しています。このFayとSLVのいいとこ取りをしたのがカスク23。ナパの高級カベルネの中でもエレガントで長熟型なことで知られています。

2013年はロバート・パーカーが99点という過去最高の評価。ヴィナスでも97+で過去最高の評価となっています。スケールが大きくタニックで長熟なワインと評価されています。





Date: 2020/1114 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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2014年のメルロー・スリー・パームス・ヴィンヤードがワイン・スペクテーターのワイン・オブ・ザ・イヤーを受賞して改めてその実力が見直されたダックホーン(Duckhorn)。そこから新入荷のワインを紹介します。

まず、今回日本初入荷で非常にレアなのがスリー・パームス・ヴィンヤードのカベルネ・ソーヴィニヨン。これは私も未試飲ですが、それほどわずかしか入荷していないようです。


ちなみに、2017年のメルロー・スリー・パームス・ヴィンヤードは試飲しましたが、相変わらずのハイクオリティ。赤系・黒系の果実に非常にきめ細かなタンニン。上質を絵に描いたようなワインです。


もう一つのカベルネ・ソーヴィニヨンはかなりユニークです。ダックホーン・ファミリーの中で最安価なワインを作るデコイ(Decoy)。そこの限定版高級カベルネです。しかもソノマのブドウを基本とするデコイのなかでこれはナパ・ヴァレーのワイン。味わいは驚くほどエレガント。酸がきれいでフィネスがあります。4000円台のナパ・カベルネというと、ナパ・ハイランズを思い出しますが、ナパ・ハイランズがオークヴィルらしいきめ細かいタンニンとふくよかさとストラクチャーを持っているのに対し、こちらはかなりスタイルが違います。


Date: 2020/1110 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ソノマにあるワイナリー「アントヒル・ファームズ(Anthill Farms)」の2018年ヴィンテージが国内入荷しています。アントヒル・ファームズはアンソニー・フィリベルティ(Anthony Filiberti)とデイヴ・ロー(Dave Low)によるワイナリー。ウイリアムズ・セリエム(Williams-Selyem)で働いているときに出会ってワイナリーを立ち上げました。ソノマやアンダーソン・ヴァレーの冷涼地の畑のピノ・ノワール、シャルドネ、シラーを作っており、本国では大部分のワインがメーリング・リストで売られています。

国内でもAVAものであれば5000円を切る価格、単一畑でも7000円台前後とかなりリーズナブルな価格で入手できます(いずれも税込み)。2018年は火事の影響で入荷数が限られているようですが、評価はかなり高く、ピノ・ノワールの単一畑ではワイン・アドヴォケイトやヴィナスで96点などの点がついたものもあります。大半のワインがアルコール度数13%台となっています。冷涼系のワインが好きな人は買って損がないワイナリーです。

ソノマ・コーストのピノ・ノワールはWA93、Vinous92。非常にコスパ高いです。


シャルドネの畑「ピュー(Peugh)」は1940年代に植えられたと言われています。カリフォルニアで現存しているシャルドネの中でも最も古い樹の一つです。今では珍しいゴブレット型(ヘッド・プルーン)の剪定がされています。18年はWA94+、Vinous93。以下単一畑3本のショップはウメムラです。



キャンベル・ランチはソノマ・コーストの中でも北端のアナポリスの近くの畑。極めて冷涼ですが標高が250mほどあり、霧があまり届かないためブドウが完熟できます。1エーカーあたり2トン程度とかなり少ない収量の畑です。2018年はWA96+、Vinous92-94。


ハーモニー・レーンはソノマのオキシデンタルにある畑。ここもかなり冷涼ですが、やはり霧の届かない標高の畑なので酸が高いが味わいは濃密といったスタイルのワインができます。2018年はWA96、Vinous94-96


Date: 2020/1109 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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英デカンター誌でカリフォルニアの2016年ヴィンテージのトップ・カベルネ・ソーヴィニヨンの記事が掲載されていました。そこでリッジのモンテ・ベッロなどと並んで取り上げられたのがキャノンボールのイレブン・カベルネ・ソーヴィニヨン2016です。リッジのモンテ・ベッロの94点に対して、こちらは93点。もちろんモンテ・ベッロは素晴らしいワインですからその後塵を拝するのは当然としても1点しか違わなかったのは5000円台のワインとしては大健闘です。

現行ヴィンテージは概ね2017年になりつつありますが、そこであえて、やや難しい年の2017よりも、良年の2016から選んだあたりも面白いところです。

キャノンボールは非常にコスパの高いワインブランドの一つですが、「イレブン」のシリーズはその中でも高品質なものになっています。

カリフォルニアワインあとりえには、2016年の同ワインが入っています。


Date: 2020/1106 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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しあわせワイン倶楽部に「モンターニュ・ルース(Montagne Russe)」のロバーツ・ロード・シャルドネが入荷しています。先日のカリフォルニアワイン・グランドテイスティングで試飲したワインの一つですが、ここのシャルドネやピノ・ノワールはとても秀逸。価格も安くお薦めです。

シャルドネは樽も効いたリッチ系ですが、昔の樽香の強いカリフォルニアのシャルドネではなくもっと上品に効いた感じです。この味わいで税込み5000円台前半はなかなか見つからないレベルです。ワイナリー価格で40ドルですから、さほど変わらない感じです。


Date: 2020/1102 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ブラックスミスのドライ・クリーク・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンがしあわせワイン倶楽部で税込み2497円と激安で売られています。

ブラックスミスのワイン、これまではナパのカベルネ・ソーヴィニヨンを中心に売られていました。数年前の「ナパ・ハイランズ」のブームから激戦地となった4000円台のナパのカベルネとして、優れたコスパのワインを提供してきました。オーナーのマット・スミスはボーリュー(BV)やダッシュ・セラーズなどで修行して自分のワイナリーを始めた人。自社畑は持たず、優良な畑のブドウを低価格で仕入れてワインを作っています。

数ヶ月前に、未輸入のものを含めてブラックスミスのワインをいくつか試飲する機会があったのですが、どれも品種や地区の特徴をきちんと表現できたもので、良質のワインばかりでした。今回のドライ・クリーク・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンもその一つです。比較的気温の高い地域であり、完熟したブドウの風味が楽しめます。

ナパより少し安くなるのはわかりますが、2500円を切るというのは本当に驚きの価格。お薦めです。


Date: 2020/1026 Category: おすすめワイン
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英デカンター誌のベスト・イン・ショーにトレフェッセンのカベルネ
」で紹介したように、トレフェッセンのカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネが今年、英デカンター誌で非常に高く評価されました。

先日、トレフェッセンの他のワインも試飲する機会がありましたが、その中でも気に入ったワインが2つありました。一つはカベルネ・フラン 2017、もう一つはドラゴンズ・トゥース 2017です。

カベルネ・フランはナパでも珍しいカベルネ・フラン100%のワイン。ドラゴンズ・トゥースはマルベックが54%で中心的存在というさらに珍しいワイン。カベルネ・ソーヴィニヨン25%にプティ・ヴェルドが16%入っているのも相当ユニーク。残り5%はメルローです。

カベルネ・フランはいかにもフランらしい青っぽい味わいを持ったもの。ナパの最高級のカベルネ・フランでは青っぽさを感じないものも多いですが、これはあえてフランっぽさを出しているのがいい感じです。カベルネ・ソーヴィニヨンより軽やかさがあり、きれいな果実味と相まって美味しいです。

ドラゴンズ・トゥースは逆に重厚感にあふれています。濃厚でパワフル、タンニンもしっかりしています。トレフェッセンはカベルネ・ソーヴィニヨンもどちらかというとエレガントな作りですから、このワイナリーでは随一といっていいほどのパワフルタイプです。

トレフェッセンはナパのオーク・ノールにあります。ハイウェイ29沿いにワイナリーがあり、その周りを取り囲む400エーカーの「メイン・ランチ」とマヤカマスの山の方にある40エーカーの「ヒルスプリング」の2つの自社畑ですべてのワインのブドウを作っています。メイン・ランチには9つの品種。ヒルスプリングにはボルドー系の5品種が植わっています。

オーク・ノールはカーネロスの北、ヨントヴィルの南でナパの中では比較的冷涼なところ。メイン・ランチは20もの土壌に分かれており、それぞれに合った品種を植え、収穫時期を変えることで、一つの畑で様々な品種をうまく育てることに成功しています。ナパの中では比較的価格も抑えられていますから、ぜひ多くの人に飲んでほしいワインです。



ドラゴンズ・トゥースは上記のテイスティングとはヴィンテージが異なります。


デカンターで最高の賞を取ったのはこちらです。

Date: 2020/1025 Category: おすすめワイン
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カリフォルニアのモントレーに広大な自社畑を持つシャイド・ファミリーの新作「サニー・ウィズ・ア・チャンス・オブ・フラワーズ(Sunny with a Chance of Flowers)をいただきました。低カロリー、低アルコールを売りにしているワインです。こういったワインは「美味しくない」というのが相場ですが、このワインはいい方に期待が裏切られました。

ラインアップは白ワインがシャルドネとソーヴィニヨン・ブラン。赤ワインがピノ・ノワールです。アルコール度数はいずれも9%、カロリーは5オンスあたり85kcalとなっています。

アルコール度数は明らかに低いですね。カリフォルニアワインの場合だと14%程度のものが多いですから、2/3程度になっています。一方、カロリーはちょっとわかりにくいですが、100gあたりに換算すると60kcal程度。普通のワインが100gあたり75kcal程度と言われていますから2割弱低カロリーになっています。

どうやってこれを実現しているのかというと、残糖がないように完全に発酵させ、一部のワインを抜き取って、アルコールを除去し、ブレンドしているとのこと。おそらく逆浸透膜法を使ってアルコールを抜いているのかと思います。

実際に飲んでみました。

シャルドネは、残糖がないにもかかわらず、ちょっとトロピカルフルーツのフレーバーも感じます。パイナップル、パッションフルーツや、リンゴ、レモンの風味。バニラのフレーバーもあります。予想以上に本格的なワイン。美味しいです。

ソーヴィニヨン・ブランはとても爽やか。グレープフルーツに青い草、濡れた石。伸びやかな酸が気持ちいいです。これもかなりの本格派。

ピノ・ノワールは残糖がない分、かなり酸味の強いタイプになるので、多少好みが分かれそうな気がします。イチゴやラズベリーのジューシーな味わいがきれいでキュートなワイン。

いずれもアルコール度が低いので、すいすい飲めてしまいます。逆に飲み過ぎには注意が要るかも。

希望小売価格はいずれも1950円。輸入元のオルカ・インターナショナルのサイトから直接買うこともできます。

ラベルも爽やかでおしゃれだし、ヘルシーで美味しい。価格もいい感じでこれは人気出るのではないでしょうか。特にシャルドネはもうちょっと高級かなと思うくらいの出来でした。

敢えて難を言うなら名前が長くて覚えにくいこと。米国では通称「サニー・ワイン」と呼んでいるようなので、その名前が広がるのがいいのかなと思います。

オルカ・インターナショナルのサイト
Date: 2020/1019 Category: おすすめワイン
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オー・ボン・クリマ(Au Bon Climat)のフラッグシップのピノ・ノワールといえば、娘の名前を付け様々な畑からのいいブドウを使ったイザベルか、息子の名前を付けて銘醸畑ビエン・ナシードの中でもよりすぐりのワインを作るノックス・アレキサンダーを思い浮かべる人が多いと思います。

もちろん、この2つは毎年作られるオー・ボン・クリマを代表する素晴らしいワインですが、実はめったに作られない「幻」と言ってもいいフラッグシップがあります。それが「ラーム・ド・グラップ(Larms de Grappe)」。2001年と2005年に作られてから10年以上も作られていませんでしたが2016年に久々に作られ、それがようやく出荷されて国内にも入って来ています。

なぜ、こんなにも作られないのかというと、100%除梗なしの全房発酵のワインだから。

英語でホール・クラスターと呼ばれる全房発酵で作ったワインは茎からの抽出による複雑さが味わいを深めますが、一方で青臭くなったりタンニンがきつくなったりとデメリットもあります。有名なところではDRCが全房発酵を行っています。一方、オー・ボン・クリマのピノ・ノワールの場合はイザベルもノックスも基本的にはすべて除梗します。創設者ジム・クレンデネンが師匠と仰ぐアンリ・ジャイエに倣っています。

オー・ボン・クリマの場合は、全房発酵を行っても茎からの青みが出ないような年だけこのワインを作っているのです。とはいえ前回作られた2005年のものを近年試飲したことがありますが、10年以上熟成していてもまだタンニンがかなり強く、ガチガチのワインで正直言って美味しく飲むのはちょっと難しいかもと感じました。

今回2016年のものを試飲しましたが、これは非常にいいです。全房らしい深みや複雑さがきちんとあり、一方で今飲んでも十分おいしく、バランスもよく作られています。今飲んでも2005年よりもずっと飲みやすいし、10年以上の熟成も可能だと思います。2005年のものは実売2万円を超えますが、今回は価格も抑えられています。手に入れる価値のあるフラッグシップになったと思います。ヴィナスのアントニオ・ガッローニは95+とかなり高い評価を付けています。

なお、畑はビエン・ナシードと双璧をなすサンタ・バーバラの銘醸畑サンフォード・アンド・ベネディクトです。


Date: 2020/1016 Category: おすすめワイン
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スモール・ヴァインズ(Small Vines)のロシアン・リバー・ヴァレー・ピノ・ノワール 2008がしあわせワイン倶楽部に25%引きで入荷しています。2013年のコンクール「日本で飲もう最高のワイン」の赤ワイン・フルボディ部門で、専門家・愛好家両方の最高レベルであるプラチナを取り、さらに1本だけ選ばれるベストワインも獲得したというワインそのものです。

スモール・ヴァインズはソノマでポール・スローン(Paul Sloan)という人が作ったワイナリー。この人は元々ブドウ畑の管理の会社をやっていて、カリフォルニアでは珍しい1m×1mの密植で、樹の高さも1.5m以下くらいに抑えています。PinotFileや、今はなくなってしまったPinot Reportといったピノ・ノワールの専門媒体で高く評価され、日本にも一時期輸入されていました。今回はおそらくその倉庫から出てきたものなのでしょう。私も、2007年のロシアン・リバー・ヴァレー・ピノ・ノワールを飲んだことがありますが、「ピュアな果実味があり、エレガントながらもフレーバーはしっかりとしている、とてもいいピノ・ノワール」と感想を書いています。

おそらく保存状態はいいでしょうから、ほどよく熟成した味わいも楽しめるのではないかと思います。


Date: 2020/1015 Category: おすすめワイン
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平林園枝さんが作るシックス・クローヴズ(Six Cloves)の3ヴィンテージ目のワインが国内に入っています。最初のヴィンテージはシャルドネだけ(リトライなどで修行した日本人の造るワインデビュー作)、2年めはスティーブ・マサイアソンのシャルドネにピノ・ノワール(平林園枝さんの第2作を改めて試飲、やっぱりこれは美味しい)、3年目はどうなるのかと思っていたら、予想もしない方向で進化していました。

3ヴィンテージ目はシャルドネとプリミティーヴォに赤ブレンドの3種類(記事公開当初ピノ・ノワールも入れていましたが、2019はピノ・ノワールはなく今回試飲したのは前ヴィンテージの2018でした)。いずれもヴィンテージは2019です。なお、シックス・クローヴズはブドウ畑は持っておらず、ブドウはすべて購入、醸造はソノマのメドロック・エイムズで行っています。

シャルドネは2018年と同じくスティーブ・マサイアソンのリンダ・ヴィスタ(ナパ)の畑。柑橘系の風味に酸がきれいに伸びてくる印象のワイン。白い花の香り。たおやかでしなやかなワインです。前ヴィンテージ同様、とてもおいしい。

ピノ・ノワール(2018年)はソノマ・コーストのブドウを使ったもの。畑はペタルマ・ギャップ。これも酸が印象的なワイン。

ここまでは前ヴィンテージからの踏襲で、驚きはなかったのですが、残り2種類の赤ワインはびっくりしました。

一つはソノマ・ヴァレーのプリミティーヴォ(ジンファンデル)。ソノマのケンウッドにあるBenguerel(ベンゲレル)という畑で、オーガニックかつ灌漑なしでブドウを育てています。そのブドウを除梗なしで醸造しています。平林さんのブログ(Whole Cluster Fermented Primitivo?Really?)に詳しく書かれていますが、除梗なしで醸造するというのは彼女の夢の一つで、その難しさはゲイリー・ファレルで働いたときにワインメーカーのテレサからよく聞かされたそうです。

しかも今回は天然酵母にこだわったため、醸造はかなり大変でした。除梗しないということはブドウの実に傷や穴がない状態なので果汁が出てくることもなくさらに酵母も与えていないため、そもそも発酵が始まるのかどうかも定かではありません。そこで昔ながらの足でブドウを踏み潰すストンピングによって果汁を出して発酵をうながしたそうです。

そのワインの味わいはふくよかで赤系のピュアな果実味があり、酸がしっかりしているのと同時に、味に深みもありバランスもいい。一般的なジンファンデルの味わいとは大きく異なりますが、非常にレベルの高いワイン。個人的にはこのヴィンテージのイチオシです。

そして最後がカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを半分ずつ使った赤ブレンド。これも驚きでなんと畑はソノマとナパの南端に当たるロス・カーネロス(ソノマ側)にあります。海に近く冷涼なため、ブドウの糖度はあまり上がりません。糖度が22度とカリフォルニアにしては低い状態で収穫しています。一般的な赤ブレンドというと、やや濃い目で甘めの作りになったものが多いですが、これは冷涼感あふれる味わいで全く意表を突かれました。

ピノ・ノワールを含めた4種に共通しているのはやはり冷涼感があり、いずれも酸がきれいに感じられること。そのピュアさが引き立つシャルドネと、果実味とのバランスが素晴らしかったプリミティーヴォが今回は特に良かったです。



Date: 2020/1014 Category: おすすめワイン
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シュレーダー(Schrader)などのワインメーカーとして知られているトーマス・リヴァース・ブラウンのプライベート・ブランド「リヴァース・マリー(Rivers-Marie)」(Marieは奥さんのミドルネーム)。ソノマのピノ・ノワールやシャルドネをメインとしていますが、カベルネ・ソーヴィニョンもレベルが高く、しかもコスパもよいことで知られています。

カベルネ・ソーヴィニョンだけでも、いくつかの畑のワインを作っていますが、2016年から加わったのがセント・ヘレナのハーブ・ラム(Herb Lamb)ヴィンヤード。1990年代にはコルギン(Colgin)のワインの畑として一世を風靡したところです(当時のコルギンのワインはハーブ・ラムのみでした)。

その後、フィロキセラで植え替えを余儀なくされ、2007年を最後にコルギンとしてのワインはなくなり、自身のブランドとして続けていました。そして、2016年からこの畑のワインを作り始めたのがリヴァース・マリーで、この年のワインはワイン・アドヴォケイトやヴィナスで95点を超える高い評価を得ました(国内未輸入)。

2017年は山火事による煙汚染の影響でワインは作られず、今回2018年のものが輸入されてきました。試飲の第一印象はとにかく華やかなワイン。果実味強く、重さをあまり感じません。といって薄かったり軽かったりするワインというわけではなく、ジューシーでナパのカベルネ・ソーヴィニョンらしいきめ細やかなタンニンがあり、満足感の高いワインです。これも94、5点は付くのではないかと思います。



実は2020年からはハーブ・ラムのオーナーの引退によって畑自体をトーマス・リヴァース・ブラウンにリースすることになったため、今後は自社畑という扱いになります。おそらくブドウの品質もさらに上がり、リヴァース・マリーを代表するワインの一つ、というかナパのトップクラスの一員になっていくだろうと思います。


Date: 2020/1012 Category: おすすめワイン
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ソノマ・ヴァレーにあるオールド・ヒル・ランチは1852年から続く、おそらくカリフォルニアで現存する最も古いブドウ畑です。植え替えによって、今残っている一番古い樹は1880年代と考えられていますが、それでも140年近くたっていることになります。

かつてはレイヴンズウッドのフラッグシップとして知られたワインですが、オーナーだったジョエル・ピーターソンが醸造から離れた今世紀になってからは品質もぱっとしないという評価が固まってきていました。

ところが2019年に驚くべき話が飛び込んできました。2018年からジョエル・ピーターソンの息子のモーガンが自身のワイナリー「ベッドロック」でオールド・ヒル・ランチのワインを作り始めたというのです(「ベッドロックのフラッグシップ・ワインの垂直試飲」で既報)。さらにジョエル・ピーターソンが自身で作るワンス・アンド・フューチャーでもオールド・ヒル・ランチのジンファンデルを作り始めました。

先日、そのワンス・アンド・フューチャー版を試飲する機会があったのですが、これがすばらしかったのです。

非常にパワフルかつタニック。レイヴンズウッド時代に「ノー・ウィンピー・ワイン(軟弱なワインはつくらない)」という標語を掲げただけのことはあります。非常に重厚かつ重層的な味わい。うまみ要素がこれでもかというほど押し寄せてきます。今回はベッドロック版はありませんでしたが、両方飲み比べたらおそらくワイナリーの個性がよりはっきり出ると思います。

すでに、ベッドロックの自社畑ベッドロックのワインを両方で作っていますが、そこでもワンス・アンド・フューチャーはパワフル、ベッドロックは複雑と、個性が分かれていました。

ちなみに2018年のオールド・ヒル、ヴィナスはベッドロック版に96点、ワンス・アンド・フューチャー版に95点と非常に高い評価を付けています。ジンファンデルファンであったら必ず飲むべきワインと言ってもいいでしょう。



ベッドロック版は既にインポーター完売だそうです。

Date: 2020/1009 Category: おすすめワイン
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ハーラン・エステート(Harlan Estate)を擁するハーラン・ファミリーのブランドには、ほかにボンド(Bond)とプロモントリー(Promontory)がありますが、セカンド格のワインでも今では3万円を下らないのが実情です。その中で、ハーラン、ボンド、プロモントリーの若木のブドウを使ったマスコット(Mascot)の希望小売価格が1万円さがって2万3000円になりました。

しあわせワイン倶楽部では税抜きで1万9800円まで下げています。

先日「『私の中のハーランが…』と彼女は言った」という記事で、アカデミー・デュ・ヴァンで行ったハーラン系6種類を試飲するセミナーの報告をしましたが、ここでもマスコットもちろん試飲しています。

ヴィンテージは2014年と意外と古いのですが、若木を使っているせいか、比較的味わいも若々しく、タンニンも比較的強く感じます。今飲むならデカンタージュして飲むのがいいかもしれません。ちなみにセミナーのときは1時間半前に抜栓してダブルデカンタ(1回デカンタに移してからさらにボトルに戻す)して提供しています。


Date: 2020/1008 Category: おすすめワイン
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エノテカがケンダル・ジャクソン(Kendall-Jackson)のヴィントナーズ・リザーヴ・シリーズの5本セットを限定で25%引きで販売しています。ネットのみの扱いです。

品種はカベルネ・ソーヴィニョン、ピノ・ノワール、ジンファンデル、シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン。ヴィンテージはソーヴィニョン・ブランが2019年で後は2018年です。

中でもシャルドネはケンダル・ジャクソンの代名詞的存在。あえて残糖を多くした作りで一世を風靡したので、甘いワインというイメージを持っている人もいるかもしれませんが、少なくとも今は不自然な甘さはなく、カリフォルニアのシャルドネの代表格の一つだと思います。2018年もヴィナスで90点が付いています。


Date: 2020/1006 Category: おすすめワイン
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ワイナートのカリフォルニア・ピノ・ノワール特集で最高の99点を獲得し、「瞬殺」になったリトライ(Littorai)のピヴォット(Pivot)ヴィンヤードがしあわせワイン倶楽部に再入荷しています。

リトライのオーナーのテッド・レモンはビオディナミ(バイオダイナミクス)の実践者として知られており、カリフォルニアでも多くのワインメーカーに尊敬されています。カリフォルニアのワインメーカーの中でも哲学を感じる人の一人です。

ピヴォットはそんなリトライの自社畑であり、それだけ大事なワインと言えるでしょう。


Date: 2020/0923 Category: おすすめワイン
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カリフォルニアワインあとりえにオー・ボン・クリマ(Au Bon Climat=ABC)のミッションラベルが入荷しています。

オー・ボン・クリマのインポーターは中川ワインとJALUXの2社ありますが、ミッションラベルは中川専用のキュベ。JALUXにも専用キュベがあり、そちらはツバキラベルと言います。

このミッションラベル、輸入されているオー・ボン・クリマのワインの中では入門版にあたり、若くても飲みやすい作りになっていますが、実はシャルドネは中身はビエンナシードの単一畑になっているとのこと。ピノ・ノワールもビエンナシードと自社畑のル・ボン・クリマとこれもすごい構成。

ビエンナシードといえば、サンタバーバラのサンタ・マリア・ヴァレーの超有名畑。ポール・ラトーのシラーでは最高98点(WA)、フォクセンのピノ・ノワールでは最高95点(WA)など、引く手あまたなブドウ。

オー・ボン・クリマのワイナリーはビエンナシードの脇にあり、ビエンナシードの畑の誕生から手を携えてやってきた、事実上自社畑の一つ(オー・ボン・クリマの区画は自社で栽培も見ています)。ニュイ・ブランシェやノックス・アレキサンダーなど上位版すべてのベースにもなっています。

オー・ボン・クリマはそうでなくてもコスパ抜群ですが、ミッションラベルはその中でもコスパトップと言えるでしょう。



ちなみに、ピノ・ノワールが話題になったアルタ・マリアのシャルドネもビエンナシード。これも超お得ワインです。

Date: 2020/0919 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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コブ(Cobb)のワインが柳屋やWassy'sに入っています。いずれも輸入量は10ケース未満と僅少なワイン。一般販売もごくわずかですのでお早めに。

ワインは先日「無茶うまピノが勢揃い、ilovecalwineの試飲会より」でも紹介しましたが、この中で柳屋には「Rice-Spivak」のピノ・ノワールはなくシャルドネ2種とピノ・ノワール1種、そしてリースリング1種となっています。一方Wassy'sはピノ・ノワールは2種類ともありますが、シャルドネはありません。

共通する特徴は、冷涼感というかすっきりとした酸味があり、果実味を引き立てていること。塩味や濡れた石など静謐系の複雑さがあること。リース(Rhys)やリトライ(Littorai)などIPOBの流れを汲むワインの代表格の一つであり、ピノ・ノワールやシャルドネの産地としてソノマ・コースト(の中でも冷涼な地域)がいかに優れているかを体験できるワインです。

柳屋





Wassy's




Wassy'sにはこのほか古いヴィンテージのものもいくつかあります。
コブの一覧はこちらから
Date: 2020/0917 Category: おすすめワイン
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楽天市場のワインショップ「フェリシティー」で、ベリンジャーのワインを買うとロゴ付きワイングラス2脚がもらえるキャンペーンを9月いっぱい開催しています。

キャンペーンページはこちら

ファウンダーズ・エステート・シリーズなら2本、AVAシリーズやプライベート・リザーブなら1本で対象になります。

ベリンジャーは19世紀にナパのセントヘレナで設立された老舗のワイナリーです。禁酒法の時代も教会向けのワインで生き延びました。1970年代から30年以上ワインメーカーを務めたエド・スブラジア(Ed Sbragia)の時代に目覚ましい品質向上を遂げ、シャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンのプライベート・リザーブでワインスペクテーターのワインオブザイヤーを獲得しています。2回この賞を取ったワイナリーはケイマスとベリンジャーくらいです。

ファウンダーズ・エステートの方はいわゆるスーパーマーケットワインですから、コスパはいいですが、特別素晴らしいワインではありません。

せっかくベリンジャー飲むのであれば、AVAシリーズ(アペラシオンシリーズ)以上のものをお薦めしたいです。

例えば、ナイツヴァレーのカベルネはナイツヴァレーの名を広げたワイン。AVAものの中でも抜群のコスパで人気が出たワインです。今でこそ、ピーター・マイケルなどで知られるようになったナイツヴァレーてすが、ほとんど誰も知らない時代にここを切り開いた慧眼には感服です。

あとはやっぱりプライベートリザーブのシャルドネ。ベリンジャーを代表するワインであり、カリフォルニアのリッチ系シャルドネの代表格でもあります。





カジュアルに楽しみたいならこちら。

Date: 2020/0914 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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「ロマネ・コンティと同じ作り方」(要は除梗なしで醸造していること)のワインとして話題になったアルタ・マリアに新ヴィンテージとリザーブ版が登場しています。輸入元のアイコニックワイン・ジャパンさんで試飲してきました。

これまで出回っていたヴィンテージは2012年でしたが、今回一気に売り切れてしまい、新たに入ってきたのは2011年と2013年。そして2012年のリザーブ(レゼルヴァ)です。

2011年は2010年代では一番冷涼な年。カベルネ・ソーヴィニヨンなどでは完全に熟さなかったブドウもあり、あまり良くないヴィンテージと言われていますがピノ・ノワールではそれがむしろ冷涼感となって、好ましい味わいになっています。9年経っていますから熟成感もほどよく出ています。一方、2013年は暖かく乾燥した(旱魃の始まった年でした)年で、より完熟した味わいのワインとなっています。7年経っていますが、まだ果実感も強く残っています。果実味やしっかりした味わいを求める人なら2013年の方が好きでしょう。

2012年のレゼルヴァはオンティヴェロス・ヴィンヤードの中のマルティニ・クローンを使った「クラーク・アンド・テレフォン・ブロック」のブドウだけを使ったもの。アルタ・マリアは元々オンティヴェロス・ヴィンヤードのオーナーであるジェームズ・オンティヴェロスが始めたワイナリーですが、彼のもうひとつのワイナリーがネイティヴ9(カリフォルニアで9世代目になることから付けた名前)で、ここはかつてのIPOB(イン・パースート・オブ・バランス=バランス追求派)に所属していた実力のあるワイナリー。その畑の中でも特定のブロックだけを使っているわけですから位置づけ的にはネイティブ9のピノ・ノワールよりもさらに高級版といってもいいのかもしれません(価格はこちらの方が安いですが)。

リザーヴ版の味わいは、よりホール・クラスター(除梗なし)による複雑さが出たもの。高級感ある味わいです。

ショップなどには同時に3つ入るとは限らず、現状はこれまでの2012年あるいは新たな2011年を扱っているところが多いようです。

個性の違いはありますが、どれも価格以上の満足度があるワインなので安心して飲んでください。

2011年。ショップは「ココス」です。

2011年。ショップは「しあわせワイン倶楽部」。

2012年。信濃屋です。

Date: 2020/0911 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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超格安で大きな話題になっているヘスのカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネが「銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA」でセット販売されています。

カベルネ・ソーヴィニョンは12本で税込み1万9800円。他ショップの税込み1本2068円などと比べると2割も安くなっています。

このほかシャルドネ12本のセット、6本ずつのセットもあります。

大反響で、早くも輸入元在庫はなくなりそうという話も出ています。お早めに。





1本売りはこちらから。
ヘス・コレクションの超特売にシャルドネが追加
Date: 2020/0908 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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プレシジョン(Precision)ワイン・カンパニーは、できてまだ10年の若いワイナリーですが、最初の100ケースから今は年間50万ケース生産へと急成長しています。

マニアが高じてワインづくりを始めたのですが、そういったケースではビーヴァン・セラーズなどプレミアムに進む例が多いのに対し、ここはリーズナブルな価格帯のものを展開しているのも珍しいところ。

そのカベルネ・ソーヴィニョンがワイナリー価格40ドルのところ、今回しあわせワイン倶楽部では取り扱い開始記念で11日午前10時まで税抜き2980円と激安になっています。

この価格帯のナパのカベルネというとフランシスカンが不動の人気でしたが、今は日本への輸入がなくなっています。その穴を埋めるブランドになるのでしょうか。ラベルもちょっと似てますね。


Date: 2020/0902 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ヘス・コレクションのカベルネが税抜き1000円台の驚き価格、これもコロナの影響」という記事で紹介したヘス・コレクションの特売ワイン「シャーテイル・ランチ(Shirtail Ranches)」にシャルドネが追加されています。

前の記事にも書きましたが、シャーテイル・ランチは価格的にはヘスの普及ライン(といってもレベル高いですが)のヘス・セレクトよりちょっと高いところ。ただ、このシリーズは米国ではレストラン向けにしか出していません。今回は米国でのレストラン需要がコロナの影響で激減していることから、輸出向けに特価で出してきたとのことです。

ブドウはナパの北東にあるレイク郡がほとんどナパよりもちょっと温暖ですが、それほど変わらないと言ってもいいでしょう。ナパ最大の地主であるベクストファー家が最近は熱心に開発に取り組むなど、地価の高騰したナパからこちらに発展しているワイナリーも増えています。

しあわせワイン倶楽部ではシャルドネを以下のようにコメントしています。
【リッチでクリーン】蜜の詰まったリンゴやレモンやライムに加えトロピカルフルーツのニュアンス。トロピカルフルーツのリッチな風味に爽やかな酸味がバランスよく重なりクリーンな印象です。強すぎない樽の風味が様々なお料理との相性の良さを感じさせます。

価格はしあわせワイン倶楽部で税込み1680円とカベルネ・ソーヴィニヨンよりもさらに400円も安くなっています。

<しあわせワイン倶楽部>



<東京ワインガーデン>



<京橋ワイン>


Date: 2020/0829 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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新型コロナウイルスの影響は計り知れないレベルになっていますが、純粋にコンシューマーの視点からすると、びっくりするようなお買い得価格のワインが増えているとも言えます。

今回もそんなワインの一つ。ヘス・コレクションのシャーテイル・ランチ・カベルネ・ソーヴィニヨンです。日本での通常価格は3800円だそうですが、そもそもこのワインは知らない人が多いと思います(私も知りませんでした)。価格的にはヘスの普及ライン(といってもレベル高いですが)のヘス・セレクトよりちょっと高いところ。ただ、「シャーテイル・ランチ」のシリーズは米国ではレストラン向けにしか出していないのです。そもそも小売に出てくることがレアなワイン。今回は米国でのレストラン需要がコロナの影響で激減していることから、輸出向けに特価で出してきたとのことです。

ブドウはナパの北東にあるレイク郡がほとんどナパよりもちょっと温暖ですが、それほど変わらないと言ってもいいでしょう。ナパ最大の地主であるベクストファー家が最近は熱心に開発に取り組むなど、地価の高騰したナパからこちらに発展しているワイナリーも増えているようです。

このカベルネ、レストラン向けなので、比較的料理に合わせやすいようなマイルドな作りになっているようです。

ともかくヘスが税抜きとはいえ1000円台というのはかなりレア。まとめ買いにも向きそうです。


Date: 2020/0808 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ラッセル・ビーヴァンはワインの正式な教育を受けたことがなく、ワインファンからワイン造りに参入し、トップ生産者の一つになりました。これまで「パーカー100点」ワインを7本も輩出しています。

日本には近年輸入されるようになりましたが、その新ヴィンテージが入ってきています。

特に今回注目は白ワインもあること。実はビーヴァン・セラーズはワイン・アドヴォケイトにおいて唯一ソーヴィニヨン・ブランで最高96点をとったことがあるワイナリーです。ソーヴィニヨン・ブランは税込みで6000円台と、このクラスのライバルと言えそうなレイルのジョージアやピーター・マイケルの「ラプレ・ミディ」と比べてかなり安くなっています。

また、今回ソーヴィニヨン・ブランのほかにリッチー・ヴィンヤードのシャルドネも入っています。

また、ビーヴァンの主力であるカベルネ系としてはラザフォードの「マクガー・ヴィンヤード」が入っています。ビーヴァンのラインアップの中では比較的早のみタイプのようです。

下のリンクのショップはしあわせワイン倶楽部です。



Date: 2020/0804 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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3日前に「ワイナリー価格より安い、秀逸なソノマのヴィオニエ」という記事でロウアーのヴィオニエを紹介しましたが、その後2日間で柳屋としあわせワイン倶楽部にも入荷しています。3ショップ揃ってから書けばよかったとちょっと後悔(笑)。

ちなみに柳屋ではシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン以外の白ワインとしては「恐らく今年2020年最高の掘り出しものになろうかと思います」「定価4,000円…と言われても『それくらいするだろうな』と納得可能」とも。

しあわせワイン倶楽部では「恐らく今年の白ワインで言えば最もお得なお値打ちワインかも知れません」と。

私が前の記事で書いたのとほぼ同じことを皆さん思ったようです。

ちなみに赤では、その前の記事で書いた「ゴーディアン・ノット」が、やはりコスパでは群を抜いているでしょう。ここのアルバリーニョもロウアーとほぼ同じ価格で、より夏向きの味わい。合わせて買ってみてほしいワインです。

柳屋


しあわせワイン倶楽部


カリフォルニアワインあとりえ

Date: 2020/0801 Category: おすすめワイン
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掘り出し物ジンファンデル(アルバリーニョも美味しいよ)として紹介したゴーディアン・ノット(「廃業ワイナリーのコスパジンファンデル、「らしさ」あふれる味わい」参照)。このワインを輸入している布袋ワインズはオーナーがソノマ在住でこういった掘り出し物を探すのに長けています。

その一つがロウアー(Lawer)というワイナリーのヴィオニエ「ベッツィズ・エステイトヴィンヤード」。全く先入観なしで試飲したのですが、白桃や白い花の香りがあり、きりっとした酸もほどよくバランスのいいワイン。カリフォルニアのヴィオニエとしては相当秀逸なワインです。

ワインメーカーはなんとあのジョエル・ゴットの父ケアリー・ゴット。この人もジョエルの父なんて紹介をしたら失礼なほとの実力者で様々なワイナリーのコンサルタントをしています。

ヴィオニエの畑はナイツ・ヴァレーで、「パーカー99点」のシラーを生んだオブシディアン・ヴィンヤード(2017年の家事で焼失)のすぐ隣。ローヌ系品種にいいところなのでしょう。

このヴィオニエ、現行ヴィンテージのワイナリー価格は30ドルしますが、日本での価格はなんと2000円台。激安です。個人的にはこのクオリティならもう1000円以上高くても全然納得できるレベルです。5000円と言われても不思議でないくらい。

最近はアルバリーニョやヴィオニエといったややマイナー品種で、いいものに当たります。これもコロナの影響?

Date: 2020/0730 Category: おすすめワイン
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カリフォルニアワインあとりえで、チャールズ・ハインツのシャルドネとシラーが限定で半額になっています。税込みでも5000円台という、ちょっと目を疑う価格。別に出所が怪しいワインとかではなく、輸入元の協賛だそうです。とはいえ本数はごくわずかなようですので、お気をつけて。

チャールズ・ハインツといえば、ソノマ・コーストでも有名な銘醸畑。入手超困難なスパークリングワイン「ウルトラマリン」がチャールズ・ハインツ100%で作られており、デュモルのシャルドネ「イソベル」もチャールズ・ハインツ。リトライも単一畑のシャルドネを作っており、フリーマンのシャルドネ「涼風」でも使われています。

これらを見ても安くて7000円台で、1万円超えるものも珍しくありません。5000円台はやはり破格です。



Date: 2020/0729 Category: おすすめワイン
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ソノマのヒールズバーグにあったワイナリー「ゴーディアン・ノット(Gordian Knot)」。ここが廃業するにあたって格安で仕入れたジンファンデルとアルバリーニョが国内再入荷しています。近年もジンファンデルがソノマ・マガジンのトップ100ワインに選ばれたり、SFクロニクル主催のコンペティションでジンファンデルとアルバリーニョがダブルゴールドに選出されるなど、実力的にも十分のワイナリーでした。

試飲してきました。

アルバリーニョはロシアン・リバー・ヴァレーのエリエオという畑のもの。ステンレスタンクを使った爽やかなスタイル。白い花の香りが豊かで白桃やオレンジピールの風味。酸がきれい。夏にぴったりのワインです。スクリューキャップを使用。

ジンファンデルは3種類。今回初入荷したのはロシアン・リバー・ヴァレーのウインベリー(Winberrie)ヴィンヤードの2012年。畑は1906年植樹で樹齢は100年を超えます(Historic Vineyard Society認証済み)。ジンファンデルでは珍しくスクリューキャップです。とても酸が豊かで冷涼感を感じるのがロシアン・リバー・ヴァレーらしいところ。レッドプラムなどの赤系の果実味、トーストやナッツなど熟成による風味もあります。冷涼感と熟成感を楽しみたい人にお薦め。

ドライ・クリーク・ヴァレーの「ザ・バズ」シートン(Seaton)ヴィンヤード2014は、3つの中で一番若い畑ですがそれでも樹齢70年。スモーキーで、鉛筆の芯、赤い果実やブラックベリーの風味。パワフルですが酸もかなりあるのでバランスが取れています。パワーと酸を楽しみたい人にお薦め。

アレキサンダー・ヴァレーのポーキーズ・パッチ(Porky's Patch)2014はプラムやドライフルーツ、ナッツの風味がありいかにもジンファンデルという味わい。ストレートにジンファンデルを楽しみたい人にお薦め。

ジンファンデルはそれぞれの地域らしさも現れており、この価格としては非常に美味しいです。
4本買っても1万円程度ですから、全部飲んでみるのをお薦めします。とりあえず夏向けにアルバリーニョをまとめ買いするのもいいでしょう。

リンク先はいずれも柳屋です。




Date: 2020/0721 Category: おすすめワイン
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ベッドロックが作るスパークリングワインのブランド「アンダー・ザ・ワイヤー」。フランスの「グロワーズ・シャンパーニュ」のように単一畑、単一品種、単一ヴィンテージにこだわったスパークリングワインを作っています。

その多くはシャルドネまたはピノ・ノワールですが、なんと一つだけジンファンデルで作ったものがあります。畑は自社のベッドロック・ヴィンヤード。1850年代に植えられた畑で20数種の品種がありますが、その中でもジンファンデルだけを使ってスパークリングワインは作られています。酸が多く、糖分が少ないこの畑のジンファンデルはスパークリングワインにもぴったりだとのことです。

きわめてレアなこのワイン、先日カリフォルニアワインあとりえに入荷したものは速攻で売り切れていましたが、再入荷しています。

Date: 2020/0721 Category: おすすめワイン
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しあわせワイン倶楽部がナパのワインだけによる6本のワインセットを各種販売しています。一番高額なセットでも1万9734円(税込み、送料込み)。1本当たり2980円(税別)に抑えています。

ナパのワイン、どうしても高額なものが多いので、この価格でしかも納得のいく品質のものを選ぶというのは、ナパのワインを熟知していないとできないと思います。

今回のセット、私も飲んだことないワインがいくつかありましたが、飲んだことあるものはどれも「やっぱりこれは入れるよね」と納得できるものばかり。

個人的にお薦めは赤白3本ずつのセット。これからの夏にぴったりなジラードのソーヴィニヨン・ブランやコスパでは外せないカモミの赤白などが含まれています。

ぜひお試しを。



その他のセットはこちら

Date: 2020/0720 Category: おすすめワイン
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コングスガードの赤ワインのセカンド「キングス・ファーム」が初めて正規輸入されています。

もともと毎年作られるワインではなく、生産に余裕がある年だけごく少量作られ、メーリングリストだけで売られています。こんなレアワインが正規で入ってくるのもコロナの影響なのでしょうか。

コングスガードという名前(オーナーの名字です)は、古代の南ノルウェーの畑に繋がっているそうで、そこからこのワインの名前を付けたとのことです。




Date: 2020/0719 Category: おすすめワイン
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アルバリーニョはスペインではメジャーな白ワイン用品種ですが、カリフォルニアではまだマイナーです。シャルドネと比べたら生産量は100分の1にも満たないですが、ヴィオニエと比べたら5分の1程度。意外にあるといってもいいかもしれません。

味わい的には、白桃や白い花の風味などヴィオニエとちょっと似ていますが、酸は割としっかりしているので、天候に恵まれる半面、ときに酸が落ちやすいカリフォルニアにはヴィオニエよりも向いているかもしれません。

生産者で見るとなんと言ってもトップはコングスガード。ワインアドヴォケイトでは最高94点を取っており、価格的にもダントツです。世界でもトップクラスの評価を受けているアルバリーニョです。畑はナパのカーネロスにあるハドソンのようです。

ちょっと意外なところではナパのヘンドリーも作っています(未試飲)。

面白いのが先日紹介した、タコのラベルのスパークリングワイン「カーボニスト」。ラベルが示唆しているようにシーフードにも合うワインです。「ソムリンTV」というYouTubeチャンネルでは寿司の酢飯や醤油にも合うと言っていました。

あと、お薦めはコングスガードのGMが作る「ファーディナンド」というワイナリーのアルバリーニョ。これすごく美味しいし、値段も高くない。ボトルもちょっとオシャレです。毎年、試飲するのが楽しみなワインの一つです。畑はコングスガードとは違って、やや内陸部の山麓のものだそうです。

カリフォルニアのアルバリーニョ、トライしてみてください。






Date: 2020/0716 Category: おすすめワイン
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ソノマのピノ・ノワールの名門として、2000年代のピノ・ノワール・ブームが始まるより前からソノマのロシアン・リバー・ヴァレーで秀逸なワインを作っていたデリンガー(Dehlinger、デリンジャーと書かれることも)がついに国内輸入開始しました。

2000年ころ、ロシアン・リバー・ヴァレーを代表するワイナリーといえば、ロキオリ、ウィリアムズ・セリエム、デリンガーの3つが必ず名前が上がるところでした。ロキオリ以外はワイナリー訪問も受け付けておらず、幻のイメージの強いところでした。特にデリンガーは輸出には興味ないと思われていたワイナリーであり、ここが輸入されることはないだろうと思っていたので、かなりの驚きであり、感無量でもあります。ワイナリーの世代交代や、もしかすると現在のコロナ禍におけるレストランビジネスの停滞などが影響しているのかもしれません。

今回輸入されたのは4種類。シャルドネのエステート2017、カベルネ・ソーヴィニヨン2014、ピノ・ノワールのゴールドリッジ2017、そしてフラッグシップのピノ・ノワール「アルタモント」2016です。ヴィナスでの評価はアルタモントが94点で、あとの3つは92点。ピノ・ノワールはロシアン・リバー・ヴァレーらしいリッチでちょっとダークなフルーツの風味があるようです。

Wassy's





柳屋




Date: 2020/0714 Category: おすすめワイン
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サンタ・ルシア・ハイランズを代表する銘醸畑ピゾーニ(Pisoni)。先日、「ピゾーニのワイン、一番評価が高いのはどれ?」という記事を書きましたが、今度はピゾーニで一番安いのを調べてみました。

ソノマとサンタ・ルシア・ハイランズの著名な畑からの単一畑ピノ・ノワールにこだわる「キャピオー(Capiaux)」が最安。ショップにもよりますが最安では税込み8000円を切ります。

ピゾーニの兄弟畑であるゲイリーズ(Garys')でも最安。現行国内最新ヴィンテージの2015では、ピゾーニがヴィナスで93点、ゲイリーズが92点と高評価でした。

ワイン造りは4日から10日ほどの低温浸漬のあと、天然酵母で発酵、二酸化硫黄や酸の添加は行いません。発酵後の樽熟成では33~50%の新樽を使用しています。ノンフィルター、清澄もなしでボトル詰めしています。

骨格がしっかりして、果実味が前面に出た魅力的なスタイルがここの身上とヴィナスのアントニオ・ガッローニは書いています。



以下2本は柳屋


Date: 2020/0712 Category: おすすめワイン
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サンタ・ルシア・ハイランズを代表する銘醸畑ピゾーニ(Pisoni)。ここのブドウを使うことを許されたワイナリーは約10。ピゾーニ自身がクオリティを認めたワイナリーにしかブドウを売りません。

選びぬかれたワイナリーの中でもどこが一番評価が高いか。ワイン・アドヴォケイトでここ10年を追ってみると、ピゾーニ自身が作るエステートのピノ・ノワール、そしてポール・ラトー(Paul Lato)の作るピノ・ノワール「ランスロット(Lancelot)」とシャルドネ「イースト・オブ・エデン(East of Eden)」が「3強」といえそうです。そこで、この3つのワインの評価をグラフにしてみました(96+など+のついた評価は丸めています)。
Chart

10ヴィンテージのうち、ピゾーニ・エステートが4回トップ、ポール・ラトーのランスロットが4回トップ、そしてポール・ラトーのイースト・オブ・エデンが4回トップと、なんとどれも同回数で並んでしまいました。ただ、細かくみると、実は2011年はランスロットが96+で、ピゾーニ・エステートの96をちょっと上回っており、ピゾーニ・エステートは3回トップとしたほうがいいのかもしれません。まあ、でもここは同率ということにしておきましょう。

この中でも直近5ヴィンテージを見ると、実はシャルドネのイースト・オブ・エデンが4回トップと、最近はこれが一番と言ってもよさそうです。

ポール・ラトーの高評価2017年のワインが国内入荷してきています。すぐに売り切れる可能性が高いのでお早めに。

柳屋です。



ココスです。


Date: 2020/0706 Category: おすすめワイン
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コンステレーション・ブランズからガロへのブランド移行で国内輸入が終わったフランシスカン。店頭在庫もそろそろ底をついているようです。楽天では「かわばた酒店」で上位版のマニフィカ(マグニフィカ)がわずかに残っているだけ。

マニフィカは200を超えるロットから選んでブレンドしたワイン。カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が一番高いですが、「メリタージュ」の元祖の一つであり、ボルドー系の品種が必ず複数使われています。

ワイナリー価格56ドルに対して税込み6600円と、価格もほとんど現地と変わらないレベルです。

Date: 2020/0629 Category: おすすめワイン
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いま、しあわせワイン倶楽部でフリーマンのワインを買うと8月1日に開催予定のフリーマン、アキコさんによるオンライン・セミナーに参加できます。

ワインはセミナー代が加算されているわけではなく、いつもどおりの価格です。シャルドネの「涼風」、ロシアン・リバー・ヴァレーのピノ・ノワール、「グロリア」ヴィンヤードのピノ・ノワール、そしてフラッグシップのアキコズ・キュベが用意されていますが、セミナーはこのうち1本以上購入すれば参加できます。

なお、ヴィンテージはグロリアとアキコズ・キュベが2016、ロシアン・リバー・ヴァレーと涼風が2017です。ヴィナスのアントニオ・ガッローニの評価はそれぞれ94、91,93、93と非常に高いです。日本人の手によるワインがこれだけ高く評価されるのはうれしいですね。

一覧はこちらから


Date: 2020/0628 Category: おすすめワイン
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ナパの中級カベルネ・ソーヴィニヨンとして一世を風靡したナパ・ハイランズ。テレビに登場後、一瞬で売り切れて入荷も途切れ、4000円台のナパ・カベルネががぜん群雄割拠となったのは記憶に新しいところです。

今回紹介するマイケル・ポザンは、カリフォルニアワインあとりえによるとナパ・ハイランズと同様、ナパ・ワイン・カンパニーにおける醸造で、ブドウの供給源も共通しているようです。ナパ・ハイランズがオークヴィルとヨントヴィルのブレンドになっているのに対し、マイケル・ポザンの「アナベラ・プラティナム」はオークヴィル100%と、より高級感があります。

それでいて実売価格はナパ・ハイランズと同等で税込みでも4000円台という安さ。激戦区のこの価格帯に、また強力な1本が登場しました。



Date: 2020/0620 Category: おすすめワイン
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ロバート・モンダヴィといえば、カリフォルニアワインファンなら誰でも知っている名前ですが、そのワイナリー開設50周年記念として最初に作られたのが「マエストロ」なる赤ブレンドです。ボトルにエッチングされたデザインは、このワイン唯一のもの。50周年となる2016年にリリースされたため、最初のヴィンテージが2013年。そして、現行は開設50周年に作られた2016年のものとなります。

これまでも、セールでは税抜き5000円台になることもあるという比較的リーズナブルな価格でしたが、2016年は税込みでも5000円台。ワイナリー価格の50ドルと比べても実質安くなっています。

しかも2016年はワイン・エンスージアストで93点、ワイン・スペクテーターで92点という高評価。58%がカベルネ・ソーヴィニヨンで、残りがメルローとカベルネ・フランでどちらも21%という構成。カベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインよりも柔らかい味わいで、飲みやすいです。

モンダヴィはリザーブのカベルネ・ソーヴィニヨンなども実はかなりお買い得なのですが、現時点ではこれがお買い得度トップだと思います。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ロバート・モンダヴィ・ワイナリー マエストロ 2016 750ml
価格:5500円(税込、送料別) (2020/6/20時点)




Date: 2020/0619 Category: おすすめワイン
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スパークリング・ワイン「ウルトラマリン(Ultramarine)」は相変わらず、入手がほとんどできないワインの代表格となっていますが、マイケル・クルーズが作るもう一つの瓶内二次発酵によるスパークリングワインが国内入荷されています。

ウルトラマリンがソノマ・コーストの銘醸畑チャールズ・ハインツのみで作られているのに対し、こちらの「クルーズ トラディション」はローリック、リタズ・クラウン、アルダー・スプリングスの3つの畑。北はメンドシーノ、南はサンタ・バーバラとオールカリフォルニアの布陣です。

ちなみに、クルーズ・ワインではペティアン・ナチュレル(ペットナット)に分類される微発泡のワインもいくつか作っており、こちらではヴァルディギエやサンローランといったマイナー品種も使っています。ニューカリフォルニアの旗手の一人として面目躍如たるところです。

Date: 2020/0616 Category: おすすめワイン
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ジンファンデルの名門といえば、かつては3Rとか4Rと言われたワイナリーがありましたが、今でもその中で元気なのはリッジだけと言っていいでしょう。その後90年代末のカルトワインブームと同調して濃厚なジンファンデルで独自の地位を築いたのがターリー(Turley)です。

今のワインメーカーであるティーガン・パサラクアに代わってからは、かつての濃厚スタイルからバランスの取れたワインに変貌を遂げていますが、高評価を続けていることや古木の畑を中心に数十の単一畑ワインを作り続けているのはすごいことです。

古木の畑は生産性が低く、また樹齢や病気などによって畑の一部の植え替えがよぎなくされることもあります。ターリーの入門的位置づけになるジュヴナイルはそういった若木のブドウで作ったワイン。これも古木の畑を守っていくために重要なワインなのです。

2017年のジュヴナイルはスペクテーター92点、ワイン・アドヴォケイト91+、ヴィナスで89点という高評価。点が低く思えるヴィナスでも「リッチで品種の特性がよく出ており、とにかくおいしい」と表現しており、古木の複雑さはないにしろ、とてもいいワインであることが伺えます。

Date: 2020/0615 Category: おすすめワイン
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2019年は現地価格以下の掘り出し物ワインが数多く日本に入ってきました(ピノ、シャルファンは歓喜、2019年の掘り出し物ワインまとめ)。

その一つであり、注目の生産地であるペタルマ・ギャップのケラー・エステートのシャルドネが、同等価格のまま2016年ヴィンテージに変わりました。ワイン・アドヴォケイトで90点と高評価を受けていますが、ワイナリー価格39ドルに対して、税込みで3200円台、税抜きなら2000円台という安さです。

ピノ・ノワールもヴィンテージは2012年のままですが、再入荷しています。

Date: 2020/0612 Category: おすすめワイン
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故ロバート・モンダヴィが最後に手掛けたワイナリーであるコンティニュアム(Continuum)が2016年ヴィンテージでアントニオ・ガッローニのヴィナスと、ジェームズ・サックリングの2媒体で100点を獲得しました。サックリングでは2015年も100点を取っていますが、トップ2メディアと言っていいヴィナスでの100点は初めて。ワイン・アドヴォケイトでも過去最高の99点となっています。既に輸入元は完売で、後は市中在庫のみとのこと。

コンティニュアムのセパージュの変遷を見ると、実はこの評価の特に高い2ヴィンテージではカベルネ・ソーヴィニヨンは半分を切っていて、カベルネ・フランが30%以上も使われています。
コンティニュアムセパージュ

下の図はヴィナスとワイン・アドヴォケイトの評価の遷移。
コンティニュアム評価

プリチャード・ヒルの一番西寄りの地域にあるコンティニュアムやコルギン(Colgin)、オーヴィッド(Ovid)はいずれもナパの中ではかなり多くカベルネ・フランを使っています。例えばコルギンのIXエステートでは20%近くのフランが入ることが多く、オーヴィッドのヘキサメーター(Hexameter)はカベルネ・フランを中心とするブレンドとなっています。

この地域と土壌的に連続性があるオークヴィルの東の斜面でもダラ・ヴァレ(Dalla Valle)のマヤ(Maya)が、カベルネ・フランを多く使っていることで知られており、個人的にはこのあたりが世界でも最高レベルのフランが取れるところではないかと思っています。

コンティニュアムの2015、2016でフランの比率が上がっているのがヴィンテージの特性によるものなのか、それ以外の意図もあるのかは不明ですが(2017ではまた下がっているのでヴィンテージの特性の可能性が高いのかもしれません)、カベルネ・フラン好きとしてはとても気になるワインです。

Date: 2020/0610 Category: おすすめワイン
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カリフォルニアワインあとりえにリヴァース・マリーのピノ・ノワール プラット・ヴィンヤード2018が入荷しています。

ヴィナスのアントニオ・ガッローニがカリフォルニアのピノ・ノワールとして初めて100点を付けたワイン(ちなみにブルゴーニュのピノ・ノワールでは2005年のラ・ターシュなど4本)です。

とても凝縮感がありリッチですが重さを全く感じないワインだとのこと。「このワインを見つけた読者は躊躇するべきではない、本当に素晴らしいワインだから」と書いています。

シャルドネとのセットですが、こちらの2018年ティエリオットも95点と高評価です。

記事執筆時点で残り4セットですが、追加はないのでお早めに。

Date: 2020/0608 Category: おすすめワイン
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先日紹介したワイナートのカリフォルニア・ピノ・ノワール特集で取り上げられていたワイナリーの一つがオー・ボン・クリマ(Au Bon Climat)です。筆者の立花さんは「筆者は常々、オー・ボン・クリマのワインはその極めて高い品質に比べて、価格付けが穏当、というか、はっきりいて『まあ、なんてお買い得!』と感じてきた人間のひとりだ」とそのコスパ具合を紹介しています。

私も今年2月の記事「ガッローニ96点で5000円台のピノか95点で4000円台のシャルドネか」で「実はカリフォルニアのシャルドネ、ピノ・ノワールの中でも抜きん出て、と言っても過言ではないくらいコスト・パフォーマンスが高いのがオー・ボン・クリマです」と書いており、立花さんには全面賛同しております。

さらにオーナーのジム・クレンデネンによると、フラグシップのピノ・ノワールであるイザベルについて「イザベルは、次のヴィンテージが25年目になる。名前の由来になった長女が、この春25歳になるからな。25年間、俺はこのワインの価格を1ドルたりとも値上げしなかった」とのこと。

私がカリフォルニアのピノ・ノワールを飲み始めた1990年代末のころ、イザベルの価格は1万円前後。当時は堀賢一さんが著書の中でDRCと間違えそうになったワインとして紹介したことでなかなか手に入らないワインでもあったのですが、今の価格は6000円台と、国内で見たらむしろ安くなっています。その頃、同じくらいの価格だったナパのカベルネなどは2倍3倍の価格になっているのが当たり前ですから、オー・ボン・クリマのコスパ具合は群を抜いています。

特に2016年はイザベルと、弟の名前を付けたノックス・アレキサンダーのどちらもがヴィナスで96点という過去最高の評価。ノックスはまだ国内は2015年までのようですが、イザベルは2016年も入ってきています。エレガント系が好きならイザベル、骨格がしっかりしたピノ・ノワールが好きならノックスがお薦めです。


ノックス2014はヴィナスで94、2015は93。評価がやや低い2015でさえ「絶対的にゴージャス」と書かれています。

Date: 2020/0531 Category: おすすめワイン
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輸入停止になったフリーマーク・アビー(Fremark Abbey)のメルローがしあわせワイン倶楽部で格安になっています。税込み4928円はワイナリー価格45ドル(税抜き)より安く、現地のリテール価格の37ドルと比べてもさほど変わらないレベル。

フリーマーク・アビーと言えば、パリスの審判でもカリフォルニア代表のワインの一つとしてカベルネ・ソーヴィニヨンが選ばれていた名門の一つ。2016年に行われた40周年記念の再戦では1位に選ばれています(ヴィンテージは69年のもの)。輸入停止はちょっと寂しいです。

2015年は評論家のレビューは見当たりませんが2016年のメルローはワイン・アドヴォケイトで92点(2014年は88点)。リッチでスパイス感がありかなり美味しいメルローのようです。

ちなみに、2015年のカベルネ・ソーヴィニヨンはワイン・アドヴォケイトで94点。税込み8000円台としてはかなり高い得点です。

どちらも現品限りとなりますのでお早めに。

Date: 2020/0529 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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2016年は、問題らしい問題のほとんどなかった年。過去最高のヴィンテージと言ってもいいでしょう。ワイン・アドヴォケイトでは38本もの100点ワインが出ています。ここではワイン・アドヴォケイトとヴィナスで100点のワインの中で税込み3万円台までで買えるものを集めました。

ケークブレッド(Cakebread)のフラッグシップ「ダンシング・ベア・ランチ」がついに100点です。


近年高評価が続いているダイヤモンド・クリークのグレヴリー・メドーです。


スポッツウッドの2016年はワイン・アドヴォケイトとジェブ・ダナックでダブル100点。


ワイン・アドヴォケイトでは99点ですが、ヴィナスで100点のコンテュニュアム2016。


以前記事でも紹介したヴァイン・ヒル・ランチ。グロワーとして知られていますが、ついにワイナリーとしてもヴィナスで100点です。

Date: 2020/0528 Category: おすすめワイン
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コスパ・レッド・ブレンドとしてもはや定番になった689(シックス・エイト・ナイン)セラーズ。そこから新しいレッド・ブレンド「キラー・ドロップ」が国内に輸入が始まりました。

689がジンファンデルとカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー、プティ・シラーのブレンドであるのに対し、キラー・ドロップはグルナッシュ、プティ・シラー、シラー、メルローのブレンド。だいぶローヌ感がましています。おそらく689よりもさらに飲みやすさ重視のブレンドになっているようです。

689にはほかにもサブブランドとして「サブミッション」があり、カベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネが輸入されています。こちらも2000円台前半としては非常に高く評価されています。

今回のキラー・ドロップはまだ試飲していませんが、689やサブミッションのできから言って、まずいはずがありません。ちまたではオリン・スイフトの「アブストラクト」に品種構成やラベルデザインが似ているという話も出ていますが、アブストラクトは日本では1万円以上なのに対し、こちらは3000円台。実は米国での価格はそれほど変わらないので、こちらの方がはるかにそそられます。

Date: 2020/0522 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ダックホーン・ファミリーの中でリーズナブルな価格帯のワインを作るデコイ(Decoy)が初のスパークリング・ワインを発売しました。ワイナリー価格は25ドルですが、日本でも3000円台とあまり変わらない価格になっています。

デコイはダックホーンのセカンドワインとして誕生しましたが、その後独立したワイナリーになり、現在は基本的にはソノマのブドウから良質なワインを作っています。自社畑と購入したブドウを両方使っており、購入ブドウのソースについては明確に書かれてはいないものの、輸入元の中川ワインから聞いた話では、びっくりするほど有名な畑のブドウも使われています。

ダックホーンの得意な品種であるメルローはもちろん、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランなど白ワインも秀逸です。また、ピノ・ノワールでは、ダックホーン傘下に入ったカレラのブドウも使われており、これも品質が向上中です。

今回のスパークリング・ワイン「ブリュット」はカリフォルニアの産地指定であり、どこのブドウが含まれているかはわかりませんが、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で作られており、最後にワインに足す「ドサージュ」ではナパのシャルドネが使われているとのこと。

カリフォルニアのスパークリング・ワインでリーズナブルな価格帯のものはあまり種類がないので、これは期待大です。


こんなセットも。

Date: 2020/0519 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天の「with Wine」でラベル不良ワインのセールをやっています。

クヴェゾンのピノ・ノワール2017は4割引で税込み4290円。ワイナリー価格の42ドルより安くなっています。ワイン・スペクテーターでは90点と高評価。ナパのカーネロスの自社畑のワインです。カーネロスの中でも安定的にいいワインを作るワイナリーです。


ドンキー・アンド・ゴートのザ・ベア2015は4割引で税込み4356円。ワイナリー価格は2016年のもので59ドルとそれよりかなり安くなっています。自然派の生産者で、このワインはエルドラドの標高2800フィートという高所にある畑のクノワーズ、サンソー、ムールヴェードル、グルナッシュ、シラー、ルーサンヌをブレンドしたユニークなワインです。


インディゴ・アイズのジンファンデルは税込み1210円。ワイン・サーチャーの平均価格では15ドルとなっています。

Date: 2020/0514 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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2月上旬のまだコロナ騒ぎが本格化する前のアイコニックワイン ジャパンの試飲会で一番驚いたワイナリーがフィールドレコーディングズ(フィールド・レコーディングス、Field Recordings)でした。3000円台という価格にして驚きのクオリティ、しかもこの価格帯ではレアなエレガント系のワインです。

さまざまな品種がある中で個人的な本命はピノ・ノワールなのですが、柳屋にシャルドネが入っているので、まずはそちらを紹介しておきましょう。ちなみに柳屋ではこのワイン「独断と偏見の2020年上半期MVP白」とされています。

オーナーでワインメーカーのアンドリュー・ジョーンズは元々苗木屋で働いており、セントラル・コーストのほぼすべての畑に行ったことがあるという人。彼が知られていないが素晴らしいブドウを作る畑と契約して作るのがフィールド・レコーディングス。その中でも「ワンダーウォール」というブランドは沿岸の極めて冷涼なサイトからのシャルドネとピノ・ノワールに特化しています。

畑はヴィンテージによって変わるようですが、エドナ・ヴァレーのスパニッシュ・スプリングスという畑のブドウを使っています。

オークの樽だけでなくアカシア製の樽も使っているというのもユニークなところ。

そして、ワンダーウォールのラベルはジャズ・ミュージシャンの写真があしらわれており、この2018年のシャルドネではデューク・エリントンが使われています。

ニュー・カリフォルニア系と称しているわけではないですが、味わい的にはそちらに近いと思っていいと思います。ともかく価格以上の価値のあるワインです。お試しあれ。

Date: 2020/0511 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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しあわせワイン倶楽部にディヴァム(Divum)というワイナリーのピノ・ノワールが入荷しています。私も初めて聞く名前ですが、モントレーで4世代続く農家のフランシオーニ家(サンタ・ルシア・ハイランズのフランシオーニと関係あるかどうかは不明)の兄弟が、自社畑のブドウだけで作るワインです。

サスティナブルの認証を受けており、発酵は天然酵母で7日間と、かなり手間をかけたワイン造りをしていますが、ワイナリー価格でピノ・ノワールが20ドルとかなりコスト・パフォーマンスが高いです。しかも今回は税込み2068円と現地価格よりも安くなっています。ワイン・エンスージアスト誌で91点と評価も上々。クラシックなスタイルのピノ・ノワールだとのこと。

タイトルに挙げたようにワインメーカーはサラ・スタイナーという女性。UCデーヴィスを卒業後、ソノマのヘイウッドで働き、1992~95年はカレラのワインメーカー、その後はボニードゥーン、ダイアジェオ、ギャビラン・ワイン・カンパニーでワインを作ってきました。カレラでは唯一の女性ワインメーカーです。


なお、このショップでは現在、8000円以上購入するとシードルのプレゼントがあるそうです。
合わせ買いには、以前別記事で紹介したこちらもおすすめです。

Date: 2020/0427 Category: おすすめワイン
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ヴィナスのアントニオ・ガッローニが絶賛するワイナリー「セリタス(Ceritas)」の2017年ヴィンテージが勝田商店に入荷されています。以前から輸入されていたようですが、気がついておりませんでした。

セリタスは2005年にジョンとフィービーのレイテック夫妻が設立したワイナリー。ジョンはニュージーランドでワイン造りを学び、フラワーズ、リース、コパンで働いていた人。リースは立ち上げ時に参加していました。また、2011年から2016年にはリオコ(Lioco)でワインメーカーを務めていました。フィービーはソノマのロシアン・リバー・ヴァレーのガーンヴィルで育ち、両親が始めたポーター・バス・ヴィンヤードは現在セリタスのシャルドネのソースの一つとなっています。彼女は栽培を担当しています。

ワイナリーのある本拠地はソノマで、多くのワインは長期契約を含む自社畑で作っています。その中にはキスラーのキュヴェ・キャサリンに使われていたオキシデンタル・ヴィンヤードも含まれています。また、サンタ・クルーズ・マウンテンズのトラウト・ガルチとピーター・マーティン・レイの畑からもワインを作っています。トラウト・ガルチはクッチ(Kutch)やアルノー・ロバーツ(Arnot-Roberts)でも有名な畑ですが、セリタスはこれらに勝るとも劣らない評価を得ています。

リオコやリースとのコネクションでわかるように、ニュー・カリフォルニア系の生産者であり、ジョン・ボネの「ニュー・カリフォルニア・ワイン」でもシャルドネのトップ・プロデューサーに選ばれています。近年ではピノ・ノワールの評価も非常に上がっており、2017年についてはアントニオ・ガッローニがピノ・ノワールを「並外れた(off the charts)」と表現しています。実際、7種のピノ・ノワールのうち5本が95点以上、97点も2つと極めて高い評価になっています(2017年のピノ・ノワール評価で最高は98点が1本)。シャルドネではトラウト・ガルチが95点で一番の評価となっています。

Date: 2020/0421 Category: おすすめワイン
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ワイン・スペクテーターのカリフォルニアのコスパワイン10本の記事でペドロンチェリのピノ・ノワール2018が選ばれていました。ペドロンチェリはどちらかというと地味なワイナリーではありますが、非常に堅実に美味しいワインを作っています。

今回のワインは22ドルでレイティングは88点。日本でも2000円台半ばですからほとんど米国と変わらない価格で購入可能です。日本にもすでに同ヴィンテージが入っています。

Date: 2020/0418 Category: おすすめワイン
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リヴァース・マリーの2018年のワインが入荷してきています。シュレーダーのワインメーカーとしてパーカー100点のワインを輩出して一躍スター・ワインメーカーになったトーマス・リヴァース・ブラウンのプライベートブランド。

ワインメーカーとしてはナパのカベルネ・ソーヴィニヨンを作ることが圧倒的に多い彼ですが、リヴァース・ブラウンではピノ・ノワールとシャルドネに力を入れています。特にソノマ・コーストやアンダーソン・ヴァレーといった冷涼な地域から秀逸なワインを作っています。

彼のワインを高く評価する一人がヴィナスのアントニオ・ガッローニ。リヴァース・マリーのピノ・ノワール プラット・ヴィンヤード2018 にピノ・ノワールとしては初の100点を付けています。2018年は何の問題も起こらなかったと言われる秀逸なヴィンテージだけあって、他のワインもこぞって高評価です。

しかも、リヴァース・マリーのワインの国内価格はかなり割安です。一番安いソノマ・コーストのピノ・ノワールだと4000円台(しかも送料無料)で販売する店もあります。これでヴィナスでは94点。リース(Rhys)の畑ベアワローのシャルドネやピノ・ノワールも格安です。






Date: 2020/0414 Category: おすすめワイン
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輸入停止によるセールはありがたいけど寂しいものです。ヘス・コレクションは輸入元が変更になり、普及価格帯のヘス・セレクトは今後は輸入対象外になるとのこと。そこで、残っているヘス・セレクトのソーヴィニヨン・ブランがしあわせワイン倶楽部でセールになっています。従来より約1000円も安く税込みでも1000円台は嬉しい価格。


しあわせワイン倶楽部ではジョエル・ゴットのカベルネ・ソーヴィニヨン「815」もセールになっています。こちらも通常より1000円近く安く税込み2508円。3000円のカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンの中でも非常にバランス良く飲みやすいワイン。さらにこれだけ安くなるのはかなりのお買い得です。


Date: 2020/0411 Category: おすすめワイン
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コンステレーション・ブランズからガロへのブランド売却に伴う日本での販売停止(ガロに移ってから再開される可能性はあります)。昨年終わりから行われているさよならセールでシミ(Simi)のカベルネ・ソーヴィニヨン「ランドスライド」が安くなっています。ワイナリー価格が45ドルに対し、税込みでも4300円台は激安といっていいでしょう。

ランドスライドはその名の通り、地すべりがあった土地にちなんだ畑名。断層に位置しており、複雑な土壌がワインに寄与しています。2014年ということでちょうど飲み頃に入っているでしょう。ソノマのアレキサンダー・ヴァレーを代表するワインの一つだと思います。

現品限りなので、お早めに。


Date: 2020/0410 Category: おすすめワイン
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このところWSETの勉強で、あえてカリフォルニアワインを避けてワインを買っていました。例えば直近で飲んでいたのはアルゼンチンのマルベック、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、アルザスのリースリング…。

ですが、本来であれば5月初頭の予定だった試験が8月に延期になったこともあり、久しぶりにカリフォルニアワインを開けてみました。1年ほど前に格安の熟成ワインとして紹介した「トロワ・ヴォワイエル カベルネ・ソーヴィニヨン 2005」です。

やっぱりこれ美味しいです。適度に凝縮感もあるし果実味もまだ残っていて、プルーンやドライフィグ、皮革や土といった熟成によるアロマも楽しめます。これで3000円台は安い。ほかのワインをいろいろ飲んでもやっぱりカリフォルニアワインが好きだと再認識しました。

残念ながらこの2005年はもう売り切れたようですが、より古い2003年のカベルネ・ソーヴィニヨンや、2006年のソーヴィニヨン・ブランはまだ在庫があります。

Date: 2020/0406 Category: おすすめワイン
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古木の畑にこだわってワインを作るベッドロック。そのワインの中でもレア度が高く、またその内容に否応なく惹かれてしまうのが、「オークヴィル・ファームハウス」のワインです。

カリフォルニアでグラン・クリュを選ぶとしたら100%間違いなく選ばれる「ト・カロン』。そのオリジナルの姿に近いのがこのワインです。

「ト・カロン」の話はセミナーでもそれだけで30分以上話すことがあるくらい、興味深く、またいろいろややこしいのですが、そこを初めに切り開き、「ト・カロン」(ギリシャ語で至高の美の意味)の名前を付けたのがハミルトン・ウェブという人。そのオリジナル・ト・カロンに含まれる畑のブドウで造ったのがベッドロックの「オークヴィル・ファームハウス」。1930年代、禁酒法が終わっだ直後の時代に植えられた畑です。当時はまだ、畑に複数品種を混植する「フィールドブレンド」が使われており、今でもジンファンデル、プティ・シラー、モンデュース、ネグレット、カリニャン、シュナンブランなどが飢えられています。

ト・カロンの名前はコンステレーション・ブランドが商標登録しているので利用できないこのワイン、今回新しく入荷した2016年はアントニオ・ガッローニが95点を付けています。日本への入荷自体、非常に本数が少なく、私も試飲したことないのですが、色々な意味で好奇心を掻き立てられるワインです。


Date: 2020/0405 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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しあわせワイン倶楽部で売っている「日本で飲もう最高のワイン」でフルボディのワインとして2017年にベストワインを受賞したワイン「マスート ピノ・ノワール イーグルピーク 2013」。今はなきピノの専門誌ピノレポートでも95点という高得点を取っています。

2月の入荷時にも紹介しているこのワインですが、この4月はしあわせワイン倶楽部で送料無料の対象になっています。通常は670円(クール便使えば+390円)かかる送料が無料ですから、とりあえず1本試しに買ってみるといったことも気軽にできます。

ピノ・ノワールを得意としているショップですし、店長さんは私もよく知っているとても真面目な方。お薦めします。

Date: 2020/0328 Category: おすすめワイン
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ダックホーンから新しいブランド「ポストマーク」が登場しました。「あれ?」と思う人もいるかもしれません。「ポストマーク」はかつてはダックホーン傘下の「パラダックス」のフラッグシップで、カベルネ・ソーヴィニヨンとジンファンデルのブレンドでした。価格も70ドルしました。

それが今回はダックホーンの中では最も安価なワインとしての再登場。税込みで4000円を切る価格はナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンとしてはレアであり、ソノマの契約畑から極めてコスト・パフォーマンスが高いワインを作っているデコイと比べて、プラス1000円弱というのも十分な安さです。

ちなみに米国では実売30ドル強といったところ。為替と税金を考えたらほとんど変わらない価格です。デコイもワイナリー価格で25ドル、実売で20ドルといったところなので同様にかなり安い値付けになっていますが、どちらもとてもお買い得なワイン。

特に3000円台のナパ・カベはこれまで「空白地帯」といってもいいようなところなので、これは要注目です。

Date: 2020/0323 Category: おすすめワイン
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スターレーン(Star Lane)はサンタ・バーバラのハッピー・キャニオンにあるワイナリーで、ディアバーグ(Dierberg)という名前でシャルドネやピノ・ノワールも作っています。ブラインドで「オーパス・ワンに勝った」というのがしばしば宣伝文句で使われていますが、オーパス・ワンよりも美味しいかどうかはともかくとして、5000~1万円レンジのカベルネ・ソーヴィニヨンの中で、非常に秀逸なワインの一つであり、コスパも高いのは確かです。柔らかな味わいで万人受けするタイプのカベルネ・ソーヴィニヨンです。ワインを飲み慣れていない人でもわかりやすく美味しいと思えるワインなので、ギフトにも向くと思います。

そのスターレーンの現行ヴィンテージは2016ですが、それより10年近く熟成した2007年のものが少量国内に入荷してきています。蔵出しですから品質的には問題ないはずです。価格は7000円台からと、現行ヴィンテージの5000円台よりはさすがに少し高くなりますが、ちょっと熟成した味わいを比較的手軽に楽しめる貴重なワインです。


現行ヴィンテージはこちら。

Date: 2020/0317 Category: おすすめワイン
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カリフォルニアワインあとりえに「シャトー・スーヴェラン」のカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネが入荷しています。どちらも税込み1950円。一時は税込み3000円を超えていましたが、久々の安価でうれしい価格です。

シャトー・スーヴェランは元々ナパのハウエル・マウンテンにリー・ステュアートが開いたワイナリー。「パリスの審判」で赤ワイン1位になったスタッグス・リープ・ワイン・セラーズの創設者であるウォーレン・ウィニアルスキーと、白ワイン1位になったシャトー・モンテレーナの当時のワインメーカー、マイク・ガーギッチが共に修行したワイナリーとしても知られています。「山カベ」のパイオニアでもあったワイナリーですが、その後ソノマのアレキサンダー・ヴァレーに移り、コスパ・リーダーとして名を馳せます。個人的にも25年くらい前に9ドル台で買ったカベルネ・ソーヴィニヨンがむちゃくちゃ美味しくてびっくりしたのを覚えています。

2000年代に入ってからは、ワイナリー(醸造設備やテイスティング・ルームなど)をコッポラに売却して、アスティ・ワイナリーに身を寄せるようになり、一時は名前も「シャトー」を取って「スーヴェラン」と名乗っていました。品質は変わらなくても価格は上がっていき、コスパ的な魅力もやや薄れてきてしまっていたのですが、ここに来て久々の復活となりました。

まとめ買い推奨です。

Date: 2020/0313 Category: おすすめワイン
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ワイン・スペクテーターで40ドル以下のお薦めナパワインの記事が出ていました。順を追って紹介しましょう。

●グリーン・アンド・レッド ジンファンデル チャイルス・キャニオン・ヴィンヤード2017  27ドル
ナパ・ヴァレーの東の方にあるチャイルス・ヴァレーのワインです。ここはジンファンデルに向いた土壌だとのこと。このワイナリー、以前は日本にも入っていたような気がしますが気のせいでしょうか。

●ウィリアム・ヒル シャルドネ 2017 27ドル
濃厚カリフォルニアワインと食事との見事なマリアージュ」で2016年のワインを飲んでいますが、濃厚で樽のしっかり効いたシャルドネでした。日本の価格も良心的です。


●ホーニッグ ソーヴィニヨン・ブラン ラザフォード・リザーブ 2018 35ドル
ナパでも良心的な価格のワインを作ることで知られているホーニッグのソーヴィニヨン・ブラン。リザーブ版なのでちょっと高級です。


●ルートストック カベルネ・ソーヴィニヨン 2017 25ドル
これは初めて見たかも。

●セコイアグローブ シャルドネ 2018 36ドル
これもかなりリッチなタイプのシャルドネのようです。

●シルヴァラード メルロー クームスヴィル マウント・ジョージ・ヴィンヤード 2016 40ドル
クームスヴィルの記事のときに紹介しましたが、シルバラードはクームスヴィルに力を入れているところの一つです。


●スタッグス・リープ・ワイナリー ソーヴィニヨン・ブラン 2018 30ドル
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズではなく「ワイナリー」の方のソーヴィニヨン・ブランです。

●ホール ソーヴィニヨン・ブラン 2018 28ドル
ソーヴィニヨン・ブランはコスパの高いものが多いです。ホールはカベルネ・ソーヴィニヨンが有名ですが、ソーヴィニヨン・ブランもいいです。


●テキストブック メルロー 27ドル
テキストブックも最近取り上げたワイナリーです。お手本のようなワインを作っています。

Date: 2020/0310 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ガロへのブランド移行で当面終売となるブランドの一つがエスタンシア。コスパの高いワインで知られているブランドですが、2700円だったソーヴィニヨン・ブランがなんと1100円になっています。これは安すぎです。


Date: 2020/0310 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ナパで有名な地域というとオークヴィルやラザフォード、スタッグス・リープ・ディストリクトあたりがまず思いつくでしょうか。ただ、このあたりは既にほぼ開発しつくされてしまっていて、新たな畑を作るのはほぼ不可能です。プリチャード・ヒルなど山の方ならば開発できる余地はありそうですが、近年は環境保全がうるさくなっていて、一定以上の斜度の斜面は開発できないなど、なかなか難しくなっています。

また、温暖化が進んでカベルネ・ソーヴィニヨンの適地探しもますます難しくなっていますが、その中で今注目されているのがクームスヴィル(Coomsville)です。ナパの南東端にあり、海から近いため、比較的冷涼ですが、バカ山脈の南端にも当たっており、標高が高いところは比較的温暖でカベルネ・ソーヴィニヨンなどにも向く地域となっています。ここのカベルネ・ソーヴィニヨンはナパの中では比較的果実味が抑えめで、ストラクチャーのあるワインになる傾向があります。

ちなみにシャルドネではコングスガード(Kongsgaard)の「ザ・ジャッジ」の畑がクームスヴィル。カリフォルニア最高のシャルドネを生み出す地域でもあるわけです。

この地域に力を入れているワイナリーの例としては、シルバラード、ファヴィア、ポール・ホブズなどがあります。

メテオールのカベルネ・ソーヴィニヨン2013はパーカー97点の傑作。3月11日まで半額で1万3500円になっています。

シルヴァラードはクームスヴィルに自社畑を持っており、秀逸なカベルネ・ソーヴィニヨンを作っています。

スクリーミング・イーグルなどでワインメーカーを努めた人気のアンディ・エリクソン(最近ではコンステレーション・ブランズのト・カロンの新しいワイナリーのワインメーカーに抜擢されています)の自身のブランドがファヴィア。その本拠地がクームスヴィルにあり、クームスヴィルのワインにも力を入れています。

最後はポール・ホブズ。ナパではベクストファー・ト・カロンなど購入ブドウのワインが中心ですが、クームスヴィルでは自社畑を開発してワインを作っています。価格は高いですが、クオリティも高いです。
Date: 2020/0309 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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昨日の中川ワインの試飲会レポートでも紹介したゴースト・ブロック。ナパのオークヴィルからヨントヴィルにかけて7つの自社畑を持つ実力派ワイナリーです。白ワインもありますが、かなりのレア物。ヨントヴィルの自社畑から作っています。

Date: 2020/0302 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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最初のヴィンテージはものの数日で売り切れてしまったナパ・ハイランズのリザーブ。超一流畑のブドウを使っていて1万円というのはお買い得間違いなしですが、それにしても改めて「ナパ・ハイランズ」の強さを感じました。

2016年のナパ・ハイランズ・リザーブはまだ店頭などにはありますが、すでにインポーターは売り切れ状態。店頭在庫がなくなったらまた1年待ちになるでしょう。

Date: 2020/0229 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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昔の名前で出ています…といったイメージがあるのかもしれませんが、実はカリフォルニアのシャルドネ、ピノ・ノワールの中でも抜きん出て、と言っても過言ではないくらいコスト・パフォーマンスが高いのがオー・ボン・クリマです。ロバート・パーカーの好みからははずれていたためか、ワイン・アドヴォケイトでの評価はそれほどでもありませんが、現在のレビュアーとしてはトップと思われるアントニオ・ガッローニはかなり高い評価をしています。

2016年のピノ・ノワール「イザベル」、「ノックス・アレキサンダー」の2つのフラッグシップはどちらも96点の評価。ガッローニのオー・ボン・クリマの評価としてもこれまでの最高になりました。ノックス・アレキサンダーはまだ国内では2014までしか入っていない(ノックスの方が飲み頃が遅いので、これはうなづけます)ですが、イザベルは国内での価格が6000円前後(税込み)。米国での50ドル(税別)と比べても安いくらいの価格です。この価格でこれだけの高評価のピノ・ノワールはなかなか見つかりません。

シャルドネのフラッグシップ「ニュイ・ブランシェ」も2015年が95点。こちらは国内だとなんと4000円台で入手できます(米国では税別40ドル)。

ジム・クレンデネンのワインの作り自体は変わっていませんが、時代が彼に近づいてきているのだと思います。

Date: 2020/0222 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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しあわせワイン倶楽部でロバート・モンダヴィのカーネロス・ピノ・ノワール2015が3000円台の特価で出ています。

モンダヴィでピノ・ノワールのイメージはあまりないかもしれませんが、ジェームズ・サックリングが92点を付けているとのことで、品質も十二分です。個人的にも、初めてはまったピノ・ノワールが実はモンダヴィでした。

格下のプライベート・セレクション(地域指定なしの購入ブドウ)でも2000円台しますから、カーネロスで3000円台はかなりお買い得です。


Date: 2020/0220 Category: おすすめワイン
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マイグレーション(Migration)はダックホーン傘下のワイナリーで冷涼地域のピノ・ノワールとシャルドネを作っています。そのマイグレーションのフラッグシップのピノ・ノワールとシャルドネが現地価格よりも安くなっています。

畑はどちらもランニング・クリーク。ソノマのロシアン・リバー・ヴァレーにある自社畑です。

ピノ・ノワールもシャルドネもヴィンテージは2016年。ピノ・ノワールはワイナリー価格70ドルが税込み5830円とかなりのやすさです。シャルドネはワイナリー価格56ドルが5390円とこれも安くなっています。

Date: 2020/0209 Category: おすすめワイン
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ナパ・ハイランズのリザーブ版の新ヴィンテージ2016が国内入荷しています。

前ヴィンテージは「あのナパ・ハイランズにリザーブ、限定500本のすごい中身」で紹介していますが、あっという間に売り切れてしまった記憶があります。

新しいヴィンテージは試飲していませんが、2016年はここ10年ほどでも2013年あたりと並んで有数の良ヴィンテージですから、期待はできるでしょう。

ちなみに先日の中川ワインの試飲会では逆にナパ・ハイランズの廉価版にあたる「ナパ・グレン」のシャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンが出ていました。ナパ・ハイランズは4000円台後半ですが、こちらは3000円台と少し安くなります。カベルネ・ソーヴィニヨンも良かったですが、個人的にはシャルドネにかなり感心しました。果実味と酸のバランスがよく、樽も上手に利かせてあります。3000円台のシャルドネとしてはベストの一つだと思います。

Date: 2020/0207 Category: おすすめワイン
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ジェームズ・サックリングが98点を付けたトニー・ソーターのピノ・ノワールがしあわせワイン倶楽部と柳屋で特価セールになっています。

トニー・ソーターというとオールド・ファンには懐かしい名前ではないかと思います。スポッツウッドやダラ・ヴァレ、グレース・ファミリー、アラウホなどを手掛けたかつての「カルト請負」ワインメーカーの一人。ヘレン・ターリー、ハイジ・バレットと並ぶビッグ・ネームでしたが2000年代に入ってからは他のワイナリーの仕事はやめ、さらには自身のエチュードも売ってしまって、オレゴンで再出発。それがソーター・ヴィンヤーズです。

ミネラル・スプリングス・ランチ ピノ・ノワール2015はジェームズ・サックリングが98点をつけ2017年のトップ100ワインにも入ったワイン。ちなみに前ヴィンテージも98点で2016のトップ100入り。しかもピノ・ノワールでは一番上(全体では25位)だったそうです。

通常価格は1万3000円ほどですが、今回は約9000円(税込み)。ワイナリー価格の税別75ドルと遜色ないところです。

Date: 2020/0206 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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<コンステレーション・ブランズからガロへのブランド売却で、日本のインポーターが業務を停止することになり、昨年末からいろいろなワインが割安になっています。その一つとしてシミ(Simi)のメルロ(Merlot)が柳屋で安くなっています。

他店と比べると150円くらいの安さですが、それでも格安はありがたいし、そもそも今後は入手自体が難しくなるかもしれません。
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カベルネもまだあります。こちらの方が割安感は大きいかも。

Date: 2020/0131 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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中身をリクエストできるウメムラの新春福袋、1月31日が締め切りです。「カリフォルニアのピノ・ノワール」などアバウトなリクエストでも生産者を限定してのリクエストもピンポイントでこのワインというのも可能です。もちろん価格が折り合わないといけませんが。

4本で1万1000円から6本で55万円まで15種類も選択できます。
福袋会場はこちらから

私も注文するの忘れていて、さきほど注文しましたが、勉強中につき、今回は「カリフォルニア以外」としてしまいました(笑)。
Date: 2020/0129 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ナパのワイナリーの中でもコスト・パフォーマンスに優れたワインを作っている一つが「テキストブック」です。特にレギュラーのカベルネ・ソーヴィニヨンは、まさにワイナリー名通りのお手本のようなワイン。2017年はカベルネ・ソーヴィニヨン94%にメルロー6%。アルコール度数13.3%というのは濃厚になりがちなナパのワインの中でもバランスを重視して作っているのがうかがえる数値です。カベルネ・ソーヴィニヨンってこういう味だよというのを知りたい人にもお薦めです。「ナパ・ハイランズ」以来、ブームになった価格帯でいいワインが目白押しですが、その中でも安心して選べるワインです。

そして、さらにその上級版がすごいよ、と輸入元のオルカ・インターナショナル波田さんから聞いて調べてみたら確かにそちらもかなりのもの。

textbook vineyards
2016年はカベルネ・ソーヴィニヨン89%でメルロー11%ですが、カベルネ・ソーヴィニヨンの畑はスクリーミング・イーグルの隣、メルローはハーランの二つ隣という立地。カベルネの方はオークヴィルの東斜面、メルローは西斜面でどちらも最上の立地の一つです。これで価格はこれらの20分の1といったところです。


Date: 2020/0128 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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2017年にソノマやナパなどを襲った大火事。それをきっかけに生まれたのが「カンパイ・ワインズ」の「ヒノトリ・ロゼ」です。従来定価4000円だったものが値下げで2000円台になっています。

セキュリティ・ツールで知られるトレンドマイクロのエバ・チェンCEOがナパで邸宅「メドウブルック・ファーム」を購入。そこに付属するブドウ畑のブドウは有名ワイナリーに売却していました。しかし、昨年火事の後、ブドウの引き取り手が見つかるかどうかわからず、著名なワインメーカー/コンサルタントであるスティーブ・マサイアソンに依頼して作ってもらったのがこのロゼ。

名前に日本語を使っているのは、トレンドマイクロの本社が東京であるなど、日本になじみが深いことや、ワイナリーのCEOになったエバ長男のフィアンセが日本人であることなどが理由のようです。

このロゼ、カベルネ・ソーヴィニヨンをベースにしていますが、とても透明感があってきれいな味わい。それでいて旨味もしっかりとあります。ちょっとカリフォルニアのロゼとしては珍しいくらいのエレガントさ。ニュー・カリフォルニアの旗手の一人でもあるスティーブ・マサイアソンの持ち味が現れたといっていいでしょう。

ちなみに「神の雫」の米国のサロンでも扱われているワインです。


Date: 2020/0125 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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新たに輸入されるワインがあれば、終わってしまうワインもある。それが世の常ではありますが、ちょっと寂しく感じられてしまう今日この頃です。

ピカユーン・セラーズ(Picayune Cellars)はクレア・ワインコフとジェニファー・ロバーツの二人の女性が始めたネゴシアンタイプのワイナリー。クレアの夫はスポッツウッドのワインメーカー、ジェニファーの夫はアルノー・ロバーツのネイサン・ロバーツと、すごい組み合わせですが、クレア自身もかなりのすご腕です。ポール・ホブズの元で修行し、コンサルタントとして、マサイアソンやモルレ・ファミリーなどにアドバイスをしているとのこと。

今回紹介するソーヴィニヨン・ブランは構成がスポッツウッドのソーヴィニヨン・ブランに酷似しており、おそらく同じようなソースのブドウを使って作っているのでしょう。それでいて価格は3分の1程度とお買い得。三ツ星レストランのフレンチ・ランドリーにオンリストされているというから実力は本物です。

というわけで、終売になるのがもったいないようなワインです。終売セールで34%引き。まとめ買いしてもいいかもしれません。

Date: 2020/0121 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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コンティニュアム(Continuum)の2016年が国内入荷しています。故ロバート・モンダヴィの次男ティム・モンダヴィがプリチャード・ヒルで作るワインで、生前のロバートが最後に手掛けたモンダヴィ直系のワイナリー(コンティニュアムは継承の意)です。

2015年にジェームズ・サックリングで満点、2016年はサックリングに加えて辛口評価のヴィナスでも100点、アドヴォケイトでは99点という過去最高評価です。モンダヴィ関連銘柄ではオーパス・ワン2013がサックリングで100点を取っていますが、2つ以上のメディアで同時100点、さらにはヴィナスで100点というのはこれが初です。

まだ、このヴィンテージは試飲していませんが、2014(サックリング99、ヴィナス97、アドヴォケイト97)はナパのモダン・カベルネらしさに山カベらしいストラクチャーをしっかり併せ持ったすばらしいワインでした。オークヴィルのト・カロンを離れた後、プリチャード・ヒルに畑を求めたのは英断だったと言っていいでしょう。

Date: 2020/0119 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ナパのワイナリー「ロイ・エステート(Roy Estate)」のプロプライエタリ・レッド・ワイン2012が輸入元の終売によって特価になっています。

ロイ・エステートはスタッグス・リープ・ディストリクトのすぐ南に位置するワイナリー。そこに自社畑を持っています。AVAとしては単にナパ・ヴァレーになってしまいますが、地質や気候的条件はほとんど変わらないといっていいでしょう。1999年にロイ夫妻によって設立され、夫の死後は未亡人のシャーリーがワイナリーを守っています。2005年からは著名なワインメーカー/コンサルタントのフィリップ・メルカがワイン造りを担っています。

2012年のプロプライエタリ・レッドはカベルネ・ソーヴィニヨンが77%でメルロー13%、プティ・ヴェルド10%の構成。比率的にはカベルネ・ソーヴィニヨンを名乗れますが、カベルネ・ソーヴィニヨンを90%以上使った別のカベルネ・ソーヴィニヨンもあるのでプロプライエタリ・レッドとしているようです。

2012年の評価はワイン・アドヴォケイトが95点、ヴィナスが92点。ワイナリー価格は145ドル(税抜)となっています。

今回は輸入元終売で税込み1万7160円とほぼ同等価格になっています。アリルほどの激安感はないですが、かなりお得であるのは間違いありません。

Date: 2020/0115 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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コンステレーション・ブランズからガロへのブランド売却に伴い、フランシスカンやシミなどの日本輸入が終了するのは昨年報じていますが、そのブランドの一つレーヴェンズウッドのロウダイ・ジンファンデルが撤退に伴う特価になっています。

税込み1738円は格下のヴィントナーズ・ブレンドと同等。米国現地価格の16ドル(税抜)と比べても安いくらいです。しかも16日の1:59までは10%オフのクーポンもあります。
10%オフクーポンはこちら