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Date: 2022/1230 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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今、一番気になるワインメーカーを一人挙げるとしたら、私はジェシー・カッツ(Jesse Katz)に一票入れます。

20代前半でスクリーミング・イーグルのワイン造りチームに入り、2010年にはナパのランカスターのワインメーカーに就任。米フォーブス誌の「30 Under 30」(30歳未満の注目30人)にワインメーカーとして初めて選ばれました。このほかにもジャスティン・ティンバーレイクの結婚式用にカスタムのワインを依頼されたり、オークションで1本100万ドルという新記録でワインが落札されたり…と話題に事欠きません。

現在、4つほどのワイン・プロジェクトに携わるジェシーですが、メインで手掛けるのはソノマのアレキサンダー・ヴァレーにあるアパチャー・セラーズ(Aperture Cellars)とデヴィル・プルーフ(Devil Proof、悪魔の証明)。中でもデヴィル・プルーフは米国初のマルベックでパーカー100点を取ったワイン。アパチャー・セラーズもボルドー系のワインで高い評価を得ています。マルベックで100点というのはほかにはアルゼンチンのワインしかありません。

ジェシーの父親のアンディ・カッツはワイナリーやブドウ畑の写真を撮るフォトグラファーとして有名な人で、欧州の著名なワイナリーでも多くの撮影をし、知己を得ています。ジェシーはそのつながりからもワインを学び、現在のワイナリーも父親と共同経営という形を取っています。

柳屋です。



しあわせワイン倶楽部です。




Date: 2022/1228 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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2022年の大きなトピックの1つはワイン・スペクテーターのワイン・オブ・ザ・イヤーにシュレーダーのダブル・ダイヤモンド2019が選ばれたこと。ワイン・オブ・ザ・イヤーのワインが、発表時点で日本で売られていることが珍しい(多くの場合、それより前のヴィンテージがまだ流通している)上に、1万円台前半という比較的手を出しやすい価格もあって、国内の在庫はまさに「瞬殺」になりました。

ダブル・ダイヤモンドの受賞の理由としては、ワインの味はもちろんのこと、かのト・カロン・ヴィンヤードのワインがこの価格で飲めるというのも大きな要素になっていました。さらにいうとダブル・ダイヤモンドの場合は、ロバート・モンダヴィが持っていた(現在は親会社のコンステレーション・ブランズが所有)ト・カロンに加え、ベクストファー・ト・カロン(ト・カロンの名前を名乗れるのはこの2つの畑だけ)のブドウもブレンドされているという唯一無二のワインであることも魅力となっています。

ト・カロン+ベクストファー・ト・カロンというと、ダブル・ダイヤモンドの独擅場ですが、ト・カロン・ヴィンヤードのワインで言うと、ダブル・ダイヤモンドよりももっと安いワインもあります。

それがロバート・モンダヴィのオークヴィル・カベルネ・ソーヴィニヨン。100%ト・カロンではないようですが、90%以上はト・カロンのブドウが使われています。ほぼト・カロンといっていいワインだとのこと。

ワインの味わいも、オークヴィルらしい芳醇さとストラクチャーを兼ね備えて非常に美味しいです。この2019年もワイン・スペクテーターで年間6位に入ったのですが、現状日本で流通しているのは2018年のもの。ただ、スペクテーターでの評価はさほど変わらない(2019は94で2018は93)ことに加え、おそらく2019年は値上げになるでしょうから、コスパで言えば、2018の一択だと思います。

ダブル・ダイヤモンドほどの話題性はありませんが、ワインの品質としては負けていません。まじでお薦めのワインです。

しあわせワイン倶楽部です。


ドラジェです。


Date: 2022/1227 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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キャッスル・ロックは、日本ではあまり知名度が高くないと思いますが、非常にコストパフォーマンスの高いワインを作り続けているワイナリーです。

ワイナリーのメインのページでも「お手頃価格」を全面に出しているくらいですから、ワイナリー自身もそこに価値をおいているのは明らかです。カリフォルニア・ステート・フェアなど様々な品評会でも数多くのアワードを受けています。ワイン・スペクテーターでもワイン・オブ・ザ・イヤーのような目立った賞こそないものの、ウェブ・サイトで公開されている「ワイン・オブ・ザ・ウイーク」には何度も選ばれていますし、ピノ・ノワールなどの特集記事の中の「コスパ・ワイン」コーナーでは常連です。

1994年の設立以来、畑を持たず、醸造設備も持たないというスタイルでワインを作ってきています。醸造は畑と同じ地域で他のワイナリーなどの設備を借りています。栽培も醸造も人任せというわけではなく、どちらもキャッスル・ロックのマニュアルに従って委託する形です。現在では40もの栽培家からブドウを買っています。

個人的には特にピノ・ノワールは出色のできだと思います。2000円台のピノ・ノワールだと甘みを強調するような作りにするワイナリーもありますが、ここのピノ・ノワールはいずれもさわやかな酸味とピュアな果実味を生かしたワインになっています。

最近、しあわせワイン倶楽部とカリフォルニアワインあとりえで、送料無料の6本セットも出ています。しあわせワイン倶楽部の方が1000円高いですが、セットの構成が少し違います。また、カリフォルニアワインあとりえの方はセットの種類も2つあります。

しあわせワイン倶楽部のセット構成
・キャッスル・ロック シャルドネ セントラル・コースト
・キャッスル・ロック ソーヴィニヨン・ブラン メンドシーノ・カウンティ
・キャッスル・ロック プティット・シラー パソ・ロブルス
・キャッスル・ロック カベルネ・ソーヴィニヨン パソ・ロブルス
・キャッスル・ロック ピノ・ノワール メンドシーノ カウンティ
・キャッスル・ロック ピノ・ノワール モントレー・カウンティ

カリフォルニアワインあとりえのセットa構成
・キャッスル・ロック シャルドネ セントラル・コースト
・キャッスル・ロック ソーヴィニヨン・ブラン カリフォルニア
・キャッスル・ロック プティット・シラー カリフォルニア
・キャッスル・ロック カベルネ・ソーヴィニヨン コロンビア・ヴァレー
・キャッスル・ロック ピノ・ノワール メンドシーノ カウンティ
・キャッスル・ロック ロゼ・オブ・ピノ・ノワール モントレー・カウンティ

カリフォルニアワインあとりえのセットb構成
・キャッスル・ロック シャルドネ “ドレサージュ” セントラル・コースト
・キャッスル・ロック ソーヴィニヨン・ブラン カリフォルニア
・キャッスル・ロック プティット・シラー カリフォルニア
・キャッスル・ロック カベルネ・ソーヴィニヨン コロンビア・ヴァレー
・キャッスル・ロック ピノ・ノワール メンドシーノ カウンティ
・キャッスル・ロック ジンファンデル オールド・ヴァインズ ローダイ

しあわせワイン倶楽部のセットはピノ・ノワールがモントレーとメンドシーノの2本入っているのが特徴。カリフォルニアワインあとりえのセットaはピノ・ノワールが1本でその代わりロゼが入っています。ソーヴィニヨン・ブランとプティト・シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンは産地も違います。
カリフォルニアワインあとりえのセットbは「ドレサージュ」という樽を効かしたタイプのシャルドネが入るのと、ロゼの代わりにジンファンデルが入るのが特徴です。
どれも魅力がありますが、前述のように個人的にはピノ推しなので、しあわせワイン倶楽部が第一候補かなと思います。

しあわせワイン倶楽部です。


あとりえのセットa


あとりえのセットb

Date: 2022/1221 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天の「ハードリカー楽天市場店」でオレゴンのシャルドネやピノ・ノワールが非常に安く売っています。

イヴニング・ランドのシャルドネはなんと税込み3000円台。インポーターの希望小売価格は6050円ですからなんと4割も安い。他のショップと比べても1000円以上安いです。



こちらは送料込み。


イヴニング・ランドのシャルドネはワイン・アドヴォケイトで最高95点を取っているオレゴンの中でも秀逸なもの。サンタ・バーバラのドメーヌ・ド・ラ・コートやサンディで知られるラジャ・パーとサシ・ムーアマンが作っているワインです。

もう1つフェイラ(Failla)のウィラメット・ヴァレー ピノ・ノワールも約4000円。フェイラはソノマ・コーストのワインでも有名ですが、エレガント系のピノ・ノワールで知られるこれも秀逸なワイナリーです。



送料無料版。


こちらはソノマ・コースト。

Date: 2022/1219 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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しあわせワイン倶楽部でシリタ(Sirita)のメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンのセットが年内限定で4割引になっています。

このブログでも何度か紹介していますが、シリタは米国の超有名ソムリエであるラリー・ストーンがナパで作っていたプライベート・ブランド。2005年で生産を終了して、その後はオレゴンでイブニングランド、リンガ・フランカといったワイナリーに取り組みました。

しあわせワイン倶楽部の店長の木之下さんが、今年一番感動して特別価格を実現したとのこと。
セット内容は
・シリタ メルロー ナパヴァレー[熟成ワイン2003]
・シリタ カベルネソーヴィニヨン ナパヴァレー[熟成ワイン2003]
・シリタ カベルネソーヴィニヨン ナパヴァレー[熟成ワイン2004]

これだけのワインが送料込みで約2万円はお得です。


Date: 2022/1216 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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カリフォルニアのスパークリング・ワインも、最高級なところを除けばシャンパーニュに劣らない品質だと思いますが、高騰するシャンパーニュとくらべて価格は抑えめ。中でもなぜかプレステージのものが日本で現地より全然安く売られているものもあります。

一つはグロリア・フェラーのロイヤル・キュヴェのヴィンテージもの。ノンヴィンテージのものも、先日やまやで買って飲みましたが2000円台と無茶苦茶安いです。ネットだとヴィンテージものの方だけのようです。

輸入元のやまやのショップで税込み4620円。米国での価格は60ドル台とレギュラークラスのシャンパーニュよりも高いクラスですが、日本では普通のシャンパーニュ並み。味わいはやはりレギュラークラスとは一線を画します。


もう1つはドメーヌ・カーネロス(テタンジェのカリフォルニア版)が誇る最高級版「ル・レーヴ」。こちらに至っては米国での価格が100ドルを超えるのに、日本では税込み7000円台。米国の半額以下という驚愕の安さです。

前に、日本のインポーターにどうしてこんなに安くしているのか聞いたこともあるのですが、戦略的なもので、というくらいで明確な答えはわかりませんでした。ただとにかく、日本だけ質の低いものを出していたり、といったことではありません。同じものがこの価格なので、むちゃくちゃお買い得です。

とはいえ、円安が続くと値上がりも避けられないでしょうから、今年のクリスマスに味わっておくのはどうでしょうか。

Date: 2022/1210 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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これまでお薦めしたものも含めて、今のお薦めを紹介します。

まずはやっぱりスラムダンク。映画もちょうど始まってますが、ワインはそのイメージにもぴったりだし、何より分かりやすく美味しいです。過去2年くらいお薦めカリフォルニアワインのトップに挙げています。

しあわせワイン倶楽部です


今の季節、泡の需要も高まりますが、シャンパーニュも高騰。ラック&リドルはスパークリング専用のカスタムクラッシュ(請負醸造所)として名を馳せており、コスパ抜群。セール価格とはいえ2500円切るのはお買い得です。紹介するのはブリュットですが、クリスマスのチキンなどに合わせるならブラン・ド・ノワールもお薦めです(値段は500円くらい上がります)。

しあわせワイン倶楽部です。


一方で、どうせ飲むなら最高のものを、というならウルトラマリンのロゼを。高いですが、そもそも極めてレアで見つけるのも大変なワインです。



この季節、いろいろな人が年間トップ〜などを発表しますが、ワイン評論家の中でも知名度トップではないかと思われるジャンシス・ロビンソンのお薦めリストから、ウェンテのジンファンデル。ウェンテといえばシャルドネが有名で個人的にも大好きですが、ジンファンデルは盲点でした。

トスカニーです。


アルマ・デ・カトレアは大注目のワインメーカー、ビビアナ・ゴンザレス・レーヴの手掛けるやや安価なブランド。ソーヴィニヨン・ブランがワインスペクテーターで年間28位になりました。ビビアナほどの実力者ならこれくらいの評価は当たり前かと思いましたが、本人のインスタグラム見るととてもうれしそう。今でもスペクテーターのトップ100に入るというのは格別なものがあるようです。
私もこのワイン、この秋の試飲会で飲んでお薦めしました。試飲会で1時間くらいの間に100種類近く試すわけですが、その中でも光って見えたワインの一つでした。

カリフォルニアワインあとりえです。


後、これが気に入ったらビビアナとピゾーニのジェフ・ピゾーニが作るシェアードノーツのソーヴィニヨン・ブランもお試しあれ。個人的一押しソーヴィニヨン・ブランです。

ピノ・ノワールではアストンのセカンドが驚きの一万円切り。品質的にはファーストとさほど変わらないレベルの高さです。

しあわせワイン倶楽部の価格はスーパーセール割引です。普段は8000円超えます。


先日、ドミナスを紹介しましたが、このあたりのブルーチップ銘柄(歴史あり、安定的に高品質なものを作り続けているワイン)が軒並み5万円クラスになっている中で、まだ3万円前後を保っているのがスポッツウッド。フルボディでも品の良さを感じるワイン。

ウメムラです。


最後に先日も紹介した熟成カベルネとブランド肉のセット。楽天スーパーセール価格なので11日午前2時までの限定です。


もう一つ本当に最後に、ピゾーニ・ピゾーニはあと1ヴィンテージのみ残っています。

Date: 2022/1209 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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2022年のワイン・スペクテーター年間トップになったダブル・ダイヤモンド2019は、ハーフボトルやマグナムも含めて、ネットでは完売しているようです。どこかで見つけたら「買い」ですね。

というタイミングで、2021年のワイン・スペクテーター年間1位のワインが国内にやっと入ってきているようです。

2021年の1位は「ドミナス(Dominus)2018」。言わずとしれたシャトー・ペトリュスなどを作るムエックスが1982年にナパのヨントヴィルに作ったワイナリーです。最初はパートナーとの共同経営でしたが1995年からは単独になっています。ナパのワイナリーの中でも名門中の名門。ヨントヴィルで手に入れたナパヌック・ヴィンヤードは、かつてのイングルヌックの畑だった銘醸畑。ムエックスはこの畑を無灌漑で栽培しています。

2018年のドミナスはワイン・スペクテーターで97点。ほかのワイン評論家でもジェームズ・サックリングで100点、ジェブ・ダナックも100点。ワイン・アドヴォケイトで99+、ヴィナスで98など、いずれも非常に高い評価を得ています。

ちなみに、2013年のドミナスはワイン・アドヴォケイト、ヴィナス、ジェームズ・サックリング、さらに英デカンターと4誌で100点という超高評価を取っていました。

歴史的にもオーパス・ワンに比肩する名門であり、ワインの評価でいえば、オーパス・ワンよりも一つ抜きん出ていると言ってもいいでしょう。価格もほぼ同程度。違うのは入手しやすさで、オーパス・ワンは生産量も3万ケース以上と多く、日本にもそれなりの数が入ってくるので、買うこと自体はそれほど難しくありません。それに対してドミナスは生産量は4000ケースにとどまっており、日本に入ってくる数もわずかです。市場で全く見つからない期間がかなりあるワインであり、入荷してきたときに買っておかないと、買えないワインです。

喜咲酒家です。


しあわせワイン倶楽部です。


Wassy'sです。

Date: 2022/1208 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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しあわせワイン倶楽部に「ピゾーニ・エステート(Pisoni Estate)」のピノ・ノワール2013、2014、2015が入荷しています。サンタ・ルシア・ハイランズをピノ・ノワールの銘醸地として有名にした立役者であり、「ラ・ターシュの畑から拾ってきた枝を使った」といわれていることや、サンタ・ルシア・ハイランズの中でも標高が高く、乾燥した土地で、水をやるにも車で運ばなければいけなかったほどの大変なところに畑を切り開いたことなど、豊富な逸話を持つワイナリーです。

こちらは、東急百貨店本店の名ソムリエ藤巻さんが書いたもの。ご参考まで。
カリフォルニアの宝石「ピゾーニ」

ピゾーニ・ヴィンヤードのブドウを使えるワイナリーは10ほどありますが、その中でも自身のピゾーニ・ワイナリーのものは「ピゾーニ・ピゾーニ」や「PのP」などと呼ばれて、珍重されています。

今回の2013はワイン・アドヴォケイトで96+と2008年の98点に次ぐ高評価のヴィンテージ、2014年も95点と高評価です(2015はレビューなし)。ヴィナスでも2013が94、2014、2015が95と評価はかなり高いです。




Date: 2022/1205 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天の「大人の至高屋」で熟成カベルネとブランド牛のセットが、楽天スーパーセールの割引で激安になっています。カベルネ・ソーヴィニヨンはナパのSiritaの2004年のもの。米国では日本における田崎真也さんくらい有名なソムリエのラリー・ストーンが作っていたワインです。この単体価格が6860円なのですが、これに京都のブランド牛である平井牛のステーキ用赤身肉300g(150g✕2)がセットになって6980円。120円しか違いません。

サーロインとのセットだとさすがに1万円超えますが、熟成ワインと合わせるなら赤身の方がいいのでは、と思います。

どうしてこんなに安くできるのかというと、一つはこのショップがインポーター直営であるということ。また、そのグループ企業で精肉を扱っていて、その部分はほとんど儲けなしにセットにしているとのことです。ブランドのシールも付くそうなので、まがいものではありません。

年末やクリスマスのギフトにも良さそうですね。


ついでに載せておきますが、柳屋では恒例の福袋始まっています。早々に売り切れてしまうことも多い人気のセットです。赤4本白1本で、1万7000円相当が10000円になるという安さ。ヒントが出ているので、どのワインだか想像して待つのも楽しいと思います。


Date: 2022/1128 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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アサヒヤ・ワインセラーにジャファーズ(Jaffurs)のヴィオニエ2017が特価で入っています。

このワイン、先月布袋ワインズの試飲会で試飲しましたが、とてもエレガントできれいな花の香りがあります。カリフォルニアのヴィオニエとしては素晴らしいワイン。希望小売価格は5000円ですが、今回は税込み3828円と3割ほども安くなっています。

なんといっても畑がサンタ・バーバラを代表する銘醸畑のビエン・ナシードです。ビエン・ナシードのヴィオニエというのも個人的には初めてでしたが、シャルドネやピノ・ノワールでは世界に誇る畑ですからヴィオニエも冷涼系のスタイルに仕上がるのは納得です。

このワイナリーもお初ですが、1990年代からローヌ系品種を中心に作っているワイナリーです。ビエン・ナシードのシラーなども作っています。


Date: 2022/1126 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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インポーター「フィラディス」のワインショップでマイケル・デーヴィッドのワイン6本セットが4割引とお得です。さらに今は1万円以上で10%オフのクーポンも利用可能です(27日12時まで)。

セット内容は
■『マイケル・デイヴィッド・ワイナリー フリークショウ・ジンファンデル』
■『マイケル・デイヴィッド・ワイナリー フリークショウ・カベルネ・ソーヴィニヨン』
■『マイケル・デイヴィッド・ワイナリー プティット・プティ』
■『マイケル・デイヴィッド・ワイナリー フリークショウ・レッド』
■『マイケル・デイヴィッド・ワイナリー シックス・センス・シラー』
■『マイケル・デイヴィッド・ワイナリー シャルドネ』

と赤5本に白1本。シラー以外は飲んだことありますが、どれも果実味豊かでいてバランスもよくできている。飲んでいて楽しいワインです。特に、濃厚好きな人にはプティ・シラーメインのプティト・プティはお薦めです。

マイケル・デーヴィッドはマイケルとデーヴィッドの兄弟によるワイナリー。キリスト教の七つの大罪をもじった「Seven Deadly Zins」というジンファンデルで一世を風靡して、ローダイでトップの人気ワイナリーになりました。その後Seven Deadly Zinsのブランドは売却して、現在はフリークショウなどのブランドに注力しています。ローダイの古木のジンファンデルの畑を多く買い取って守る活動も継続して行っています。

日本でももっと人気が上がっていいワイナリーです。このセットはお得なのでエントリーとしてとてもいいと思います。



Date: 2022/1122 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ソノマ・コーストのサブAVAとして新たに誕生したウエスト・ソノマ・コーストは、高級ピノ・ノワールのワイナリーがひしめき合う地域(といっても丘陵地帯で道も少なく、ワイナリーも畑もみなバラバラで実際の距離は遠く離れていますが)。

中でも高級感で抜きんでているのはマーカッシン(Marcassin)。ピノ・ノワールとシャルドネ専門のワイナリーとしては抜きんでた「パーカー100点」10回を取っています(しかも2015年以降はレビューさえされていません)。

このマーカッシンの畑を見下ろすところに畑を作り、その名もボアズ・ビュー(マーカッシンの意味はフランス語で子供のイノシシ、それに対してこちらはイノシシそのもの)と付けたのがナパのシュレーダーで知られるフレッド・シュレーダーとトーマス・リヴァース・ブラウンのコンビです。

こちらもデビューからパーカー95点という高評価で国内価格も4万円前後というかなりの高級ピノ。そもそもほとんど市場に出ないマーカッシンに対して、「買えるピノ」の中ではトップクラスといっていいでしょう。

ワインのスタイルもマーカッシン的なフルボディでパワフルなもの。万人受けはしないかもしれませんが、かなりの迫力があります。

そのボアズ・ビューが2019年からセカンドのピノ「B.D.R.」を作り始めました。BDRという名前は畑のあるBohan Dillon Roadにちなんだものだとのこと。「かって畑を『ボーハン・ディロン・ロードのはずれ』と呼んでいたことから命名」とインポーター資料には書いてあります。

ファーストのピノと比べて、より果実味を重視して早飲みに向くスタイルになっているようです。スタイルとしてもファーストより手に取りやすいかもしれないですね。

柳屋です


Wassysです。

Date: 2022/1118 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ジェームズ・サックリングが年間トップ100を公開しています。以前、年間トップにオーパス・ワン(2013だったと思います)を選ぶなど、話題には事欠かないリストの一つですし、40年を超えるキャリアとチームで年間3万本を超えるワインをレーティングしてきたその実績はあなどれません。

個人的には「カベルネが好きな人」というイメージもありますが、リースリングがトップ10に2本入るなど、今回は多様性も大分感じられました。

その中で1位はナパのカベルネ・ソーヴィニヨン。BV(ボーリュー・ヴィンヤード)のジョルジュ・ド・ラトゥール・プライベート・リザーブ2019です。これには大分びっくり。それこそ20年前にはまだナパのトップクラスの一つでしたが、そのころも既に「かつての名門」的な雰囲気は多少ありました。ちなみにかの有名なベクストファー・ト・カロンは元々BVの畑。アンディ・ベクストファーがヒューブレインから独立するときに、せしめた買い取った畑の一つです。そのままBVが持っていれば今も一流間違いなしだったと思いますが…。ともかく、名門復活的な1位(レーティングは100点)、素晴らしいです。残念ながら日本にはまだ前ヴィンテージまでしか入っていないようです。

今回、もう一つ紹介したいのがタイトルにも挙げた年間5位のワイン。ワシントンのKヴィントナーズのグルナッシュです。Kヴィントナーズといえば、シラーのイメージが強く、ロイヤルシティなど垂涎のシラーをいろいろ作っています。その代わり、値段もそこそこするものが多いですが、このグルナッシュ「ザ・ボーイ2019」は税抜きなら7000円台。米国でも50ドルと99点の高評価ワインとしては激安ですし、日本の価格も安めです。こちらはそのものが日本にも入っています(インポーターは売り切れ)。グルナッシュでこれほど高評価なものは個人的にもまだ飲んだことないので、大変気になります。

ほぼ真っ白なラベルが印象的なワインですが、インポーターには以下の説明があります。

フランスのミュージシャン、セルジュ・ゲンスブールの楽曲「I'm the Boy」から命名。ワインのバックラベルには、「僕は透明人間である事を楽しんでいる」という一節があります。チャールズがこの曲と歌詞に共感したのは、彼がワシントンで有名になり、レストランや買い物に行っても周りに顔を指されてしまう状況に陥った時でした。ラベルの、"The Boy "の文字がほとんど見えないことが、それを物語っています。チャールズは透明人間になりたかったのです。

豪放なイメージのあるチャールズ・スミスの繊細な一面がワインにも出ているのかもしれません。



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Date: 2022/1115 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ワインスペクテーターの1位のワインなどを紹介しましたが、100位までのリストが発表になりました。
All Lists of Top 100 Wines | Wine Spectator's Top 100

オレゴンのドルーアン・ローズロック ピノ・ノワール2020が15位。2019年は非常に高評価で本ブログでも紹介していますが、2020も良さそうです。

19位にはシュラムスバーグのBrut Blanc de Blancs 2018。定番のワインですね。

新しいワインで注目は28位に入ったアルマ・デ・カトレアのソーヴィニヨン・ブラン2021です。
このブログでも「今秋の大注目新入荷ワイン「アルマ・デ・カトレア」」で紹介しているワイン。その記事の中でも一番いいのはソーヴィニヨン・ブランと書いています。4000円台はソーヴィニヨン・ブランとしては安くない値段ですが、その価値は十分にあるワインです。


Date: 2022/1114 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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先日紹介したワイン・スペクテーターの年間1位に選ばれたシュレーダー ダブル・ダイヤモンド カベルネ・ソーヴィニヨン 2019。いくつかのショップに早速入荷しています。

ちなみに、インポーターの在庫は発表後一瞬でなくなってしまったそうです。本国でも取り合いでしょうから、今後の追加はあるかどうかわかりません。

ちなみに、このワインが1位に選ばれた最大の要素はコスト・パフォーマンスの高さ。ト・カロン(しかもモンダヴィのト・カロンとベクストファー・ト・カロンの両方)のブドウを使っていて80ドルという破格の値段です。日本の値段も税抜きで1万2000円程度ですからかなりお得になっています。そういえば、年間1位でコスパ系のワインが選ばれたのも久しぶりのような気がします(ちゃんと調べてません)。

古い記憶だとシャトー・セント・ジーンのサンク・セパージュが28ドルというのが大ヒットしましたが20年以上前の話です(これは本当に安旨だった)。

かわばた酒店です。


柳屋です。

Date: 2022/1112 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ワインスペクテーターの年間トップ10が発表されました。昨年の1位はドミナス2018。今年はカリフォルニアは来ないだろうなあと思っていたのですが、6位、3位、1位がカリフォルニア。そして9位にはワシントンのクィルシーダ・クリーク2018(既に日本は売り切れ)が入りました。

そして、1位と6位はなんとこのブログでは同じ記事の中で紹介していたワインでした。
その記事がこちら。
リーズナブルにト・カロンを楽しむならこの4本

あの「ト・カロン」のブドウをふんだんに使って1万円台で飲めるというコスパワインです。
6位はロバート・モンダヴィ オークヴィル カベルネ・ソーヴィニヨン 2019
そして1位は
シュレーダー ダブル・ダイヤモンド 2019です。

モンダヴィのオークヴィルは、オークヴィルというAVA指定でありながら、実はほとんどのブドウがト・カロンという贅沢品。シュレーダーのダブル・ダイヤモンドはモンダヴィのト・カロンの畑に加えてベクストファー・ト・カロンのブドウも使っているという、唯一無二のワイン。

どちらも1万円台としてはすばらしいカベルネ・ソーヴィニヨンですが、まさか同時にトップ10入りとはさすがにびっくりしました。

モンダヴィの方は、売っているところが見つかりませんでしたが、ダブル・ダイヤモンドは現行ヴィンテージで購入可能です。

と、思ったら楽天はすでにマグナムのみでした。

Date: 2022/1109 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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サンタ・バーバラの人気ワイナリー「スター・レーン(Star Lane)」のカベルネ・ソーヴィニヨン2017がうきうきワインの玉手箱で11日1:59までセールになっています。税込み5478円と税抜きならば5000円切る価格。

このワイン、ワイナリー価格で50ドル、米国の小売で安いところでも40ドルしますから、1ドル120円としてもほぼ現地価格の安いところと同じくらい。しかも、ヴィナスのアントニオ・ガッローニは、この2017年を「米国のカベルネの中で読者が出会うことができる最も素晴らしいバリューの一つ」と評しており、92点を付けています。

スター・レーンはサンタ・バーバラのサンタ・イネズ・ヴァレーのサブAVAであるハッピー・キャニオンに位置しています。冷涼なサンタ・リタ・ヒルズから数マイル内陸に入ったところですが、この地域は少し内陸に行くだけで気温が大きく変わるため、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培にも適した土地となっています。2017年は温暖な年だったので、例年よりややリッチな味わいになっているようですが、複雑さもありいいワインです。

このクラスも近い将来7000~8000円くらいになってしまうでしょうから、今のうちに買っておくのが吉だと思います。


Date: 2022/1104 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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カリフォルニアのワイナリーの中でも「変態」という形容詞が一番似合いそうなのがカリン・セラーズ(Kalin Cellars)です。10年以上熟成したワインしか出荷しないという極めてユニークなポリシーで、しかも次に出荷されるのがどのヴィンテージのどのワインなのか、オーナーのテリー・レイトンしか知らないのです。古い順番から出るわけではなく、ヴィンテージは行ったり来たり。畑や品種も様々です。

現行ヴィンテージとして、現在出回っているのは1997年のシャルドネ「キュヴェW」と2000年のピノ・ノワール「キュヴェDD」。




シャルドネのキュヴェWは、リヴァモア・ヴァレーのウェンテ(Wente)のブドウを使ったもの。ウェンテといえば、カリフォルニアのシャルドネのふるさとのようなもの(カリフォルニアで植えられているシャルドネの6割以上はウェンテ・クローンと言われています)。ウェンテ自身が作るシャルドネも非常に美味しく、コスト・パフォーマンスが高いワインでこのブログでも何度も紹介しています。
1997年のキュヴェWは写真でもわかるように色がかなり褐色化しています。上質のシェリーのような味わいですが、酸が非常にきれいに残っているのがちゃんとシャルドネらしさになっています。個人的には「ひねた」味わいが苦手で熟成したシャルドネが美味しい(熟成することによって魅力が増している)と感じることは割と少ないのですが、これは素晴らしいです。

2000年のキュヴェDDはソノマのワイン。インポーター資料には「アレキサンダー・ヴァレーで最も古いピノ・ノワールの単一畑である粘土とシルトに石灰が混じる土壌を持つデモスティニ・ランチのブドウを使用。ロシアン・リヴァーから近いこの畑で灌漑を行わないドライファーミングによって育てられる」と書かれています。
これは「旨味」が素晴らしい。ワインの「旨味」ってこれなんだなと納得するような味わいです。そしてこれも酸がきれい。こちらも「ひねた」感じはありません。

古いワインゆえ、ボトル差もあるでしょうが、少なくとも試飲したものは、これまで試飲したカリン・セラーズのワインの中でも上位に来ると思います。熟成したワインが好きな方は飲む価値大です。

なお、リコルクされていないので、コルクはかなり脆いです。抜栓は注意してください。コルクの両側から差し込んで抜くタイプのコルク抜きを使うのがいいと思います。

しあわせワイン倶楽部です。



ウェンテの今のワインを飲むなら。



Date: 2022/1030 Category: おすすめワイン
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今月開催された中川ワインの試飲会で最注目だった新入荷ワインが「アルマ・デ・カトレア」。すぐにでも紹介したかったのですが、まだ国内のショップ用入荷がなかったときだったので、入ってくるまで紹介を待っていました。

アルマ・デ・カトレアのワインメーカーはビビアナ・ゴンザレス・レーヴ。ウェイフェアラー(ナパの人気生産者パルメイヤーがソノマ・コーストで始めたワイナリーですが、今ではナパのワイナリーは売ってしまってこちらに専念しています)をソノマ・コーストのトップクラスのシャルドネとピノ・ノワールのプロデューサーにまで仕立て上げた立役者です。2015年にはSFクロニクルのワインメーカー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた実力者。

現在はウェイフェアラーはやめ、自身のブランドである「カトレア」(シャルドネとピノ・ノワール)、夫のジェフ・ピゾーニ(サンタ・ルシア・ハイランズの雄ピゾーニのワインメーカー)と作るソーヴィニヨン・ブラン専門の「シェアード・ノーツ」としてこの「アルマ・デ・カトレア」を作っています。ちなみにカトレアは彼女の母国であるコロンビアの国花です。ワインの文化のない国で生まれ、それでもワインを作りたくてお金をためてフランスに行って勉強し、カリフォルニアに渡った苦労人でもあります。

アルマ・デ・カトレアで手掛ける品種はシャルドネとピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブランにシラー主体のレッド・ブレンド。カトレア+シェアードノーツ+αのコスパ系となります。希望小売価格で4500~6000円と、他の2ブランドと比べると試しやすくなっています。

ビビアナの作るワインはどれもエレガント。ソノマの冷涼な地域のブドウを使っています。

特にお薦めはソーヴィニヨン・ブラン。ムスケ・クローンも含んでおりとてもアロマティックでピュア。シェアード・ノーツではボルドータイプ、ロワールタイプの2つのソーヴィニヨン・ブランを作っていますが、その両者のいいとこ取りをしたようなワインです。

シャルドネもとてもきれいで、ミネラル感のあるワイン。ニュートラルな樽を使っているので樽感は強くありません。カトレアのシャルドネがすごく好きなのですが、やはりそれを彷彿させるところがあります。

ピノ・ノワールはチャーミングな味わい。柔らかい赤果実にスパイスなどがからまり複雑な味わい。

レッドワインはシラー64%、カベルネ・ソーヴィニヨン22%、メルロー14%。オーストラリアのシラーズではなく北ローヌのシラーに近い作りというか、もしかしたらそれよりも冷涼感が強いかもしれません。筋肉質な味わいにかなりしっかりとしたタンニンがバックボーンを作ります。

カリフォルニアワインあとりえにはレッド・ブレンド以外の3種が入荷しています。





Date: 2022/1029 Category: おすすめワイン
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ザ・ペアリング(The Paring)は、スクリーミング・イーグルのオーナーがサンタ・バーバラで展開するザ・ヒルト(The Hilt、ピノ・ノワールとシャルドネ)、ホナタ(Jonata、ボルドー系とローヌ系)のセカンドにあたるブランドです。ザ・ヒルトとホナタはサンタ・バーバラでは既にトップクラスに入るブランド。ザ・ペアリングは非常にコスト・パフォーマンスの高いワインとなっています。

ザ・ペアリングのソーヴィニヨン・ブランは今春、NHKの番組「あてなよる」で激賞されていて、2ヵ月ほど品切れになっていた人気ワイン。個人的にはシラーもかなりいい出来だと思っています。

ウメムラの5本セットは1万6500円で送料無料。税抜き価格なら1本3000円相当です。ワイナリー価格の25ドルと比べてかなりお買い得。上記2品種のほかカベルネ中心のレッド、シャルドネ、ピノ・ノワールが入っています。

ただし、この価格は10月31日までの限定。11月1日には3割値上げすることが予告されています。買って損のないセット間違いなしです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【送料無料】ザ・ペアリング 飲み比べ 紅白5本セット
価格:16500円(税込、送料無料) (2022/10/29時点)


Date: 2022/1026 Category: おすすめワイン
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ワイン・エンスージアストで2022年のベストバイ100が公開されています(Top 100 Best Buys of 2022 | Wine Enthusiast)。

ラックリドル
5位に入ったのはソノマのスパークリング・ワイン専業メーカー「ラック・アンド・リドル」のブリュット。ラック・アンド・リドルといえば、ソノマ唯一のスパークリング・ワインのカスタム・クラッシュであり、多くのワイナリーから醸造を委託されています。そこが自ら作るスパークリングですからうまくないはずがありませんし、コスパも抜群です。ブリュットはその中でもオールマイティなタイプ。

しあわせワイン倶楽部です


OZV
10位に入ったのはローダイのOZVオールド・ヴァイン・ジンファンデル2020。いかにもローダイのジンファンデルといった、少し甘やかさのあるジンファンデル。「酸っぱいワインじゃないと嫌!」という人はやめておいた方がいいですが、とても飲みやすく美味しいジンファンデルです。実売では1000円台のところもあるのでかなりお買い得です。

なお、OZVを作っているオーク・リッジには、もう少し安価なブランドとしてINTOやTNTもあり、どれも果実実豊かなワインになっています。

ショップはフェリシティ



Date: 2022/1022 Category: おすすめワイン
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アルダー・スプリングス(Alder Springs)という畑をご存知でしょうか。どこにあるかまで大体わかっていたら、かなりのカリフォルニアワイン・マニアだと思います。個人的にはカリフォルニアでグラン・クリュの畑を選ぶとしたらそこに入れたい畑の一つです。

アルダー・スプリングス

畑の場所はメンドシーノ郡。メンドシーノというと有名なAVAではアンダーソン・ヴァレーがありますが、アンダーソン・ヴァレーがソノマのすぐ北にあるのに対し、アルダー・スプリングスはそれよりももっと北の方にあります。これだけの畑なのにAVAの指定されていないところです(アルダー・スプリングスがAVA申請すれば通ると思いますが)。

サンフランシスコから150マイルあるというから約240km。太平洋からはわずか18kmしかありません。6000エーカー(東京ドーム500個分以上)という広大な土地に140エーカーだけがブドウ畑になっています。標高は1700フィートから2700フィートとかなり高く、冬になると雪も積もります。

Stu
この土地を開拓したのはスチュアート・ビューリー(Stuart Bewley)という人。UCデーヴィスを卒業し、彼の理想にあったブドウ畑の土地を探して1980年代末からカリフォルニアの各地を回りました。1991年にメンドシーノの田舎に見つけたのがここ。元牛舎だった土地が売りに出ていたのを期待せずに調べたら、理想通りの土壌でそこを購入。1993年からぶどう作りを始めました。

ここを有名にしたのはパッツ&ホールでしょう。1990年代からシャルドネとピノ・ノワールを作っています。以前、元パッツ&ホールのドナルド・パッツさんが来日したときのワイン会で彼が言っていたのは「アルダー・スプリングスのワインは果実味を感じない。それが大きな特徴だ」ということ。もちろん果実味が本当にないわけではないのですが、それ以上にミネラル感や様々な複雑な味わいを強く感じるワインになります。パッツ&ホールのワインの中でも長熟タイプになります。

今ではパッツ&ホールのほか、リース(Rhys)、ベッドロック(Bedrock)、パックス(Pax)、クルーズ・ワイン(Cruse Wine)、アルノー・ロバーツ(Arnot-Roberts)、ケスナー(Kesner)といったそうそうたるワイナリーが、アルダー・スプリングスのブドウでワインを作っています。また、アルダー・スプリングス自身のワイナリーもあり、ワインメーカーはバイロン・コスゲ(Byron Kosuge)。日系人で元セインツベリーのワインメーカーです。
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さて、このような輝かしいアルダー・スプリングスのワインに、日本人作のものが加わりました。平林園枝さんが作るシックス・クローヴズのピノ・ノワールです。


前述のように、アルダー・スプリングスのワインはミネラル感が非常に強いので、若いときはかなり固く感じられることがしばしばあります。しかし、これは2021年ヴィンテージと、まだ1年しか経っていないにもかかわらず、柔らかさがあります。同時に非常に奥深い味わいも。普通のカリフォルニアワインのように果実を楽しむのではなく、時間をかけて変化を追ったり、少しずつその奥深さを味わうなど、ゆっくり・じっくり飲んでいきたいワインになっていました。

今月末には国内入荷されてくるということなので、そのときには改めて紹介したいと思います。




Date: 2022/1021 Category: おすすめワイン
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数年前、明石家さんまさんがテレビ番組の中で、愛飲していると発言してベストセラーというか、瞬時に市場から消え去ったのがナパ・ハイランズのカベルネ・ソーヴィニヨン。

私もその半年か1年くらい前に初めて試飲して、これは美味しいとお薦めしたワインでもあるのですが、残念ながら私のお薦めの何千倍もさんまさん効果は大きかったようです。

その後、半年くらいは次の入荷もなかったため、「次のナパ・ハイランズ」を狙うワインが続々と入ってきました。4000円台カベルネというのは、一つのジャンルになったと言ってもいいでしょう。

先日の中川ワインの試飲会ではナパ・ハイランズを含む、その価格帯のカベルネをまとめていくつか試飲できました。

で、その感想はといえば「やっぱりナパ・ハイランズうまい」と、なりました。どれも果実味華やかで、ストラクチャーもあり、よくできたワインなのですが、その中でもバランスの良さは格別。赤系果実の風味も少し入って明るく、かといって軽くもなく適度なタンニンがあり、畑のセレクション(ヨントヴィル、オークヴィル、ラザフォードのブドウをブレンド)もワインの作りも上手だなあとうならされました。何人か話をした知り合いも同じ感想だったようです。


ちなみにメルローもなかなか秀逸でしたが、メルローは別のお薦めもあるのでそれはまた今度ということで。

このセットは送料込みで1本4000円切ります。お薦め。しあわせワイン倶楽部です。



ココスです。6本以上買うと送料無料枠に達します。

Date: 2022/1018 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ヴィオニエは白い花の香りなど、魅力的な品種ですが、なかなか美味しいのに出会わない品種とも感じています。特に安ワインではちょっとだるい感じのワインになりがちです。中川ワインの試飲会で希望小売価格1980円と、この品種にしては安価なマックマニスのヴィオニエを試飲しました。はたしてその実力は?


温暖なセントラル・ヴァレーのワインなので、やはり酸は弱めです。でも香りはとてもいい。ブラインドで飲んでも、多分多くの人がヴィオニエだと思うでしょう。素晴らしいとまではいえませんが、この価格帯では秀逸で魅力のあるヴィオニエだと思います。特に、酸っぱいのが苦手と思っている人にはいいと思います。スーパー「オリンピック」のバイヤーさんもお薦めとのこと。



実力的に言えば段違いなのはこちらのヴィオニエ。ワシントンのグラマシー・セラーズです。希望小売価格5800円と価格も3倍しますが、米国産のヴィオニエの中では個人的にはトップ3に入るワイン。果実の厚みもありますが、すごくきれいでエレガントなワイン。同じヴィオニエといってもだいぶタイプも違いますが、それぞれ良さはあります。

しあわせワイン倶楽部です。


ココスです。


これ、すごく安いですね。ショップはトスカニーです。


Date: 2022/1015 Category: おすすめワイン
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先日の「ト・カロンのワインが6本、夢のようなセミナー」ではト・カロンの素晴らしいワインを試飲しましたが、唯一の問題はト・カロンのワインは値段が高くてなかなか手に入りにくいこと。白のフュメ・ブラン リザーブが想定小売価格で1万5890円、赤の中で一番安いロバート・モンダヴィのト・カロン カベルネ・ソーヴィニヨン リザーブで3万3280円となっています。

そこで、セミナーではもっと安価に飲める「ト・カロン入り」のワインも別途試飲できるようになっていたので紹介します。

ロバート・モンダヴィからは写真の3本。ソーヴィニヨン・ブラン2019(このヴィンテージからフュメ・ブランではなくソーヴィニヨン・ブラン名称になりました)。6260円。樽発酵で6カ月シュール・リーで熟成しているとのことで、穏やかな樽の風味とシュール・リーによるパンのような酵母の風味がリッチさを与え、ソーヴィニヨン・ブランらしいグレープフルーツやちょっと草のような風味に高級感を与えてくれます。32%がト・カロンで68%はスタッグス・リープの畑です。

カベルネ・ソーヴィニヨンはナパ・ヴァレー(これはト・カロンは入っていません)とオークヴィル(なんと97%ト・カロン)です。想定小売価格はそれぞれ9400円、15890円。ナパ・ヴァレーはちょっと甘やかさがあります。リッチだけどストラクチャーもあって美味しいです。1万円切りではかなりのレベルの高さです。オークヴィルは黒鉛のようなしっかりとした風味があり、やっぱりストラクチャーのレベルが違います。ただ、きれいでバランスもよく非常によくできています。


一方、シュレーダーからはダブル・ダイヤモンド2019(1万2800円)。これはモンダヴィのト・カロンだけでなくベクストファー・ト・カロンのブドウも入っています。このほかオークヴィルの別の畑からの買いブドウもあります。パワフルさはこの4本の中でも格別で、ちょっと甘やかな風味はシュレーダーに通じるところもあります。これもさすがトーマス・リヴァース・ブラウンというワインです。







おまけ
2009年のフュメ・ブラン・リザーブのようです。安いですね。

「訳あり」ものですが安いですね。

Date: 2022/1013 Category: おすすめワイン
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アイコニック ワイン・ジャパンはカリフォルニアワインのインポーターの中でもパソ・ロブレスなどセントラル・コーストのワインを得意としており、3000円台くらいの面白いワインを数多く持っています。先日の試飲会では、特に自然派志向の新興ワイナリーのワインが気になりました。

あえて自然派志向と書いたのは、100%オーガニックだったり、SO2無添加といった定義を満たしているかどうかより、ワイナリーの姿勢としてナチュラルなワイン造りやテロワールの発現を志向しているといった意味です。

フィールド・レコーディングスはその名前が示すように、様々な畑の個性を記録していくようなワイナリー。ワインメーカーのアンドリュー・ジョーンズはブドウの苗木を売るナーサリーで働き、多くの畑を知り、そこからワインを作るようになりました。畑の75%はオーガニック、残りもサスティナブルになっています。

「スキンズ」は米国で一番売れているオレンジワイン。シュナン・ブランやピノ・グリ、アルバリーニョなどのブレンドです。フレッシュですが旨味もとてもあって美味しいワイン。
隣の「サラダ・デイズ」はオーガニックなブドウを使ったスパークリングワイン。さっぱりさわやかな味わいです。


カベルネ・フラン100%の「フラン」はかなりエレガントな作り。タンニンも意外としっかりあってグリップが効いています。

ファブリストはフィールド・レコーディングスのアンドリュー・ジョーンズがサン・リューズ/グラウンドワーク(これもアイコニック扱い)のカート・シャクリンが共同で作るブランドです。イソップ寓話からインスピレーションを得たというラベルがユニークです。ここも契約した畑のブドウを使っています。ワインの多くはヴィーガンで作られており、SO2も最低限になっています。


アルバリーニョは微発泡でフレッシュな味わい。きれいな果実味もあってスイスイ飲めてしまうワインです。


ジンファンデルは昨年の日本デビュー時にあっという間に売り切れてしまったワイン。エレガントで旨味もあります。むちゃくちゃ美味しい。


カベルネ・ソーヴィニヨンもエレガントで旨味たっぷり。


新入荷のユニオン・サクレはフランス出身のザビエル・アルノ―ダンと、独学でデザインを学んだミシガン州出身のフィリップ・マジーによるワイナリー。アルザス地方で多く造られているリースリングを中心に単一畑、単一種のワインに特化して生産しています。アルノーダンはファブリストのカート・シャクリンの下で働いていたこともあります。ゲヴェルツトラミネールは薄ピンクがきれいで、味わいもチャーミング。美味しいです。


ピノ・ノワールもカリフォルニアとは思えないほどの冷涼感。


最後はストルプマンの「So Fresh」シリーズ。ストルプマンはシネ・クア・ノンにもブドウを卸していた優秀なシラーなどで知られるワイナリー。2022年には100%ビオディナミでブドウを作るようになりました。So Freshシリーズはボージョレ・ヌーボーと同じカルボニック・マセレーションを使って発酵させたワイン。ブドウのフレッシュな味わいを残しているのが特徴。

大人気のLove You Bunchesはサンジョベーゼ、Crunch Roastie Rainbowはシラーとヴィオニエ、GGTはグルナッシュとガメイとトゥルソー。



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Date: 2022/1007 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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大谷選手がついに打者の指定打席数、投手の規定投球回数の両方に到達しましたね。並の成績ならともかく、打者としても投手としてもトップクラスの成績なのですから一人で一流選手二人分の働きをしているわけで、控えめに言ってもすごすぎます。来季は移籍するんじゃないかと思っていましたが、1年契約で残留。移籍するにしても西海岸には残ってほしいなあと思っていたので、個人的にもほっとしています。

そんなこんなで大詰めのMLBですが、MLB公認のワインというのがあり、エンゼルスのワインもあります。


輸入元はワイン・トゥ・スタイルですが、今のカタログには掲載されていないので、今の在庫で最後かもしれません。
大谷選手の前代未聞の記録を祝うためにいかがでしょうか。

こんなセットもあります。


Date: 2022/1005 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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かのロマネ・コンティを有するDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)はルロワ家とド・ヴィレーヌ家の共同所有となっています。そのド・ヴィレーヌ家の当主を長年勤め、今年引退したのがオベール・ド・ヴィレーヌです。この人は、かのパリスの審判で審査員の一人でもあったのですが、それは置いておいて、実は奥さんはアメリカ人で、ナパのハイド・ヴィンヤードを作ったラリー・ハイドのいとこです。

そういった縁で、ド・ヴィレーヌ家とハイド家の共同ワイナリーとして2000年に始まったのが「ハイド・ド・ヴィレーヌ(HdV)」です。

ハイド・ヴィンヤードはカリフォルニアでも最高級のシャルドネやピノ・ノワールの畑を有しています。しかも、そのピノ・ノワールは「カレラ・クローン」。DRCから持ってきたと言われているカレラのブドウからのカッティングです。好事家としては、カレラ(Calera)の代名詞でもある「カリフォルニアのロマネ・コンティ」のお株を奪う本家の「カリフォルニア版ロマネ・コンティ」を期待したわけですが、当初はピノ・ノワールは作らず、シャルドネとメルローなどのレッド・ブレンドを作っていました。

ようやく2012年に初めて作ったのが「イザベル(Ysabel)」というピノ・ノワール。実は「神の雫」(正確には「マリアージュ~神の雫最終章~」)でも取り上げられているワインです。


このピノ・ノワール、ソノマ・マウンテンにあるVan der Kamp(ファン・デル・カンプ)の畑のブドウを使っています。漫画のセリフに「ソノマ・マウンテンのハイド家」とあるのは、畑の場所がハイドだと思ってしまったのでしょうか。

ともかくHydeのブドウでなかったのはちょっと肩透かしでもありましたが、2014年にはジェームズ・サックリングが97点をつけるなど、品質は優れていました。

その後、本命とも言えるハイドのピノ・ノワール「Ygnacia」も作るようになり、結局「イザベル」は2018年で打ち切りとなってしまいました。

と、前置きが長くなりすぎましたが、イザベル打ち切りで、日本の輸入元が売りつくしに入っており、しあわせワイン倶楽部で2017年と2018年がセールになっています。輸入元希望価格の2万3650円が26%オフで1万7380円。昨今のブルゴーニュ高騰を考えたら、ド・ヴィレーヌが作るワインがこの値段というのは「安すぎる」といってもいいかもしれません。なお、ジェームズ・サックリングは2017年に96点、2018年に94点を付けています。




Date: 2022/0930 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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今、日本で一番人気が高いカリフォルニアワインは689(シックス・エイト・ナイン)ではないかと思います。楽天のアメリカワインのランキングでも、いつも上位に入っています。

実は689セラーズでは689以外のワインも作っています。


中でも「サブミッション(Submission)」のワインは689よりも価格も少し安く、いろいろな意味でお薦めです。



今回、サブミッションを輸入しているアイコニックワイン・ジャパンの試飲会に689セラーズのワインメーカーであるカーティス・マクブライドさんが来ていたので、689との違いなどの話を聞きました。

689のブランドでは「レッドブレンド」と「ホワイトブレンド」の2つのワインだけを作っています。ナパの優れたブドウで親しみやすいワインを作るというのがコンセプト。そのため、残糖とまでは言いませんが、オフドライでちょっと甘みを感じる作りになっています。ボトル1本を開けるというより「2杯くらいを美味しく飲む」というイメージで作っているとのこと。

それに対して、サブミッションではその品種らしい味わいを求めています。ピノはピノらしく、カベルネ・ソーヴィニヨンはカベルネ・ソーヴィニヨンらしく。親しみやすさでは689が勝りますが、ワイン好きの人にとってはサブミッションの味わいの方がいい、ということも少なからずありそうです。また、689はナパにこだわっていますが、サブミッションではAVAにはこだわらず、どれも「カリフォルニア」となっています。

今回、サブミッションが作っている5種を全部試飲しました。

ロゼはグルナッシュ50%、シラー40%、ムールヴェードル10%。爽やかですがコクもあり、エレガント。華やかさもありいいロゼです。
シャルドネは柑橘やフルーツの味わいと酸がきれい。爽やかでほどよく樽も効いています。ちなみに25%新樽で後はステンレスタンク熟成です。
ピノ・ノワールはベリー系の味わいがチャーミング。ふくよかですが甘い感じではなくバランスの良さがいい感じです。モントレー、ソノマ、メンドシーノのブドウを使っているとのこと。
カベルネ・ソーヴィニヨンは果実味豊かでストラクチャーもあります。甘やかさよりも芯の通った味わいのイメージ。ナパだけでなく、ソノマ、ローダイ、メンドシーノのブドウを使っています。
レッドブレンドはジンファンデル46%、グルナッシュ28%、マルベック19%、プティ・シラー7%。これは一番689に似ています。豊かなボディで甘やかさがあります。

これくらいの価格のワインはボリューム感を出すためにアルコール度数を高めに作っていることが多く、確かにサブミッションでもレッドブレンドやカベルネ・ソーヴィニヨンは14.5%ありますが、シャルドネやピノ・ノワール、ロゼは13.5%とそこまで高くしていません。このあたりにもこの3つはバランスを重視して作っている感じがあります。

というわけで689感を求めるならレッド・ブレンド、そうでなければ他のワイン、特にピノ・ノワールとシャルドネとロゼを飲んでみてほしいと思います。

実はアイコニックワイン・ジャパンではサブミッション以外に689セラーズが作る「ラッキードロー」「キラードロップ」というワインも扱っています。ラッキードローはストラクチャーのしっかりしたカベルネ・ソーヴィニヨン。キラードロップはちょっとおりんスイフトを意識したかのようなラベルが印象的なレッドブレンド。

こちらも良いワインですが、まずは希望小売価格2500円と求めやすいサブミッションから試すのをお薦めします。

ロゼ以外の4種と689の赤の入ったセット、いいですね。柳屋です。


サブミッション3種とキラードロップのセット。キラードロップは4000円しますから、結構お安いです。ベストワイン輸入販売大人の至高屋


ロゼは今のところ単体のみです。ベストワイン輸入販売大人の至高屋


Date: 2022/0927 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ナパの超一流ワイナリー「コルギン(Colgin)」から、初のエントリー向けワインが日本国内にわずかながら入ってきています。

コルギンのワインのラインアップは、自社畑でワイナリーのあるプリチャード・ヒルのIX Estate(ナンバー・ナイン・エステート)からのレッドワイン(ボルドー系ブレンド)とシラー、セント・ヘレナにある自社畑のティクソン・ヒル(Tychson Hill)のカベルネ・ソーヴィニヨン、コルギンのヴィンヤード・マネージャーであるデイビッド・エイブリューがセント・ヘレナに持つマドローナ・ランチなどの畑からのレッドワイン「カリアド(Cariad)」の4ワイン。

ハーランならザ・メイデン、ボンドならメイトリアーク、スクリーミング・イーグルならザ・フライト、オーパス・ワンならオーヴァチュア、スケアクロウならムッシュ・エタンなど、超高級ワインのワイナリーはセカンドワインあるいはセカンドと呼ばないにしてもエントリー向けのワインを持つことがほとんどです。

フラッグシップのワインに厳選したブドウを使うために格落ちのものをセカンドにするとか、植え替えによる若木のブドウを多少早飲みタイプに仕上げてエントリー向けにするなど、理由ややり方はワイナリーによって少しずつ違いますが、フラッグシップに摘んだすべてのブドウを使うことはないでしょうから、多かれ少なかれ残ったブドウで別のワインを作るのは当たり前といえば当たり前のことです。

コルギンも実は2016年のヴィンテージから、ボルドー系の3つのワインから早飲みタイプの樽を集めたジュビレーション(Jubilation)というワインを作っていたそうです。米国内では多少流通があるようですが、日本への出荷は2019ヴィンテージが初。それ以外はカナダのトロントにしか出していないとか。

ちなみにジュビレーションとは「祝祭」という意味。故エリザベス女王の即位70年を祝う「プラチナ・ジュビリー」が今年行われましたが、このJubilee(記念祭)と語源は同じだそうです。国内価格の5万円はファースト各種の約10万円のほぼ半額。コルギンのフルボディだけどエレガントな雰囲気をこの値段で味わえるのなら悪くないと思います。

ココスです。


Wassy'sです。


しあわせワイン倶楽部です。


なお、コルギンはIX Estateの近くに新たな土地を取得し、2020~2021年にかけて植樹したそうです。ここからのブドウも最初はジュビレーションに使われるでしょう。そうなると少し入荷も増えるかもしれませんね。
Date: 2022/0916 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ポール・ラトー(Paul Lato)のピノ・ノワール・ピゾーニ・ヴィンヤード(Pisoni Vineyard)「ランスロット(Lancelot)」2019が国内に入荷しています。ピゾーニは、山火事による煙の影響で2020年のピノ・ノワールを収穫しなかったので、これを逃すと次の入荷は2年後ということになります。

ピゾーニのピノ・ノワールというと骨太の味わいがトレードマークとなっていますが、ポール・ラトーのランスロットはピゾーニとしてはエレガントな作りのようです。

数あるピゾーニのピノ・ノワールの中でも、ピゾーニ・ヴィンヤーズそのものによる「ピゾーニ、ピゾーニ」を除くといちばん評価が高いのがポール・ラトーと言ってもいいでしょう。2019年はジェブ・ダナックは97点を付けています(ヴィナスはエレガントなスタイルが気に入らなかったようで91点と、ピゾーニにしては低い点数でした)。


Date: 2022/0913 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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柳屋にジェームス・ブライアント・ヒル(James Bryant Hill)ピノ・ノワールの2020年が入荷しています。

以前に「1000円台で予想外においしかったピノ・ノワール」で紹介したワインの新ヴィンテージですが、2020年は柳屋によると、より好印象のよう。

葡萄の育ちの良さを感じる、照りのある輝き。
芳醇で密度の高いブラックチェリーや完熟プラムの果実味に適度なボリューム感。
甘味には上品さが、またピノとしては豊富にあるタンニンからのほろ苦味があり、ジャミーな果実との調和が見事。
カリ・ピノにとってジャミーとはあまり良い表現ではない…と受け取られる方もおられるかもしれませんが、このジャミーさは素敵です。
極めて舌触りが滑らかで味わいも多彩。しかも厚みのある旨みが感じられ、いつもの豊満で芳醇なフルーツ旨味はそのままに、甘味自体は’19年より少し抑えられた印象。
そこにシナモンやユーカリ、赤いバラなどが漂い、またアフターに向かって土やしっとりした森の匂いも感じられ、フルーティなだけでなく、今年は複雑味もあります。

このワイン、前の記事でも書いてますが、モントレーでコスパワインといえばここ、というシャイド・ファミリーのブランドの一つです。畑はすべてサスティナブル。有機への転換も図っており、工場のように大量生産で安くしているイメージではありません。

ワイン・サーチャーによる平均価格は15ドルですから現在の為替レートでは税抜きで2000円超。柳屋の税込み1800円台の方がかなり安くなります。

2000円以下のカリフォルニアのピノ・ノワールの中ではぴか一と言っていいでしょう。お薦めです。


Date: 2022/0910 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ワイン・アドヴォケイトでマイケル・クルーズにインタビューした記事とワインのレビューが掲載されました。2017年のウルトラマリン(Ultramarine)のロゼに97点と、カリフォルニアのスパークリングでは過去最高のポイントが付いています。

同誌で96点以上の評価を得ているカリフォルニアのスパークリングはわずか10本、マイケル・クルーズのウルトラマリンとクルーズ・ワイン、ベッドロックのモーガン・ピーターソンが作るアンダー・ザ・ワイヤー、それからシュラムスバーグとロデレール・エステートの4つのワイナリーです。ただシュラムスバーグとロデレール・エステートは10年以上前のワインだけであり、現行あるいは現行に近いヴィンテージで高評価を得ているのはマイケル・クルーズとモーガン・ピーターソンだけとスパークリングワインにニューウェーブが来ていることが見て取れます。
アドヴォケイト

この2つに共通するのはシャンパーニュでいうRM(レコルタン・マニピュラン)に近いスタイルであること。従来の複数ヴィンテージのワインをブレンドしていつも同じ味わいになることを目指すというより、そのヴィンテージ、その畑のテロワールをより意識したもにになります。

マイケル・クルーズのウルトラマリンとクルーズ・ワインのスパークリングもそれぞれ独自のアプローチがあるのですが、今回高評価を得たクルーズ・トラディション・ロゼもNVと称しながら実質的には2018年のワインだけで作られています。

ところで、今回のインタビュー記事で初めて知ったのですが、ウルトラマリンはクルーズ・ワインよりも早い2008年に設立されていたようです(インポーターのサイトにはどちらも2013年となっていました)。個人的なイメージとしてはニューカリフォルニア系のワインを軸として、スパークリングもやっていると思っていたのですが、どちらかというとスパークリングが最初から彼の興味の中心であり、スパークリングワインを作ることを念頭にさまざまなサイトを見ていると言っています。

ストラクチャーを持つ酸の味わいを作るためにはフェノールが大事だとか、プレス時に一番重要なのは酸化させないことだとか、これまでスパークリング・ワインの醸造でもあまり出てきていなかったような話もあり、非常に中身の濃い興味深い記事でした。

現在のカリフォルニアのスパークリングワインのプロデューサーの中では名実ともに一つ突き抜けた存在になったといってもいいかもしれません。

あとはウルトラマリンがもう少し入手しやすくなってくれるとうれしいのですが…

96点のクルーズ・トラディション・ロゼはわずかながら購入可能です(インポーターは既に品切れ)。
しあわせワイン倶楽部です。


ワインセラー エスカルゴです。

Date: 2022/0908 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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しあわせワイン倶楽部の今月の送料無料ワインとしてワインズ・オブ・サブスタンスのカベルネ・ソーヴィニヨン2019が出ています。12本までの同梱ワインも送料無料になるので、かなりお得です。

個人的にこのワインとの出会いは3年半ほど前。創設者でワインメーカーのチャールズ・スミスのセミナーに出たときでした。
参考:美味しさに嫉妬したワシントンの鬼才チャールズ・スミスのワイン

13万ケースと、一つのワインとしてはかなりの量を作っていますが、これだけの量を天然酵母を使い、37日間もかけて発酵。フレンチオークの樽で熟成させてフィルターも清澄もしていません。この量を天然酵母で一定以上のクオリティを保ち、フィルターも清澄もなしで瓶詰めするほど手間をかけているのに現地価格で20ドル弱しかしないのです。さらに日本でも税抜き2400円程度とほぼ現地価格に近い値段。

ワイン・レビューでの評価ももちろん高く、2018年にwine.comの年間売上トップワインになったり、2016年、2017年とジェブ・ダナックで93点という高評価だったり。今回の2019年ヴィンテージもジェームズ・サックリングが92点を付けています。

送料無料は今月いっぱいですが、11日の1時59分までは楽天のスーパーセールで、多くのワインが1割引になっているので、その期間に買うのがお薦めです。



合わせ買いで、これなんかもお薦め。高評価低価格で話題になったマリエッタのロット71。もうロット73(これも高評価)が国内入荷していきているので71は在庫限りです。


そもそも、この秋からワインは続々値上げになりますから、今買えるものは買っておくのが吉です。
Date: 2022/0906 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天の「大人の至高屋」でシリタ(Sirita)の熟成カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローがスーパーセール割引で大幅に安くなっています。

シリタは米国でいちばん有名なソムリエといっても過言ではないラリー・ストーン(日本で言えば田崎真也さんくらい有名)がナパで作っていたワイナリー。彼はその後オレゴンに行きますが、コロナによる資金難で今年ついにワイナリーを手放してしまいました。そういう意味でも彼がナパで残したワイン。貴重なものです。

ここの店、あまりに安くすることがあるのでちょっと疑いましたが、実はインポーター直営です。なのでこの価格ができるのですね。なお、ショップでは他社輸入物も取り扱っています。



Date: 2022/0905 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天のドラジェでスーパーセールの期間中、「バーレスク・オールド・ヴァイン・ジンファンデル」が普段の半額の税込み1089円、税抜きなら1000円切りになっています。

このワイン、国内ではドラジェ(および姉妹店のミュズレ)でしか扱っておらず、海外でもほぼ英国でしか売っていないようです。あまり詳しい情報はないのですが、英国での価格は10ポンド(税抜きで)なので1600円くらい。それと比べても今回のセール価格はかなり安いのは間違いありません。

Date: 2022/0821 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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江戸時代末期に、薩摩藩から英国に留学し(一行には森有礼や五代友厚もいた)、そこから米国に渡り、ソノマでファウンテン・グローヴ(今はAVAの名前で残っています)というワイナリーを設立し、Grape Kingと呼ばれたのが長澤鼎(ながさわ・かなえ)です。

かつてファウンテン・グローヴがあったところにワイナリーを持つのがパラダイス・リッジで、その縁で「カナエ・ザ・グレープ・キング」と長澤の名前を冠したシャルドネを作っていました。

ところが2017年に莫大な被害を出した山火事で、ワイナリーが焼失してしまいます。長澤の時代から唯一残っていた建物や、長澤鼎の資料館もなくなってしまいました。

ワイナリーはいまだ再建途中で、オーナーも代わり、残念ながら「カナエ・ザ・グレープ・キング」シャルドネも2018年のヴィンテージで終了となってしまいました。

先日、その2018年を試飲しましたが、非常にバランスよく、酸がきれいで上品かつ美味しいワインでした。

最後のワイン、ぜひ買ってあげてください。

カリフォルニアワインあとりえです。


ココスです。


ドラジェです。


柳屋です。送料無料でお買い得です。

Date: 2022/0817 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ソノマ・コーストの北のはずれにアナポリスという人口400人ほどの小さな町があります。太平洋からはわずか8km程度。ソノマ・コーストの中でも有力なワイナリーの多いオクシデンタルからは北西に50kmほども離れた遠いところです。そのさらに北方に畑を持つのがアストン・エステート(Aston Estate)。ナパのベクストファー・ト・カロンのカベルネで一世を風靡したシュレーダー・セラーズのフレッド・シュレーダーと、そのワインメーカーであるトーマス・リヴァース・ブラウンが2001年に始めたワイナリーで、ピノ・ノワールだけを作っています。

2021年にトーマス・リヴァース・ブラウンがすべての権利を買い取って、単独のオーナーになりました。そのことと関係あるのかどうかは不明ですが、2018年のヴィンテージからセカンドラベルを始め、2019年のヴィンテージから日本にもセカンドラベルが輸入され始めました。

個人的にもアストンのピノ・ノワールは大好きです。ソノマ・コーストのピノ・ノワールは、冷涼感を持ちながら、日差しの強さから赤果実だけでなく黒果実の風味まで持つものが多いですが、アストンは海までの近さか標高の影響かは不明ですが鮮烈な赤果実の風味ときれいな酸を持ち、濃厚でありながらエレガントさも感じます。

セカンドラベルは10%新樽使用などワイン造りは基本的にファーストと同じです。違うのは1年早くリリースされること。また「ソノマ・コースト」名義になるので買いブドウを含むことができるのですが、2019年のヴィンテージについてはすべて自社畑のブドウを使っているということです。生産量は400ケースとファーストの650ケースよりも少量です。

価格はファーストの14500円に対して8500円と4割も安くなっています。2019年はジェブ・ダナックが94点と、2018年のファーストの93点よりも高評価を付けています。ファーストの14500円も、クオリティから考えれば高いとは思いませんが、セカンドの8500円はかなりのバーゲンです。

アストンの最大の難点(と個人的には思っている)であるラベルは、ファーストが大きく赤の✕印が入るのに対して、セカンドはそれがなくなっており、そこも好印象。これは「買い」です。


Date: 2022/0813 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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マリエッタ・セラーズ(Marietta Cellars)は1979年に故クリス・ブリブロがソノマで立ち上げたワイナリー。当時はまだ珍しかった、ジンファンデルの古木の畑からワインを作り「オールド・ヴァイン」と名前を付けました。まだ「オールド・ヴァイン」と名乗るワインは2つしかなかったといいます。

それ以上にユニークなのが、ノン・ヴィンテージでロット番号を付けてワインを作ること。年に2回ほど新しいロットを作っており、最新版はロット73になっています。複数ヴィンテージをブレンドしており、例えば2018年12月にリリースしたロット68は2014、2015、2016の3ヴィンテージを使っています。スパークリングワインを除くと、こういうノン・ヴィンテージのワインを作っているのは仮フォルにはではここだけではないでしょうか。

以前からロバート・パーカーの好きなワインとして知られており、2014年には年間のコスパワイン3本の一つとしても取り上げています。SFクロニクルでも2011年にトップ100に選ばれています。

最近ではロット71がワイン・アドヴォケイトで94点と高評価で日本市場でも話題になりましたが、さらに最新のロット73は95点と、18ドルのワインとしては破格の評価を得ています。日本の価格も2000円台前半で、現地価格よりも安いくらいです。

ブドウはメンドシーノの自社畑と、ソノマの契約畑を主に使っています。60%は古い樽で、40%はステンレスタンクで熟成しており、穏やかな樽の風味と、やわらかな果実味のバランスのいいワインです。

トスカニーです。


しあわせワイン倶楽部ではロット71が残っています。


ロット68、ショップはリカータイムです。

Date: 2022/0803 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ナパのオーク・ノールにあるワイナリー「トレフェッセン(Trefethen)」のセカンドラベル、「エシュコル(Eshcol)」のワインを試飲しました。

トレフェッセンは1968年設立、1979年にはパリで行われた「ワイン・オリンピック」というイベントでシャルドネが世界一に選ばれています。世界一という点ではパリスの審判のシャトー・モンテレーナと較べてもすごいのですが、意外と知られていない歴史です。設立から今まで家族経営を続けています。

オーク・ノールのワイナリーの周囲に400エーカー、マヤカマス山地に40エーカーの自社畑を持っていて、サスティナブルで栽培しています。すべて自社畑のワインで、今回のエシュコルも自社畑を使っています。

ワインは2020年のシャルドネと2019年のレッド・ブレンド。

シャルドネはバランスの良さが際立ちます。先日紹介したテザーのような樽感やバターの風味はなく、白い花や柑橘、ミネラルなど高いトーンの味わいです。ちなみに発酵は樽17%。熟成はフレンチオークの樽ですが、新樽率は5%と隠し味程度です。セカンドラベルといえどナパのシャルドネの中でもバランスの良さでは上位に入りそうです。

レッド・ブレンドはカベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー44%、プティ・ヴェルド3%、マルベック2%、カベルネ・フラン1%の構成。カシスやブラックベリーの黒系果実にレッド・チェリーの赤系果実の風味もあります。ややパワフルですが濃厚一辺倒ではなく、複雑味もかなりあります。これもセカンドラベルとしては非常に秀逸です。新樽率13%とシャルドネよりは少し高く、アメリカンオークも使っています。

トレフェッセン、ナパのワイナリーの中ではちょっと地味な存在かもしれません。評論家から100点やそれに近い評価を受けているわけでもないし、ワイナリーの場所もオークヴィルやラザフォードのような、輝かしい畑のひしめくところではありません。しかし、ワインは本当に真面目に作っていて、爆発的な味わいはなくてもしみじみ美味しいものばかりです。このエシュコルも先日のテザーと好対照で、テザーがナパらしい爆発感が売りなのに対してこちらはじっくり味わいたいワインです。

また、ナパのワイナリーの多くではセカンドラベル(セカンドティアといった方がいいかもしれません)には、他の栽培家から購入したブドウも使っています。例えばロバート・モンダヴィでは「オークヴィル」などAVA名の付いたものより上だけが自社畑100%で、カベルネ・ソーヴィニヨンなら1万円を超えてきます。エシュロンはシャルドネで4000円前後、レッド・ブレンドで5000円前後ですが、この価格帯で100%自社畑は非常にレアです。

個人的にも非常にいいワイナリーだと思っているし、応援したいところでもあります。ぜひみなさん買ってください。

トスカニーです。



Wassy'sです。


Date: 2022/0801 Category: おすすめワイン
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布袋ワインズが輸入を始めた「テザー(Tether)」のシャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンを試飲しました。ワインメーカーはアナとマリオのモンティチェリ夫妻。アナはサンテミリオンのシュヴァル・ブランやナパのプリチャード・ヒルにあるブライアント・ファミリーといったトップワイナリーで働き、マリオはイタリアで修行後、フィリップ・メルカのアシスタントやトリンチェロなどで働いた後、自らのブランドを立ち上げました。

すでにスタックハウスというブランドが輸入済みですが、テザーはそれよりちょっと高価格帯になります。

ナパ・ヴァレーAVAのシャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンでどちらもナパ内の複数のサブAVAからブドウを調達してブレンドしています。

シャルドネは、今どき珍しいほど樽感がしっかりあります。100%マロラクティック発酵しておりバターっぽさもしっかり、クリーミーなテクスチャーが印象的です。樽感とバターというとブレッド&バターを思う人が多いと思いますが、ブレッド&バターよりも全体に上質な味わいで果実味もきれい。上手にまとめています。多くの人が思う「ナパのワインってこういう感じだよねえ」というのをストレートに実現した味わい(意外とそういうワインってありません)。

カベルネ・ソーヴィニヨンの方もモダンスタイルできれいに溶け込んだタンニンと果実味の芳醇さが印象的な味わい。ナパの高級カベルネの入門的な感じもあります。

ヴィンテージはどちらも2019年で、シャルドネはジェブ・ダナック92点、ワイン・アドヴォケイト90点。カベルネはどちらも92点となっています。

ちなみにテザーというのはロープでつながっているということ。世界各地で修行した二人ですが、奥底ではいつもナパとつながってきたということを表しています。ラベルに描かれたロープにつながる宇宙飛行士も印象的です。

しあわせワイン倶楽部です。


Date: 2022/0728 Category: おすすめワイン
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先日も紹介した元セインツベリーのブランド「ガーネット」のシャルドネとピノ・ノワールを試飲しました。モントレー産のシャルドネ2016と、ソノマ・コースト産のピノ・ノワール2013です。

シャルドネは濃いイエローで、見た目は熟成感ありませんが、飲んでみると意外と熟成しています。バランスよく、まったり感のあるシャルドネ。美味しいです。

ピノ・ノワールは9年経っているので、色合いもちょっと煉瓦色になっています。少し漬物感もあります。個人的には漬物感はあまり得意としていないのですが、これはほどよい感じです。チェリーなどの赤果実もまだ残っていますし、バラの香りもあり、ちょうど飲み頃と言って良さそうです。逆に言うと、これ以上は熟成させない方がいいかもしれません(好みによりますが)。

シャルドネは税込みでも1000円台、ピノ・ノワールは税込みで2000円台前半という実売価格としては十二分のクオリティです。

柳屋です。



アサヒヤです。



セインツベリーの熟成シラーとのセット。これもかなりお買い得です。

Date: 2022/0725 Category: おすすめワイン
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ilovecalwineの試飲会で、コブ(Cobb)の新入荷ワインを試飲足ました。

コブはデイビッドとロスの親子が始めたワイナリー。当初はコーストランズ(Coastlands)という畑でピノ・ノワールを育ててウイリアムズ・セリエムなどに売っていましたが、2001年から自身のワイナリーを立ち上げています。ワインメーカーのロス・コブは、ウイリアムズ・セリエムやフラワーズなどでソノマの冷涼地域のワインを造り、その経験を自社のワインでも生かしています。

ソノマ・コーストのピノ・ノワールは冷涼さによって酸がしっかり残りながら、強い日差しによってアルコール度数が高く、パワフルさも持つことがしばしばありますが、コブのピノ・ノワールは非常にエレガント。アルコール度数も13%台。畑に霧が残る時間などによるものなのでしょうか。非常にピュアなフルーツの味わいがあり、熟成も期待できるワインです。

今回はソノマ・コースト・ピノ・ノワール2020とライススピーパック・ピノ・ノワール2018を試飲しました。

ソノマ・コーストのAVA版のピノ・ノワールはワイナリーのページにも掲載していないワイン。ちょっとでも手の届きやすいワインということで造ってもらっているそうですが、細かい情報はほとんどありません。ストロベリーやラズベリーのジャム、酸がとてもきれいです。これを飲んでカリフォルニアのピノ・ノワールだと思う人はほとんどいないのでは? とても美味しく、安い値段ではないですが、それでもコスパ的に優秀と感じました。

ライススピーパックはセバストポールの町の近くにある畑で、砂混じりのロームと火山灰とが混じった土壌。ディジョン系とスワンのクローンを使っています。ソノマ・コーストと同様、ピュアな果実味がとてもエレガントで、旨味系やミネラル系の風味もあります。ソノマ・コーストよりも熟成を楽しむタイプといっていいでしょう。個人的には、今飲むならソノマ・コーストで十分だと思いますが、10年熟成させるなら、こちらを選びたいと思います。

ピノ・ノワール2種に加えてコール・ランチ・リースリング2020も試飲しました。こちらは非常にドライなリースリング、白い花や濡れた石、ミネラル感にあふれたリースリングです。カリフォルニアではリースリングを飲むことはあまりないので、きちんと評価するのは難しいですが、とても美味しく感じました。




Date: 2022/0720 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ilovecalwineの試飲会でポール・ラトー(Paul Lato)が作るハイド・ヴィンヤードのシャルドネとピノ・ノワールを試飲しました。

これまでサンタ・バーバラやサンタ・ルシア・ハイランズなどセントラル・コーストのワインで非常に高評価を得てきたポール・ラトーがついにナパの銘醸畑ハイドのワインを作ったということで、シャルドネやピノ・ノワールのファンなら見逃せないワインです。

畑ごとにワインにニックネームを付けるポール・ラトーですが、ハイドのシャルドネは「ゴールドバーグ・ヴァリエーションズ(Goldberg Variations)」。それに今回は#2と加えられています。2019年のワインでこれが2ヴィンテージ目だからということでしょうか(2018年は#1が付いていました)。また、ピノ・ノワールの方は「マジック・モーメンツ(Magic Moments)」。ヴィンテージは2020です。

シャルドネは香りの豊かさに加えてバランスが素晴らしい。オーベールのハイドのような濃厚な味わいではなく、すべての要素がタイトに引き締まっており、しかもレベルが高い。おそらく長期の熟成でさらに魅力を発揮するワインだと思います。

ちなみにこの試飲会では非常にレアかつ高評価かつ人気が高いピゾーニのシャルドネ「イースト・オブ・エデン2019」も試飲しました。イースト・オブ・エデンはミネラル感が強く、人によってはそちらを選ぶと思いますが、個人的にはハイドに軍配をあげます。

ピノ・ノワールはカレラのクローンを使っているとのこと。黒果実や青果実の風味まで感じられるところなど、カレラの雰囲気と少し似ているかもしれません。ただ、カレラは少し重さを感じることが多いですが、ポール・ラトーは軽やか。これも非常にバランスがいい。シャルドネよりもさらにレベルが上かもしれません。

久しぶりに興奮するくらい美味しいシャルドネとピノ・ノワールでした。

Wassy'sです。



柳屋です。


ココスです。

Date: 2022/0719 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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かつてセインツベリーのセカンドラベルだった「ガーネット」ブランド。現在はブロンコ傘下になっていますが、そのシャルドネとピノ・ノワールがスポットで国内入荷しています。

シャルドネは2016年で産地はモントレー、ピノ・ノワールは2013年で産地はソノマ・コースト。シャルドネは税込みでも1600円台、ピノ・ノワールは税込みで2068円(税抜きなら1880円と1000円台)とかなりお買い得です。

コロナ禍で需給バランスが崩れた影響で、売れ残っていたものをインポーターの布袋ワインズが安く入荷したもの。オーナーがソノマに住む同社ならではの買付です。

ショップはアサヒヤワインセラーです。


Date: 2022/0715 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天のワインショップ ドラジェでナパのワイナリー「ドメーヌ・ナパ」のナパ・ヴァレー・シャルドネ2014が税込み2728円と安くなっています。

ドメーヌ・ナパについては調べてもほとんど情報が出てきません。おそらく現在は廃業してしまったか、輸出専用のブランドかといったところでしょう。インポーターの布袋ワインズが現地で売り先に困っていたものを発掘したといった感じだと思います。

ナパ・ヴァレーのAVA名の付いたシャルドネでこの価格は、かなり安いと思います。ヴィンテージ的にも飲み頃といっていいでしょう。ショップのコメントを見ると、樽の効いたリッチ系の味わいのようです。

なお、同じワイナリーのナパのピノ・ノワール(産地はアトラスピーク)も3000円台とかなり安いです。



Date: 2022/0714 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ナパのレアム・セラーズ(Realm Cellars)のロゼが日本市場に入ってきています。レアムといえば「パーカー100点」を12本も輩出している超プレミアム・ワイナリー。カルトワインブーム以降に誕生したワイナリーの中ではハンドレッド・エーカーと並んで高評価を得ています。

ロゼを作ったのはこれまで2020年の一度きり。2020年は「グラスファイアー」と呼ばれる山火事でナパにも大きな被害が出た年で、特に赤ワインの生産量は3割ほども減っています。特にプレミアムなワイナリーでは生産を諦めたところが多いのですが、レアムは早摘みしたメルローを使ってロゼを作ることにしたのでした。

あくまで窮余の策として作ったワインですから、通常のコンディションであれば今後は作られないはずのワイン。むしろそうあってほしいと願うところです。

1万円を超えるロゼとしては相当高価なワインですが、ワイン・アドヴォケイトでは90点とロゼにしてはかなり高い評価も出ています。

また、柳屋で売っている「プレシャスツイン」も同じワインですが、ボトルの調達の問題でボトリング時期がずれたため、別の名前にしているとのことです。

ココスです。


青山ワインマーケットです。


柳屋です。


ロゼついでに紹介しておきます。プリズナーのロゼも国内入荷しています。日本に入ってきたのは120本だけというからこれも相当の珍品ですが、値段は控えめです。品種はピノ・ノワールとシラー、グルナッシュ、ムールヴェードル。

柳屋です。


カリフォルニアワインあとりえです。

Date: 2022/0712 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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2021年のワイン・スペクテーター「ワインオブ・ザ・イヤー」を獲得したドミナス(Dominus)2018が国内に入荷しています。

ドミナスはシャトー・ペトリュスなどを有するムエックス家のクリスチャン・ムエックスがナパのヨントヴィルに開いたワイナリーです。1980年代からナパのトップワインの一つとして高い評価を受け続けています。

例えばワイン・アドヴォケイトでは100点4回、99点以上が7回、今回の2018年も99+という点数です。アントニオ・がっローニのヴィナスでは100点は1回だけですが、2018年は99点とやはり高評価。このほかジェームズ・サックリングとジェブ・ダナックも2018年のドミナスに100点を付けています。

ユニークなのは当初から灌漑なしで栽培をしていること。ナパではかなり珍しいです。また、有機栽培を行っています。そういう意味ではここも自然派と言えなくはないですが、自然派の文脈で語られることはほとんどないようです。

価格は5万円台~と、オーパス・ワンと同等クラス。評論家の評価で言えばこちらの方が上ですが。



Date: 2022/0706 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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3月に「ドルーアンが造る高評価のオレゴンピノが格安」という記事で紹介したドルーアンがオレゴンで作る「ローズロック」。ドルーアンといえばブルゴーニュからオレゴンに来たパイオニアですが、そこがエオラアミティヒルズに新たに作った畑が「ローズロック」です。

ここの2019年に評論家が軒並み高評価を付けているのです。

ワイン・アドヴォケイトではスタンダードのピノ・ノワールとゼフィリーヌ(Zephirine)というポジティブ・セレクションのピノ・ノワールがともに97点、シャルドネはマリゴールド(Marigold)というポジティブ・セレクションが97点で、なんとスタンダードのシャルドネが99点。ワイン・スペクテーターでもスタンダードのピノ・ノワールが95点、ジェームズ・サックリングもスタンダードのピノ・ノワールに94点を付けています。

3月の入荷分はものの2日ほどで売り切れてしまっていましたが、別のショップで今は50本ほども在庫があります。価格は税込み4000円台で、ワイナリー価格の35ドルと較べても今の円安で計算すると、むしろ安いくらい。超お買い得であるのは間違いありません。


Date: 2022/0627 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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Twitterの中高年の知り合いが集まった「お達者クラブ」、北は青森、南は福岡からの参加で、思い出したかのようにときどきオンラインで、皆で同じワインを飲むワイン会をしています。今回からは若い女性も2人「介護役」として参加しました。
メンバーなどは安ワイン道場の「2022年6月:稽古日誌」に載っておりますのでここでは割愛。

今回はテーマワインを選んだのは私。選んだのは「オッド・ロット レッド・ブレンド 2019」です。


このワイン、プティ・シラーとプティ・ヴェルドのブレンドというちょっと珍しい(ほかにもありますが)構成。2000円台と比較的リーズナブルな価格で果実味豊か。ジューシーさをしっかりとした酸とタンニンが支えて、甘ったるい仕上がりにはなっていないところもいいワインです。

これを選んだ一番の理由は、プティ・シラーが中心であること。

カリフォルニアらしいブドウ品種というとジンファンデルを思い浮かべる人が多いと思いますが、ジンファンデルはイタリアのプリミディーボと同じ品種であることが判明しており、イタリアでプリミディーボのワインは結構作られているので、実はカリフォルニアの専売特許というわけでもありません。一方、プティ・シラーはシラーとプールサン (Peloursin)という品種を交配したもので、正式名称はデュリフ(Durif、開発した人の名前から取ったもの)。19世紀にフランスで作られた品種ですが、今はカリフォルニア以外ではごくごく少量しか作られていません。また、プティ・シラーは非常に色が濃く、タンニンも酸も豊富な品種で、昔から「歯を紫に染める」ワイン(日本でいうとお歯黒ですね)とも言われていました。そういう意味でも、ジンファンデル以上にカリフォルニア的なブドウではないかと思って選んだわけです。

また、このワインを作っている「シャイド・ファミリー」はモントレーのブドウ畑の約1割を持つ栽培家であり、近年は様々なコスパブランドで名を馳せています。畑はすべてサスティナブル、有機栽培認証も取ろうとしています。モントレーという産地や、シャイドのことも知ってほしいという気持ちで選んだワインです。

介護役の二人が、このワインでなく「カベルネ・ソーヴィニヨン+シラー」のもうひとつのオッド・ロットのワインを買ってしまったというお笑いの一幕もありましたが、せっかくの機会なので、上記のような話も勝手にプレゼンさせていただきました。

カベルネ・ソーヴィニヨン+シラーのワインについてはこちら(コミックのラベルが楽しいユニークなブレンド第2段、味もあなどるなかれ)。

ラベルもユニークでかわいいので、個人的にも気のおけない友人へのプレゼントなどに使わせていただいているワインです。





Date: 2022/0624 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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柳屋にフィールド・レコーディングスのピノ・ノワールが入荷しています。エレガント系ピノ・ノワールとしては極めてコスパ高く、個人的にはコロナ直前の2020年初頭から大プッシュしているワインでありワイナリーなのですが、今一つ扱いが増えないのを残念に思っていました。ようやく柳屋にも入った(以前からシャルドネとオレンジワインの「SKIN」は扱っていましたが)ので、これから人気が上がるのではないかと期待しています。

コスパがいいのも当然で、ワイナリー価格が25ドルですから、仮に1ドル130円としても3250円。消費税を入れたら3500円を超えます。それが税込み3000円そこそこで買えるのですから、にほんの価格はかなりがんばっているのです。

加えて、このワインのブドウの産地であるエドナ・ヴァレーは今でこそマイナー産地ですが、今後このあたりは注目されていくでしょう。今年はエドナ・ヴァレーを含む「SLO(スロー)コースト」AVAが認定され、これからは隣のアロヨグランデとともにSLOコーストとしてブランディングされていくことになると思います。カリフォルニアの中でも一番冷涼な産地であり、冷涼系がもてはやされる時代にマッチしています。


Date: 2022/0623 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ウメムラで「ザ・ペアリング」の5品種セットが送料込みで16856円と安くなっています。

NHK「あてなよる」でザ・ペアリングのソーヴィニヨン・ブランを激賞

この記事で取り上げたソーヴィニヨン・ブランも入っています。番組後はすぐに市場から消え去り、ようやく次の入荷が来ました。

ザ・ペアリングはスクリーミング・イーグルのオーナーがサンタ・バーバラに持つ2つのワイナリー「ヒルト(Hilt)」と「ホナタ(Jonata)」のセカンドワインという位置付けです。ヒルトはブルゴーニュ系の品種、ホナタはボルドー系やローヌ系を手掛けています。このセットにはヒルト系のピノ・ノワールとシャルドネ、ホナタ系のレッド(カベルネ・ソーヴィニヨン主体)、シラー、ソーヴィニヨン・ブランと、代表的な5つのワインが入っており、サンタ・バーバラの実力を比較的手頃な価格で体験できます。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【送料無料】ザ・ペアリング 飲み比べ 紅白5本セット
価格:16856円(税込、送料無料) (2022/6/23時点)


Date: 2022/0620 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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オー・ボン・クリマ(Au Bon Climat)のフラッグシップのシャルドネ「ニュイ・ブランシュ・オー・ボージュ(Nuits-Blanches au Bouge)」。新ヴィンテージの2019年がリリースされ、Wassy'sに入荷しています。
独歩
毎年キャッチフレーズが付くこのワイン。2015年の「無二」、2017年の「唯一」と、このところ1年おきに日本語のキャッチフレーズが付いていましたが、2019年は「独歩」と三度日本語となりました。

昨年亡くなった創設者のジム・クレンデネンが日本好きで、コロナ前は年に数回来日するのが当たり前のほどだったほか、二人の子供イザベルさんとノックスさんも日本好き。イザベルさんは日本の漫画が大好きで日本語を勉強していましたし、ノックスさんは、この春まで日本で大学に通っていました。そういったこともあっての日本語キャッチフレーズですが、特に今回は二人がこれからワイナリーを引き継いでいく決意も表しているようです。

まだ若く、経験もほとんどない二人ですが、幸い周囲のワイナリースタッフは変わっていないようですから、ワイン造りもこれまで通り進み、二人も成長していくことだろうと思います。


Date: 2022/0617 Category: おすすめワイン
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ハーラン・ファミリーの作るワインの中で最も安価なマスコット(Mascot)の最新ヴィンテージ2017年が国内に入荷しています。

ハーラン・ファミリーではハーラン・エステートを筆頭として、そのセカンドにメイデン(Maiden)があり、またナパの「グラン・クリュ」のカベルネ・ソーヴィニヨンの畑からテロワールを表現するワインを作るボンド(Bond)にはセカンドとして各畑のブレンドであるメイトリアーク(Matriarch)があります。

また、3つめのプロジェクト「プロモントリー(Promontory)」には「ピナルティマット(Penultimate)」というセカンドと思しきワインが2020年に追加されました。

一方、マスコットはハーランやボンド、プロモントリーの畑から若木のブドウを中心にして作ったもので、今や当主となったウィル・ハーランが、ハーランで働くようになって最初に手掛けたワインでもあります。日本に入り始めたころは4万円近くしましたが、現在は実売2万円程度からと価格もだいぶ下がっています。

実は前述のメイデンやメイトリアークは、輸入元の中川ワインでも現在ほとんど扱いがありません。畑の樹が成熟してきてセカンドに回るものが減り、輸出されなくなっているようです。ピナルティマットについては、そもそもメーリング・リストだけの販売と思われます。

マスコットは若木の成熟で味わいも当初より向上しています。おそらく収穫から5年以内の早飲みならば、ファーストのワインと比べても遜色ないのではないかと思います。実際、ハーランのセミナーではマスコットが一番おいしく感じたという人も珍しくありません。

個人的にはオーパス・ワンのセカンドワイン「オーバチュア」に3万円出すなら、マスコットの2万円の方がだいぶ魅力的に感じます。

円安がしばらく続きそうなことを考えても。今は買い時かもしれません。

トスカニーです。


Wassy'sです。ヴィンテージは2016。


ココスです。ヴィンテージは2016。


しあわせワイン倶楽部です。2016年。


カリフォルニアワインあとりえです。

Date: 2022/0525 Category: おすすめワイン
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ジョシュ・セラーズ(Josh Cellars)は、ジョセフ・カーのワイナリー。ニューヨークのホテルなどで働き、一念発起して2001年にカリフォルニアに移り、ワイナリーを始めました。最初はナパで高級ワインのジョセフ・カーを立ち上げ、2005年に始めたのがカジュアルなジョシュ・セラーズです。当初のワインメーカーはベテランのトム・ラーソンという人。余談ですが、トム・ラーソンがソノマで営むラーソン・ファミリー・ヴィンヤードは今年3月火事でテイスティング・ルームなどが燃えてしまうという災難にあっています。

2010年ころから売上が伸び始め2015年には100万ケースを造るほどになりました。2019年には11ドル以上のワインの売上高で全米ナンバーワンになっており、2021年にはワイン・エンスージアストのアメリカン・ワイナリー・オブ・ザ・イヤーに選ばれています。

その代表的なワインがカベルネ・ソーヴィニヨンで、2019年のカベルネ・ソーヴィニヨンやバーボン・バレル熟成のカベルネ・ソーヴィニヨンが、17ドルという価格ながらワイン・エンスージアストで91点と高得点を取っています。カベルネ・ソーヴィニヨンは同誌のエディターズ・チョイスにも選ばれており、バーボン・バレル熟成のものも「バーボン・バレル・スタイルのワインの中でベストの一つ」と評価されています。ちなみにこの両ワインに加えて2020年のシャルドネと2020年のジンファンデルが今年のサクラアワードでゴールドに選ばれています。

価格も実売税込みで2000円台前半からですので、今の為替レートではワイナリー価格より安いくらいです。





Date: 2022/0520 Category: おすすめワイン
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故ロバート・モンダヴィの次男ティム・モンダヴィが造るコンティニュアム(Continuum)。今やプリチャード・ヒルのみならず、ナパを代表するワインの一つと言ってもいいでしょう。プリチャード・ヒルに畑を買うときには、存命だったロバート・モンダヴィも畑を見に行ってOKを出した、モンダヴィ翁にとっても最後のプロジェクトとなるワイナリーです。カベルネ・フランが3割程度入ることで、濃厚でありながらも軽さやエレガンスを出している素晴らしいワインです。



先日のWINE TO STYLEの試飲会では最新ヴィンテージの2019を試飲しました。カベルネ・フランの比率は37%とこれまでで一番高くなっています。そのためか、これまで以上にエレガンスさが出てきているように感じました。ちなみに、2018年については「モンダヴィ系プレミアムカベルネの頂点 コンティニュアムが格安」の記事でコメントを書いていますが、カベルネ・フランが31%と上がって、よりエレガントになったと、同じようなことを言っていますね。

そういえば、ハーランも2020年以降、スタイルを少し変えてより軽い作りを目指しているということで、ナパのワインのエレガント志向がこれから強くなってくるのかもしれません。

というわけで2019年も非常に素晴らしかったのですが、残念ながら価格は大幅に上がります。希望小売価格4万5000円。今の為替と近年の高評価を考えたら仕方ないですが、きついですね。

2018年はまだ店頭にはいくらか残っており、3万円台で購入できます。はっきり言って、ナパのワインでこのクオリティで3万円前半はバーゲンといってもいいくらいです。円安が解消されない限りはもう難しいかもしれません。今が買い時なのは間違いありません。

ウメムラです。

ノムリエ・ザ・ネットです。

カリフォルニアワインあとりえです。

柳屋です。

Date: 2022/0516 Category: おすすめワイン
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サンタ・バーバラでグラン・クリュの畑を選ぶとしたら、確実にその一つに入るのがサンタ・マリア・ヴァレーのビエン・ナシードです。そのビエン・ナシードを開拓したオーナーであるミラー・ファミリーが手掛けるコスパ系ブランドの一つがバラード・レーン(Ballard Lane)。サンタ・バーバラの中でも冷涼から温暖まで多様な気候を持つサンタ・イネズ・ヴァレーでワインを造っています。

先日開催されたアイコニックワイン・ジャパンの試飲会で、コスパの高さで一番目を引いたのがここのワインでした。


ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワール、ジンファンデル、カベルネ・ソーヴィニヨンと5種類いずれも希望小売価格2200円(税抜き)。ワイナリー価格の15ドルと比べても遜色ない、かなり安い値付けになっています。

全種類試飲した中では特にシャルドネとピノ・ノワールが良かったです。シャルドネは樽もしっかり効いたフルボディの作り。そこまではこの価格帯でもほかにも対抗馬がありますが、このワインは特にミネラル感がたっぷり。これは2000円前後のワインではなかなか見られない味わいです。

ピノ・ノワールはプティ・シラーを2%ブレンドしています。ボディは結構しっかりしていて、果実味も豊かですが、これはさらにスパイスの風味が味わえます。プティ・シラーをブレンドした効果でしょうか。2000円前後のピノ・ノワールの中では抜群の出来だと思います。

ヴィンテージはいずれも2018年。非常にコンディションのいい年ですから、そのおかげもあるのでしょう。

ココスです。


Date: 2022/0513 Category: おすすめワイン
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プリズナーは今世紀最大のカリフォルニアワインのヒットブランドと言っていいでしょう。創設者のデイブ・フィニーは何の資金も後ろ盾もなくワイン造りを志し、最初はロバート・モンダヴィで働き始めました。次の年になんとかジンファンデルのブドウを調達してワイン造りを始め、2000年に始めたレッド・ブレンド「ザ・プリズナー」が大ヒットします。近年のレッド・ブレンド・ブームはほぼこのブリズナーのヒットにあやかったものと言っていいでしょう。

このワイナリー「オリン・スイフト」から2016年にはプリズナー・ブランドを約300億円でコンステレーション・ブランズに売却、さらにオリン・スイフトもガロに売却しています。プリズナーは今ではナパにテイスティング・ルームもオープンし。大人気ブランドとしての地位を確立、オリン・スイフトも次々にヒット作を造っています。

このプリズナーのワイン、日本ではネット販売が許可されていなかったのが、今回「アンシャックルド」というカベルネ・ソーヴィニヨンが解禁になりました。同時にこれまで6000円台とちょっと割高感があった価格も税込み4000円台半ばに変更、ワイナリー価格26ドル(税抜き)からみて妥当な範囲になりました。

これまでもプリズナーのワイン、ネットに全く出ていなかったわけではないのですが、割高感からこのサイトではほとんど紹介していなかったのですが、今回の値段なら十分ありなワインだと思います。基本的に果実味のしっかりした濃厚系のワインですので、フルーツ爆弾的なワインが好きな方にお薦めします。

しあわせワイン倶楽部です。


カリフォルニアワインあとりえです。

Date: 2022/0511 Category: おすすめワイン
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ドラジェでナパ・ソノマのワイン3本のセットがお得です。
ナパからはトレフェッセンのメルロー2016。先日別の記事でも紹介していますが通常より2割ほども安い5000円台前半になっているワインです。ドラジェの価格は5280円(税込み)。もう1本ナパからはコスパの高いワインを次々に出しているマイケル・ポザーンの中でも人気の高いアナベラ。単体価格は3135円です。
ソノマからはハウス・オブ・カーズのシャルドネ2019。このワイナリーはあまり知りませんが、ケンダル・ジャクソンのワインメーカーなどを務めてきた人のワイナリーだそうです。単体価格は2990円。
合計すると11,405円のところが9900円と1割以上安く、さらに送料も無料です。実質的に2割くらい安くなっている感じですね。

トレフェッセンのメルローだけでも送料いれたら8000円近くの店もあるくらいですから、かなりお得感はあると思います。


Date: 2022/0505 Category: おすすめワイン
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先日「レーヴェンスウッド復活、都光の試飲会から美味しかったワイン」という記事で紹介した「ナパ・バイ・ナパ」。もちろんナパ産のワインですが、インポーター資料では希望小売価格5400円となっていました。それが今、半額セールになっており税込みでも2000円台で買えます。

いかにもナパらしい華やかな味わい。5000円台だとブームになったナパ・ハイランズを初め、強力なライバルも多く、これだけが突出しているとは言えないところですが、2000円台ではナパ産のワインはあまりありません。ナパのワイナリーであってもこの価格帯では他地域のブドウを使っていることがほとんどです。

文句なくお買い得です。

カリフォルニアワインあとりえです。



ドラジェです。



セラー専科です。4本1万円で送料無料。

Date: 2022/0503 Category: おすすめワイン
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先日「レーヴェンスウッド復活、都光の試飲会から美味しかったワイン」という記事でも紹介したように、ブランド売却後に途絶えていたレーヴェンスウッド(Ravenswood、レーヴェンズウッド)の輸入が再開されました。ヴィントナーズ・ブレンドとローダイの2つのジンファンデルです。早くも柳屋で販売が始まっています。

ヴィントナーズ・ブレンドは2000円前後のジンファンデルのベンチマーク的といってもいいでしょう。安心して飲めるブランドです。一方のローダイは「カントリー・シリーズ」と呼ぶ1ランク上級のジンファンデル。このシリーズ、以前は他の地域のものも輸入されていましたが、その中でもコスパで抜きん出ていたのがローダイで、今回もそれが選ばれたのは納得です。柳屋では税込み2000円台と安くなっています。

1000円近い価格差がありますが、個人的にはこの2本ならローダイを選びたいところです。複雑さが全然違います。これで2000円台はお買い得でしょう。



Date: 2022/0502 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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トレフェッセン(Trefethen)のメルロー 2016が税込み5000円台前半と、安く入荷しています。コロナの影響によるバックヴィンテージの特別入荷で通常の2割引になっているようです。

トレフェッセンはナパのオーク・ノールにある老舗ワイナリーでパリスの審判の3年後の1979年にはゴーミヨ誌による「ワインオリンピック」でシャルドネ世界一にもなったことがあります。

オーク・ノールに自社畑を持ち、そこで多様な品種を栽培しています。ナパの中では冷涼系のカーネロス、カベルネ・ソーヴィニヨンなど温暖系の品種が中心になるヨントヴィルの間という気候を生かしています。ナパの中ではエレガント系のしみじみ美味しいワインを造るワイナリーです。




Date: 2022/0414 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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アイコニックワイン・ジャパンの谷口さんが葡萄畑ココスのYouTubeチャンネルで「ほぼ!オーパスワンなのに5000円で購入できる!? 2022年イチオシのカリフォルニアワインをご紹介!」としてワインを2本紹介していました。

どちらもナパのワインで希望小売価格は5000円台と、決して安いワインではありませんが、動画では「オーパス・ワンの8割」とか85%などとその味わいを評価しています。

本当にオーパス・ワンの8割の美味しさなのかは置いておきますが、私も試飲会でチェックしていた美味しかったワインに入っていました。

ラザフォード・ロードの方はカベルネ・ソーヴィニヨン100%、ラザフォードが90%でオークヴィルが10%とまさに王道を行く構成。ナパらしい芳醇さを求めるならこちらでしょう。一方のナパ1847というのは1847年にナパがカリフォルニア州の「郡」になったことを意味する名前。こちらはカベルネ・ソーヴィニヨン90%で、メルローが6%、プティ・ヴェルドとマルベックが2%ずつ。スプリング・マウンテンのブドウも30%含まれており、よりストラクチャーを意識した作りになっています。

どちらもやっぱり高いよ、という人には写真左のジアポーザもお薦めです。こちらはナパのブドウを40%使っています。

ちなみにこれらのワインはすべてマイケル・ポザーン(Michael Pozzan)ワイナリーによるもの。ここは、今ナパのコスパワインとしては大注目のワイナリーです。これらのほかに「マイケル・ポザーン」や「アナベラ」のワインも国内で売られています。

ココスです。



柳屋です。


Date: 2022/0413 Category: おすすめワイン
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ドラジェでウェンテのシャルドネ「モーニング・フォグ」がセールになっています。税込み1815円という価格は、ワイナリー価格の税抜き18ドルと比べても安くなっています。

リヴァモア・ヴァレーの自社畑のブドウから作ったワインで、わずかにゲヴュルツトラミネールが入っています。

カリフォルニアのシャルドネの8割ほどがウェンテ由来のクローンとも言われており、中でもオールド・ウェンテと呼ばれるクローンはキスラーがそれを使っているブドウ畑だけを選んでいるなど最高級のシャルドネを生み出しています。モーニング・フォグにはウェンテのいくつかのクローンをバランス良く入れているとのこと。

このシャルドネは価格帯にしては非常にバランス良く作られているのが特徴。作り方にもそれが現れており、樽発酵とステンレス発酵を半々にし、ステンレス発酵のうち半分をシュール・リーで熟成させています。新樽は使っておらず、樽の風味も強すぎずにいい感じです。

ウェンテはもっと上の価格帯のものもいいのですが、このワインのコスパが良すぎて他にあまり目が行かないのが、もしかしたら最大の難点かもしれません。


Date: 2022/0412 Category: おすすめワイン
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カリフォルニアワイン協会の試飲会で美味しかったワインのシリーズです。

先日「1000円台で予想外においしかったピノ・ノワール」という記事でジェームズ・ブライアント・ヒルのワインを紹介しましたが、今回もこのワインと同じくモントレーのシャイド・ファミリーによるピノとピノのロゼです。

ここはすべて自社畑でサスティナブルの認証を受けています。近々有機栽培の認証も取る予定です。これで安くて美味しいのですから、文句のつけようがありません。ディストリクト7はジェームズ・ブライアント・ヒルと比べて果実のみずみずしさが光るような味わいでした。

ショップはトスカニーです。


Date: 2022/0411 Category: おすすめワイン
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3月に開催されたカリフォルニアワイン協会の試飲会で見つけたコスパワインを紹介します。ファブリストは昨年「注目の国内新入荷ワイナリー「ファブリスト」」などで紹介していますが、高品質でエレガント系のワインを手頃な価格で提供しています。今回は特にマルベックが印象に残りましたが、昨年人気でそうそうに売り切れたジンファンデルなども上出来です。




Date: 2022/0410 Category: おすすめワイン
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カリフォルニアワインの試飲会で印象に残ったワインの一つです。南カリフォルニアでは随一の知名度を誇るテメキュラにあるウィルソン・クリークの「アーモンド・スパークリングワイン」は、実際にアーモンドの果汁を加えたスパークリングワイン。

ほの甘で、たしかにアーモンドの風味がします。どこかで味わったことがあると思ったら杏仁豆腐でした。デザートワインほどは甘くないのですいすい飲めてしまう感じです。アルコール度数も11%とやや低め。

単体で飲んでもおいしいですし、インポーターによるとチョコレートにもあい、ピクルスや和食にも合うとのこと。パーティなどで出しても喜ばれそうな気がします。



Date: 2022/0405 Category: おすすめワイン
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先月のカリフォルニアワイン試飲会で見つけたワインの一つです。シャルドネが大人気(ピノ・ノワールもケンタッキーに合うワインとして紹介しました)のブレッド&バターからスパークリングが登場しました。

米国では55ドルするナパ・ヴァレー産のスパークリングやロゼはラインアップされていますが、このワインは未公表。現状日本向けだけに出しているそうです。シャルマ方式(タンク内二次発酵)を使っています。

青りんごや白桃の味わい、はつらつとした酸があります。トーストの風味にブレッド&バターらしさを感じます。カジュアルに楽しむタイプのスパークリングワイン。品種はシャルドネが35%ですが、あとは未公開とのこと。

一人でじっくり飲むよりもパーティなどで皆で楽しみたい感じのワインです。





Date: 2022/0402 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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先日、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の共同オーナーを引退して甥に譲ったことで話題になったオベール・ド・ヴィレーヌ。彼がカリフォルニアでハイド・ヴィンヤードのラリー・ハイドと造るワインがHdVです。ちなみに両家の関係はラリーのいとこがオベールの妻だということ。

HdVでは「カリフォルニアのDRC」としてピノ・ノワールを期待されたわけですが、2002年の設立から10年以上ピノはつくらず、初めて作ったピノは意外にもハイドではなくソノマ・マウンテンのぶどうを使ったものでした。このワイン「イザベル(YSABEL)」は「神の雫」にも取り上げられていますが、現在は造られなくなっており、今HdVが造るピノ・ノワールはハイドの「YGNACIA」となっています。

さらに言うと、HdV設立からずっとワインメーカーを努めてきたステファン・ヴィヴィアーは2020年にHdVをやめており、現在は自身のヴィヴィアー(Vivier)とロング・メドウ・ランチ(Long Meadow Ranch)だけになっています。

そういう意味でも貴重なイザベルの一連のバックヴィンテージがしあわせワイン倶楽部に入っています。限定数なのでお早めに。






Date: 2022/0331 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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先日、恵比寿のWINE MARKET PARTYで購入したのがこのワイン。店内のPOPには「果実味タップリのグラマラスなスタイルのピノ・ノワール」と書いてあったので、ブレッド&バターのピノ・ノワールとかメイオミのピノ・ノワールのような甘みの強いタイプかと想像したのですが、意外にもしっかり酸もあってバランス良く美味しいピノ・ノワールでした。

ジェームズ・ブライアント・ヒルというのはゴールドラッシュのころにモントレーにやってきて畑を開墾した人だそうです。その畑の場所にブドウ畑を作ったのでゆかりの名前を付けたということのよう。あまり情報がないのですが、モントレーでサスティナブルな自社畑のブドウでワインを作っているということで閃きました。「モントレーのコスパ王」と個人的に呼んでいるシャイド・ファミリー傘下のワイナリーではないかと。

実際、シャイドのブランドの一つであることも確認できました。いや、さすがですね。意外にもモントレーにベースがあるのに、これまでシャイドのピノ・ノワールはほとんど飲んだことなかったのです。

1000円台のピノ・ノワールは、これまでマックマニスくらいしか飲んだことなかったですが、これくらい気軽に飲めて美味しいワインがあるといいですね。


Date: 2022/0329 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ワインメーカーは総勢8人、しかもランディ・ダンやフィリップ・メルカ、ミシェル・ロランといった高名揃い。そんなワイナリーは想像できないと思いますが、実際にそれをやっているのがワシントンのロング・シャドウズ(Long Shadows)です。

創設者のアレン・シャウプが考えたのはワシントンのワールドクラスのブドウを使って世界の一流ワインメーカーがワインを作ったらどうなるだろうか、ということ。そこで、このワイナリーではワインメーカーごとに自分のワインを造るということを始めたのです。例えばランディ・ダンが造るのは「Feather」という超熟型のカベルネ・ソーヴィニヨン、ミシェル・ロランは「Pedestal」というメルローベースのワイン。フィリップ・メルカは「Pirouette」というボルドーブレンドを作っています。

造るワインごとに発酵槽も熟成槽もワイン造りも違うため、ワイナリー側はとても大変だそうですが、面白いプロジェクトですね。ワインメーカーによってどういうワインができ、どう違うのか。また同じワインメーカーのカリフォルニアとワシントンの違いなど低スティグしたら楽しそうです。

ランディ・ダン


フィリップ・メルカ


ミシェル・ロラン


ジョン・デュヴァル(グランジのワインメーカー)
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ロング・シャドウズ シークオル・シラー2014No.107185
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アンブロージオ・フォロナーリとジョバンニ・フィオナーリ

Date: 2022/0326 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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先日行われたカリフォルニアワインの試飲会で美味しかったワインの一つとして記録しておいたのがシニョレッロ(Signorello)の新作カベルネ・ソーヴィニヨン「S」。

シニョレッロとして作っているワインはナパの自社畑からのエステート・ワインのみ。自社畑はナパの中ではかなり南の方、オーク・ノールをわずかに東にはずれたところにあります。一方、この「S」はセント・ヘレナやハウエル・マウンテンなどナパの他地域のブドウを使って仕上げたもので、高級カベルネらしい凝縮感やしなやかなタンニンを持ちながら、非常にバランスのよい作りになっています。

シニョレッロには、ソノマのアレキサンダー・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンを使った「エッジ(Edge)」やより安価な「トリム(Trim)」もありますが、こちらはより飲みやすい作り。高級感という意味では「S」の方がかなり上手です。ジャンシス・ロビンソンのサイトへのレギュラー寄稿者であるアルダー・ヤローは10点満点で9~9.5としています。

Sは昨秋デビューしたばかりのワインで、最初のヴィンテージが日本にも入ってきています。米国で75ドルが8000円台は円安の今は、現地価格以下。かなりお買い得で魅力的なワインです。シンプルなデザインもおしゃれ。


エッジの新ヴィンテージも入っています。

Date: 2022/0325 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ドルーアンといえば、ブルゴーニュからオレゴンにワイナリーを作った先駆者として知られています。そのドメーヌ・ドルーアンはオレゴンで最初に開拓されたダンディー・ヒルズにありますが、2013年にエオラ・アミティ・ヒルズに新しい畑ローズロックを購入し、「ローズロック・ドルーアン・オレゴン」というブランドを構築しました。

エオラ・アミティ・ヒルズはイヴニングランドやリングア・フランカなどがある、オレゴンの中でもホットな地域。西側に海岸山脈のギャップがあり、太平洋からの冷たい空気が直接入ってくるため、オレゴンの中でも冷涼な地域になります。WANDSマガジンの記事によると「ダンディー・ヒルズのピノ・ノワールがエレガントなシャンボール・ミュジニーならば、エオラ・アミティ・ヒルズはストラクチャーのあるジュヴレ・シャンベルタンだ」とのこと。

このローズロックの2019年が大変な高評価になっています。ワイン・アドヴォケイトではスタンダードのピノ・ノワールとゼフィリーヌ(Zephirine)というポジティブ・セレクションのピノ・ノワールがともに97点、シャルドネはマリゴールド(Marigold)というポジティブ・セレクションが97点で、なんとスタンダードのシャルドネが99点。ワイン・スペクテーターでもスタンダードのピノ・ノワールが95点、ジェームズ・サックリングもスタンダードのピノ・ノワールに94点を付けています。

国内にはピノ・ノワールが入荷しています。税別なら4000円台というのは評価を考えたらかなり格安。ワイナリー価格の35ドルは普通なら6000円くらいになりますから、その面でも格安。この高評価を考えると早々に売り切れそうです。シャルドネはそもそも入荷してくるかどうか…




Date: 2022/0321 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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4本セット9999円という格安で買ったワインのうちの1本を開けました。実は単体だと7000円台ということで、むちゃくちゃお買い得だったのですが、そのあたりを調べずに開けてしまったのは少しもったいなかったかもしれません。ラベルがかなり派手なので、そんなにいいワインではないのではと先入観を持ってしまいました。
ブートレグ(Bootleg)というワイナリーはナパをベースにしていますが、このワインはソノマ産。シラー主体でプティ・シラーをブレンドしています。ジャクソン・ファミリー傘下のワイナリーです。ウェブサイトにはあまり詳しい情報はなく、2019年からはGabe Valenzuelaという人がワインメーカーをしていますが、このワインは2015年なのでそれよりも前です。
濃厚フルボディですが、重くなく意外なほどスルスルと飲めてしまうワイン。シラーらしいホワイト・ペッパーなどのスパイス感があります。余韻も上々。これは1本あたり2500円の味ではないなとさすがに思いました。ワイン・アドヴォケイトとジェブ・ダナックが93点をつけています。見かけによらず、凄いやつです。これは美味しい。


Date: 2022/0308 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ナパのワインとしては異例のコスパを誇るカモミ(Ca' Momi)。シャルマ方式(タンク内二次発酵)でコスパの高いスパークリングワインを造るイーター(Iter)、実売1000円切りもあり安旨のシャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨンで早くも定番ワインの一角に名を連ねるようになったベンド(Bend)、ナパ中心の高品質ワインを2000円台で造るインディゴ・アイズ(Indigo Eyes)。

これらカリフォルニアの安旨ワインで有力なブランド、実はすべて同じワインメーカーが造っています。その凄腕がダリオ・ディ・コンティ(Dario di Conti)とステファーノ・ミゴット(Stefano Migotto)の二人。ステファーノは北イタリアで3代続くワイナリーの出身で1991年に「アメリカン・ドリームを夢見て」ナパに移住してきました。ダリオ・ディ・コンティもイタリアの出身で、14歳から「門前の小僧習わぬ経を読む」スタイルでワイン造りを学び始め、大学でも醸造を勉強しました。2003年に米国に移住し、ステファーノと共同でワインを作りはじめました(二人はイタリア時代から知り合いだったようです)。

二人が造るワイナリーは、調べられた範囲で以下の7つがあります。「Pra Vinera」以外は国内に入荷しています。実は大人気の「ブレッド・アンド・バター」の設立にもこの二人は携わっており、ブランド売却前はワインメーカーをしていました。安旨ワインの請負人と呼んでもいいかもしれません。

Adulation
Bend Cellars
Ca' Momi Winery
Indigo Eyes
Iter Cellars
ObscuRED
Pra Vinera Wines

この中でも、プレミアム寄りで力を入れていると言っていいのがカモミでしょう。ナパに自社畑を複数持ち、自社畑中心でワインを造っています。最近、カモミの中でも人気ワインだったレッド・ブレンド「ロッソ・ディ・カモミ」が生産中止という話が出ていますが、代わりに新たなブランドとして登場したのが上記の「ObscuRED(オブスキュアード)」です。このワイナリーではレッド・ブレンド1種類だけを造っています。

彼らの造るワインはどれも肩肘張らず、気楽に飲めるスタイルでわかりやすい美味しさを持っています。スパークリングで瓶内二次発酵の代わりにタンクでの二次発酵を使ったり、オブスキュアードで樽熟成の代わりに、オーク・ステーブと呼ぶ樫の木の板をタンクに入れて樽の風味を付けたり、と醸造でコストを削り、その分高品質なブドウの調達に注力しているようです。そういった点も安旨ワインのお手本といえそうです。

しあわせワイン倶楽部です



ココスです。


セラー専科です。



ココスです。


カリフォルニアワインあとりえです。



しあわせワイン倶楽部です。


Date: 2022/0304 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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エレガントの極み、フリーマンの新作スパークリング」という記事で紹介したフリーマンの初めてのスパークリングワイン「20 Anniversary YU-KI ESTATE BLANC DE BLANCS Sonoma Coast 2019」の先行予約が始まりました。

先行予約はFacebookで「フリーマン・ワイン・クラブ」に「いいね」している人が対象となります。申込方法もそちらに記述されています。本数は限定36本で、それを超えた場合は抽選になります。

価格は税別1万500円。今回は以下の特典があります。
1.日本国内であれば、送料無料にてお届け
2.ご購入後、アキコ・フリーマンさんとのトークセッションにご招待※
3.ワイナリー限定のノベルティをプレゼント
※希望される方のみでご都合をすり合わせた上で、少人数制度グループトークとなります

本当に繊細でエレガントなワイン、フリーマンらしいスパークリングです。
Date: 2022/0303 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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しあわせワイン倶楽部にデビル・プルーフ(Devil Proof)のマルベック「フォロー・ランチ(Farrow Ranch)」2019が入荷しています。2018年の同ワインはワイン・アドヴォケイトでカリフォルニアのマルベックとしては初の100点を取ったワイン(ほかにアルゼンチンで3本の100点があります)。2019年の評価はまだ出ていませんが、2019年も良好なヴィンテージなので高い点が出る可能性はかなりあるでしょう。

デビル・プルーフのワインメーカーであるジェシー・カッツは昨年、1本100万ドルというワインのオークション落札金額トップのワインを造った人でもあり、注目のワインメーカーの一人です(1本100万ドル、オークションで落札新記録 ソノマの無名ワインがなぜ?)。


Date: 2022/0302 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ナパヴァレー・ベスト・ソムリエアンバサダーの富滿さんとベスト・エデュケーターの四家さんが紹介するナパヴァレーのワイン第2段としてシルヴァー・オーク(Silver Oak)が登場していました。

こういった老舗ワイナリーのワインは、あまりブログで取り上げる機会はないので、久しぶりに紹介させていただきます。

1972年にRaymond Twomey Duncan(レイ・ダンカン)とJustin Meyer(ジャスティン・メイヤー)が設立したワイナリーで「Life is a Cabernet」のキャッチフレーズで知られています。ナパとソノマのアレキサンダー・ヴァレーの2つのカベルネ・ソーヴィニヨンだけを作り続けています(他の品種のワインは2000年ころからTwomeyのブランドで造っています)。動画でも紹介していますが、熟成にアメリカン・オークの樽を使うのが大きな特徴で、樽の甘やかな風味があるワインです。また、他のワイナリーよりも出荷までの熟成期間が1~2年長く、リリース直後から飲み頃になっているのも特徴です。「最も素晴らしいワインというわけではないかもしれないが、飲みやすいワインなんだ」とレイ・ダンカンは言っています。ある意味、最もカリフォルニアらしいカベルネ・ソーヴィニヨンですが、それほどガツンとくる味わいではなく非常にバランスのいいのも特徴です。

近年はサスティナブルなワイン造りに非常に力を入れており、環境に気を使っていることではカリフォルニアの中でもトップのワイナリーと言ってもいいでしょう(ワイナリーとしては初のLEEDプラティナムの認証を受けていたり、カリフォルニア・グリーン・メダルのリーダー・アワードを受賞していたりします)。



Date: 2022/0228 Category: おすすめワイン
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アメリカンフットボールのNo.1チームを決めるスーパーボウル。今年の優勝チームであるロスアンゼルス・ラムズのオーナー、スタン・クロンキーはナパのカルト・ワイナリー「スクリーミング・イーグル」のオーナーでもあります。そして、彼がサンタ・バーバラで造るブルゴーニュ系品種のワイナリーがザ・ヒルト(The Hilt)。冷涼なサンタ・リタ・ヒルズの中でも海に近く強風が吹き荒れる過酷なところに畑を持ち、冷涼感のあるシャルドネとピノ・ノワールを造っています。今やサンタ・リタ・ヒルズを代表するワイナリーの一つと言ってもいいでしょう。

ヒルトのワイン、日本の価格はかなり格安感がありますが、その中でさらにウメムラがシャルドネとピノ・ノワールのセットを3月いっぱいまでセールになっています。どちらもヒルトの中ではエントリーレベルですが自社畑のブドウを100%使っており、エントリーレベルというのは品質が低いのではなく、上位レベルのものがニューワールドスタイルとオールドワールドスタイルに2分しており、その中庸であることがエントリーレベル。すなわち一番とっつきやすいワインという位置づけです。

シャルドネもピノ・ノワールもワイナリー価格が45ドル(税抜)のところが2本セットで税込み9493円。15%ほど現地価格より安い計算になります。

2018年は冷涼感のあるブドウにとっていいヴィンテージであり、Vinousではピノ・ノワールが93点、シャルドネが92点という評価になっています。


Date: 2022/0226 Category: おすすめワイン
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高品質で低価格のヴィオニエで話題を読んだロウアー(Lawer)の2014年のカベルネ・ソーヴィニヨンが特別価格で入ってきています。4割引で税込みでも6000円強。現地価格では税抜で65ドル(ワイナリー価格は税抜75ドル)ですから、かなり安いです。

ロウアーのワインメーカーはケイリー・ゴット(Cary Gott)。ワインだけでなくハンバーガーショップなどでも有名なジョエル・ゴットの父親です。マムやスターリング、ラウンドポンド、ラムズ・ゲートなどで働き「ハイプロファイルなナパのワイナリーを造るレシピがあるとしたら、ケイリー・ゴットはそのキーの要素になるだろう」とナパ・ヴァレー・レジスター紙で書かれたほどの有名人です。

本数僅少ですのでお早めに。


Date: 2022/0220 Category: おすすめワイン
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お友達のMAMIさんが、私がお薦めしていたモンターニュ・ルース(Montagne Russe)のピノ・ノワールを飲んでツイートしていました。


モンターニュ・ルースのワイン、以前以下の2記事で紹介していますが、冷涼系でバランス良く美味しいピノ・ノワールとしてはリーズナブルな価格で売っています。生産量はそれぞれ数十から数百ケースとかなり少なく、国内と米国の価格もあまり変わりません。
4000円台とは思えない秀逸なソノマコーストのピノ・ノワール
秀逸なリッチ系シャルドネが5000円台前半で

2018年のピノ・ノワールはワイン・スペクテーターで91点、ソノマの40ドル以下コスパワイン13本という記事で取り上げられています。



シャルドネも以前より安くなっています。
こちらは特定区画のブドウだけを使った上級版で、ワイナリー価格は2019ヴィンテージで54ドル。日本の方がだいぶ安くなっています。

Date: 2022/0219 Category: おすすめワイン
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近年増えている「ユニバーサル」タイプのワイングラス。赤ワインでも白ワインでも美味しく飲めるので便利ですが、やや価格の高い製品が多いのがネックでした。例えば、このタイプを広めた立役者の一つであるジャンシス・ロビンソンのグラスだとペアで1万4000円となかなか高価。ちょっと躊躇してしまう価格です。

そのユニバーサルタイプのグラスの一つ「Gabriel Glas」が並行輸入品ですが安価で売っています。1脚税込み2190円、2脚なら送料無料のショップもあります。ちなみに正規輸入品では6600円となっています。


このグラスを知ったのは、SFクロニクルのライターによるグラスの記事で、彼女が使っているグラスがこれだとのこと。Gabriel Glasにはマシンメイドと手作りのものがあり、彼女は高価(正規輸入品では1万4850円)な手作りの方を使っているようですが、基本的に形やサイズはどちらも同じです。手作りの方は100gを切る超軽量なのが魅力ではありますが。

我が家も子供が成人になったのでグラスを増やしてもいいかと思い、購入してみました。確かに超軽量ではありませんが、それほど重いわけではないし、香りも取りやすく使い勝手もいい感じです。あまり軽量なものは洗うのも拭くのも怖いですし。


家で使っている他のグラスと並べてみた写真です。このほか白ワインではリーデル「オー」のリースリング/ソーヴィニヨン・ブラン用のものをよく使っています。

並べたグラスは左がリーデルVinumのカベルネ・ソーヴィニヨン用、右が木村硝子店のサヴァ24ozです。Vinumの方は20年以上使っていますが、丈夫で使い勝手のいいグラスです。カベルネ・ソーヴィニヨン用のグラスとしてはスタンダードといっていいのではないでしょうか。

Vinumのピノ・ノワール用も使っていましたが、それを割ってしまい、代わりに購入したのが木村硝子店のサヴァ24oz。超軽量で洗うときはいつもドキドキですが、ピノ・ノワールやいいシャルドネのときには素晴らしいグラスです。

Gabriel GlasはVinumのカベルネ・ソーヴィニヨンよりもちょっと背が高く腰高のスタイル。重さを図ってみたところ148gでした。サヴァ24ozは92gと本当に軽く、Vinumは200gとGabriel Glasよりもまだだいぶ重量級でした。

Gabriel Glas、お薦めです。





Date: 2022/0208 Category: おすすめワイン
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サンタ・バーバラで銘醸畑というとオー・ボン・クリマのお膝元であり、数々のワイナリーが素晴らしいワインを造っているサンタ・マリア・ヴァレーのビエン・ナシードが一番有名ですが、それと肩を並べるのがサンタ・リタ・ヒルズのサンフォード&ベネディクト・ヴィンヤードです。1971年に植樹されたサンタ・リタ・ヒルズで最も古いブドウ畑であり、サンフォードやオー・ボン・クリマなどが素晴らしいワインを造っています。

実はオー・ボン・クリマで一番高価なピノ・ノワール「ラーム・ド・クラップ」もサンフォード&ベネディクトのブドウを使ったワイン。茎まで熟成した年だけに全房発酵で造られるレアワイン。2001年と2005年に造られた以降は2016年まで10年以上も造られなかったという幻のワインです。

このサンフォード&ベネディクトのピノ・ノワールを造るワイナリーの一つがサンディ(Sandhi)。今やサンタ・リタ・ヒルズで最高のピノ・ノワールを造っているといっても過言ではないドメーヌ・ド・ラ・コート(Domaine de la Cote)の姉妹ワイナリーです。著名なソムリエであるラジャ・パーと日系2世のワインメーカーであるサシ・ムーアマンによるワイナリーで、自社畑のブドウを使ったワインをドメーヌ・ド・ラ・コート、買いブドウを使ったワインをサンディとしています。

サンディのサンフォード&ベネディクトは以前は1万円したのですが、価格改定でなんと6000円台に突入。かといって評価が低いわけではなく、今回の2017年はパーカー93+、ヴィナスで94点、ワイン・エンスージアストで93点と後方家です。この価格ながら実は184ケースしか造っていないレアワインでもあります。こんなワインが日本に入ってきているだけでもありがたいと思う今日このごろです。


Date: 2022/0201 Category: おすすめワイン
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しあわせワインクラブにピゾーニ・ヴィンヤードのピノ・ノワール(通称ピゾーニ・ピゾーニ)の2008年と2009年が入荷しています。国内入荷は年間数十本というレア物。毎年争奪戦になっています。

2008年は特にワイン・アドヴォケイトで98点と過去最高得点を取った年です。

売り切れていたらすみません、



Wassy'sには2019年のマグナムが残っています。

Date: 2022/0131 Category: おすすめワイン
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一時期輸入が途絶えていたナパのワイナリー「ピーター・フラヌス(Peter Franus)」の輸入が再開しています。ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、メルロー、ジンファンデル、カベルネ・ソーヴィニヨンとフルラインアップがそろっており、いずれも完成度の高いワインになっています。

その中でも特筆すべきなのはマウント・ヴィーダ―のブランドリン・ヴィンヤード(Brandlin Vineyard)のブドウを使ったジンファンデルとカベルネ・ソーヴィニヨンです。標高300~400mほどのところにある畑で、マウント・ヴィーダ―らしいしっかりとしたストラクチャーとフレーバーが楽しめます。特にジンファンデルはマヤカマス山脈のナパ側ではあまり見かけない品種のように感じます。複雑さがあり、ジンファンデルの中でもかなり高レベルといっていいでしょう。あまあま系ではなく筋肉質でひきしまったジンファンデルです。



Date: 2022/0130 Category: おすすめワイン
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ケンタッキー
ソムリエの田邉さんが「ケンタッキーフライドチキンとワインのペアリング|田邉 公一 Wine director|note」という記事を書かれていたのが気になっていました。ブレッド&バターのピノ・ノワール、飲んだことなかったし、ケンタッキーに合うワインというのを考えたことがなかったし。また、記事中にケンタッキー州といえばバーボンで、バーボンも合うとあったことから、最近増えているバーボン樽のワインはどうなんだろうと思ったのでした。

試したワインは以下の3つ。
ワイン
バーボン樽のワインじゃなくスコッチ樽熟成のナーリー・ヘッドにしてしまいましたが、そこはご愛嬌ということで。ピーチー・キャニオンのジンファンデル・ブレンドは先日開けたものがまだ残っていたので、これも合わせてみました。多分、自分で考えたらケンタッキーにはジンファンデルを選びそうということもあります。

で、結論から言うと、この3つの中ではブレッド&バターのピノ・ノワールがベストでした。このピノ・ノワール、かなり甘やかさがあって樽の風味もしっかりあります。その風味やボリューム感にフライドチキンの脂やスパイス感がすごくよく合いました。田邉ソムリエさすがです。甘やかさやボリューム感など似た系統の味のピノ・ノワールだとメイオミもよく合いそうです。




ナーリー・ヘッドのシャルドネはリアルワインガイドで旨安大賞に選ばれたワイン。スコッチ樽熟成で樽感はしっかりあるのですが、甘やかさはブレッド&バターほどはなかったです。むね肉のところだと結構あいますが、もも肉など脂の多い部所には、もう少しワインのボリューム感がほしい感じです。同じナーリー・ヘッドでもバーボン樽熟成のカベルネ・ソーヴィニヨンとかカーニヴォのバーボン樽熟成とかの赤ワインの方が合いそうな気がします。




ピーチー・キャニオンのジンファンデル・ブレンド「インクレディブル・レッド」は先日の記事で「レッド・プラム、レッド・チェリーなどの赤系の果実味を最初に感じます。ブラックベリーなど黒系も少し。タンニンは中程度。酸はやや高く、ふくよかですが昨今のジンファンデル系レッドブレンドのような甘さはありません。ミディアムプラス程度のボディ。トーストやスパイスの風味もあって、余韻も上々」と書いています。

これもすごくおいしいジンファンデルなのですが、ケンタッキーと合わせるにはもっと甘い系のレッド・ブレンドがいいと思います。プリズナーとかオリン・スイフトのアブストラクトとか。手頃な価格帯だと人気の「689」のレッドとかも良さそうです。

Date: 2022/0128 Category: おすすめワイン
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カーネロスのソノマ側にあるワイナリー「クライン(Cline)」が英国向けに作っているワインがコロナ禍でキャンセルになって日本に限定入荷されています。クラインといえば、非常にコスト・パフォーマンスが高いジンファンデルやローヌ系のワインで知られていますが、クライン本体のものよりもさらに安くなっています。

ワインの名前はメドウホーク・セラーズとなっており、クラインの名前はありません。ブドウはコントラコスタのものでジンファンデルのオールド・ヴァインとなっています。

コントラコスタは砂地の土壌に100年を超える樹齢の自根のジンファンデルが残っています。有名な畑だとベッドロックが買い取ったエヴァンジェロ・ヴィンヤードがあります。ただ、有名産地ではないため、格安なワインになるのも特徴です。

とはいえ、クラインのコントラコスタのジンファンデルだと3000円くらいしますが、このワインは税込でも2000円切り。かなり格安になっています。輸入元は完売ということで在庫限りです。


Date: 2022/0124 Category: おすすめワイン
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数ヴィンテージぶりにもどってきたという、ピーチーキャニオンの「インクレディブル・レッド」を飲んでみました。
peachy canyon
ピーチーキャニオンはパソロブレスのワイナリー。良質のジンファンデルで知られており、このワインはジンファンデルブレンドでエントリーレベルのものになります。
ブドウの大半が自社畑になったとのこと。サスティナブルの認証も受けています。

レッド・プラム、レッド・チェリーなどの赤系の果実味を最初に感じます。ブラックベリーなど黒系も少し。タンニンは中程度。酸はやや高く、ふくよかですが昨今のジンファンデル系レッドブレンドのような甘さはありません。ミディアムプラス程度のボディ。トーストやスパイスの風味もあって、余韻も上々。

今回、しあわせワイン倶楽部の限定価格で税込み1000円台でしたが、3000円クラスの味わいと思います。こるはコスパ高い。お薦めです。

Date: 2022/0122 Category: おすすめワイン
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ヴィナスでソノマのレポートが公開されました。山火事の影響が大きい2020年のヴィンテージについては、シャルドネは影響が少なく、ジンファンデル特に古木の畑も比較的影響が小さかったようです。一方、シラーは比較的煙の影響を受けやすいことなどがわかってきました。

それはそれとして、ソノマのワインをいくつか調べていたら、ジンファンデルの雄として知られるベッドロック(Bedrock)の2020ヴィンテージが大幅値上げになりそうな気配です。現在価格が出ているのはモンテ・ロッソのジンファンデルだけですが、2018年の希望小売価格8900円から2020年は1万3000円。為替の影響とか海運とか、値上げ要素はたくさんあるのでやむを得ないとは思いますが、これだけの値上げはかなりきついです。

まだ市場には2018年も残っているので、ジンファンデルファンは2018年をはやめにゲットしておくことをお薦めします。

ちなみにヴィナスでは96点。「エレガントでピュアで洗練されている」と書かれています。

ジンファンデルというと、濃厚で甘いといったイメージを持っている人も多いかもしれませんが、このクラスのものになると、そういうイメージはかなり変わります。特にモンテ・ロッソはエレガント系(といっても、ピノ・ノワールの薄旨な感じではなく、きれいな赤果実な感じ)の印象があります。また、畑ごとの味わいの違いもかなりあります。いわゆるテロワールによる部分もありますし、元々フィールド・ブレンドで植わっている品種の比率も違うので、カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワールなどよりも畑の違いを感じやすいかもしれません。

多くの人に、この世界を知ってほしい、と思うワインの一つです。



Date: 2022/0120 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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昨年11月に「1本100万ドル、オークションで落札新記録 ソノマの無名ワインがなぜ?」という記事で1本100万ドルという史上最高額でワインが落札された話を紹介しました。

このワインを造ったのがジェシー・カッツ(Jesse Katz)。Forbes誌の「30歳以下の30人」やワイン・エンスージアストの「40歳以下の40人のテーストメーカー」にも選ばれたことのある才人です。この人のメインのワイナリーであるアパーチャー・セラーズ(Aperture Cellars)のカベルネ・ソーヴィニヨンがしあわせワイン倶楽部に入荷しています。

ジェシー・カッツはもうひとつのワイナリーデビル・プルーフ(Devil Proof)で、カリフォルニアのマルベックとしては唯一の100点をワイン・アドヴォケイトで取得しています。このアパーチャー・セラーズのカベルネ・ソーヴィニヨンもワイン・アドヴォケイトで97点。「花のようなニュアンスを持つ素晴らしい香り」があると評価しています。ちなみにここでもマルベックが7%使われています。1万円台のカベルネ・ソーヴィニヨンとしてはかなりの高評価です。

ソノマのアレキサンダー・ヴァレーはシルバー・オークやジョーダンなど、ソノマの中でも素晴らしいカベルネ・ソーヴィニヨンが作られる地域。このワイナリーでは山麓の斜面にあるやや冷涼感のあるところでミネラル感のあるカベルネ・ソーヴィニヨンを収穫しているといいます。


Date: 2022/0111 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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2021年ヒットしたワインの一つ「スラムダンク」。品切れ時期もありましたが、今は順調に出回っているようです。

このワイン、2000円台という手に取りやすさ、果実味豊かでわかりやすいおいしさに加え、オレンジ色で映えるラベルに覚えやすい名前と売れる要素が満載。ワイン・アドヴォケイトも「ファンタスティック・ヴァリュー」と褒め称えています。

さらに有名人効果も加われば鬼に金棒というところですが、実は2022年秋にはアニメ「スラムダンク」の映画が公開されるんです。これで今年も大ヒットは間違いないでしょうね。

あと、気になるのは次のヴィンテージの味わいがどうかというところと、船便の遅れでまた品切れにならないかというところです。

現行は2019年で次の2020年はナパやソノマなどは山火事で大きな被害が出たヴィンテージ。ただ、このワインのブドウはロウダイやシエラフットヒルズのものを使っているので、おそらくは火事の影響もほとんどないだろうと思います。

もし、飲んだことない人がいたら、ぜひ飲んでみてくださいね。




Date: 2022/0105 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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「ニューカリフォルニア」系を代表するワイナリーの一つ、ブロック・セラーズが輸入元変更になり、柳屋でジンファンデルが38%割引のセールになっています。

参考:「ニューカリフォルニア」の注目株、ブロック・セラーズの魅力

ニューカリフォルニアはアルコール度数が低く、新樽は使わない、SO2は最小限、天然酵母、マイナー品種やマイナーな地区の古木の畑などのブドウを使う、といった特徴がありますが、このジンファンデルもアルコール度数は12.5%とかなり低めになっています。

畑はソノマ・ヴァレーのArrowhead Mountainとロシアン・リバー・ヴァレーのBuck Hill Vineyardをブレンド。きれいな酸や赤系果実の味わいがエレガントなワインに仕上げています。

ワイナリー価格が40ドルのところが今回は税別3200円と現地価格割れ。ニューカリフォルニア系の中にはトリッキーな味わいのものも散見されますが、これは飲みやすく取っ付きやすいワイン。ニューカリフォルニア系気になるけど飲んだことないといった人にもお薦めです。


Date: 2022/0104 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ロバート・パーカーがかつてコスパ最強として賛美していたワインがマリエッタのオールド・ヴァイン・レッドです。スティル・ワインとしては異例なノン・ヴィンテージとして作られるワインで実際に複数のヴィンテージをブレンドして作られています。品種の構成も公開されていませんが基本的にはジンファンデルをベースにしてシラーやプティ・シラーなどをブレンドしています。

年に数回のボトル詰めごとにロット番号が割り振られます。日本には現在ロット68が出回っており、71が今月入ってくるところです。このロット71はワイン・アドヴォケイトのエリン・ブルックスが昨年末の「レビュアーズ・フェイバリット」の1本に上げており、94点という高得点を付けています。

米国での価格は18ドルですが、日本は希望小売価格2500円とかなりリーズナブル。ショップによっては税込みで2000円台前半とほぼ現地価格で極めてお買い得になっています。

ワイン・イン・スタイルが輸入しているこのワイン、実は先日の試飲会でも個人的にはお気に入りの一つに入れていました。ただお薦め記事を書くときに、試飲会で書いたテイスティング・コメントが「濃厚」という部分しか読み取れず、記事に載せるのをやめてしまったという、ちょっと苦い記憶が…

そんなわけで私からもお薦めとさせていただきます。


Date: 2022/0102 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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カレラといえば「カリフォルニアのロマネコンティ」という異名を持つワイナリーとして知られています。このニックネームの由来は、ロマネコンティで働いていたことがある創設者のジョシュ・ジェンセンが、ロマネコンティの畑のブドウの枝を持ち込んで植えたという「伝説」によるものですが、こういった、正規ルートでない枝の持ち込みは「スーツケース・クローン」といって、現在は厳しく禁止されているので、一応今は否定も肯定もしない、ということになっています。

さらに、漫画「ソムリエ」で、主人公がブラインドで出されたワインを最初ロマネコンティだと思ったものの、カレラのジェンセンだと見破ったというエピソードがあり、日本ではカレラ、特にジェンセンの人気が高くなりました。

私のアカデミー・デュ・ヴァンの講座でも何回かカレラを取り上げていますが、受講生の「飲んだことがある」比率はかなり高いワインです。ただ、一方で「昔飲んだけど、最近は全く」という人も多く、意外と見過ごされているワイナリーでもあるのかもしれません。

実際にはカレラはコンスタントに高品質なワインを作り続けており、値段はほとんど上がっていないので、現在では品質に比べてかなりリーズナブルに買えるワインの一つでもあります。

カレラの単一畑は、ジェンセン、セレック、リード、ミルズ、ライアン、ド・ヴィリエの6つがありますが、特にジェンセンの人気が突出して高く、次いで超熟型のセレックとなっています。価格も概ねこの順で、ジェンセンはド・ヴィリエやライアンの倍近い価格なのですが、ワイナリー価格で見ると1.5倍程度なのでド・ヴィリエやライアンのほうがかなり現地価格に近くなっています。例えばド・ヴィリエ2017のワイナリー価格65ドルに対し、国内は税込み8300円程度と、ほぼ現地価格といっていいレベルです。

また、アカデミー・デュ・ヴァンの講座では複数の単一畑をブラインドで試飲しましたが、畑間の品質差はほとんどないというのが実感です。特に、ド・ヴィリエはジェンセンに一番近い畑であり、ややタニックなところはありますが、酒質も一番近く感じます。

現行市場に出回っている2017年はかなり評価の高い年で、ヴィナスの評価ではセレックが96、ジェンセンが95、リード、ミルズ、ド・ヴィリエが94、ライアンが93となっています。

しあわせワイン倶楽部では11日まで初売りで10%引きとなっていて、ド・ヴィリエは7000円台。この機会にお薦めです。